JPH0343032B2 - - Google Patents
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- JPH0343032B2 JPH0343032B2 JP60050463A JP5046385A JPH0343032B2 JP H0343032 B2 JPH0343032 B2 JP H0343032B2 JP 60050463 A JP60050463 A JP 60050463A JP 5046385 A JP5046385 A JP 5046385A JP H0343032 B2 JPH0343032 B2 JP H0343032B2
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- Japan
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- traveling
- frame
- wall surface
- vacuum suction
- cylinder
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D57/00—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
- B62D57/02—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
- B62D57/024—Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members specially adapted for moving on inclined or vertical surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は真空吸着式壁面移動装置に係り、特
に、壁面が球面、又はゆるやかな曲面を成す場
合、この曲面に沿つて真空吸着により歩行を行う
のに好適な真空吸着式壁面移動装置に関する。
に、壁面が球面、又はゆるやかな曲面を成す場
合、この曲面に沿つて真空吸着により歩行を行う
のに好適な真空吸着式壁面移動装置に関する。
各種タンク、構造物等の大形容器のなかには、
その容器の点検、検査を定期的に実施することが
義務づけられているものがある。
その容器の点検、検査を定期的に実施することが
義務づけられているものがある。
これらの保守点検作業は、現状は人手によつて
作業をしているが、高所作業となるため、作業員
の安全性に問題があり、また、作業用足場を組む
のに多大な日数と経費を費やし経済的にも不利で
あつた。
作業をしているが、高所作業となるため、作業員
の安全性に問題があり、また、作業用足場を組む
のに多大な日数と経費を費やし経済的にも不利で
あつた。
このため、本作業に係るロボツトの開発が必至
のニーズとなつてきた。
のニーズとなつてきた。
これに対して、従来より各種の移動装置が提案
されているが、いずれも平面上の走行手段による
ものであり、曲面への適用には困難な点が多かつ
た。
されているが、いずれも平面上の走行手段による
ものであり、曲面への適用には困難な点が多かつ
た。
この種の真空吸着方式による壁面移動装置の例
を第5図に示す。該図において、1は走行用内フ
レーム、2は走行用外フレームで、この走行用内
フレーム1と走行用外フレーム2は走行用ガイド
3で連結されている。そして、走行用内フレーム
1と走行用外フレーム2が相対的に移動すべく動
力伝達機構4が設けられ、これに駆動アクチユエ
ータ5で動力を伝達している。一方、走行用内外
フレーム1、及び2の端部には昇降シリンダ6
a,6bを介して真空吸着パツド7a,7bが設
けられている。昇降シリンダ6a,6bそれぞれ
のシリンダ室8a,8bには圧縮空気給気用チユ
ーブ9a,9b、及び10a,10bが連結され
ている。更に、真空吸着パツド7a,7bの真空
室11a,11bのそれぞれには真空吸引用チユ
ーブ12a,12bが連結されている。
を第5図に示す。該図において、1は走行用内フ
レーム、2は走行用外フレームで、この走行用内
フレーム1と走行用外フレーム2は走行用ガイド
3で連結されている。そして、走行用内フレーム
1と走行用外フレーム2が相対的に移動すべく動
力伝達機構4が設けられ、これに駆動アクチユエ
ータ5で動力を伝達している。一方、走行用内外
フレーム1、及び2の端部には昇降シリンダ6
a,6bを介して真空吸着パツド7a,7bが設
けられている。昇降シリンダ6a,6bそれぞれ
のシリンダ室8a,8bには圧縮空気給気用チユ
ーブ9a,9b、及び10a,10bが連結され
ている。更に、真空吸着パツド7a,7bの真空
室11a,11bのそれぞれには真空吸引用チユ
ーブ12a,12bが連結されている。
次に、このように構成される真空吸着式壁面移
動装置における走行動作について第6図と共に説
明する。
動装置における走行動作について第6図と共に説
明する。
まず、初期の設定状態を第5図で説明する。走
行用外フレーム2の昇降シリンダ6bの下側の室
に、圧縮空気給気用チユーブ10aで圧縮空気を
給気すると昇降シリンダ6bは壁面側に押し下げ
られる。この状態で真空吸着パツド7bの真空室
11bの空気を真空吸引用チユーブ12aで吸引
して室内を真空に、真空吸着パツド7bを壁面に
吸着させる。一方、走行用内フレーム1の真空吸
着パツド7aの真空室11aの真空吸引用チユー
ブ12aを開放し、真空室11aの室内の真空を
解放する。この状態で昇降シリンダ6aの上側の
室に、圧縮空気給気用チユーブ9bで圧縮空気を
給気すると昇降シリンダ6a、及び真空吸着パツ
ド7aは壁面から離脱する。この状態を示してい
るのが第5図である。
行用外フレーム2の昇降シリンダ6bの下側の室
に、圧縮空気給気用チユーブ10aで圧縮空気を
給気すると昇降シリンダ6bは壁面側に押し下げ
られる。この状態で真空吸着パツド7bの真空室
11bの空気を真空吸引用チユーブ12aで吸引
して室内を真空に、真空吸着パツド7bを壁面に
吸着させる。一方、走行用内フレーム1の真空吸
着パツド7aの真空室11aの真空吸引用チユー
ブ12aを開放し、真空室11aの室内の真空を
解放する。この状態で昇降シリンダ6aの上側の
室に、圧縮空気給気用チユーブ9bで圧縮空気を
給気すると昇降シリンダ6a、及び真空吸着パツ
ド7aは壁面から離脱する。この状態を示してい
るのが第5図である。
第5図の状態から駆動アクチユエータ5を駆動
して走行用内フレーム1を矢印の方向に走行させ
る(この状態が第6図aである)。
して走行用内フレーム1を矢印の方向に走行させ
る(この状態が第6図aである)。
次に、走行用内フレーム1を下降し、真空吸着
パツド7aを壁面に真空吸着させ、その後に走行
用外フレーム2の真空吸着パツド7bの真空を解
放して上昇させる(この状態が第6図bである)。
以後、走行用フレームの真空吸着パツドの一方が
壁面に吸着して、他方の走行用フレームが駆動ア
クチユエータ5によつて相対的に壁面に沿つて移
動し、第6図c、及びdに示すような動作を繰り
返して移動するものである。
パツド7aを壁面に真空吸着させ、その後に走行
用外フレーム2の真空吸着パツド7bの真空を解
放して上昇させる(この状態が第6図bである)。
以後、走行用フレームの真空吸着パツドの一方が
壁面に吸着して、他方の走行用フレームが駆動ア
クチユエータ5によつて相対的に壁面に沿つて移
動し、第6図c、及びdに示すような動作を繰り
返して移動するものである。
上記のように壁面が平面で、かつ、直線的に走
行させる場合には特に問題となることはないが、
上記した構成の真空吸着式壁面移動装置で、球形
タンクのような壁面が曲面状となつている場合に
は問題となる。
行させる場合には特に問題となることはないが、
上記した構成の真空吸着式壁面移動装置で、球形
タンクのような壁面が曲面状となつている場合に
は問題となる。
第7図に上記構成の真空吸着式壁面移動装置で
球形の壁面を走行する場合を示す。
球形の壁面を走行する場合を示す。
第7図aは走行用外フレーム2の真空吸着パツ
ド7bが壁面を吸着し、一方、走行用内フレーム
1の真空吸着パツド7aが壁面より離脱した状態
で、この状態における壁面と走行用内フレーム1
の真空吸着パツド7aとの前進側の隙間G1と後
進側の隙間G2は等しい。第7図bは前記第7図
aから走行用内フレーム1がlだけ矢印方向に移
動した状態で、この状態では走行用内フレーム1
は走行用外フレーム2と平行に走行するため、前
進側の隙間G3は第7図aの状態の隙間G1より
大きくなり、逆に後進側の隙間G4は第7図aの
状態の隙間G2よりも小さくなる。この状態で走
行用内フレーム1の真空吸着パツド7aが壁面に
吸着しようとすると、前進側では昇降ストローク
Sが不足して吸着不可能なことが起り、また、後
進側では真空吸着パツド7aが壁面に乗り上げて
歩行不可能になることが起り得る。
ド7bが壁面を吸着し、一方、走行用内フレーム
1の真空吸着パツド7aが壁面より離脱した状態
で、この状態における壁面と走行用内フレーム1
の真空吸着パツド7aとの前進側の隙間G1と後
進側の隙間G2は等しい。第7図bは前記第7図
aから走行用内フレーム1がlだけ矢印方向に移
動した状態で、この状態では走行用内フレーム1
は走行用外フレーム2と平行に走行するため、前
進側の隙間G3は第7図aの状態の隙間G1より
大きくなり、逆に後進側の隙間G4は第7図aの
状態の隙間G2よりも小さくなる。この状態で走
行用内フレーム1の真空吸着パツド7aが壁面に
吸着しようとすると、前進側では昇降ストローク
Sが不足して吸着不可能なことが起り、また、後
進側では真空吸着パツド7aが壁面に乗り上げて
歩行不可能になることが起り得る。
この対策として昇降シリンダ6aの昇降ストロ
ークSを大きくすることが考えられるが、昇降ス
トロークSを大きくしても、走行用内フレーム1
の下降ストロークは増すが、同時に走行用外フレ
ーム2の上昇ストロークも増すため、昇降ストロ
ークSの大小に関係なく前進側ではG3−Sだけ
ストロークは不足して吸着不可能となる。第7図
bの状態から走行用内フレーム1を下降させて壁
面を吸着させた状態が第7図cである。この図の
ように、曲面半径が大きい壁面には走行ストロー
クを小さくすれば、下降ストロークの不足分、即
ちG3−Sが微小値となり吸着は可能となる。と
ころが、この場合、走行用外フレーム2に対して
平行であるべき走行用内フレーム1が傾斜して壁
面を吸着するため、走行用外フレーム2と走行用
内フレーム1の接点部に曲げモーメントが発生
し、走行用内・外フレームに曲げ応力が発生して
しまう。
ークSを大きくすることが考えられるが、昇降ス
トロークSを大きくしても、走行用内フレーム1
の下降ストロークは増すが、同時に走行用外フレ
ーム2の上昇ストロークも増すため、昇降ストロ
ークSの大小に関係なく前進側ではG3−Sだけ
ストロークは不足して吸着不可能となる。第7図
bの状態から走行用内フレーム1を下降させて壁
面を吸着させた状態が第7図cである。この図の
ように、曲面半径が大きい壁面には走行ストロー
クを小さくすれば、下降ストロークの不足分、即
ちG3−Sが微小値となり吸着は可能となる。と
ころが、この場合、走行用外フレーム2に対して
平行であるべき走行用内フレーム1が傾斜して壁
面を吸着するため、走行用外フレーム2と走行用
内フレーム1の接点部に曲げモーメントが発生
し、走行用内・外フレームに曲げ応力が発生して
しまう。
このように、壁面が曲面状を成しているところ
に、従来の構成のような真空吸着式壁面移動装置
を採用すると種々の欠点が生じ、曲面の追従歩行
は難しいものとなる。更に、曲面状を成している
壁面の表面に凹凸部が形成されている場合には、
凸部に真空吸着パツドが乗り上げたり、あるいは
凹部に真空吸着パツドが位置した場合には壁面が
吸着できず歩行が不安定なものとなつてしまう。
また、壁面凸部の高さが高くなると、昇降シリン
ダのストロークが不足して凸部の側面に当たり走
行不可能になる恐れもある。
に、従来の構成のような真空吸着式壁面移動装置
を採用すると種々の欠点が生じ、曲面の追従歩行
は難しいものとなる。更に、曲面状を成している
壁面の表面に凹凸部が形成されている場合には、
凸部に真空吸着パツドが乗り上げたり、あるいは
凹部に真空吸着パツドが位置した場合には壁面が
吸着できず歩行が不安定なものとなつてしまう。
また、壁面凸部の高さが高くなると、昇降シリン
ダのストロークが不足して凸部の側面に当たり走
行不可能になる恐れもある。
尚、平面状を成した壁面を吸着しながら走行す
るものとしては特開昭54−59789号公報、また、
球形タンク表面を保守点検するものとしては特開
昭50−106220号公報等に開示がある。
るものとしては特開昭54−59789号公報、また、
球形タンク表面を保守点検するものとしては特開
昭50−106220号公報等に開示がある。
本発明は上述の点に鑑み成されたもので、その
目的とするところは、壁面が曲面状を成している
ものであつても、その曲面に追従して走行が可能
であると共に、壁面表面に凹凸部が形成されてい
たとしても十分吸着可能な真空吸着式壁面移動装
置を提供するにある。
目的とするところは、壁面が曲面状を成している
ものであつても、その曲面に追従して走行が可能
であると共に、壁面表面に凹凸部が形成されてい
たとしても十分吸着可能な真空吸着式壁面移動装
置を提供するにある。
本発明は曲面形状を成している吸着壁面に対向
して先端部に昇降シリンダを介して真空吸着パツ
ドを有している走行用外フレームの内側に、前記
吸着壁面の形状とほぼ同様な形状をしている曲面
ガイドを設けると共に、前記走行用外フレームと
ほぼ同様な構成を成し、前記吸着壁面に沿つて走
行用外フレームと交互に移動する走行用内フレー
ムに、前記曲面ガイドに追従して移動する移動機
構を曲面ガイドと対向させて設け、かつ、前記昇
降シリンダへの圧縮空気の供給圧力を、そのシリ
ンダ下室よりもシリンダ上室を高くすることによ
り、所期の目的を達成するように成したものであ
る。
して先端部に昇降シリンダを介して真空吸着パツ
ドを有している走行用外フレームの内側に、前記
吸着壁面の形状とほぼ同様な形状をしている曲面
ガイドを設けると共に、前記走行用外フレームと
ほぼ同様な構成を成し、前記吸着壁面に沿つて走
行用外フレームと交互に移動する走行用内フレー
ムに、前記曲面ガイドに追従して移動する移動機
構を曲面ガイドと対向させて設け、かつ、前記昇
降シリンダへの圧縮空気の供給圧力を、そのシリ
ンダ下室よりもシリンダ上室を高くすることによ
り、所期の目的を達成するように成したものであ
る。
以下、図面の実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。尚、符号は従来と同一のものは同符号
を使用する。
説明する。尚、符号は従来と同一のものは同符号
を使用する。
第1図に本発明の真空吸着式壁面移動装置の一
実施例における概略構成を示す。
実施例における概略構成を示す。
該図に示した装置において、走行用内・外フレ
ーム1、及び2の概略構成は第7図のものと、昇
降シリンダ6a,6b、真空吸着パツド7a,7
bの概略構成は第5図のものとほぼ同様であり、
その移動機構も上述した従来のものと同様である
ため、ここで説明は省略する。
ーム1、及び2の概略構成は第7図のものと、昇
降シリンダ6a,6b、真空吸着パツド7a,7
bの概略構成は第5図のものとほぼ同様であり、
その移動機構も上述した従来のものと同様である
ため、ここで説明は省略する。
第1図に示す本実施例の装置は、走行用外フレ
ーム2の内側に、壁面とほぼ同様な曲面状を成し
ている曲面ガイド21を設け、他方の走行用内フ
レーム1には、曲面ガイド21と対向させてこれ
に追従移動する移動機構22を設け、更に、これ
を押しばね23で曲面ガイド21に押し付け、走
行用外フレーム2と内フレーム1の走行中の中心
が常に曲面の中心部に向くようにすると共に、昇
降シリンダ6a,6bへの圧縮空気の供給圧力
を、そのシリンダ下室よりもシリンダ上室を高く
しているものである。
ーム2の内側に、壁面とほぼ同様な曲面状を成し
ている曲面ガイド21を設け、他方の走行用内フ
レーム1には、曲面ガイド21と対向させてこれ
に追従移動する移動機構22を設け、更に、これ
を押しばね23で曲面ガイド21に押し付け、走
行用外フレーム2と内フレーム1の走行中の中心
が常に曲面の中心部に向くようにすると共に、昇
降シリンダ6a,6bへの圧縮空気の供給圧力
を、そのシリンダ下室よりもシリンダ上室を高く
しているものである。
次に、昇降シリンダ6a,6bへの圧縮空気の
供給方式を第2図を用いて説明する。
供給方式を第2図を用いて説明する。
該図の如く、コンプレツサ51から吐出された
圧縮空気は、給気チユーブ59a,59bの管内
を通過して切換電磁弁52a,52bに供給され
る。切換電磁弁52a,52bは電源をON、あ
るいはOFFに切換えることにより、フイルタ、
レギユレータより構成される圧力調整器53a、
または54a、及び53b、または54bのいず
れかに流すことができる。圧力調整器53a,5
3bの設定圧力はP1Kg/cm2、圧力調整器54a,
54bの設定圧力はP2Kg/cm2とし、P1>P2にな
るように圧力を調整しておく。昇降シリンダ6
a,6bの上部シリンダ室8a,8bには高圧
(P1)、下部シリンダ室8a,8bには低圧(P2)
が供給されるが、上部シリンダ室8a,8bには
シリンダ室給気チユーブ9b,10b、下部シリ
ンダ室8a′,8b′にはシリンダ室給気チユーブ9
a,10aがそれぞれ接続されている。シリンダ
室給気チユーブ9a,9b、及び10a,10b
の切換はシリンダ上下室切換電磁弁58a,58
bの電源をON、あるいはOFFを自動制御で切換
えて流れの方向を変えている。このシリンダ上下
室切換電磁弁58a,58bは、給気チユーブ6
0a,60bを介して上述した圧力調整器53
a,54a、及び53b,54bに接続され、こ
の給気チユーブ60a,60bの途中には開放弁
56a,56bとこれの操作用の圧力スイツチ5
7a,57bが設けられている。この開放弁56
a,56bは上部シリンダ室8a,8bに高圧
(P1)を給気していたものを、下部シリンダ室8
a′,8b′に低圧(P2)を給気するように切換えた
場合に、給気チユーブ60a,60bの管内には
高圧の空気が残留しているため、低圧を給気して
も圧力は下がらず高圧のままになつているという
不具合があり、この障害を防ぐために設けられて
いるものである。即ち、シリンダ上下室切換電磁
弁58a,58bがシリンダ上室8a,8bから
シリンダ下室8a′,8b′への給気の信号をだす
と、これを受けて開放弁56a,56bが開放し
て給気チユーブ60a,60b内の高圧を開放を
開始する。そして、給気チユーブ60a,60b
内の圧力が、高圧から低圧になると圧力スイツチ
57a,57bが動作する。この圧力スイツチ5
7a,57bの信号を受けて開放弁56a,56
bは閉じ大気開放を中止するものである。
圧縮空気は、給気チユーブ59a,59bの管内
を通過して切換電磁弁52a,52bに供給され
る。切換電磁弁52a,52bは電源をON、あ
るいはOFFに切換えることにより、フイルタ、
レギユレータより構成される圧力調整器53a、
または54a、及び53b、または54bのいず
れかに流すことができる。圧力調整器53a,5
3bの設定圧力はP1Kg/cm2、圧力調整器54a,
54bの設定圧力はP2Kg/cm2とし、P1>P2にな
るように圧力を調整しておく。昇降シリンダ6
a,6bの上部シリンダ室8a,8bには高圧
(P1)、下部シリンダ室8a,8bには低圧(P2)
が供給されるが、上部シリンダ室8a,8bには
シリンダ室給気チユーブ9b,10b、下部シリ
ンダ室8a′,8b′にはシリンダ室給気チユーブ9
a,10aがそれぞれ接続されている。シリンダ
室給気チユーブ9a,9b、及び10a,10b
の切換はシリンダ上下室切換電磁弁58a,58
bの電源をON、あるいはOFFを自動制御で切換
えて流れの方向を変えている。このシリンダ上下
室切換電磁弁58a,58bは、給気チユーブ6
0a,60bを介して上述した圧力調整器53
a,54a、及び53b,54bに接続され、こ
の給気チユーブ60a,60bの途中には開放弁
56a,56bとこれの操作用の圧力スイツチ5
7a,57bが設けられている。この開放弁56
a,56bは上部シリンダ室8a,8bに高圧
(P1)を給気していたものを、下部シリンダ室8
a′,8b′に低圧(P2)を給気するように切換えた
場合に、給気チユーブ60a,60bの管内には
高圧の空気が残留しているため、低圧を給気して
も圧力は下がらず高圧のままになつているという
不具合があり、この障害を防ぐために設けられて
いるものである。即ち、シリンダ上下室切換電磁
弁58a,58bがシリンダ上室8a,8bから
シリンダ下室8a′,8b′への給気の信号をだす
と、これを受けて開放弁56a,56bが開放し
て給気チユーブ60a,60b内の高圧を開放を
開始する。そして、給気チユーブ60a,60b
内の圧力が、高圧から低圧になると圧力スイツチ
57a,57bが動作する。この圧力スイツチ5
7a,57bの信号を受けて開放弁56a,56
bは閉じ大気開放を中止するものである。
このような真空吸着式壁面移動装置を用いて、
曲面を走行させる場合を第3図により説明する。
曲面を走行させる場合を第3図により説明する。
第3図aは、走行用外フレーム2の真空吸着パ
ツド7bが曲面状の壁面に吸着し、一方、走行用
内フレーム1の真空吸着パツド7aは壁面より離
脱している状態を示し、歩行用外フレーム2の昇
降シリンダ6bには、シリンダ下室に低圧P2が
給気されている。第3図bは、第3図aの状態か
ら、走行用外フレーム2が壁面を吸着のまま、走
行用外フレーム2の昇降シリンダ6bの給気をシ
リンダ下室からシリンダ上室に切換えた状態を示
す。この給気切換えにより、走行用外フレーム2
に下降力F1が発生し、走行用外フレーム2は走
行用内フレーム1と一緒に下降して走行用内フレ
ーム1の真空吸着パツド7aは下降力F1で壁面
に押し付けられる。
ツド7bが曲面状の壁面に吸着し、一方、走行用
内フレーム1の真空吸着パツド7aは壁面より離
脱している状態を示し、歩行用外フレーム2の昇
降シリンダ6bには、シリンダ下室に低圧P2が
給気されている。第3図bは、第3図aの状態か
ら、走行用外フレーム2が壁面を吸着のまま、走
行用外フレーム2の昇降シリンダ6bの給気をシ
リンダ下室からシリンダ上室に切換えた状態を示
す。この給気切換えにより、走行用外フレーム2
に下降力F1が発生し、走行用外フレーム2は走
行用内フレーム1と一緒に下降して走行用内フレ
ーム1の真空吸着パツド7aは下降力F1で壁面
に押し付けられる。
第3図cは、第3図bの状態、つまり走行用内
フレーム1の昇降シリンダ6aの給気を、シリン
ダ上室に高圧P1を給気している状態からシリン
ダ下室の低圧P2の給気に切換える状態を示し、
この切換の要領は前述の如く、シリンダ上下室切
換電磁弁の給気切換信号を受けて、開放弁が大気
開放を開始する。給気チユーブ内の圧力が高圧
(P1)から低圧(P2)になると、圧力スイツチが
動作し、この圧力スイツチの動作信号を受けて開
放弁は閉じて大気開放を中止する。シリンダ下室
に給気されると、昇降シリンダ6aは下降して壁
面に押し付けられる。この状態で吸着パツド7a
を壁面に吸着させる。走行用外フレーム2には押
し下げ力F1、走行用内フレーム1には押し上げ
力F2が働くが、P1>P2の条件からF1>F2と
なり、走行用外フレーム2を壁面に押し付ける力
F1は、走行用内フレーム1を壁面から引はがす
力F2よりも大きいことがわかる。従つて、走行
用フレームは全姿勢に於いて、常に壁面に押し付
けられていることになる。第3図dは、第3図c
の状態から走行用外フレーム2の真空吸着パツド
7bの真空を大気開放した状態を示す。この状態
では、走行用外フレーム2の押し下げ力F1が釈
放されるため、走行用内フレーム1は上限に押し
上げられg2=0となる。
フレーム1の昇降シリンダ6aの給気を、シリン
ダ上室に高圧P1を給気している状態からシリン
ダ下室の低圧P2の給気に切換える状態を示し、
この切換の要領は前述の如く、シリンダ上下室切
換電磁弁の給気切換信号を受けて、開放弁が大気
開放を開始する。給気チユーブ内の圧力が高圧
(P1)から低圧(P2)になると、圧力スイツチが
動作し、この圧力スイツチの動作信号を受けて開
放弁は閉じて大気開放を中止する。シリンダ下室
に給気されると、昇降シリンダ6aは下降して壁
面に押し付けられる。この状態で吸着パツド7a
を壁面に吸着させる。走行用外フレーム2には押
し下げ力F1、走行用内フレーム1には押し上げ
力F2が働くが、P1>P2の条件からF1>F2と
なり、走行用外フレーム2を壁面に押し付ける力
F1は、走行用内フレーム1を壁面から引はがす
力F2よりも大きいことがわかる。従つて、走行
用フレームは全姿勢に於いて、常に壁面に押し付
けられていることになる。第3図dは、第3図c
の状態から走行用外フレーム2の真空吸着パツド
7bの真空を大気開放した状態を示す。この状態
では、走行用外フレーム2の押し下げ力F1が釈
放されるため、走行用内フレーム1は上限に押し
上げられg2=0となる。
従つて、壁面が曲面状を成していてもこれに追
従し、壁面を十分吸着しながら走行可能となる。
従し、壁面を十分吸着しながら走行可能となる。
次に、壁面に凹凸部が形成されている場合の走
行について第4図を用いて説明する。
行について第4図を用いて説明する。
該図は、曲面の前進側に高さh1なる凸部が、後
進側に深さh2の凹部があり、これに走行用内フレ
ーム1の真空吸着パツド7aが乗り上げた状態を
示す。
進側に深さh2の凹部があり、これに走行用内フレ
ーム1の真空吸着パツド7aが乗り上げた状態を
示す。
第4図aは走行用外フレーム2の真空吸着パツ
ド7bが壁面に吸着し、走行用内フレーム1が壁
面より離脱している状態を示し、壁面と走行用内
フレーム1の真空吸着パツド7aとの隙間は、前
進側はG2、後進側はG3である。そして、走行
用外フレーム2の昇降シリンダ6bには、シリン
ダ下室に低圧P2が給気されている。第4図bは、
両フレームを下降のため第4図aの状態から走行
用外フレーム2が壁面を吸着したまま、走行用外
フレーム2の昇降シリンダ6bの給気をシリンダ
下室からシリンダ上室に切換えた状態を示す。
ド7bが壁面に吸着し、走行用内フレーム1が壁
面より離脱している状態を示し、壁面と走行用内
フレーム1の真空吸着パツド7aとの隙間は、前
進側はG2、後進側はG3である。そして、走行
用外フレーム2の昇降シリンダ6bには、シリン
ダ下室に低圧P2が給気されている。第4図bは、
両フレームを下降のため第4図aの状態から走行
用外フレーム2が壁面を吸着したまま、走行用外
フレーム2の昇降シリンダ6bの給気をシリンダ
下室からシリンダ上室に切換えた状態を示す。
この給気切換えにより、走行用外フレーム2に
下降力F1が発生して、走行用外フレーム2は走
行用内フレーム1と一緒に下降し、走行用内フレ
ーム1の前進側の真空吸着パツド7aは下降力F
1で凸面に押し付けられる。この時の走行用内フ
レーム1の後進側の真空吸着パツド7aと凹面の
間隙をG4とする。第4図cは、第4図bの状態
から走行用内フレーム1の真空吸着パツド7aを
下降させるため、走行用内フレーム1の昇降シリ
ンダ6aのシリンダ上室に高圧P1を給気してい
たものを掃気して、シリンダ下室に低圧P2を給
気に切換え昇降シリンダ6aを下降させて真空吸
着パツド7aを壁面に押し付け吸着させた状態で
ある。走行用外フレーム2には押し下げ力F1、
走行用内フレーム1には押し上げ力F2が働く
が、P1>P2の条件からF1>F2となり、走行
用フレームを壁面に押し付ける力F1は、走行用
フレームを引はがそうとする力F2よりも大き
い。従つて、走行用フレームは、全姿勢に於いて
常に壁面に押し付けられていることになる。
下降力F1が発生して、走行用外フレーム2は走
行用内フレーム1と一緒に下降し、走行用内フレ
ーム1の前進側の真空吸着パツド7aは下降力F
1で凸面に押し付けられる。この時の走行用内フ
レーム1の後進側の真空吸着パツド7aと凹面の
間隙をG4とする。第4図cは、第4図bの状態
から走行用内フレーム1の真空吸着パツド7aを
下降させるため、走行用内フレーム1の昇降シリ
ンダ6aのシリンダ上室に高圧P1を給気してい
たものを掃気して、シリンダ下室に低圧P2を給
気に切換え昇降シリンダ6aを下降させて真空吸
着パツド7aを壁面に押し付け吸着させた状態で
ある。走行用外フレーム2には押し下げ力F1、
走行用内フレーム1には押し上げ力F2が働く
が、P1>P2の条件からF1>F2となり、走行
用フレームを壁面に押し付ける力F1は、走行用
フレームを引はがそうとする力F2よりも大き
い。従つて、走行用フレームは、全姿勢に於いて
常に壁面に押し付けられていることになる。
第4図dは、第4図cの状態から走行用外フレ
ーム2の真空吸着パツド7bを上昇させるため走
行用外フレーム2の真空吸着パツド7bの真空を
大気開放した状態を示す。この状態では走行用外
フレーム2の押し下げ力F1が釈放され、走行用
内フレーム1は昇降シリンダ6aの最上限に押し
上げられるため、走行用外フレーム2も上限に押
し上げられる。ここで、真空吸着パツドの圧縮時
の縮み代をδ、走行時の壁面と真空吸着パツドの
必要距離をG2とすれば、昇降シリンダの必要ス
トロークSは、従来構造では第4図aの位置から
昇降シリンダを下降するのに必要な距離S=δ+
G3を必要としていたが、本実施例ではシリンダ
室の給気を切換え、フレーム全体を降す動作を追
加したため、昇降ストロークは、第4図bの位置
から昇降するに必要な距離δ+G4があればよ
い。すなわち、従来構造に比較してストロークを
δ+G2小さくすることができ、それだけ移動装
置の重心を低くでき、安定した走行を行なうこと
ができる効果がある。
ーム2の真空吸着パツド7bを上昇させるため走
行用外フレーム2の真空吸着パツド7bの真空を
大気開放した状態を示す。この状態では走行用外
フレーム2の押し下げ力F1が釈放され、走行用
内フレーム1は昇降シリンダ6aの最上限に押し
上げられるため、走行用外フレーム2も上限に押
し上げられる。ここで、真空吸着パツドの圧縮時
の縮み代をδ、走行時の壁面と真空吸着パツドの
必要距離をG2とすれば、昇降シリンダの必要ス
トロークSは、従来構造では第4図aの位置から
昇降シリンダを下降するのに必要な距離S=δ+
G3を必要としていたが、本実施例ではシリンダ
室の給気を切換え、フレーム全体を降す動作を追
加したため、昇降ストロークは、第4図bの位置
から昇降するに必要な距離δ+G4があればよ
い。すなわち、従来構造に比較してストロークを
δ+G2小さくすることができ、それだけ移動装
置の重心を低くでき、安定した走行を行なうこと
ができる効果がある。
以上説明した本発明の真空吸着式壁面移動装置
によれば、曲面形状を成している吸着壁面に対向
して先端部に昇降シリンダを介して真空吸着パツ
ドを有している走行用外フレームの内側に、前記
吸着壁面の形状とほぼ同様な形状をしている曲面
ガイドを設けると共に、前記走行用外フレームと
ほぼ同様な構成を成し、前記吸着壁面に沿つて走
行用外フレームと交互に移動する走行用内フレー
ムに、前記曲面ガイドに追従して移動する移動機
構を曲面ガイドと対向させて設け、かつ、前記昇
降シリンダへの圧縮空気の供給圧力を、そのシリ
ンダ下室よりもシリンダ上室を高くしたものであ
るから、壁面が曲面状を成していても、これに追
従して走行できると共に、壁面に凹凸部が形成さ
れていても十分吸着可能であり、此種真空吸着式
壁面移動装置には非常に有効である。
によれば、曲面形状を成している吸着壁面に対向
して先端部に昇降シリンダを介して真空吸着パツ
ドを有している走行用外フレームの内側に、前記
吸着壁面の形状とほぼ同様な形状をしている曲面
ガイドを設けると共に、前記走行用外フレームと
ほぼ同様な構成を成し、前記吸着壁面に沿つて走
行用外フレームと交互に移動する走行用内フレー
ムに、前記曲面ガイドに追従して移動する移動機
構を曲面ガイドと対向させて設け、かつ、前記昇
降シリンダへの圧縮空気の供給圧力を、そのシリ
ンダ下室よりもシリンダ上室を高くしたものであ
るから、壁面が曲面状を成していても、これに追
従して走行できると共に、壁面に凹凸部が形成さ
れていても十分吸着可能であり、此種真空吸着式
壁面移動装置には非常に有効である。
第1図は本発明の真空吸着式壁面移動装置の一
実施例を示す概略図、第2図は第1図に示した装
置の昇降シリンダへの圧縮空気の供給回路図、第
3図a〜dは第1図に示した装置が曲面を移動す
る際の動作状態を示す図、第4図a〜dは第1図
に示した装置が表面に凹凸部が形成されている曲
面を移動する際の動作状態を示す図、第5図は従
来の真空吸着式壁面移動装置を一部断面して示す
正面図、第6図a〜dは第5図に示した装置が平
面を移動する際の動作状態を示す図、第7図a〜
cは第5図に示した装置が曲面を移動する際の動
作状態を示す図である。 1……走行用内フレーム、2……走行用外フレ
ーム、3……走行用ガイド、4……動力伝達機
構、5……駆動アクチユエータ、6a,6b……
昇降シリンダ、7a,7b……真空吸着パツド、
8a,8b……シリンダ室、9a,9b,10
a,10b……圧縮空気給気用チユーブ、12
a,12b……真空吸引用チユーブ、21……曲
面ガイド、22……追従機構、23……押しば
ね、51……コンプレツサ、52a,52b……
切換電磁弁、53a,53b,54a,54b…
…圧力調整器、56a,56b……開放弁、57
a,57b……圧力スイツチ、58a,58b…
…シリンダ上下室切換電磁弁、59a,59b,
60a,60b……給気チユーブ。
実施例を示す概略図、第2図は第1図に示した装
置の昇降シリンダへの圧縮空気の供給回路図、第
3図a〜dは第1図に示した装置が曲面を移動す
る際の動作状態を示す図、第4図a〜dは第1図
に示した装置が表面に凹凸部が形成されている曲
面を移動する際の動作状態を示す図、第5図は従
来の真空吸着式壁面移動装置を一部断面して示す
正面図、第6図a〜dは第5図に示した装置が平
面を移動する際の動作状態を示す図、第7図a〜
cは第5図に示した装置が曲面を移動する際の動
作状態を示す図である。 1……走行用内フレーム、2……走行用外フレ
ーム、3……走行用ガイド、4……動力伝達機
構、5……駆動アクチユエータ、6a,6b……
昇降シリンダ、7a,7b……真空吸着パツド、
8a,8b……シリンダ室、9a,9b,10
a,10b……圧縮空気給気用チユーブ、12
a,12b……真空吸引用チユーブ、21……曲
面ガイド、22……追従機構、23……押しば
ね、51……コンプレツサ、52a,52b……
切換電磁弁、53a,53b,54a,54b…
…圧力調整器、56a,56b……開放弁、57
a,57b……圧力スイツチ、58a,58b…
…シリンダ上下室切換電磁弁、59a,59b,
60a,60b……給気チユーブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 曲面形状を成している吸着壁面に対向して先
端部に昇降シリンダを介して真空吸着パツドを有
している走行用外フレームと、該走行用外フレー
ムとほぼ同様な構成を成し、前記吸着壁面に沿つ
て該走行用外フレームと交互に移動する走行用内
フレームと、該走行用内フレームと外フレームが
交互に移動する際に、それぞれに動力を伝達する
動力伝達機構と、該動力伝達機構を駆動する駆動
アクチユエータとを備え、前記走行用外フレー
ム、又は走行用内フレームの一方が前記真空吸着
パツドを介して吸着壁面に吸着し、他方の走行用
フレームが前記駆動アクチユエータによつて相対
的に吸着壁面に沿つて移動する真空吸着式壁面移
動装置において、前記走行用外フレームの内側
に、前記吸着壁面の形状とほぼ同様な形状を成し
ている曲面ガイドを設けると共に、前記走行用内
フレームに、前記曲面ガイドに追従して移動する
移動機構を曲面ガイドと対向させて設け、かつ、
前記昇降シリンダへの圧縮空気の供給圧力を、そ
のシリンダ下室よりもシリンダ上室を高くしたこ
とを特徴とする真空吸着式壁面移動装置。 2 前記各昇降シリンダの上室、下室にはそれぞ
れ圧縮空気給気用チユーブの一端が接続され、こ
の圧縮空気給気用チユーブの他端にはシリンダ上
下室切換電磁弁を介して給気チユーブが接続され
ると共に、該給気チユーブに高圧給気掃気用の開
放弁と、該開放弁操作用の圧力スイツチを設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の真
空吸着式壁面移動装置。 3 前記高圧給気掃気用の開放弁には、コンプレ
ツサから吐出された圧縮空気を切換電磁弁により
切換えられ、予め設定圧力が調整されている圧力
調整器を介して供給されることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の真空吸着式壁面移動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050463A JPS61211175A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 真空吸着式壁面移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60050463A JPS61211175A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 真空吸着式壁面移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61211175A JPS61211175A (ja) | 1986-09-19 |
JPH0343032B2 true JPH0343032B2 (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=12859568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60050463A Granted JPS61211175A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 真空吸着式壁面移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61211175A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6440286A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-10 | Automax Kk | Wall surface running gear |
JP2539448B2 (ja) * | 1987-08-21 | 1996-10-02 | 株式会社日立製作所 | 歩行形ロボツトの壁面追従装置 |
FR2659875B1 (fr) * | 1990-03-26 | 1992-05-29 | Abrf | Machine a decaper pour citerne. |
CN105059414A (zh) * | 2015-07-17 | 2015-11-18 | 大连四达高技术发展有限公司 | 表面爬行机器人 |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP60050463A patent/JPS61211175A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61211175A (ja) | 1986-09-19 |
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