JPH11334156A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JPH11334156A
JPH11334156A JP14396698A JP14396698A JPH11334156A JP H11334156 A JPH11334156 A JP H11334156A JP 14396698 A JP14396698 A JP 14396698A JP 14396698 A JP14396698 A JP 14396698A JP H11334156 A JPH11334156 A JP H11334156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
label material
peeling
printer
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14396698A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nishimura
弘 西村
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状の台紙付ラベル用紙を用い、天地サイズ
の異なるラベルを確実に発行するラベルプリンタを提供
することを課題とする。 【解決手段】 ラベルプリンタ1において、帯状の台紙
付ラベル用紙aをロール状態で収納するロール収納部1
0と、該収納部10から繰り出されたラベル用紙aにお
ける台紙bからラベル素材cを剥離させる剥離ローラ1
3と、該剥離ローラ13によってラベル素材cが剥離さ
れた台紙bを巻き取る巻き取り装置20と、上記剥離ロ
ーラ13によって台紙bから剥離されたラベル素材cを
引き込みながら該ラベル素材cに所定の文字や記号等を
印字する印字部30と、該印字部30によって印字され
たラベル素材cを所定の寸法に切断する切断部40と、
該切断部40によって切断されたラベル素材cを受け取
ってラベルLを保持するラベル保持部50とが備えられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルプリンタ、
特に、台紙付ラベル素材を用いて天地サイズの異なるラ
ベルを発行するラベルプリンタに関し、ラベルプリンタ
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スパーマーケットで販売される
生鮮食料品には、その商品名を始め、単価や正味量、価
格等が印字された値付けラベル(図7参照)が貼り付け
られているが、人の目を引くために上記値付けラベルよ
り天地サイズの異なるラベルに、「広告の品」、「特価
品」等の販促文字やイラストが大きく表示されたアイキ
ャッチラベル(図8参照)と呼ばれるものが貼り付けら
れることが多くなっている。
【0003】これらの天地サイズの異なるラベルを発行
して物品に貼り付けるラベルプリンタとしては、例え
ば、特開平9−124021号公報に開示されたものが
ある。このラベルプリンタは、図9に示すような一連の
台紙bに、裏面に粘着剤を塗布した帯状のラベル素材c
を剥離可能に貼り付けてなる台紙付ラベル用紙aがロー
ル状にされたものを用い、上記ラベル素材cに所定の文
字や記号等を印字し、印字されたラベル素材cを所定寸
法に切断するための切り込みを入れた後、この切り込み
を境として台紙bから該ラベル素材cを剥がして物品に
貼り付けるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なラベルプリンタには、印字されたラベル素材を所定寸
法に切断するための切り込みを入れる切断機構が備えら
れているが、該ラベル素材の厚みは薄いものなので、切
り込みの深さの調整が難しく、ラベル素材への切り込み
が入り過ぎて台紙まで切断したり、或いは、ラベル素材
の切り込みが浅過ぎて台紙からラベルが剥がせなかった
りする恐れがあった。
【0005】そこで、本発明は、帯状の台紙付ラベル素
材を用い、天地サイズの異なるラベルを確実に発行して
物品に貼り付けるラベルプリンタを提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では次のような手段を用いる。
【0007】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、裏面に粘着剤を塗布した帯状のラ
ベル素材を台紙から剥離しながらラベル素材に文字や記
号等を印字するラベルプリンタにおいて、上記台紙付ラ
ベル素材をロール状態で収納するロール収納部と、該ロ
ール収納部から繰り出されたラベル素材を台紙から剥離
させる剥離機構と、剥離された台紙を巻き取る巻き取り
機構と、上記剥離機構によって剥離されたラベル素材に
文字や記号等を印字する印字部と、該印字部によって印
字されたラベル素材を所定の寸法に切断する切断機構
と、該切断機構によって切断されたラベルを受け取るラ
ベル保持機構とを有することを特徴とする。
【0008】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、裏面に粘着剤を塗布した帯状のラベル素
材を台紙から剥離しながらラベル素材に文字や記号等を
印字するラベルプリンタにおいて、上記台紙付ラベル素
材をロール状態で収納するロール収納部と、該ロール収
納部から繰り出された台紙付ラベル素材に文字や記号等
を印字する印字部と、該印字部によって印字されたラベ
ル素材を台紙から剥離させる剥離機構と、剥離された台
紙を巻き取る巻き取り機構と、上記剥離機構によって剥
離されたラベル素材を所定の寸法に切断する切断機構
と、該切断機構によって切断されたラベルを受け取るラ
ベル保持機構とを有することを特徴とする。
【0009】なお、上記ラベルとは、台紙からラベル素
材が剥離され、かつ、そのラベル素材に文字や記号等が
印字されて所定の寸法に切断されたものをいう。
【0010】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という)は、上記第1発明又は第2発明のラベルプリ
ンタにおいて、ラベル保持機構によって保持されたラベ
ルを受け取って物品に貼り付ける貼り付け機が、該ラベ
ル保持機構に連続して設けられていることを特徴とす
る。
【0011】上記のように構成することにより、本願各
発明によればそれぞれ次の作用が得られる。
【0012】まず、第1発明のラベルプリンタによれ
ば、剥離機構によってロール収納部から繰り出されたラ
ベル素材が台紙から剥離され、該台紙は巻き取り機構に
よって巻き取られると共に、上記ラベル素材は印字部に
よって文字や記号等が印字される。そして、印字された
ラベル素材は、切断機構に送り込まれて該切断機構によ
って所定の寸法に切断される。その後、切断されたラベ
ルは、ラベル保持機構に受け渡されて該ラベル保持機構
によって、保持されることになる。
【0013】したがって、上記切断機構に送り込まれた
ラベル素材は台紙から剥離され、かつ、そのラベル素材
に文字や記号等が印字されているので、台紙からラベル
素材を剥離させる前に該ラベル素材のみに切り込みを入
れるもののように、その切り込みが入り過ぎて台紙まで
切断したり、或いは、その切り込みが浅過ぎて台紙から
ラベル素材が剥離できなかったりして、ラベルをラベル
保持機構に受け渡すことができずに作業が中断すること
がなく、上記ラベルを確実にラベル保持機構に受け渡す
ことができる。しかも、印字領域に応じてラベル素材を
切断すれば、その印字領域によって天地サイズが異なっ
ても、その天地サイズに合わせて台紙付ラベル素材をそ
の都度変更する必要がなくなる。
【0014】また、第2発明のラベルプリンタによれ
ば、ロール収納部から繰り出された台紙付ラベル素材
は、印字部によって文字や記号等が印字される。そし
て、印字されたラベル素材は、剥離機構に送り込まれて
該剥離機構によって台紙からラベル素材が剥離され、該
台紙は巻き取り機構によって巻き取られると共に、上記
ラベル素材は切断機構に送り込まれる。その後、送り込
まれたラベル素材は、切断機構によって所定の寸法に切
断されると共に、切断されたラベルは、ラベル保持機構
に受け渡されて該ラベル保持機構によって、保持される
ことになる。
【0015】したがって、上記切断機構に送り込まれた
ラベル素材は台紙から剥離され、かつ、そのラベル素材
に文字や記号等が印字されているので、上記第1発明の
ラベルプリンタと同様の作用が得られる。
【0016】また、第3発明のラベルプリンタによれ
ば、ラベル保持機構によって保持されたラベルを受け取
って物品に貼り付ける貼り付け機が、該ラベル保持機構
に連続して設けられているので、一台のラベルプリンタ
で物品にラベルを貼り付ける作業まで行うことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0018】まず、本発明の第1の実施の形態について
説明すると、図1に示すように、この実施の形態に係る
ラベルプリンタ1は、計量及び包装済みの商品Xを所定
のステーションに搬送する搬送コンベアAの側方に立設
されたポストPの上部に、該コンベアAの上方に突出す
るように設けられている。そして、このラベルプリンタ
1に隣接して貼り付け機80が設けられている。
【0019】上記ラベルプリンタ1は、図2に示すよう
に、本体2内の上部に帯状の台紙付ラベル用紙aをロー
ル状態で収納するロール収納部10を有し、該収納部1
0に架設されたロール支持部材11に該ラベル用紙aの
ロールa′が回転自在に支持されている。上記ロール
a′からラベル用紙aが後方(図2の側面視で右側方
向)に繰り出される経路上には、該ラベル用紙aをガイ
ドするガイドローラ12と、該ラベル用紙aにおける台
紙bからラベル素材cを剥離させる剥離ローラ13とが
適宜間隔をおいて配設されている。
【0020】この剥離ローラ13によって上記ラベル用
紙aにおける台紙bからラベル素材cが剥離されるよう
になっている。該ラベル素材cを剥離した台紙bを巻き
取る巻き取り装置20が、本体2内の後部上側部(図2
の側面視で右側)に設けられている。なお、上記台紙b
が剥離ローラ13から巻き取り装置20に巻き取られる
経路上には、該台紙bを巻き取り装置20に案内する案
内ローラ14が配設されている。
【0021】また、この巻き取り装置20は、台紙bを
ロール状に巻き取って収納する収納支持部材21を有
し、図示しないがその装置20の内部に上記案内ローラ
14と巻き取り装置20との間で上記台紙bに弛みが発
生すると収納支持部材21を矢印d方向に回転させるモ
ータが備えられており、このモータが駆動することによ
って台紙bが巻き取られるようになっている。
【0022】一方、上記剥離ローラ13の下方には、下
方へ導かれたラベル素材cを前方(図2の側面視で左側
方向)に引き込む方向に反転させる反転ローラ15が配
設されており、その前方には送りローラ16と押えロー
ラ17とが近接して配設されている。
【0023】そして、これらの前方には、印字部30が
配設されている。この印字部30は、水平方向に軸支さ
れた印字ローラ31と、支持軸32に揺動可能に支持さ
れた印字ヘッド33等から構成されている。
【0024】また、図示しないがバネ等の付勢力により
上記印字ヘッド33が印字ローラ31に押し付けられて
いる。そして、ラベル素材cが印字ローラ31と印字ヘ
ッド33との間に引き込まれて、該印字ヘッド33によ
り所定の文字や記号等が該ラベル素材cに印字されるよ
うになっている。
【0025】ここで、図示しないがモータが印字ローラ
31に連結されており、そのモータが駆動して該印字ロ
ーラ31を回転させることによって、上記ロール収納部
10から切断部40までラベル素材cが送り込まれるよ
うになっている。
【0026】上記切断部40は、印字部30の前方に配
設されている。この切断部40は回転刃41と固定刃4
2等とから構成されており、ラベル素材cが回転刃41
と固定刃42との間に送り込まれ、該回転刃41の回転
により該ラベル素材cが所定寸法に切断されてラベル保
持部50にラベルLが受け渡されるようになっている。
【0027】なお、上記回転刃41は、ラベル素材cに
印字された領域を確保するように、その領域に応じて回
転するタイミングが制御されるようになっている。
【0028】また、このラベル保持部50は、図2及び
図3に示すように、ベルトコンベア51と該ベルトコン
ベア51の下方側にラベルLを吸着保持させる吸引装置
70等から構成されている。
【0029】上記ベルトコンベア51は、上記切断部4
0の前方に設けられて搬送方向eに延びる左右一対のサ
イドフレーム52,52を有し、該方向eの両端寄りに
これらサイドフレーム52,52間にそれぞれ駆動軸5
3及び従動軸54が回転自在に支持されている。
【0030】そして、上記駆動軸53には所定の間隔を
おいて複数の駆動プーリ55…55が取り付けられ、上
記従動軸54にはこれら駆動プーリ55…55に対向し
て複数従動プーリ56…56が取り付けられると共に、
これらプーリ55…55、56…56にベルト57…5
7がそれぞれ巻き掛けられている。なお、上記駆動軸5
3は駆動モータ58に連結されており、このモータ58
が駆動することによって、該駆動軸53を回転させてベ
ルトコンベア51の下方側に、後述する吸引装置70の
作動により吸着保持されたラベルLが搬送方向eに搬送
されるようになっている。
【0031】一方、上記吸引装置70は、ベルトコンベ
ア51の上方に配設されて下面に楕円形状の開口部(図
示せず)を有する箱型形状とされている。そして、この
吸引装置70には、図示していないがモータが備えられ
ており、このモータが駆動することによって、該装置7
0の内部空間に負圧が生成されて上記開口部に吸引力が
発生するようになっている。
【0032】また、上記サイドフレーム52,52の中
央部には、これらサイドフレーム52,52間にシャッ
ター軸59が回転自在に支持されており、該シャッター
軸59には、従動軸54側に向って水平方向に延びる2
本の爪部60a,60aを有するシャッター部材60が
取り付けられている。そして、これら爪部60a,60
aは、上記ベルトコンベア51の下方側に吸着保持され
たラベルLの搬送を規制するためにベルト57…57間
に位置すると共に、下方側のベルト57…57の下面よ
りさら下方に突出する形状とされている。なお、上記シ
ャッター軸59は、該軸59を所定の角度だけ回転させ
るモータ61に連結されている。
【0033】さらに、上記サイドフレーム52,52の
従動軸54側の端部には、これらフレーム52,52間
にまたがってプッシャー軸62が回転自在に支持されて
おり、該プッシャー軸62には、下方方向に延びる2本
のくの字型の爪部63a,63aを有するプッシャー部
材63が取り付けられている。そして、これら爪部63
a,63aは、上記ベルトコンベア51の下方側に吸着
保持されたラベルLを貼り付け機80に受け渡すために
ベルト57…57の間に配置されていると共に、下方側
のベルト57…57の下面より下方に突出しないように
プッシャー部材63がプッシャー軸62に取り付けられ
ている。なお、上記プッシャー軸62は、該軸62を所
定の角度だけ回転させるモータ64に連結されている。
【0034】そして、上記ラベル保持部50に隣接する
ように上記貼り付け機80の吸着ヘッド81が設されて
いる。この吸着ヘッド81は、図示しないが上記吸引装
置70と同様の吸引力を発生させる機能を有すると共
に、シリンダ(図示せず)に取り付けられて昇降可能と
されている。
【0035】次に、ラベルプリンタ1の動作について説
明する。
【0036】図2に示すように、ロール収納部10のロ
ールa′から繰り出された帯状の台紙付きラベル用紙a
は、ガイドローラ12を介して剥離ローラ13に案内さ
れる。そして、この剥離ローラ13によって上記ラベル
用紙aにおける台紙bからラベル素材cが剥離され、該
台紙bは巻き取り装置20によって巻き取られると共
に、上記ラベル素材cは印字部30に引き込まれる。
【0037】そして、このラベル素材cは、上記印字部
30における印字ローラ31と印字ヘッド32との間を
通過し、その時に該印字ヘッド32によって所定の文字
や記号等が印字されると共に、その前方の切断部40に
送り込まれる。
【0038】図4に示すように、上記切断部40に送り
込まれたラベル素材cは、該切断部40における回転刃
41と固定刃42との間に送り込まれ、この送り込み動
作が停止した時に、該回転刃41が回転することにより
印字された領域に応じて所定の寸法にラベルLが切断さ
れる。そして、所定の寸法に切断されたラベルLは、ラ
ベル保持部50に受け渡される。
【0039】このとき、受け渡されたラベルLは、ラベ
ル保持部50におけるベルトコンベア51に受け渡され
るが、吸引装置70が作動しているので該ラベルLはベ
ルトコンベア51における下方側のベルト57…57の
下面に吸着保持されることになる。また、このベルトコ
ンベア51は上記ラベルLを搬送方向eに搬送するよう
に常に作動しているので、貼り付け機80に該ラベルL
を受け渡す指示信号がコントローラ(図示せず)から出
力があるまで、該ラベルLをシャッター部材60によっ
て二点鎖線の位置に待機させる。
【0040】そして、図5に示すように、コントローラ
(図示せず)からの指示信号によって、上記シャッター
部材60が所定の角度だけ回転することになる。このと
き、上記ラベルLは、シャッター部材60による規制が
解除されるので、該ラベルLは貼り付け機80側に搬送
されると共に、上記コントローラ(図示せず)からの指
示信号によって、プッシャー部材63が所定の角度だけ
回転することにより、上記ラベルLが押し出されて貼り
付け機80に受け渡される。
【0041】図1に示すように、貼り付け機80に受け
渡されたラベルLは、吸着ヘッド81の下面に吸着保持
される。そして、シリンダ(図示せず)の作動によっ
て、上記吸着ヘッド81が降下して下方のコンベアA上
の商品XにラベルLが貼り付けられることになる。
【0042】したがって、このラベルプリンタ1によれ
ば、上記切断部40に送り込まれたラベル素材cは、ラ
ベル用紙aにおける台紙bから剥離され、かつ、そのラ
ベル素材cに所定の文字や記号等が印字されているの
で、台紙bからラベル素材cを剥離する前に該ラベル素
材cのみに切り込みを入れるもののように、その切り込
みが入り過ぎて台紙bまで切断したり、或いは、その切
り込みが浅過ぎて台紙bからラベル素材cが剥離するこ
とができなかったりして、ラベルLをラベル保持部50
に受け渡すことができずに作業が中断することもなく、
上記ラベルを確実にラベル保持部50に受け渡すことが
できる。しかも、上記ラベルLは印字された領域に応じ
て所定の寸法に切断されているので、天地サイズが異な
るラベルLであっても、その天地サイズに合わせてラベ
ル用紙aをその都度変更する必要がなくなる。
【0043】また、ラベル保持部50から受け渡された
ラベルLを商品Xに貼り付ける貼り付け機80が、該ラ
ベル保持部50に隣接して設けられているので、一台の
ラベルプリンタ1でラベルLを商品Xに貼り付ける作業
まで行なうことができる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0045】図6に示すように、この実施の形態に係る
ラベルプリンタ1′は、上記第1の実施の形態に係るラ
ベルプリンタ1と基本構造がほぼ同あるが、ラベル用紙
aにおける台紙bからラベル素材cを剥離する前に該ラ
ベル素材cに印字する部分が相違する。
【0046】つまり、ラベルロール収納部10′のロー
ルa′から繰り出された帯状の台紙付きラベル用紙a
は、印字部30′を通過することによって、該ラベル用
紙aにおけるラベル素材cに所定の文字や記号等が印字
される。そして、印字されたラベル用紙aは剥離棒1
3′によって、ラベル用紙aにおける台紙bからラベル
素材cが剥離され、該台紙bは巻き取り装置20′によ
って巻き取られると共に、上記ラベル素材cは切断部4
0′に送り込まれる。さらに、上記切断部40′に送り
込まれたラベル素材cは切断部40′によって所定の寸
法に切断されると共に、ラベルLがラベル保持部50′
に供給されて貼り付け機80′に受け渡されるようにな
っている。
【0047】また、上記ラベル素材cは、印字ローラ3
3′によって、上記ロール収納部10′から切断部4
0′まで送り込まれるようになっている。
【0048】この場合においても、上記切断部40′に
送り込まれたラベル素材cは、ラベル用紙aにおける台
紙bから剥離され、かつ、そのラベル素材cに所定の文
字や記号等が印字されているので、上記ラベルプリンタ
1と同様の作用が得られる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、まず、第1発明のラベル
プリンタによれば、切断機構に送り込まれたラベル素材
は、台紙から剥離され、かつ、そのラベル素材に文字や
記号等が印字されているので、台紙からラベル素材を剥
離させる前に該ラベル素材のみに切り込みを入れるもの
のように、その切り込みが入り過ぎて台紙まで切断した
り、或いは、その切り込みが浅過ぎて台紙からラベル素
材が剥離できなかったりして、ラベルをラベル保持機構
に受け渡すことができずに作業が中断することがなく、
上記ラベルを確実にラベル保持機構に受け渡すことがで
きる。しかも、印字領域に応じてラベル素材を切断すれ
ば、その印字領域によって天地サイズが異なっても、そ
の天地サイズに合わせて台紙付ラベル素材をその都度変
更することがないので、連続運転が可能となる。
【0050】また、第2発明のラベルプリンタによれ
ば、上記第1発明のラベルプリンタと同様の効果が得ら
れる。
【0051】また、第3発明のプリンタによれば、ラベ
ル保持機構によって保持されたラベルを受け取って物品
に貼り付ける貼り付け機が、該ラベル保持機構に連続し
て設けられているので、一台のラベルプリンタで物品に
ラベルを貼り付ける作業まで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るラベルプリンタの
配置位置示す側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るラベルプリンタの
一部を省略した内部構造を示す側面図である。
【図3】 図2のア−ア線から見た拡大平面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るラベルプリンタの
動作を説明する図である。
【図5】 同ラベルプリンタの動作を説明する図であ
る。
【図6】 他のラベルプリンタの一部を省略した内部構
造を示す側面図である。
【図7】 値付けラベルの一例を示す図である。
【図8】 アイキャッチラベルの一例を示す図である。
【図9】 台紙付ラベル用紙を説明する図である。
【符号の説明】
1,1′ ラベルプリンタ 10,10′ ロール収納部 13 剥離ローラ(剥離機構) 13′ 剥離棒(剥離機構) 20,20′ 巻き取り装置(巻き取り機構) 30,30′ 印字部 40,40′ 切断部(切断機構) 50,50′ ラベル保持部(ラベル保持機構) a 台紙付ラベル用紙(台紙付ラベル素
材) b 台紙 c ラベル素材 L ラベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に粘着剤を塗布した帯状のラベル素
    材を台紙から剥離しながらラベル素材に文字や記号等を
    印字するラベルプリンタであって、上記台紙付ラベル素
    材をロール状態で収納するロール収納部と、該ロール収
    納部から繰り出されたラベル素材を台紙から剥離させる
    剥離機構と、剥離された台紙を巻き取る巻き取り機構
    と、上記剥離機構によって剥離されたラベル素材に文字
    や記号等を印字する印字部と、該印字部によって印字さ
    れたラベル素材を所定の寸法に切断する切断機構と、該
    切断機構によって切断されたラベルを受け取るラベル保
    持機構とを有することを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 裏面に粘着剤を塗布した帯状のラベル素
    材を台紙から剥離しながらラベル素材に文字や記号等を
    印字するラベルプリンタであって、上記台紙付ラベル素
    材をロール状態で収納するロール収納部と、該ロール収
    納部から繰り出された台紙付ラベル素材に文字や記号等
    を印字する印字部と、該印字部によって印字されたラベ
    ル素材を台紙から剥離させる剥離機構と、剥離された台
    紙を巻き取る巻き取り機構と、上記剥離機構によって剥
    離されたラベル素材を所定の寸法に切断する切断機構
    と、該切断機構によって切断されたラベルを受け取るラ
    ベル保持機構とを有することを特徴とするラベルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 ラベル保持機構によって保持されたラベ
    ルを受け取って物品に貼り付ける貼り付け機が、該ラベ
    ル保持機構に連続して設けられていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のラベルプリンタ。
JP14396698A 1998-05-26 1998-05-26 ラベルプリンタ Pending JPH11334156A (ja)

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JP14396698A JPH11334156A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 ラベルプリンタ

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JP14396698A JPH11334156A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 ラベルプリンタ

Publications (1)

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JPH11334156A true JPH11334156A (ja) 1999-12-07

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ID=15351206

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009166869A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル発行装置及びラベル貼付装置
JP2020063087A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 大阪シーリング印刷株式会社 ラベル印刷装置及びラベル印刷方法

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