JPH0343300A - 彩色品の製作方法 - Google Patents

彩色品の製作方法

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JPH0343300A
JPH0343300A JP17973389A JP17973389A JPH0343300A JP H0343300 A JPH0343300 A JP H0343300A JP 17973389 A JP17973389 A JP 17973389A JP 17973389 A JP17973389 A JP 17973389A JP H0343300 A JPH0343300 A JP H0343300A
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JP
Japan
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paint
color
special
visible light
picture
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Pending
Application number
JP17973389A
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English (en)
Inventor
Sueji Tsuda
津田 末治
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KAWACHIMARU KAZUHIKO
Original Assignee
KAWACHIMARU KAZUHIKO
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特殊な塗料を用いた彩色品の製作方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来から、絵画、彫刻、染織等の美術作品や書籍、ポス
ター、広告等のメディア作品に各種の彩色作品が数多く
用いられている。これらの彩色作品は、絵具、塗料、染
料、印刷用インキなどで彩色されたものであり、自然光
や通常の光源による照明のもとで鑑賞、観覧されるもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の彩色作品は、自然光や通常の光源による照明
、すなわち可視光線のもとで見られることを前提として
製作されたものである。これらの彩色作品に用いられる
絵具、!+!!料類は、自身が発光するものではないの
で、可視光線のもとではそれぞれの色を呈するが、可視
光線の弱いところでは暗色になり、可視光線がないとこ
ろでは当然のことながら全く見えないものである。そし
て、−旦完成した作品は、彩色の内容や色白体は固定さ
れるので、見る者の意志によって内容や色を変えること
はできず、芸術作品等の鑑賞用作品は別にして、趣味、
娯楽性が主体の作品や広告作品の場合には変化がないの
で刺激性に乏しく、見る者を楽しませたり、宣伝効果を
高めるたりするのに、いま一つ不足感があった。
なお、従来から螢光塗料を用いて彩色する方法があり、
この螢光塗料を用いた作品は、照明を消したあとの暗い
状態でも彩色が見えるという利点がある。しかし、彩色
の内容や色そのものは可視光線のもとての内容や色と同
じで変化はない。
そこで本発明は、特殊な塗料を用いて彩色することによ
り、照明の切換えによって内容や色が変化する彩色作品
を製作することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の彩色品の製作方法は、その目的を達成するため
に、紫外線照射のもとでのみそれぞれの色に発光し、可
視光線のもとではどの色も乳白色に見える塗料を用いて
対象物に彩色することを特徴とする。
〔作用〕
本発明において使用する塗料は、赤、青、黄。
緑、茶、!及び朱色を表現する上程類の塗料がある。こ
れら各急用の塗料は、可視光線のもとでは何れの塗料も
半透明の乳白色の一色に見えるが、紫外線を照射したと
きにはそれぞれの色を呈するという特性がある。もちろ
ん各急用の塗料を混ぜて用いることもでき、この場合で
も可視光線のもとでは乳白色に見え、紫外線を照射した
ときに色を呈する。このような特性を有する塗料として
は、たとえば、シンドイシ株式会社の製品「ルミライト
カラー(商品名〉」(以下、特殊塗料という)を利用す
ることができる。この特殊塗料は、可視光線のもとでは
乳白色に見え、紫外線を照射したときに色を呈する粉末
製品であり、たとえば、プラスチック素材に混入して紫
外線照射による色の変化を楽しむような目的、用途が考
えられている製品である。また、このような特殊塗料の
特性を発揮させる紫外線照射器としては、たとえば、松
下電器産業株式会社の製品「ブラックライトブルー(商
品名)」(以下、特殊光源という)がある。
一方、油絵具、水彩絵具を含む通常の塗料は、可視光線
のもとではそれぞれの色を呈するが、暗いなかで紫外線
を照射したときは白色塗料は暗黒色に見え、その他の色
は色彩的には変化しないが暗色になる。
本発明は、紫外線を照射したときの上記のような塗料の
色発現の特性を応用したものである。
すなわち、本発明においては、特殊塗料のみを用いて絵
、模様1文字等を描くか、あるいは、通常の塗料を用い
て描いた絵、模様9文字等に、特殊塗料を用いて別な絵
、模様1文字等あるいは別な色を重畳して描く。このよ
うにして描いた絵。
模様9文字等に、通常光源と特殊光源を切り換えて照射
すると、切換えの前後で全く異なる彩色の絵、模様1文
字等が発現される。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明による彩色品の製作方法を具
体的に説明する。
実施例1 彫刻の表面に特殊塗料により彩色を施す。この場合、特
殊塗料による彩色を施す前の彫刻表面の色は別に制限は
ない。特殊塗料により彫刻の全表面を彩色した場合は、
可視光線のもとでは全表面が乳白色に見え、暗いなかで
特殊光源を照射したときには特殊塗料で彩色した色が見
える。また、彫刻の表面に部分的に特殊塗料で模様を描
いた場合は、可視光線のもとでは彩色前の地色と乳白色
の模様が見え、暗いなかで特殊光源を照射したときには
特殊塗料で描いた模様だけが見える。
実施例2 白紙に特殊塗料により絵を描く。可視光線のもとでは、
白地に乳白色の桧であるから離れて見ると何も描かれて
いない白紙に見え、暗いなかで特殊光源を照射したとき
には特殊塗料で描いた絵が見える。ここで、特殊塗料で
描いた絵の余白の部分は、白紙の状態のままであると特
殊光源を照射したときに明るい空色を呈するが、予め白
紙に白色の通常塗料を塗っておくと、特殊光源を照射し
たときに黒色を呈するようになる。したがって、たとえ
ば、特殊光源の照射のもとで黒色に表現したい絵の一部
、模様1文字等を描く場合は、通常の白色塗料でその部
分を描くか、または、予め白紙に白色の通常塗料を塗っ
ておき、特殊塗料で描く際に黒色に表現したい部分を残
して、可視光線で見たときにいわゆる白抜きの状態とな
るように描いておけばよい。
実施例3 水墨画に重畳して特殊塗料により彩色を施す。
この場合、原画の墨の薄い部分に重畳して彩色を施すよ
うにすれば、可視光線のもとての原画の状態を損なわず
にすむ。通常の照明を消して暗いところで特殊光源を照
射すると、水墨画は一転して彩色画となる。
実施例4 彩色画に重畳して特殊塗料により彩色を施す。
この場合、原画の色の薄い部分に重畳して彩色を施すよ
うにすれば、可視光線のもとで見たときの原画のなかに
違和感なく特殊塗料による乳白色の部分画あるいは点描
を配色することができる。この画に対して、通常の照明
を消して暗いところで特殊光源を照射すると、たとえば
、春の風景が秋の風景になったり、原画には掩かれてい
なかった人物や動物が現れてきたりする。
つぎに、上記のようにして特殊塗料により彩色を施す際
の手順について説明する。
■彩色を施す対象物が塗装や染色を施されていない物、
たとえば、白紙、白い繊維等の場合、特殊光源で照射し
たときに彩色の余白部が明るい空色に見えるようにする
か、または、余白部が黒色に見えるようにするかを決め
る。
■前記余白部が明るい空色に見えるようにしたいときは
、対象物に直接特殊塗料で彩色する。
■前記余白部が黒色に見えるようにしたいときは、対象
°物の全面に通常の白色塗料(たとえば白線具)を塗っ
たうえで、特殊塗料で彩色する。
■彩色を施す対象物が既に塗装や染色を施した物あるい
は塗料や染料を含有した物、たとえば、絵画、写真、印
刷物、塗装壁面等の場合は、対象物に直接特殊塗料で彩
色する。
■特殊塗料で彩色するどき、可視光線のもとでは特殊塗
料はどの使用のものであってもすべて半透明の乳白色に
見えるので、特殊光源を照射しながら彩色しないと色の
状態が判らない。一方、特殊光源の照射のもとでは対象
物の地色が判らない。
そこで、彩色にあたっては、通常の光源による照明と特
殊光源の照射を交互に繰り返しながら、所望の彩色を行
う。
■特殊塗料での彩色は、手書きでもよく、また、スプレ
ー吹付けやシルク印刷でもよく、仕上がり後の効果を考
えて適当な方法を用いる。
このようにして製作した彩色品を、通常の光源と特殊光
源を切り換えて照射すると、前記したように、彩色状態
の異なる絵画等が現れる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の彩色品の製作方法は、
紫外線照射のもとでのみそれぞれの色に発光し、可視光
線のもとではどの色も乳白色に見える特殊な塗料を用い
て対象物に彩色する方法である。本発明法によって製作
した彩色品は、特殊塗料による彩色によって、可視光線
のちとと紫外線照射のちととでは、異なる彩色の絵、模
様1文字等を発現する。このため、本発明法によって製
作した絵画等を、紫外線照射器と組み合わせた額縁に納
めるなどして室内に飾り、暗いなかで通常光源と紫外線
照射器とを切り換えて照射することにより、彩色の変化
を楽しむことができる。また、屋外においても、たとえ
ば、通常塗料で描いた絵や文字を描いた広告用パネルに
、特殊塗料を用いて別な絵や文字を重畳して描き、夜間
において通常光源と紫外線照射器とを切り換えて照射す
ることにより、異なる内容の広告を行うことができる。
このように本発明法は、本来はプラスチック素材に混入
して使用する目的で開発された粉末製品を塗料として絵
画等の表現技術に応用したものであり、本発明法によっ
て製作された彩色品は、非日常的な変化を生じることに
よって人の目を楽しませる作品となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、紫外線照射のもとでのみそれぞれの色に発光し、可
    視光線のもとではどの色も乳白色に見える塗料を用いて
    対象物に彩色することを特徴とする彩色品の製作方法。
JP17973389A 1989-07-11 1989-07-11 彩色品の製作方法 Pending JPH0343300A (ja)

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JPH0343300A true JPH0343300A (ja) 1991-02-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412712B1 (ko) * 2006-12-05 2014-06-30 카디오그립 아이피에이취, 인크. 프로토콜에 기초한 등척성 운동 요법을 수행하기 위한 장치, 시스템 및 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63300285A (ja) * 1987-05-30 1988-12-07 有限会社 アクシス 表示体

Patent Citations (1)

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