JP2644147B2 - 積層非通気性シートの分離移送装置 - Google Patents

積層非通気性シートの分離移送装置

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JP2644147B2 JP4271858A JP27185892A JP2644147B2 JP 2644147 B2 JP2644147 B2 JP 2644147B2 JP 4271858 A JP4271858 A JP 4271858A JP 27185892 A JP27185892 A JP 27185892A JP 2644147 B2 JP2644147 B2 JP 2644147B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数枚が積層載置され
ている可撓性の非通気性シート又はフイルムを、上方か
ら1枚づつ吸着して取り上げては次の位置へと分離移送
するための装置であり、品物の包装分野で有効に利用さ
れるものである。なお、ここで言う“非通気性シート”
とは、空気吸引力が有効に作用出来る程度の例えば紙、
不織布等も含む意味である。
【0002】
【従来の技術】積層状態で載置されているアルミニウム
板材を上方から1枚づつ吸着して取出し、次の場所に移
送する技術は、既に特開昭58−6830号によって知
られている。該従来技術は、図5,6に示す如く、吸着
移送手段として、下方へ2つの吸着器104を間隔を置
いて垂下したアーム103が上下動及び左右動するよう
に配置されている。
【0003】また、アルミニウム板材101は、台車1
02上に積層載置された状態で板材取出し位置に置か
れ、アーム103が矢印A,B,C,D,E,Fの運動
を行って、載置位置の板材101を次の処理位置T上に
移転する。Nはジエット空気Jを吹出すノズルであり、
105は板材に反りを与えるための当て棒であってフレ
ーム106に固定されている。
【0004】したがって、移送手段による分離移送作用
は、アーム103が矢印Aの下降によりその吸着器10
4が最上層のアルミ板101を真空吸着し、次いで矢印
Bの上昇を行い、図6の如く、当て棒105が両吸着器
の間でアルミ板101の上昇を押えるので、アルミ板1
01は反った状態となる。アルミ板101は、平滑面で
あると最上層の1板を持ち上げると、次の板材も同時に
付着状態で随伴して持上げられることがある。
【0005】しかし、図6の如くアルミ板101が2枚
持ち上げられていても、反りが与えられた時点で付着板
が最上層の板から離れ易くなり、そこえノズルNからの
ジエット空気流Jを作用させると、付着板101は矢印
Hの如く落下し、続くアーム103の矢印C→Dの作用
と吸着器104の吸引力解除とによって、最上層のアル
ミ板材101のみが台車102上の載置から次の処理位
置T上へと分離移送できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術にあっ
ては、最上層の板材に次層の板材が付着して持上げられ
ても剥離落下させるために1枚づつの確実な分離移送作
業が可能であるが、押え棒による反りの付与によって付
着板を離れ勝ちとするためには、各板材に曲げ弾性が必
要であり、またジエット空気流Jの作用で飛ばされない
ためにも各板材には或程度の重量が必要である。
【0007】したがって、例えば、プラスチックフイル
ムやセロファンフイルムの如き曲げ弾性が小で、且つ極
めて軽い薄膜シート材には、上述の従来技術は適用出来
ない。本発明は、プラスチックフイルム材の如き曲げ弾
性が小で、且つ軽いシートに適用出来る装置を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】例えば図1の如
く、吸着盤8の平坦な下面に、突出寸法の小な吸着パッ
ド14と、突出寸法の大なステム13とを、吸着パッド
14がステム13より外側に位置するように配設し、吸
着パッド14の吸孔h2 とステム13の吸孔h1 とを1
つの密封通気路81に連通し、真空発生器と接続したエ
アーチューブ12を通気路81に接続して吸着体Xを構
成し、該吸着体(X)を上下動する吸着シリンダー4に
取付けると共に、該吸着シリンダー4を更に移送用シリ
ンダー2に取付けて、該吸着体Xをシート載置台63と
シート受取り位置間で上下動及び前後動させ、吸着体
(X)がシート載置台63上での吸着シリンダー4のス
トロークエンドでシールSを吸着し、シート受取り位置
上での吸着シリンダー4のストロークエンドでシールS
を吹付けるようにした。
【0009】従って、該吸着体Xを積層シートSo上に
当接して通気路81に真空圧を作用すれば、吸着パッド
14がステム13との高低差分だけ、しかもステム吸着
位置よりも外側で最上層シートSを吸い上げるため、
ートSには外周側からのスム ーズなめくり作用が生じ、
吸着パッド14の作用点で最上層シートと次層のシート
との間に隙間Zが生じて次層シートの密着がくずれ、引
続く吸着体Xの真空圧作用下での上昇によって、最上層
のシートS1枚のみを確実に持上げることが出来、柔軟
なシートであっても確実に1枚のみを取り出せて次の受
取り場所へ移送出来る。そして、受取り位置での吸着体
Xの吹付け作用によって、シートSを迅速適格に受取り
位置上に放出できる。しかも、吸着体Xの吸着及び吹付
けを吸着シリンダーのストロークエンドで行うため、作
業のコントロールが容易に出来る。
【0010】また、積層シート載置台63はシート取出
し位置(最上シートの高さ)が常時一定であるようにそ
の高さがセンサー64を介したモータMによって制御さ
れるので、シートを吸着するためのエアーチューブ12
のバルブ切換えが吸着体Xを降下する吸着シリンダー4
のストロークエンドでプログラム制御により簡単に制御
出来る。
【0011】また、吸着体Xの発明にあっては、突出寸
法の大なステム13を実質上の同一円周上に複数個配設
し、突出寸法の小な吸着パッド14を各ステム13間
で、且つステム配設円周より外側の実質上同一円周上に
配設したので、ステム13が積層シートSoの最上層に
当接した状態では、ステム吸孔h1 が閉止されて吸着パ
ッド吸孔h2 の吸引力が増大し、吸着パッド14の増大
した吸引力によるめくり作用が最上層シートに外周部か
ら作用し、最上層シートの次層シートからのはがし作用
が確実、且つ迅速に達成出来る。従って、該吸着体は、
積層された可撓性非通気性シートから1枚づつ分離する
機能の要求される装置に有効に適用出来る。 なお、本発
明に於ける「吸着パッド14がステム13の外側に位置
する」の意味は、ステム群が円周上に配置される場合
は、吸着パッド群の全てはステム配置円周より外側の円
周上に配置されることを意味し、各ステムが方形線上に
配置される場合は、吸着パッド群の全てがステム配置方
形線よりも外側の方形線上に配置されることを意味する
ものである。
【0012】
【実施例】本発明を、粘着テープの側面に添えるサイド
パッキンとしての、外径60〜100mm、中央孔径35
mmで、厚さ30μmの塩ビ・フイルムの積層体からの取
出し処理に適用した。
【0013】構成: 図1乃至図3に示す如く、吸着体Xは、平面形状が同寸
の円盤の蓋7と吸着盤8とで構成され、蓋7は、中央部
に円孔H1 を、一側部上面に1対のネジ孔74を、他側
部に上下に連通する連絡孔71を備え、且つ下面にもネ
ジ孔73を備えている。
【0014】また、吸着盤8は、中央部に円孔H2
通し、上部に円形で且つ断面がU型溝をなす通気路81
設け、そして該通気路81の幅の中央円周dよりやゝ
内側の円周C 2 上には120°間隔で3つのステム用の
通孔82″を、該ステム用の通孔82″間の中間で、且
つ通気路の幅の中央円周dよりやゝ外側の円周C 1 上の
3個所にそれぞれ3つの吸着パッド用の通孔82′を
下方に開通しており、各通孔82″,82′の下端部
は、それぞれステム13、及び吸着パッド14取付部と
なっている。また、蓋7のネジ孔73に対応する位置に
は、下面からネジボルト9が螺入出来るようにネジ孔8
3が貫通している。
【0015】そして、蓋7と吸着盤8とは、外径Dが6
3mmの円盤であり、孔H1 とH2 とは同径であり、通気
路81の幅Wは3〜10mmであり、その断面U型溝の底
の中央円周dよりやゝ外側を通る円周C 1 上には通孔8
2′群が、中央円周dよりやゝ内側を通る円周C 2 上に
は通孔82″群が穿孔されている。
【0016】吸着体Xの組立ては、蓋7の下面f1 を吸
着盤8の上面f2 と密着して吸盤8下面側からネジボル
ト9で両者を密接螺着し、吸孔h1 を有し座高l1 の3
個の金属製ステム13を120°間隔の対応する通孔
2″の取付部に螺着し、各通 孔82″間の3個づつの通
82′群の各取付部にそれぞれ吸孔h2 を有し座高l
2 の合成ゴム製の吸着パッド14を圧入固着し、蓋7の
連絡孔71の上部には口金10を螺着した。そして、ス
テム13の突出長l1 と吸着パッド14の突出長l2
の差(l1 −l2 )を1.0〜3.0mmとし、h1 の孔
径を2.0〜4.0mm、h2 の外径を0.5〜2.0mm
とした。
【0017】そして、蓋7の上面のネジ孔74を介して
吸着体Xを分離移送装置のアーム6に螺着固定し、口金
10にはエアーチューブ12の先端を接続し、その基端
は図示しない真空及び圧搾空気源に切換え可能に接続し
た。アーム6は装置の吸着シリンダー4から下方に出没
するシリンダーロッド5の下端に固定し、吸着シリンダ
ー4は取付台1に固定された移送シリンダー2から前後
方向に出没するシリンダーロッド3の先端に固定した。
【0018】そして、吸着盤8の密封通気路81内の空
気制御、即ち、ステム13及び吸着パッド14の各吸孔
1 ,h2 の吸引と吹付けの制御は、載置台63上の積
層シートS0 の上方から吸着シリンダー4を下降作用さ
せて、そのシリンダーロッド5のストロークエンド(最
下降位置)で吸着体Xのステム13が積層シートS0
最上面のシートSを押圧し、それと同時に真空発生器を
動作させて各吸孔h1,h2 に吸引力を作用させ、ま
た、吸着シリンダー4を移送シリンダー2が伸長した前
進位置で作用させて、そのシリンダーロッド5のストロ
ークエンドで吸着体Xの中央孔H1 ,H2 が受取り位置
の受取り台61上の丸棒60の先端に嵌合し、それと同
時に真空発生器のバルブを解放して圧搾空気に切換え、
受台61の方へシートを吹き付けるように、プログラム
設定した。また、積層シートS0 の最上面が常に一定で
あるように、積層シート載置台63をネジシャフト62
に嵌合し、ネジシャフト62を駆動するモータMをセン
サー64によって制御するように構成した。
【0019】作用: 図4から明らかな如く、吸着体Xが積層シートS0 の上
方位置にある時、吸着シリンダー4が作動してそのシリ
ンダーロッド5が矢印A1 の降下をし、ストロークエン
ドに達すると、各ステム13が積層シートS0 の最上面
を押圧し、同時に真空発生器が作用して通気路81内が
1/10〜1/20気圧に下げられ、ステム13の吸孔
1 及び吸着パッド14の吸孔h2 に一斉に吸引力が生
じる。
【0020】そして、ステム13の突出長l1 より吸着
パッド14の突出長l2 の方が1.5mm小であるため、
各ステム13で押えられた状態のシートSに対し、各吸
着パッド14の吸孔h2 が、ステム吸孔h1 の瞬間的閉
止による瞬間的な強化吸引力によってシートをステム押
圧位置よりも外側から部分的に吸い上げて、あたかも本
の頁をめくるような作用により、図1に示す如く、吸着
開始位置では、最上層のシートSと次層のシートSoと
の間に空気の流入した隙間Zが生じ、両シート間の密着
がくずれる。
【0021】従って、ステム13及び吸着パッド14の
全吸孔h1 ,h2 群に吸引力を働かせた状態での引続く
吸着体Xの吸着シリンダー4の作用による矢印A2 の上
昇時には、最上層シートと次層シート間に外方から空気
が自由に流入することにより、両シート間に負圧の発生
はなく、次層シートSoの随伴上昇が防げる。
【0022】吸着体XがシートSを吸着したまゝ上昇し
た時点で、次に移送シリンダー2の作用で吸着シリンダ
ー4が定位置まで矢印A3 の前進をし、次いで吸着シリ
ンダー4の作用によってシリンダーロッド5が矢印A4
の下方伸長を果たし、吸着体Xの中央孔H1 ,H2 がシ
ート受取り位置に設けてある受台61上の丸棒60の上
端に嵌合した位置、即ち、シリンダーロッド5のストロ
ークエンド(最下降位置)でシリンダーロッド5が停止
すると同時に、真空発生器のバルブを解放して圧搾空気
に切換え、吸着体Xにバランスを保って配置された各吸
孔h1 ,h2 からの均斉な吹出空気流により吸着体Xの
シートSを受取り位置へ正確に吹き付ける。
【0023】次いで、吸着シリンダー4が作用してその
シリンダーロッド5が矢印A5 の上昇した時点で吸孔h
1 ,h2 からの空気吹出しを停止し、移送シリンダー2
の作用により、吸着体Xが矢印A6 の後退によって積層
シートS0 の上方位置に復帰して一工程を完了し、この
工程の繰り返しによって積層シートの分離移送が遂行さ
れる。
【0024】本例にあっては、センサー64が積層シー
トS0 の最上面位置の変動を検出してモータM及びネジ
シャフト62を制御回転し、載置台63を上昇して積層
シートS0 の最上面を常に一定に保持する。従って、通
気路81内の制御はシリンダーロッド5のストロークエ
ンドで設定出来る。また、吸着体Xの上下動距離は30
mmであるが、吸着体Xの上下動1往復を0.2秒の速度
で運転しても積層シートからの1枚づつのシート分離が
確実に達成出来た。
【0025】なお、本例の対象とした積層シートからの
シートの1枚づつの分離取上げは、高低差の無い吸着パ
ッド群を備えた吸着手段では全く不可能であり、手作業
に頼るしかなかった。なお、ステム13は真空発生器の
作動位置規定機能も兼ねるので、金属製としたため摩耗
が少く、長期使用が可能となった。また、吸着パッド1
4は吸引力によって飛び上がったシート部分を吸着捕捉
するので、弾性材としたため、柔らかいシートのスムー
ズな捕捉が好適に遂行できた。
【0026】吸着体のステム13と吸着パッド14との
個数、配列形態、及びそれぞれの吸孔h1 ,h2 の寸
法、ステム13と吸着パッド14との突出長l1 ,l2
の差等は、対象処理シートの柔軟性(ドレープ性)及び
寸法、形状等に応じて実験的に見出される事項である
が、吸着パッド14を積層シートの外縁近くに配置すれ
ば、どのような柔軟性のシートにもより有効であること
が見出された。従って、本実施例では、ステム13の配
置円周よりもより外側の円周上に吸着パッドを配置した
ため、ステム13がシートを押圧した状態での吸着パッ
ド14の吸い上げによるシートの外側からのめくり作用
有効に達成出来た。
【0027】〔その他〕 また、シートへの吹付け作用の面からは、各吸孔h1
2 が吸着体Xにバランス良く配置されていれば、シー
トの受取り位置への放出は正確に遂行出来る。なお、実
施例では本発明を中央に孔のある円形のシート処理に適
用したが、本発明は中央に孔の無いシートにも、また
円形や方形等非円形のシートにも、吸着盤8の平面形状
を適切に選定すれば、本発明の技術的範囲内での適用が
可能である。
【0028】
【発明の効果】シートの吸着は、まずステム13が当接
押圧し、その状態で吸着パッド14があたかも本の頁を
めくる如き吸い上げ吸着を遂行するので、最上層の吸着
シートとその下層のシートとの間に隙間Zが出来ると同
時に外方からその隙間Zに空気が流入し、両シート間の
密着がくずれ、吸着シートの持ち上げに下層シートが随
伴しない。しかも、シートのめくり作用を行う吸着パッ
ド14がシート押え作用を行うステム13よりも外方に
配置してあるので、シートの外部からのめくり作用が
スムーズに達成出来る。従って、柔軟なシートの積層体
からも1枚づつ確実に、しかも迅速に吸着取上げが出来
る。また、吸着体Xがシートを受取り位置で吹付けて放
出するので、薄くて軽いフイルムでも吸着体から瞬時に
離脱し、迅速適格な強制落下が可能となり、シートの分
離移送作業の高速化が可能となる。
【0029】また、吸着体Xがシート載置台63とシー
ト受取り位置間で吸着シリンダー4及び移送シリンダー
2により上下動及び前後動するため、ステム及び吸着パ
ッドへの空気での吸引力及び吐出力の付与、解除の制御
は、吸着体の上下動及び前後動と共に各シリンダーロッ
ド3,5の運動位置で簡単に設定出来、シーケンス制御
としてプログラム設定出来、吸着体の機能と相俟って高
速運転が合理的に遂行出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明吸着体の断面図である。
【図2】本発明吸着体の分解図であって、(A)は蓋の
斜視図であり、(B)は吸着盤の斜視図である。
【図3】本発明の実施例に於ける吸着盤のステムと吸着
パッドとの配列形態説明図である。
【図4】本発明装置の全体側面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【図6】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1…取付台 2…移送シリンダー 3,5…シリンダーロッド 4…吸着シリンダー 6…アーム 7…蓋 8…吸着盤 9…ネジボルト 10…口金 12…エアーチューブ 13…ステム 14…吸着パッド 60…丸棒 61…受台 62…ネジシャフト 63…載置台 71…連絡孔 73,74…ネジ孔 81…通気路 82′,82″…通孔 83…ネジ孔 h1 ,h2 …吸孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮井 郁 東京都品川区広町一丁目4番22号 株式 会社寺岡製作所内 (72)発明者 長谷川 力 東京都品川区広町一丁目4番22号 株式 会社寺岡製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−87141(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着盤(8)の平坦な下面に突出寸法の
    小な吸着パッド(14)と突出寸法の大なステム(1
    3)とを、吸着パッド(14)がステム(13)の外側
    に位置するように配設し、吸着パッド(14)の吸孔
    (h2 )とステム(13)の吸孔(h1 )とを密封通気
    路(81)に連通し、真空発生器と接続したエアーチュ
    ーブ(12)を通気路(81)に連通して吸着体(X)
    を構成し、該吸着体(X)を上下動する吸着シリンダー
    (4)に取付けると共に、該吸着シリンダー(4)を更
    に移送シリンダー(2)に取付けて、吸着体(X)をシ
    ート載置台(63)とシート受取り位置間で上下動及び
    前後動させ、吸着体(X)が、シート載置台(63)上
    での吸着シリンダー(4)のストロークエンドでシート
    (S)を吸着し、シート受取り位置上での吸着シリンダ
    ー(4)のストロークエンドでシート(S)を吹付ける
    ようにした、積層非通気性シートの分離移送装置。
  2. 【請求項2】 分離移送されるべき積層非通気性シート
    の上端位置が一定になるように、該シート載置台(6
    3)のレベルをセンサー(64)を介したモータ(M)
    によって制御した請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 吸着盤(8)の平坦な下面の実質上同一
    円周上に突出寸法の大なステム(13)を複数個配設
    し、各ステム(13)間で、且つステム配設円周より外
    側の実質上同一円周上に突出寸法の小な吸着パッド(1
    4)を配設し、ステム(13)の吸孔(h1 )と吸着パ
    ッド(14)の吸孔(h2 )とを密封通気路(81)に
    連通し、真空発生器に接続したエアーチューブ(12)
    を該通気路(81)に連通した積層非通気性シートの分
    離移送装置用の吸着体(X)。
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