JP2582344B2 - 紙ロール等の開封装置 - Google Patents

紙ロール等の開封装置

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JP2582344B2 JP6254834A JP25483494A JP2582344B2 JP 2582344 B2 JP2582344 B2 JP 2582344B2 JP 6254834 A JP6254834 A JP 6254834A JP 25483494 A JP25483494 A JP 25483494A JP 2582344 B2 JP2582344 B2 JP 2582344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙ロールの包装用紙であ
るワンプを取除くための開封装置に係り、特に紙ロール
を密着包装しているワンプを簡単に剥くことができるよ
うにした紙ロール等の開封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷用紙として供給される紙ロールは、
輸送時の保護のため、防水紙等からなる包装紙としての
ワンプによって覆われており、使用に際してワンプ剥き
作業が行なわれる。このようなワンプ剥き作業は、従来
から作業者がナイフカッタを手に持って直接ワンプを切
裂くようにして行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワンプ
は紙ロールの表面を圧密着状態で被覆しているため、ワ
ンプ剥き作業は非常に困難な作業となっており、カッタ
ナイフによる手作業では迅速にワンプ剥きを行なうこと
ができない欠点があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点に着目
し、簡易迅速にできるだけ手作業によらずにワンプ剥き
作業を行なうことができるようにした紙ロールのワンプ
剥き用の開封装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る紙ロール等の開封装置は、定位置に載
置された紙ロールの軸方向に沿うガイドレールを設ける
とともに、このガイドレールに案内されて前記紙ロール
の軸方向に移動可能な走行手段を設け、この走行手段に
は紙ロール外面に倣う平滑面を有するガイド板部および
このガイド板部の外面にT字状断面をなすように背びれ
状に立設した刃部とを設けてカッタ先端を先鋭に形成し
たカッタを取り付けることにより、当該カッタを前記紙
ロール外面とロール包装用ワンプとの間の高さにてロー
ル軸方向に沿って移動しワンプ開封可能に取り付けた構
成とした。
【0006】また、他の発明に係る紙ロール等の開封装
置は、紙ロールを定位置で回転可能に支承する少なくと
も一対のローラを備えたロール支持手段と、前記紙ロー
ルの端部表面に向けて突出可能に取り付けられ回転する
紙ロールのワンプ鏡面を切取り可能な鏡面カッタと、紙
ロールの外面に倣う平滑面を有するガイド板部およびこ
のガイド板部の外面にT字状断面をなすように背びれ状
に立設した刃部とを有しカッタ先端を先鋭に形成した側
面ワンプカッタとを備え、前記側面ワンプカッタを紙ロ
ール外面に沿って軸方向に移動可能に取り付けた構成と
したものである。この場合において、カッタが入り易く
紙ロールとワンプ鏡面部とを引離すようにワンプ鏡面部
を外側に引張るための負圧吸引手段を設けるようにして
もよい。
【0007】
【作用】上記構成に係る紙ロール等の開封装置によれ
ば、紙ロール端からワンプとロール紙の境界部分にカッ
タ先端を差込み、ロールの軸方向に沿ってカッタを滑ら
せるようにする。カッタはその断面がT字状になってガ
イド板部がロール表面に倣って円滑に滑り移動し、ロー
ル半径方向に沿う刃部がその高さを増大するように形成
されているので、ワンプは容易に切裂かれ、ロール紙と
分離される。作業者はカッタ先端をワンプとロール紙の
間に差込み、ロール軸方向に移動させるだけなので、簡
単にかつワンプだけを対象として切開くことができ、安
定したワンプ剥き作業を行なうことができる。
【0008】このようなカッタを用いた本発明に係る紙
ロールの開封装置では、上記カッタがガイドレールに案
内される走行手段に取り付けられているので、半自動的
にカッタを走行させてワンプ剥きを行わせることができ
る。すなわち、紙ロールと包装用ワンプの境界部分にカ
ッタ先端を差込む位置決めを行うだけでよく、その後は
ガイド手段によって走行させればより簡単にワンプ剥き
作業を行うことができる。
【0009】このとき、カッタの先端にワンプ巻された
紙ローラの外表面に先行して接触転動する位置決めロー
ラを設け、当該ローラの接触面とカッタの接触面にワン
プ厚さに相当するギャップを設定してカッタを走行させ
るようにすれば、適正にワンプのみをカッティングする
ことができる。したがって、カッタの差込み位置が正確
に設定でき、無駄にロール紙を切取ることがなく、カッ
ティング作業を迅速に行なうことができる。この場合、
カッタの往復駆動手段を設けておくことにより、開封作
業の自動化を図ることができる。
【0010】更に他の発明に係る開封装置では、予めワ
ンプ包装された紙ロールを支持ローラ上に載せて回転さ
せ、鏡面カッタをワンプ厚さ相当分だけ突出させる。こ
れにより、ワンプの鏡面部は分離され、鏡面ワンプを除
去することができる。次いで、側面ワンプカッタをロー
ル端面の所定位置すなわち紙ロールの外表面とワンプと
の間となる高さに設定し、側面ワンプカッタを紙ロール
軸方向に移動させる。これにより紙ロールの全面の開封
が行なわれ、開封作業の全自動化が可能になる。この場
合において、ロール紙の端部をカッタによって傷つける
と使用できなくなるので、側面ワンプカッタに前記位置
決めローラを付帯させて、正確に位置を決め、また、ワ
ンプ鏡面部とロール紙端部を引離してカッタを入れ易く
することができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る紙ロールの開封装置の
具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】紙ロール10はロール芯12に印刷用紙を
巻回したもので、輸送のためにロール紙の外周面には防
水紙などからなるワンプ14が巻付けられている。ワン
プ14は紙ロール10の側面に巻かれる側面ワンプ16
と端面を覆う鏡面ワンプ18とからなり、紙ロール10
が巻き緩まないように緊張状態で被覆されている。
【0013】このような紙ロール10を被覆しているワ
ンプ14は印刷作業時の紙供給に際して除去されるが、
特に側面ワンプ16を除去するのに好適な側面ワンプカ
ッタ20を図4〜図5に示す。図示のように、このカッ
タ20は紙ロール10の外周面に倣う湾曲面を有するガ
イド板部22と、このガイド板部22の外面にT字状断
面をなすように魚の背びれ状に立設した刃部24とを有
するカッタ形状とするとともに、カッタ先端を先鋭に形
成したものとなっている。
【0014】すなわち、ガイド板部22はその横断面に
おいて、対象の紙ロール10の外縁と同等な円弧面26
を有し、紙ロール10の外周面に密着できるような底面
形状とされている。また、ガイド板部22の平面形状は
先端を先細り形状となし、鋭角に先端を突出させてお
り、紙ロール10と側面ワンプ16との間の紙隙間に容
易に差込むことができるように形成されている。
【0015】一方、上記ガイド板部22の背部中央には
魚の背びれ状に突出した刃部24が一体的に形成されて
おり、前記ガイド板部22とともに断面逆T字に類似し
た形状をなしている。このような刃部24はガイド板部
22の先細り先端形状に対応して先端に向って高さが漸
減されており、カッタ20は先端に至るにしたがって逆
T字状の断面積を順次小さくし先端が先鋭端となるよう
に設定されている。刃部24はナイフ状の刃あるいは鋸
刃状に形成され、カッタ20の上面側になる側面ワンプ
16がカットされるようになっている。
【0016】このように構成された側面ワンプカッタ2
0は、図4に示すように、後端面中央に取り付けた握り
ロッド28により片持ち状態に支持され、当該握りロッ
ド28を持ってロール表面部を軸方向に移動させること
により紙ロール10の表面に巻かれたワンプ16を切裂
いて剥き取るようになっている。この場合、ロッド28
を直接手で持ってガイド板部22を紙ロール10に沿わ
せてワンプ剥き作業を行なわせてもよいが、機械的に支
持させ往復運動を与えるようにすることで作業の正確さ
と迅速性をもたせることができる。
【0017】次に、上記のような側面ワンプカッタ20
を用いるとともに、鏡面ワンプも同時に取除くことがで
きる紙ロールの開封装置の実施例を図1〜図3を参照し
て説明する。
【0018】図1は開封装置の端部側面図、図2はその
横断面図である。図示のように、この装置は一対の平行
駆動ローラ30を備えた紙ロール支持手段が設けられて
いる。一対のローラ30は開封対象の紙ロール10の直
径より小さい間隔に配置され、この平行駆動ローラ30
上に載せた紙ロール10を定位置で回転させることがで
きるようになっている。また、載置される紙ロール10
の両端面に対面するように負圧吸引手段32が設置さ
れ、前記駆動ローラ30の間に配置された架台34に支
持されている。負圧吸引手段は図示のように、放射状に
形成された吸引パイプ36を有し、その先端を屈曲させ
て鏡面ワンプ18に対面させており、先端の吸着パッド
40により鏡面ワンプ18を吸着することができるよう
になっている。前記吸引手段32は上記架台34に回転
軸受け42を介し、ロータリジョイント等によって回転
自在に取り付けられ、紙ロール10の端面を覆っている
鏡面ワンプを吸着した状態でロール10の回転に追随回
転できるようになっている。もう一つの方法としては、
前記一対の駆動ローラ30と回転軸受け42に回転伝達
用のベルト44を巻き付け、駆動ローラ30に連結され
たモータ46の回転駆動力を負圧吸引手段32に伝達し
て同期回転させることもできる。
【0019】一方、駆動ローラ30に載置された紙ロー
ル10の両端部の下方位置には鏡面ワンプカッタ48が
据え付けられている。このカッタ48は一対の駆動ロー
ラ30の間に位置し、シリンダ機構50の駆動により刃
先を紙ロール10の厚さ方向に向けて出入り可能とされ
ている。またカッタ48に併設してストッパ52が取り
付けられ、カッタ48を紙ロール10の表面に向けて突
出させたときに、カッタ刃先が側面ワンプ16の厚さ分
だけ突出するように設定されている。これにより駆動ロ
ーラ30上にワンプ付き紙ロール10を載置した後、カ
ッタ48を突出させ、ローラ30を回転駆動して1回転
させることにより、鏡面ワンプ18部分が側面ワンプ1
6から分離され、鏡面ワンプ18は吸着パッド40に吸
着保持される。切取られた鏡面ワンプ18を取除くた
め、図示しないが、やはり吸着パッドを備えた搬送装置
を設置し、吸引手段32による吸引作用を停止すると同
時に当該搬送装置による吸引作用で別の位置に設けられ
たワンプストッカまで持上げ搬送してストックするよう
にしている。
【0020】なお、上記カッタ48は後述する側面ワン
プカッタの駆動と干渉しないように、前記シリンダ機構
50を傾転させることが可能とされ、使用しない場合に
は図1の想像線で示すように下部ピット内に格納できる
ようになっている。
【0021】更に、上記装置には更に側面ワンプ16を
除去するカッタ手段が設けられている。これは第1実施
例において説明した側面ワンプカッタ20を用いるもの
で、図1〜図2に示す如く、駆動ローラ30間にローラ
軸方向に沿う一対のガイドレール54を取り付けて、こ
れに側面ワンプカッタ20が取り付けられた走行台車5
6を装着している。側面ワンプカッタ20はローラ30
上に載置される紙ロール10にガイド板部22の腹を向
けて配置し、背側の刃部24両側のガイド板部22にポ
ール58を立てている。そして、ポール58を介して前
記走行台車56に取り付け、台車56の走行によってロ
ーラ30の軸方向に往復移動できるようになっている。
【0022】側面ワンプカッタ20を備えた走行台車5
6の具体的構造を図3により説明する。走行台車56は
側面に車輪60を取り付けた台車本体62を有し、この
台車本体62を前記ガイドレール54に沿って走行可能
に装着している。台車本体62の上面にはテレスコピッ
クシャフト64を介して座板66が取り付けられ、座板
66が上下動できるようにしている。テレスコピックシ
ャフト64にはスプリングが内蔵され、座板66を上方
に弾圧付勢している。
【0023】このような走行台車56の座板66に対し
て側面ワンプカッタ20のポール58が立設固定され、
カッタ20を保持している。したがって、側面ワンプカ
ッタ20は座板66とともに上下動可能となっており、
紙ロール10に対してカッタガイド板部22の腹面が適
当な押圧力で接触できるものとなっている。また、座板
66と側面ワンプカッタ20を連結しているポール58
にはカッタ先端側に延在するアーム板68が取り付けら
れ、この先端にはカッティング深さを調整するための調
整ローラ70が取り付けられている。
【0024】調整ローラ70は側面ワンプカッタ20に
先行して紙ロール10に回転接触可能となっており、ア
ーム板68の先端部に形成した上向きのブラケット72
に回転可能に支持されている。そして調整ローラ70に
おける紙ロール10との接触接線と側面ワンプカッタ2
0の刃先の高さのギャップtがほぼワンプ厚さとなるよ
うに設定される。このギャップtはポール58へのアー
ム板68の取り付け位置を変更することによって任意に
設定できるようになっている。これはポール58にネジ
を刻設し、これに螺着されるナット74によりアーム板
68を締め付け保持するようにしてナット74の位置に
より調整することで実現している。
【0025】このようなことから、駆動ロール30上に
載置された紙ロール10の一端側に走行台車56を待機
させておき、紙ロール10の下面側に走行させると、最
初に調整ローラ70が接触し、座板66を沈み込ませ
る。調整ローラ70に続いて側面ワンプカッタ20の刃
先が紙ロール10の端面に付き刺さるが、これは予め調
整ローラ70によって紙ロール10本体とワンプの境界
位置となるように設定されているので、ワンプのみを適
正に切り開くことができる。そして、走行台車56をロ
ール軸方向に走行させることにより全体の側面ワンプ剥
きができるのである。
【0026】台車56を走行駆動させるため、ガイドレ
ール54の両端部にロープシーブ76を配置し、これに
張り渡されたロープ78を台車本体62に連結してい
る。そして、一方のロープシーブ76には図示ないモー
タを連結し、これを正逆回転制御するようにしている。
これにより台車56を往復駆動させ、側面ワンプカッタ
20によってワンプ剥き動作と戻り動作を行わせるもの
としている。
【0027】このように構成された開封装置の作用は次
のようになる。まず、一対の駆動ローラ30上に開封し
ようとするワンプ包装された紙ロール10を載置する。
そして、両端の架台34を近接し、紙ロール10の端面
の鏡面ワンプ18に負圧吸引手段32を接触させて吸着
させる。その後駆動ローラ30を回転させ、紙ロール1
0を回転させる。この状態で、予め傾転状態にある鏡面
ワンプカッタ48を備えたシリンダ機構50を起立さ
せ、伸張駆動させてカッタ48を紙ロール10の表面に
突刺す。このときカッタ48に併設してストッパ52が
設けられ、これた紙ロール10の外表面に突き当てられ
るので、一定の深さ、すなわちワンプ厚さ相当深さまで
カッタ48の刃先が差込まれる。このとき紙ロール10
は回転状態にあるので、1回転することにより鏡面ワン
プ18が分離される。この分離された鏡面ワンプ18は
吸引手段32に吸着されているので、これを搬送手段に
引渡し、ワンプストッカに搬出する。この作業は紙ロー
ル10の両端で行われる。
【0028】このようにして鏡面ワンプ18が取除かれ
ると、シリンダ機構50を傾転させて鏡面ワンプカッタ
48の動作に支障がない位置に待避させる。同時に紙ロ
ール10の一端に待機させていた走行台車56をロープ
シーブ76の回転駆動によって紙ロール10の端部に移
動させる。台車56が移動すると、まず先端の調整ロー
ラ70が紙ロール10の端部外面に乗り、座板66の高
さ位置が調整される。このとき側面ワンプカッタ20の
刃先は調整ローラ70とのギャップによって側面ワンプ
16相当厚さ位置に突き刺さるように設定される。した
がって、走行台車56をそのままガイドレール54に沿
って走行移動させて紙ロール10の反対端部まで移動さ
せることにより、側面ワンプ16が切裂かれる。これに
よってワンプ剥き作業が終了するので、紙ロール10を
駆動ローラ30上から次の工程位置まで搬送させればよ
い。紙ロール10の搬出後、走行台車56を元の位置ま
で移動し、次の紙ロール10が搬入されるまで待機させ
るのである。
【0029】このように本実施例によれば、紙ロール1
0の包装用ワンプ14を自動的に全面開封することがで
き、手作業でなければならなかった作業を大幅に改善す
ることができる。
【0030】なお、上記実施例において側面ワンプカッ
タ20だけを装備した構成することができ、またこの場
合には走行台車56に装備せず、紙ロール10の側方に
ガイドレールを設け、これにロール径方向に可動なスイ
ングアームを取り付け、当該アームに側面ワンプカッタ
20を取り付けるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る紙ロ
ール等の開封装置によれば、カッタ先端をワンプとロー
ル紙の間に差込み、ロール軸方向に移動させるようにワ
ンプカッタをガイド走行可能としているので、手動ある
いは機械駆動により簡単にワンプ剥きを行わせ、あるい
は鏡面ワンプカッティングも同時に行わせることにより
非常に簡易なワンプ剥き作業とすることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る開封装置の側面断面図である。
【図2】同装置の横断面図である。
【図3】側面ワンプカッタとその搭載台車の斜視図であ
る。
【図4】ワンプカッタの斜視図である。
【図5】同カッタによる作業状態を示す端面図である。
【符号の説明】
10 紙ロール 14 ワンプ 16 側面ワンプ 18 鏡面ワンプ 20 側面ワンプカッタ 22 ガイド板部 24 刃部 30 駆動ローラ 32 負圧吸引手段 48 鏡面ワンプカッタ 50 シリンダ機構 52 ストッパ 54 ガイドレール 56 走行台車 70 調整ローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置に載置された紙ロールの軸方向に
    沿うガイドレールを設けるとともに、このガイドレール
    に案内されて前記紙ロールの軸方向に移動可能な走行手
    段を設け、この走行手段には紙ロール外面に倣う平滑面
    を有するガイド板部およびこのガイド板部の外面にT字
    状断面をなすように背びれ状に立設した刃部とを設けて
    カッタ先端を先鋭に形成したカッタを取り付けることに
    より、当該カッタを前記紙ロール外面とロール包装用ワ
    ンプとの間の高さにてロール軸方向に沿って移動しワン
    プ開封可能に取り付けたことを特徴とする紙ロール等の
    開封装置。
  2. 【請求項2】 紙ロールを定位置で回転可能に支承する
    少なくとも一対のローラを備えたロール支持手段と、前
    記紙ロールの端部表面に向けて突出可能に取り付けられ
    回転する紙ロールのワンプ鏡面を切取り可能な鏡面カッ
    タと、紙ロールの外面に倣う平滑面を有するガイド板部
    およびこのガイド板部の外面にT字状断面をなすように
    背びれ状に立設した刃部とを有しカッタ先端を先鋭に形
    成した側面ワンプカッタとを備え、前記側面ワンプカッ
    タを紙ロール外面に沿って軸方向に移動可能に取り付け
    たことを特徴とする紙ロール等の開封装置。
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