JPH0343109A - ドリルによる斜孔の穿孔方法 - Google Patents

ドリルによる斜孔の穿孔方法

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JPH0343109A
JPH0343109A JP17186989A JP17186989A JPH0343109A JP H0343109 A JPH0343109 A JP H0343109A JP 17186989 A JP17186989 A JP 17186989A JP 17186989 A JP17186989 A JP 17186989A JP H0343109 A JPH0343109 A JP H0343109A
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cutting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドリルによる斜孔の穿孔方法に関する。
(従来の技術) 被加工物に、被加工物の表面と垂直でなく、表面に対し
て傾斜角を有する斜孔をドリルにより穿孔する場合、ド
リルの先端が予め決めた正規の位置に喰付くことができ
ず、かつドリルの横振れが生じ、斜孔を正規の位置に正
規の寸法に穿孔することが困難な場合がある。
この対策として第2図に示すように被加工物Wの穿孔し
ようとする表面Waをエンドミル1により予め穿孔しよ
うとする斜孔と直交する平面wbを削り出し、その平面
wbにドリル2によって穿孔したり、第3図に示すよう
にドリル2により被加工物Wの穿孔しようとする表面W
aに、その表面Waと垂直にもみつけ、このもみつけ而
weに表面Waと傾斜した孔をドリル2により穿孔を施
している。また特開昭81−152307号公報に示ス
ように、ボールエンドミルによって予め穿孔の際の取代
の不均一部を削除して不均一部によるドリルの周方向の
被削反力をなくシ、横振れを防止して傾斜した孔を穿孔
している。
(発明が解決しようとする課J!ff)上記従来例によ
ると、エンドミルやドリルによるもみつけ加工により、
被加工物の表面に斜孔を施すドリルの先端が正規の位置
に喰付き、かつドリルの横振れが防止され、斜孔を正規
な位置に正規な寸法にて穿設することができる。しかし
ながらエンドミルによる加工の際、エンドミルの軸心と
被加工物の表面とが垂直にならないためエンドミルの周
方向の取代の不均一による被削反力がエンドミルの周方
向に生じ、エンドミルの折損を誘発し、一方、折損を防
止しようとすると加工時間が長くなり、加工コストが増
大してしまう。またドリルにより穿孔しようとする斜孔
と垂直なもみつけ面を得るには、被加工物の表面と斜孔
との傾斜角に応じた先端切し刃角を有するドリルを用い
る必要があり、先端切し刃角が標準切し刃角と大幅に異
なるドリルにあっては、ドリルの切し味が劣り、ドリル
の寿命、作業効率が低下するばかりでなく、ドリルの折
損を誘発する等の不具合がある。
したがって本発明の目的は、エンドミルを使用すること
なく、ドリルの折損を少なくシ、ドリルの切し味の低下
を沼くことなく、作業効率の向上が得られるドリルによ
る斜孔の穿孔方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明のドリルによる斜孔の穿孔方
法は、ドリルにより被加工物に斜孔を形成するにあたり
、予め標準の先端切し刃角を有する第1の切し刃と、第
1の切し刃に連続し、かつ被加工物の表面と穿孔しよう
とする斜孔とのなす角度の2倍の角度の切し刃角からな
る第2の切し刃を具備するもみつけ加工用ドリルにより
被加工物の表面に垂直にもみつけ、第2の切し刃による
被加工物の切削面に垂直にl’ IJルにより斜孔を形
成するものである。
(作用) 標準の先端切し刃角を有する第1の切し刃により被加工
物を、被加工物の表面に対し垂直方向より穿孔し、続い
て第2の切し刃によりもみつけ加工を施し、その第2の
切し刃による被加工物の切削面であるもみつけ面に垂直
にドリルにより穿孔を施す。
(実施例) 本発明のドリルによる斜孔の穿孔方法の一実施例を被加
工物の表面と穿孔する孔となす角度が35°の斜孔であ
る場合について説明する。
本実施例に使用するもみつけ加工用ドリル3の先端には
、第1の切し刃4が形成してあり、第1の切し刃の頂部
は被加工物Wの材質に応じた標準ドリルの先端切し刃角
α、例えば一般鋼材の穿孔に使用される118@の切し
刃角を有している。
第1の切し刃4に連続して第2の切し刃5が形成しであ
る。第2の切し刃5は被加工物Wの表面Waと穿孔しよ
うとする斜孔6の軸118aとのなす角度β本実施例で
は35°の2倍角、即ち70’″の切し刃角2βを有し
ている。
このような第1の切し刃4及び第2の切し刃5を有する
もみつけ加工用ドリル3の軸心3aが、被加工物Wの斜
孔6を穿設しようとする表面Waに対し垂直になるよう
に被加工物Wを位置決め固定し、もみつけ加工用ドリル
3を前進させ、第1の切し刃4により被加工物Wを穿孔
し、続いて第2の切し刃5により被加工物Wにもみつけ
面となる第2の切削面7bを形成する。
もみつけ加工を施された穴7の形状は、第1の切し刃4
により切削された第1の切削面7aと、第2の切し刃5
により切削されたもみつけ面となる第2の切削面7bに
より形成され、第2の切削面7bはもみつけ加工用ドリ
ル3の軸心3aとの角度がβの円錐状の切削面となり、
穿孔しようとする斜孔6の軸心6aに対し垂直面となる
続いて被加工物Wを加工ラインの次のステーンーン移動
させ穿孔ドリル8に対し、第2の切し刃5によって切削
された第2の切削面7bが垂直に対向するように被加工
物Wを固定して、ドリル8により被加工物Wの穿孔位置
である第2の切削面7bに穿孔を施す。
以上説明では、被加工物を移動することにより表面がも
みつけ加工用ドリルの軸心、及び第2の切削面がドリル
と垂直になるようにしたが、もみつけ加工用ドリル及び
ドリルを移動することにより被加工物の表面及び第2の
切削面に対し、もみつけ加工用ドリル及びドリルの軸心
が垂直になるように構成してもよい。
また、被加工物の材質及び被加工物の表面に対する斜孔
の角度に対応して先端切し刃角及び第2の切し刃角を変
更することにより対処し得る。
(効果) 本発明のドリルによる斜孔の穿孔方法によれば、取代の
不均一部による被削反力が生じないように、被加工物の
材質に適した標準先端切し刃角を有する第1の切し刃に
より被加工物表面に対し垂直に穿孔し、続いて斜孔の傾
斜角に対応した切し刃角を有する第2の切し刃によりも
みっけを施すことにより穿孔しようとする斜孔と垂直な
もみつけ面が容易に得られ、ドリルによる正規な位置に
、正規な寸法の斜孔が容易に穿設可能となり、トリルの
折損の減少が得られ、作業効率の向上が図れ、高品質な
斜孔を有する加工物が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドリルによる斜孔の穿孔方法の一実施
例の説明図、第2図及び第3図は、の斜孔穿孔方法の説
明図である。 3・・・もみつけ加工用ドリル、 4・・・第1の切し刃、 5・・・第2の切し刃、 6・・・斜孔、 8・・・ドリル、 W・・・被加工物、 Wa・・・表面 従来

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドリルにより被加工物に斜孔を形成するにあたり
    、予め標準の先端切レ刃角を有する第1の切レ刃と、第
    1の切レ刃に連続し、かつ被加工物の表面と穿孔しよう
    とする斜孔とのなす角度の2倍の角度の切レ刃角からな
    る第2の切レ刃を具備するもみつけ加工用ドリルにより
    被加工物の表面に垂直にもみつけ、第2の切レ刃による
    被加工物の切削面に垂直にドリルにより斜孔を形成する
    ことを特徴とするドリルによる斜孔の穿孔方法。
JP17186989A 1989-07-05 1989-07-05 ドリルによる斜孔の穿孔方法 Expired - Fee Related JP2792919B2 (ja)

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US7861889B2 (en) 2003-07-08 2011-01-04 Asahi Seiki Co., Ltd. Thin-part feeding device
CN113878136A (zh) * 2021-09-09 2022-01-04 中国航发南方工业有限公司 发动机机匣上的深斜两段孔的加工方法

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