JPH0343123Y2 - - Google Patents

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JPH0343123Y2
JPH0343123Y2 JP1983143478U JP14347883U JPH0343123Y2 JP H0343123 Y2 JPH0343123 Y2 JP H0343123Y2 JP 1983143478 U JP1983143478 U JP 1983143478U JP 14347883 U JP14347883 U JP 14347883U JP H0343123 Y2 JPH0343123 Y2 JP H0343123Y2
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JP
Japan
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arm
binding
cutting
cutting arm
plate
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JP1983143478U
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JPS6052206U (ja
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカツタ付き結束機に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の結束機は例えば特公昭55−35290号公報
に開示されているように、基台に傾倒動可能に結
束腕を設けるとともにテープ端を保持するテープ
保持部を設け、この結束腕の先端部と、テープ保
持部との間に引き出された結束テープに被結束物
を押込みながら被結束物を載置台に載置し、結束
腕を傾倒動して被結束物を結束するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記従来の結束機にはカツタが設け
られていなかつたので次のような問題があつた。
すなわち、従来においては結束された被結束物
の見栄えをよくするために、結束機とは別に用意
されたカツタにて既に結束されている被結束物の
端部を切断して揃えるようにしていた。
そのために、結束機で被結束物を結束した後に
その被結束物を別に用意されているカツタのとこ
ろまで運んでその端部を切断しなけらばならな
い。そのためにその作業は非能率的であり、特に
生花を扱う場合には細心の注意を払つてカツタの
ところまで運んでカツタにセツトし切断しなけれ
ばならないので更にその作業性が悪いという問題
がある。
本考案は上記の問題を解決してその作業性を向
上するとともに、カツタの付設に伴つて派生する
安全性および作業性をも解決したカツタ付き結束
機を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案に係る手段は
基台に、傾倒動可能な結束腕と、テープリールか
ら引き出されたテープ端部を保持するテープ保持
手段と、被結束物が載置される載置台とを設けた
結束機において、前記基台に前記載置台の上面よ
りも高い起立板を支板を介して立設し、前記載置
台の側方に位置し、前記載置台と同一高さにして
結束後の被結束物が載置自在な定置板を前記起立
板に取り付け、回動中心が該定置板の後端側に位
置する回動自在な切断腕を設け、該切断腕に切断
刃を固定し、前記切断腕が起立した状態で前記切
断刃が収納される安全カバーを前記支板に固定
し、前記切断腕を起立し切断刃を安全カバー内に
収納した状態で切断腕および安全カバーの起立角
度が前記結束腕の起立角度に略等しく、かつ切断
腕の高さを前記結束腕の高さよりも低い高さにし
たことを特徴とするものである。
(作用) 本考案はこのように構成したので、結束が完了
した結束物(被切断物)はカツタの定置板の上に
定置される。この定置に際して、定置板の高さは
結束機の載置台の高さと等しく、かつ、定置板は
載置台の側方に設けられているので、結束終了後
の被切断物は少しの距離ずらせるだけで定置板上
に載置される。そして、次に切断腕を傾倒動する
ことにより、被切断物の端部が切断されて切り揃
えられる。このように、被切断物を載置台および
定置台上をずらせるようにして少しの距離を移動
しその端部を切り揃えるので、被切断物を傷める
ことはなく、かつ、その作業性がよい。
このようにして、被切断物の端部を切り揃えた
後に切断腕を起立すると、切断刃は安全カバー内
に収納される。そして、この収納状態において切
断腕および安全カバーは略結束腕の起立角度に等
しく起立して載置台および定置板から退避してい
るので、切断腕および安全カバーは次の結束作業
の邪魔にはならず、また被結束物の端部を切り揃
える必要がない場合でもその作業性は損なわれな
い。そして、起立状態における切断腕の高さは起
立状態にある結束腕の高さよりも低いので、結束
腕を傾倒して結束作業をする場合に、切断腕を傾
倒させる可能性が少なくなり安全性が保たれる。
また、このように切断腕および安全カバーが載
置台および定置板から退避した状態で起立してお
り、かつ、切断刃が安全カバー内に収納されてい
るので、載置台および定置板の上面に散乱してい
る切りくずの除去は安全に、かつ、容易に行なう
ことができる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について説明する。第1
図において、基台1の一端部にはテープ保持手段
3が配設されている。支持枠2にはテープリール
4と結束腕5が取り付けられており、テープリー
ル4は軸6に対して一定の摩擦力を伴つて回転可
能とされているとともに、テープリール4と軸6
との間には一方向クラツチ7が介装され、後述す
る結束腕5の起立動とテープリール4との関連を
断つようにされている。かかるテープリール4に
結束テープ8が装着される。一方、結束腕5は支
持枠2に対して回転自在に設けられた支持軸(図
示省略)を支点として起倒動可能とされ、図示を
省略したスプリングによつて起立方向に付勢され
ている。この結束腕5とテープリール4との間に
は回転伝達機構が設けられ、結束腕5の傾倒動に
連動してテープリール4をテープ巻き戻し方向に
回転させることにより、結束テープに緊張力を与
え被結束物の緊締結束を約束するようにされてい
る。
テープ保持手段3は結束腕5の傾倒時、その自
由端5aが衝合する位置に設置されている。この
テープ保持手段3は、テープリール4から引き出
された切断端部8aを保持する機能を有してお
り、結束腕5が起立状態にあるとき、結束腕5を
経て結束腕5の自由端5aとテープ保持手段3と
の間に結束テープの引き出し端部8bを張り渡し
た状態が形成される。
被結束物Aは矢印B方向から結束テープの引き
出し端部8bにあてがわれ、結束テープ8を引き
出しつつ載置台9に定置され、結束腕5を傾倒動
することによつて結束される。
基台1には第1図に示すように結束腕5と並列
にカツタ10が取り付けられている。カツタ10
は第2図および第3図に示すように、支板11を
有しており、この支板11は基台1にボルトにて
着脱可能に固定され、カツタ10は結束腕5と並
列に立設されている。支板11の両端には起立板
12,13が設けられ、起立板12と起立板13
との間には定置板14,14が架設されている。
この定置板14,14の上面は前述の載置台9の
上面と同一の高さになつている。定置板14,1
4間は後述する切断刃15の侵入を許容する間隙
を有しており、定置板14,14の下方は開放空
間が形成されて、切りくずの自由落下を可能とし
ている。
起立板13,13は定置板14,14の上面よ
り上方に突出している。この起立板13,13は
切断腕17の傾倒動を画定するストツパとして機
能し、切断刃15の切断終了位置が設定されると
ともに、結束テープでの結束後の被切断物の位置
決めと切断作業中の落下防止がはかられている。
起立板12には安全カバー16と切断腕17が
取り付けられている。切断腕17は支軸18を支
点に起倒動可能とされ、スプリング19によつて
起立方向に付勢されている。この切断腕17に切
断刃15が着脱可能に取り付けられる。
安全カバー16は切断腕17の侵入を許容し、
切断刃15を覆う大きさを有しており、ここでは
起立状態にある切断腕17の切断刃15を覆うよ
うに起立板12にボルトにて固定されている。
切断腕17および安全カバー16の起立角度は
第1図に表わされているように結束腕5の起立角
度に略等しい角度になつており、また起立状態に
ある切断腕17の高さは起立状態にある結束腕5
の高さよりも低くなつている。
第4図は切断刃15を拡大して示しており、そ
の刃20は曲線(この実施例では200R)で構成
されている。21は取り付け用ボルト挿通孔を示
す。
次に、かかる構成からなるカツタ付き結束機の
作用を第1図を参照しつつ説明する。
生花などの被結束物Aを結束テープの引き出し
端部8bにあてがい、結束テープ8を引き出しつ
つ載置台9に載置して結束腕5を傾倒動すると、
被結束物Aに結束テープが巻回され、結束テープ
による緊締結束が完了する。
次にこの結束物(被切断物C)をカツタ10の
定置板14の上に定置する。この定置に際して、
定置板14の高さは結束機の載置台9の高さと等
しく、かつ、定置板14は載置台9の側方に設け
られているので、結束終了後の被切断物Cは少し
の距離ずらせるだけで定置板14上に載置され
る。そして、次に切断腕17を傾倒動することに
より、被切断物Cの端部が切断されて切り揃えら
れる。このように、被切断物Cを載置台9および
定置台14上をずらせるようにして少しの距離を
移動しその端部を切り揃えるので、被切断物Cを
傷めることはなく、かつ、その作業性がよい。
また、切断刃15の刃20は曲線状に形成され
ており、かつ、起立板13が定置板14の上面か
ら突出した状態で設けられているので、被切断物
Cをこの起立板13にて位置決めし切断刃15に
て切断することにより、被切断物Cは丁度引き切
りされる状態で切断される。これにより、被切断
物Cの端部は寄麗に切り揃えられて、製品として
の見栄えが保たれる。
このようにして、被切断物Cの端部を切り揃え
た後に切断腕17を起立すると、切断刃15は安
全カバー16内に収納される。そして、この収納
状態において切断腕17および安全カバー16は
略結束腕5の起立角度に等しく起立して載置台9
および定置板14から退避しているので、切断腕
17および安全カバー16は次の結束作業の邪魔
にはならず、また被結束物Aの端部を切り揃える
必要がない場合でもその作業性は損なわれない。
そして、この起立状態における切断腕17の高
さは起立状態にある結束腕5の高さよりも低いの
で、結束腕5を傾倒して結束作業をする場合に、
切断腕17を傾倒させる可能性が少なくなり安全
性が保たれる。
また、このように切断腕17および安全カバー
16が載置台9および定置板14から退避した状
態で起立しており、かつ、切断刃15が安全カバ
ー16内に収納されているので、載置台9および
定置板14の上面に散乱している切りくずの除去
は安全に、かつ、容易に行なうことができる。
以上、本考案の一実施例を説明したが、本考案
は上記実施例に限定されることなく、実用新案登
録請求の範囲に記載の範囲内で種々の変形例を包
含するものである。
例えば 手動結束機をもつて説明したが、駆動モー
タ、エアシリンダなどの駆動源をもつて結束腕
を起倒動する周知の自動結束機でもよい。
カツタ10を手動式をもつて説明したが、切
断腕17の起倒動を結束腕5と連動するよう
に、例えば結束腕5に、結束腕5が適宜傾倒位
置で切断腕17と係合する、係合ピンを植設す
るなどの手段により、連動関係をもたせるもの
であつてもよい。その場合にあつては、被結束
物Aの結束位置でそのまま結束、切断するよう
にすることが好ましい。
また、上記、の構成とした場合、安全カ
バー16を切断腕17と連動するようにして安
全性を高めることもできる。
更に、切断刃15の刃20は外側に凸となる
曲線の構成のものをもつて説明したが、引きき
り効果の期待しうる内側に凹となる曲線をもつ
て構成するものでもよい。
(効果) 以上詳述した通り本考案によれば、結束機の載
置台の側方に同一高さの定置板を設け、回動中心
がこの定置板の後端側に位置し切断刃を備えた回
動自在な切断腕を設けたので、被切断物の移動を
少なくして切断することができ、その作業性を向
上するとともに被結束物の損傷を少なくすること
ができる。
また、切断腕が起立した状態で切断刃が収納さ
れる安全カバーを設け、切断腕を起立し切断刃を
安全カバー内に収納した状態で切断腕および安全
カバーの起立角度が結束腕の起立角度に略等し
く、かつ切断腕の高さを前記結束腕の高さよりも
低い高さにしたので、切断腕および安全カバーは
載置台および定置板から退避させることができ、
カツタ付き結束機の結束作業時における作業性お
よび安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカツタ付き結束機の側面
図、第2図はカツタ部の側面図、第3図はカツタ
部の正面図、第4図は切断刃の正面図である。 1……基台、3……テープ保持手段、5……結
束腕、8……結束テープ、10……カツタ、11
……支板、12……起立板、13……起立板、1
5……切断刃、17……切断腕、20……刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に、傾倒動可能な結束腕と、テープリール
    から引き出されたテープ端部を保持するテープ保
    持手段と、被結束物が載置される載置台とを設け
    た結束機において、前記基台に前記載置台の上面
    よりも高い起立板を支板を介して立設し、前記載
    置台の側方に位置し、前記載置台と同一高さにし
    て結束後の被結束物が載置自在な定置板を前記起
    立板に取り付け、回動中心が該定置板の後端側に
    位置する回動自在な切断腕を設け、該切断腕に切
    断刃を固定し、前記切断腕が起立した状態で前記
    切断刃が収納される安全カバーを前記支板に固定
    し、前記切断腕を起立し切断刃を安全カバー内に
    収納した状態で切断腕および安全カバーの起立角
    度が前記結束腕の起立角度に略等しく、かつ切断
    腕の高さを前記結束腕の高さよりも低い高さにし
    たことを特徴とするカツタ付き結束機。
JP14347883U 1983-09-16 1983-09-16 カツタ付き結束機 Granted JPS6052206U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14347883U JPS6052206U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 カツタ付き結束機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14347883U JPS6052206U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 カツタ付き結束機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052206U JPS6052206U (ja) 1985-04-12
JPH0343123Y2 true JPH0343123Y2 (ja) 1991-09-10

Family

ID=30320252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14347883U Granted JPS6052206U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 カツタ付き結束機

Country Status (1)

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JP (1) JPS6052206U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52152400A (en) * 1976-06-12 1977-12-17 Nichiban Kk Binder
JPS549078A (en) * 1977-05-25 1979-01-23 Dahle Buero Zeichengeraete Cutting device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52152400A (en) * 1976-06-12 1977-12-17 Nichiban Kk Binder
JPS549078A (en) * 1977-05-25 1979-01-23 Dahle Buero Zeichengeraete Cutting device

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JPS6052206U (ja) 1985-04-12

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