JP2505424Y2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP2505424Y2
JP2505424Y2 JP1989101231U JP10123189U JP2505424Y2 JP 2505424 Y2 JP2505424 Y2 JP 2505424Y2 JP 1989101231 U JP1989101231 U JP 1989101231U JP 10123189 U JP10123189 U JP 10123189U JP 2505424 Y2 JP2505424 Y2 JP 2505424Y2
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Japan
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suction
label
roll
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peripheral surface
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吉守 高橋
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はたとえば肉,魚,野菜,果実等の品物を入れ
たトレーをストレッチフィルムやシュリンクフィルムな
どによって自動包装する包装機に用いられるラベル貼付
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の包装機としては、例えば特開昭63−2726
16号公報,実公昭60−38481号公報,実公昭62−31361号
公報,実公昭63−28081号公報等のものが知られてい
る。
ところでその品物を入れたトレーをフィルムで包装し
た後にフィルム上に包装内容物の表示,製造年月日,内
容量等の表示を記入したラベルを貼付ける場合、手作業
では手間がかかるため、たとえば実公昭59−23689号公
報,実開昭55−7823号公報,特開昭60−204442号公報等
で知られているラベルの自動貼付装置を上述した包装機
等と組み合わせることによってその品物の包装作業と同
時にラベルの貼付け作業をも行うようにしたものが考え
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来構造の場合、複数枚のラベルを
貼付している台紙を引出しつつ折返して台紙からラベル
を徐々に剥離し、前記の如き包装作用をなす包装部へ給
送走行中のフィルム上に徐々に貼付けることにり、この
際作業の高速化を図るため、台紙から剥離されたラベル
をその外周面で吸引保持して上記ラベル剥離位置からラ
ベル貼付位置まで回転移送する吸引ロールを配設するよ
うなものが提案されており、この場合吸引ロールの構造
が複雑化し易く、しかも吸引効率が比較的低下し易いと
いう不都合を有している。
また、ラベル貼付位置において吸引保持されているラ
ベルをフィルム上に押し付けて貼付けるようにしている
ため、ラベルが吸引ロールから離れにくいことがあり、
フィルム上への良好なラベル貼付けができないことがあ
るという不都合を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、 複数枚のラベルRを貼着している台紙Wを引出しつつ
折返して台紙WからラベルRを剥離し、該ラベルRを吸
引ロール27の外周面で吸引保持して回転移送し、該ラベ
ルRを包装部2へ給送走行中のフィルムF上に貼付ける
ようにしたものにおいて、上記吸引ロール27を円筒状に
形成すると共にその外周面に多数の吸引穴35を形成し、
該吸引ロール27を吸引源30に接続される吸込筒31に外嵌
合し、該吸込筒31の外周面に上記ラベル剥離位置Aから
ラベル貼付位置Bに対応して吸込切欠部32を形成し、こ
の吸込切欠部32のラベル移送方向前側に隣接する上記ラ
ベル貼付位置Bに吹出開口部36aを設け、上記吸込筒31
に接続されている吸引源30の排気口30aに上記ラベル貼
付位置Bの上記吹出開口部36aに至る吸出ダクト36を接
続して構成したことを特徴とするラベル貼付装置にあ
る。
〔作用〕
複数枚のラベルRを貼着している台紙Wを引出しつつ
折返して台紙WからラベルRを剥離し、該ラベルRを吸
引ロール27の外周面で吸引保持して回転移送し、該ラベ
ルRを包装部2へ給送走行中のフィルムF上に貼付ける
ことになり、この際上記吸引源30に接続される吸込筒31
の外周面には上記ラベル剥離位置Aからラベル貼付位置
Bに対応して吸込切欠部32を形成され、吸込筒31の外周
面には円筒状にして外周面に多数の吸引穴35を有する吸
引ロール27が外嵌合されているのでラベル剥離位置Aか
らラベル貼付位置Bに至る間でのみ吸引ロール27の吸引
穴35によりラベル吸引作用がなされることになる。
そして、この吸込切欠部32のラベル移送方向前側に隣
接するラベル貼付位置Bに吹出開口部36aを設け、上記
吸引ロール27に接続されている吸引源30の排気口30aに
は上記ラベル貼付位置Bの上記吹出開口部36aに至る吹
出ダクト36が接続され、この吹出ダクト36を介して圧縮
空気が吹出開口部36aから吹き出して吸引ロール27から
ラベルRを離す作用をなす。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本考案をストレッチフィルム包装
機に適用した実施例を示し、1は機体であって、図外の
包装機体に取り付けられ、包装機体には包装作業をなす
包装部2が構成されており、包装部2へ図外の巻反から
ロール3・4を介して一対の給送ロール5・6によりフ
ィルムFが給送され、機体1の前側上部にリール受け7
を配設し、複数枚のラベルRを貼着している台紙Wを巻
いているラベル巻反8をリール受け7に回転自在に取り
付け、機体1の後側上部の巻取軸9に巻取ロール10を取
り付け、その下部の送り軸11に送りロール12を取り付
け、かつ送りロール12の側方にピン13により揺動自在な
アーム14を配設し、アーム14の先端に前記送りロール12
の外周面に図外のバネにより押接される押圧ロール15を
取り付け、巻取軸9と送り軸11とにそれぞれプーリ16・
17を取り付け、プーリ16・17間にベルト18を掛回し、巻
取軸9をモータ19により回転可能に設け、機体1の中程
に案内ロール20を軸架し、その下部に折返案内板21及び
案内板22を上下方向に対設し、案内ロール20の側方に取
付軸23を突設し、取付軸23に摩擦板24を取り付け、ラベ
ル巻反8から引き出した台紙Wを案内ロール20、折返案
内板21と案内板22との間、ロール25・26、送りロール12
と押圧ロール15との間を経て巻取ロール10に巻き付けて
構成している。
27は吸引ロールであって、機体1の下部に回転軸28を
配設し、回転軸28に可変速モータ29を連結し、機体1に
吸引ファンたる吸引源30を取り付け、回転軸28の周囲に
有底円筒状の吸込筒31を配設し、吸込筒31の外周壁31a
に案内板22対向位置、即ちラベル剥離位置Aからフィル
ムF対向位置、即ちラベル貼付位置Bに対応して開口す
る吸込切欠部32を形成し、吸込筒31の底壁31bたる後面
に吸込口33を形成するとともに前記吸引源30に接続され
る吸込路筒34を形成し、前記回転軸28に有底円筒状の吸
引ロール27を吸込筒31の外周壁31aを被う状態にして取
り付け、吸引ロール27の外周壁27aに多数個の吸引穴35
を形成している。
36は吹出ダクトであって、上記吸込切欠部32のラベル
移送方向前側に隣接する上記ラベル貼付位置Bに吹出開
口部36aを設け、この吹出開口部36aは前記吸引源30の排
気口30aに吹出ダクト36により接続されている。
この実施例は上記構成であるから、図外の送り用モー
タによりフィルムFの送りが開始すると、これと同期し
て貼付信号が出力し、所定時間、即ちフィルムFに対す
る貼付け位置に対応する時間経過後に吸引ロール27はフ
ィルムFの給送走行速度に同調して回転し、即ち吸引ロ
ール27の周速とフィルムFの走行速度とが互いに同速度
となる状態で高速回転し、第2図、第3図の如く吸引ロ
ール27の外周壁27aに吸着されているラベルRは自己貼
着力によりフィルムF上に貼付けられ、貼付完了後の貼
付開始信号が出力されてからの所定時間経過後に吸引ロ
ール27の回転は低速に切り替わるとともに送りロール12
が回転開始し、即ち吸引ロール27の周速は台紙Wの走行
速度に同期して、吸引ロール27の周速と台紙Wの走行速
度とが同速度となる状態で低速回転し、第2図、第3図
の如く台紙Wから徐々に剥離されるラベルRは吸引ロー
ル27の外周面に徐々に吸引保持され、台紙Wは巻取ロー
ル10に巻き取られ、ラベルセンサ37が次位置のラベルR
の後縁を検出してラベル検出信号を出力すると所定時間
経過後送りロール12は回転を停止し、かつ所定時間経過
後吸引ロール27は回転を停止して待機し、これを繰り返
してフィルムFへのラベルRの貼付けがなされ、図外の
送り用モータが停止してフィルムFの送りが停止し、フ
ィルムFは包装部2に一包装分送られ、包装部2でフィ
ルム包装作業が行われることになる。
この場合前記のごとく吸引源30に接続される吸込筒31
の外周面には上記ラベル剥離位置Aからラベル貼付位置
Bに対応して吸込切欠部32が形成され、吸込筒31の外周
面には円筒状にして外周面に多数の吸引穴35を有する吸
引ロール27が外嵌合されているのでラベル剥離位置Aか
らラベル貼付位置Bに至る間でのみ吸引ロール27の吸引
穴35によりラベル吸引作用がなされることになり、而し
て吸引ロール27の構造を簡素化できるとともに吸引領域
を限定できて吸引効率を向上することができる。
また、吸込切欠部32のラベル移送方向前側に隣接する
上記ラベル貼付位置Bに吹出開口部36aを設け、吸込筒3
1に接続されている吸引源30の排気口30aには上記ラベル
貼付位置Bの吹出開口部36aに至る吹出ダクト36が接続
され、この吹出ダクト36を介して吹出開口部36aより圧
縮空気が吹き出して吸引ロール27からラベルRを離す作
用が生じ、このためフィルムF上への良好なラベル貼付
が可能となる。
よって、本考案は、吸込筒31に対して回転する吸引ロ
ール27の回転移送によってラベルRの吸引と吹き出しを
自動的に切り換えるものであるので、簡単な構成にして
確実なラベルRの受け渡しが可能となる。
尚、上述した実施例では、フィルムFを伸張性のある
ストレッチフィルムを用いた包装機を例にして説明した
が、たとえば特開昭64−37333号公報や特開昭64−9132
号公報等で知られているように、外部からの加熱により
収縮するシュリンクフィルム用いて包装する包装機や延
び縮みの殆ど無いフィルムや旭化成工業株式会社(商品
名;サンテックSフィルム)等のフィルムによって包装
する包装機等においても適用できる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のごとく、複数枚のラベルを貼着してい
る台紙を引出しつつ折返して台紙からラベルを剥離し、
該ラベルを吸引ロールの外周面で吸引保持して回転移送
し、該ラベルを包装部へ給送走行中のフィルム上に貼付
けるようにしたものにおいて、上記吸引ロールを円筒状
に形成すると共にその外周面に多数の吸引穴を形成し、
該吸引ロールを吸引源に接続される吸込筒に外嵌合し、
該吸込筒の外周面に上記ラベル剥離位置からラベル貼付
位置に対応して吸込切欠部を形成し、この吸込切欠部の
ラベル移送方向前側に隣接する上記ラベル貼付位置に吹
出開口部を設け、上記吸込筒に接続されている吸引源の
排気口に上記ラベル貼付位置の上記吹出開口部に至る吸
出ダクトを接続して構成したので、ラベル剥離位置から
ラベル貼付位置に至る間でのみ吸引ロールの吸引穴によ
りラベル吸引作用がなされることになり、而して吸引ロ
ールの構造を簡素化できるとともに吸引領域を限定でき
て吸引効率を向上することができる。
しかも、吸引源の排気口と接続した吹出ダクトの吹出
開口部を吸込切欠部に隣接させてラベル貼付位置に配し
たため、吸引源から排気される圧縮空気がこの吹出開口
部から吹き出して吸引ロールからラベルを離す作用が生
じ、このためフィルム上への良好なラベル貼付が可能と
なる。
しかも、このラベル貼付機構は上述のように簡単な構
造で実現可能で、固定側である吸込筒にエアー供給手段
を集約させて設けることが可能なため装置のコンパクト
化も図れ、また、空気の吸引排出を切り換える切り換え
駆動手段などを全く講じる必要もない画期的なラベル貼
付装置となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はその全
体側面図、第2図はその部分斜視図、第3図はその部分
断面図、第4図はその部分断面図、第5図はその部分横
断面図、第6図はその斜視図である。 2…包装部、27…吸引ロール、30…吸引源、30a…排気
口、31…吸込筒、32…吸込切欠部、35…吸引穴、36…吹
出ダクト、36a…吹出開口部、A…ラベル剥離位置、B
…ラベル貼付位置、F…フィルム、R…ラベル、W…台
紙。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のラベルを貼着している台紙を引出
    しつつ折返して台紙からラベルを剥離し、該ラベルを吸
    引ロールの外周面で吸引保持して回転移送し、該ラベル
    を包装部へ給送走行中のフィルム上に貼付けるようにし
    たものにおいて、上記吸引ロールを円筒状に形成すると
    共にその外周面に多数の吸引穴を形成し、該吸引ロール
    を吸引源に接続される吸込筒に外嵌合し、該吸込筒の外
    周面に上記ラベル剥離位置からラベル貼付位置に対応し
    て吸込切欠部を形成し、この吸込切欠部のラベル移送方
    向前側に隣接する上記ラベル貼付位置に吹出開口部を設
    け、上記吸込筒に接続されている吸引源の排気口に上記
    ラベル貼付位置の上記吹出開口部に至る吹出ダクトを接
    続して構成したことを特徴とするラベル貼付装置。
JP1989101231U 1989-08-30 1989-08-30 ラベル貼付装置 Expired - Lifetime JP2505424Y2 (ja)

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JP1989101231U JP2505424Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 ラベル貼付装置

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Publication Number Publication Date
JPH0340919U JPH0340919U (ja) 1991-04-19
JP2505424Y2 true JP2505424Y2 (ja) 1996-07-31

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JP1989101231U Expired - Lifetime JP2505424Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 ラベル貼付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339200Y2 (ja) * 1973-05-31 1978-09-21
JPS6362422A (ja) * 1986-09-03 1988-03-18 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 強制停波方式

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JPH0340919U (ja) 1991-04-19

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