JP3171217U - 車椅子格納装置 - Google Patents

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藤雄 亀田
藤雄 亀田
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【課題】車椅子が車両に接触するのを確実に防止することができる車椅子格納装置を提供する。【解決手段】車椅子格納装置は、車両のルーフに固定可能な固定台3と、この固定台3の上に配置され車両の前後方向に対して一定の長さを有する可動台11と、この可動台11に固定され車椅子を吊り上げる吊り上げ装置9とを備え、吊り上げ装置9は、可動台11に対して上下方向に回動し、車椅子の格納時に車椅子を下方から支持するようになった支持部材27と、この支持部材27に対してスライド可能に支持され車椅子を降ろすときに車体と車椅子との間に介在するようになったスライド部材29とを備え、可動台11は、車両の前後方向に延びている第一位置と、この第一位置からほぼ90度回転した第二位置との間で、固定台3に対して所定の軸周りに回転移動するようになっている。【選択図】図3

Description

本考案は、車椅子格納装置に関し、特に、車両のルーフに取り付けられる車椅子格納装置に関する。
従来から、車両のルーフに取り付けられる、車椅子を収納するための車椅子格納装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2009−78679号公報
特許文献1の車椅子格納装置は、ルーフに固定された固定架台と、固定架台に対して車幅方向にスライドする可動架台と、可動架台に設けられた吊り装置とを備えている。吊り装置は、車椅子を吊るためのフックが固定されたベルトと、ベルトを巻き取るためのドラムと、可動架台に対して回動可能な車椅子支持部と、車椅子支持部に対してスライド可能に構成された可動枠とを備えている。また、可動枠には、車椅子を吊り上げるときに車椅子を拘束するための拘束バーが設けられている。そしてこの吊り装置によって車椅子を吊り上げる場合、先ず、車椅子をベルトの先端のフックに引っ掛けた状態でドラムを回転させてベルトの巻き取りを開始する。そしてベルトが所定量巻き取られると、車椅子が拘束バーによって拘束される。そしてベルトをさらに巻き取るとフックが可動枠のベルト挿通部に引っ掛かるので、これにより可動枠がベルトによって吊り上げられるようになる。そしてこの状態でベルトをさらに巻き取ることで、可動枠が車椅子支持部と重なる位置まで吊り上げるようにしている。そして可動枠と車椅子支持部が重なって車椅子を格納部に格納できる状態になると、車椅子支持部は、巻き取られるベルトの引っ張り力によって車椅子支持部が水平になるまで可動架台に対して回動する。
しかしながら、引用文献1の車椅子格納装置は、可動架台を固定架台に対して車幅方向にスライドさせて車椅子の出し入れを行うものであるので、車椅子支持部及び可動枠の長さが車両の車幅方向長さによって制限されてしまう。即ち、引用文献1の車椅子格納装置では、吊り装置の車椅子支持部及び可動枠が重なった状態で、重なった車椅子支持部及び可動枠がルーフから車幅方向にはみ出さないようにする必要がある。従って、引用文献1の車椅子格納装置では、吊り装置の車椅子支持部及び可動枠の長さを、ルーフの車幅方向の長さよりも長くすることができない。そしてこのような長さの制限があると、一定の車種によっては、車椅子を降ろすときに可動枠及び車椅子支持部を展開した状態で可動枠の長さが足りなくなり、その結果、車椅子が車両に接触してしまうという問題があった。
そこで本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、車椅子が車両に接触するのを確実に防止することができる車椅子格納装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本考案は、車両のルーフに取り付けられる車椅子格納装置において、車両のルーフに固定可能な固定台と、この固定台の上に配置され車両の前後方向に対して一定の長さを有する可動台と、この可動台に固定され車椅子を吊り上げる吊り上げ装置とを備え、吊り上げ装置は、可動台に対して上下方向に回動し、車椅子の格納時に車椅子を下方から支持するようになった支持部材と、この支持部材に対してスライド可能に支持され車椅子を降ろすときに車体と車椅子との間に介在するようになったスライド部材とを備え、可動台は、車両の前後方向に延びている第一位置と、この第一位置からほぼ90度回転した第二位置との間で、固定台に対して所定の軸周りに回転移動するようになっている。
このように構成された本考案によれば、支持部材を可動台に対して回動させて地面に対して垂直方向に延びるようにし、支持部材に対してスライド部材をスライドさせて下向きに延ばすことで、スライド部材を車体と車椅子との間に介在させることができる。そして、支持部材を支持している可動台は、固定台に対して回動するようになっているので支持部材及びスライド部材を収容するときに支持部材及びスライド部材を車両の前後方向に延びる姿勢で収容することができる。そしてこのときスライド部材によって車体を保護することができる範囲は、支持部材及びスライド部材の上下方向の長さによって規定されるが、本考案によれば、支持部材及びスライド部材は、車両の前後方向に延びる姿勢で収容可能になっているので、支持部材及びスライド部材の長さを従来の構造と比較して長くすることができる。
以上のように本考案にかかる車椅子格納装置によれば、車椅子が車両に接触するのを確実に防止することができる。
本考案の実施形態による車椅子格納装置を載せた車両の側面図である。 車椅子格納装置を車両後方側から見た背面図である。 カバーを外した状態での車椅子格納装置の上面図である。 ベルトの先端のフックの一例を示す斜視図である。 支持部材及びスライド部材を示す上面図である。 可動台及びアクチュエータの概略図である。 展開状態の支持部材及びスライド部材を示す側面図である。 可動台の回転軸を決定する方法を説明するための線図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施形態による車椅子格納装置について説明する。図1は、車椅子格納装置を載せた車両の側面図である。図1に示すように、車椅子格納装置1は、車両のルーフの上に取り付けられており、折りたたんだ状態の車椅子を格納することができる。この車椅子格納装置1は、ルーフに固定される固定台3と、この固定台3の上に配置され車椅子を覆うようになったカバー5とを備えている。カバー5は、側面視したときに車両後方に向けて厚さが漸増するような流線形を有しており、車両の走行時の空気抵抗を減らすようになっている。また、固定台3及びカバー5の車両前方側縁部は、その中央部から車幅方向に向かうに従って車両後方側に向けて流れるような流線形を有しており、走行時の空気抵抗を減らすようになっている。
図2は、車椅子格納装置を車両後方側から見た背面図である。図2に示すように、カバー5は、車椅子格納装置1の車幅方向の一方の端部に対して回動可能に取り付けられており、車幅方向の他方の端部にはロック機構7が設けられている。このロック機構7は、鍵を用いて開錠するもの、又は手で回すことができるボルトを締結するようになったものによって構成されている。これにより、カバー5は、ユーザの手によって、固定台3に対して回動できるようになっている。また、カバー5と固定台3の間にはストッパアーム5aが設けられており、カバー5を開いたときに、ストッパアーム5aが延びてロック状態になる。これにより、カバー5が開いた状態で、カバー5を保持するようになっている。また、ストッパアーム5aに代えて、支え棒を用いてカバー5を開いた状態で保持するようにしてもよい。
図3は、カバーを外した状態での車椅子格納装置の上面図である。図3に示すように、車椅子格納装置1は、車椅子を吊り上げることができる吊り上げ装置9と、固定台3に対して相対移動するようになった可動台11と、固定台3と可動台11とを連結し固定台3に対して可動台11を相対移動させるためのアクチュエータ13とを備える。可動台11は、所定の角パイプを連結させたフレーム構造を有している。この可動台11の車両前方側には、吊り上げ装置9等の部品を可動台11に取り付けるためのビーム15が渡されている。一方で、車両後方側には、このようなビームが渡されておらず、可動台11を上面視したときに可動台11の車両後方側に開口17が形成されるようになっている。
吊り上げ装置9は、先端にフック19が取り付けられたベルト21と、ベルト21を巻き上げ、または繰り出すためのドラム23と、ドラム23を回転駆動させるモータ25と、可動台11に対して上下方向に回動し、車椅子の格納時に車椅子を下方から支持するようになった支持部材27と、この支持部材27に対してスライド可能に支持され車椅子を降ろすときに車体と車椅子との間に介在するようになったスライド部材29とを備える。
モータ25は、例えば可逆モータによって構成されており、ベルト21のフック19が取り付けられた先端とは反対側の後端が固定されたドラム23を回転駆動するようになっている。そしてモータ25を正回転させることでベルト21を巻き取り、逆回転させることによってベルト21を繰り出すようになっている。また、ベルト21の先端のフック19は、車椅子に設けられている吊り上げベルトに引っ掛かるようになっている。
図4は、ベルトの先端のフックの一例を示す斜視図である。図4に示すように、フック19は、ベルト21の先端に対して着脱自在になった取り付け部31と一体に形成されている。そして取り付け部31は、例えばユーザが手で締めたり緩めたりすることができる蝶ネジ33を用いてベルト21に対して取り付け可能になっている。これにより、例えばモータ25が故障した場合であっても、特別な工具を使用せずに、ベルト21からフック19を容易に取り外すことができる。
図5は、支持部材及びスライド部材を示す上面図である。支持部材27は、可動台11の車両前後方向の長さの半分程度の長さを有するフレーム構造を有している。そしてこの支持部材27は、可動台11の車両前後方向のほぼ中央において車幅方向に延びるビーム35回りにおいて上下方向に回動できるようになっている。この支持部材27の可動範囲は、車椅子の収納時の姿勢であるほぼ水平な位置と、車椅子を出し入れするときの姿勢である、地面に対してほぼ垂直な位置との間である。支持部材27は、その水平位置において、車両前方側の端部37aが、ビーム35よりもわずかに車両前方側に位置するようになっており、上面視したときに支持部材27の大部分が可動台11の開口17上に位置するようになっている。また、支持部材27の車幅方向両側には、各々、吊り上げ装置によって吊り上げられた車椅子を所定位置に保持するための保持部39が設けられている。また、支持部材27は、水平位置における前方側端部37aと後方側端部37bとの間に延び、スライド部材29をスライド可能に保持するための2本のレール41,43が設けられている。2本のレール41,43は、スライド部材29の幅に相当する間隔をもって配置されている。
スライド部材29は、梯子状のフレーム構造を有しており、その両側において延びる2本の平行な長手方向部材45,47が、支持部材の2本のレール41,43にそれぞれ係合するようになっている。また、スライド部材29は、吊り上げ装置9のベルト21を通すことができ、且つフック19の取り付け部31を通さない大きさの開口を有するスライド吊り上げ部49を有する。そしてベルト21をスライド吊り上げ部49に通した状態では、ドラム23に取り付けられたベルト21の他端と、ベルト21の先端のフック19及び取り付け部31との間にスライド吊り上げ部49が介在した状態になる。これにより、モータ25によってベルト21を巻き取るとフック19の取り付け部31がスライド吊り上げ部49に接触してスライド部材27ごと吊り上げられるようになっている。また、このスライド吊り上げ部49は、梯子状のフレーム構造を有するスライド部材29の何れのビームにも取り付けられるように構成されており、このスライド吊り上げ部49の取り付け位置を調整することによって、スライド部材29がスライドできる距離を、車椅子格納装置1が取り付けられる車の全高に応じて調整することができるようになっている。
図3に示すように、アクチュエータ13は、一端がアーム部51に取り付けられており、他端が可動台11の車幅方向一方側の端部近傍に取り付けられている。アクチュエータ13の一端が取り付けられるアーム部51は、固定台3に対して固定されている。このアーム部51は、可動台11の開口53を通して固定台3から可動台11の上方まで突出した軸部55と、この軸部55から車両後方に向けて延びる支持部57とを備える。この支持部57は、軸部55に対して固定されている。そしてアクチュエータ13の一端は、支持部57の先端に回動可能に支持されており、これによりアクチュエータ13は、この支持部57の先端を軸として水平面内で回動することができるようになっている。また、アクチュエータ13の他端は、可動台11の支持部59に回動可能に支持されている。この可動台11の支持部59は、可動台11の車幅方向一方の側に延びるフレーム61の車両前後方向中央付近に形成されている。そして可動台11は、車幅方向における支持部59が設けられている側に向けて回動する。可動台11の支持部59は、ユーザの手によって取り外し可能なピンを用いてアクチュエータ13の他端を回動可能に支持するようになっている。このような取り外し可能なピンを用いることによって、例えばアクチュエータ13が故障した場合においても可動台11からアクチュエータ13を容易に取り外し、可動台11を手で動かすことができる。
次に、このような車椅子収納装置の動作について説明する。
図6は、可動台及びアクチュエータの概略図であり、車椅子収納装置を作動させたときの可動台及びアクチュエータの動きを説明するためのものである。この図では、固定台上3に収納された状態の可動台11を実線で示し、アクチュエータ1を作動させた状態の可動台11を破線で示す。可動台11が固定台3上に収納された状態でアクチュエータ13を作動させると、アクチュエータ13が延び始めることによりアクチュエータ13に軸力が発生し、アクチュエータ13の他端が、可動台11の支持部59を押し始める。そして可動台11の支持部59が押されると、可動台11はアーム部51の軸部55を中心に回動し始める。このときアクチュエータ13の両端は、各々可動台及びアーム部51にピン接合されているのでアクチュエータ13の回動は可動台11の回動の妨げとはならない。そして可動台11が90度回動して展開状態になった後、モータ25を駆動させる。モータ25を駆動させるとベルト21が徐々に繰り出されるので、支持部材27は、支持部材27の自重及び車椅子の重量によってビーム35を中心に下向きに回動し始める。またこのときベルト21とスライド部材29のスライド吊り上げ部49が係合しているので、ベルト21が徐々に繰り出されると、スライド部材29は自重でベルト21の繰り出しに併せて支持部材27に対して下向きにスライドする。
図7は、展開状態の支持部材及びスライド部材を示す側面図である。スライド部材29が支持部材27に対して最下端までスライドすると、ベルト21のフック19とスライド部材29のスライド吊り上げ部49との係合が外れ、フック19だけが下向きに移動する。これによりフック19に引っ掛けられた車椅子を地面まで運ぶことができる。そしてこのとき車両と車椅子の間には、スライド部材29が介在しているので車椅子の降下中に車椅子が揺れたとしても、車椅子が車両に衝突するのを防止することができる。
以上のように、本考案の実施形態による車椅子格納装置1によれば、車椅子格納装置の可動台を固定台に対して回転駆動させて展開するようになっているので、支持部材27及びスライド部材29を収納したときの長さがルーフの幅によって制限されることがない。また、上述した車椅子格納装置1によれば、車椅子の吊り上げ中又は降下中に、支持部材27に設けられた保持部39によって車椅子を保持することができるので、車椅子を車両から離れた位置に停止させた場合でも、容易に車椅子を収納することができる。即ち、本実施形態による車椅子格納装置1では、車椅子を支持部材27の高さまで上昇させたときに、車椅子が支持部材27に近接した位置にあれば良いので、車椅子を車両から離れた位置に停止させた場合には、ベルト21を引っ張ってフック19を車椅子に引っ掛けた状態でモータ25によってベルト21を巻き取って車椅子を上昇させたとしても、車椅子が支持部材27の高さまで上昇するころには車椅子は支持部材27の方向(車幅方向内側)に引き寄せられているので、ベルト21を巻き取り続けることによって自動的に車椅子を保持部39に向けて移動させることができる。
また、上述の実施形態による車椅子格納装置1では、カバー5を固定台3に対して開閉可能にし、アクチュエータ13を可動台11に対して着脱自在にし、さらにベルト21をフック19に対して着脱自在にしているので、例えばアクチュエータ13又はモータ25が故障して作動しなくなった場合にも、車椅子格納装置1から車椅子を容易に取り出すことができる。この場合、先ず、ユーザは、ロック機構7を開錠し、固定台3に対してカバー5を回動させることによって車椅子を露出させる。そしてユーザは、可動台11の支持部59のピンを外すことによって可動台11とアクチュエータ13とを切り離す。これにより、可動台11を手で回動させることができるようになる。その後、ユーザが、手で蝶ネジ33を緩めてベルト21をフック19から外すことによって、車椅子がベルト21から解放されるので、モータ25が故障してベルト21を繰り出すことができなくなったとしても、車椅子を可動台11から降ろすことができるようになる。
図8は、可動台の回転軸を決定する方法を説明するための線図である。この図では、固定台上に収納された状態の可動台11を実線で示し、車椅子を降ろすために展開している状態の可動台11´を破線で示している。可動台11の回転軸を決定するためには、先ず、可動台を展開したい位置を決定する。次に、長方形を有する可動台11の四個の角のうち任意の2つの角A、角Bを選択する。そして、角Aと角Aの展開状態での位置A´とを結ぶ直線の垂直二等分線と、角Bと角Bの展開状態での位置B´とを結ぶ直線の垂直二等分線との交点Xを決定する。こここで決定した位置Xが可動台11の回転軸となるので、この位置Xにアーム部51の軸部55を取り付ける。このような決定方法を用いることにより、車種や車両の形状に応じて適切な展開位置を選択することができる。
尚、本考案は、上述の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各構成は、本考案の範囲を逸脱することなく適宜変更することができる。
例えば、上述の実施形態では、右ハンドル車使用の車椅子格納装置について詳述したが、本考案による車椅子格納装置を左ハンドル車において用いることも可能である。この場合、可動台11の支持部59を車幅方向左側に設けるようにする。
1 車椅子格納装置
3 固定台
9 吊り上げ装置
11 可動台
13 アクチュエータ
19 フック
21 ベルト
27 支持部材
29 スライド部材
51 アーム部
55 軸部

Claims (6)

  1. 車両のルーフに取り付けられる車椅子格納装置において、
    車両のルーフに固定可能な固定台と、
    この固定台の上に配置され車両の前後方向に対して一定の長さを有する可動台と、
    この可動台に固定され車椅子を吊り上げる吊り上げ装置とを備え、
    前記吊り上げ装置は、
    前記可動台に対して上下方向に回動し、車椅子の格納時に車椅子を下方から支持するようになった支持部材と、
    この支持部材に対してスライド可能に支持され車椅子を降ろすときに車体と車椅子との間に介在するようになったスライド部材とを備え、
    前記可動台は、車両の前後方向に延びている第一位置と、この第一位置からほぼ90度回転した第二位置との間で、前記固定台に対して所定の軸周りに回転移動するようになっていることを特徴とする車椅子格納装置。
  2. 前記固定台に対して前記可動台を回転移動させるためのアクチュエータと、
    アクチュエータの一端を前記所定の軸からオフセットした位置で支持するアーム部とを備える、請求項1に記載の車椅子格納装置。
  3. 前記アクチュエータの他端は、前記可動台に対して着脱自在に取り付けられている、請求項2に記載の車椅子格納装置。
  4. 前記固定台の上に配置された車椅子を覆うカバーを備え、このカバーは、前記固定台に対して開閉自在に取り付けられている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の車椅子格納装置。
  5. 前記吊り上げ装置は、車椅子の吊り上げベルトと係合するフックと、
    このフックに取り付けられたベルトと、
    このベルトを巻き取るようになったドラムと、
    このドラムを回転駆動させるモータとを備え、
    前記フックは、ベルトに対して着脱自在に取り付けられている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の車椅子格納装置。
  6. 前記ベルトは、前記フックに対して着脱自在に取り付けられている、請求項5に記載の車椅子格納装置。
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