JPH03429B2 - - Google Patents

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JPH03429B2
JPH03429B2 JP59238677A JP23867784A JPH03429B2 JP H03429 B2 JPH03429 B2 JP H03429B2 JP 59238677 A JP59238677 A JP 59238677A JP 23867784 A JP23867784 A JP 23867784A JP H03429 B2 JPH03429 B2 JP H03429B2
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acrylate
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JP59238677A
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JPS60168765A (ja
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Biremu Roman Hendoritsuku
Jeimusu Koabetsuto Piitaa
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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Publication of JPS60168765A publication Critical patent/JPS60168765A/ja
Publication of JPH03429B2 publication Critical patent/JPH03429B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/44Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
    • D21H19/56Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H19/58Polymers or oligomers of diolefins, aromatic vinyl monomers or unsaturated acids or derivatives thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06LDRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
    • D06L4/00Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
    • D06L4/60Optical bleaching or brightening
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06L4/60Optical bleaching or brightening
    • D06L4/664Preparations of optical brighteners; Optical brighteners in aerosol form; Physical treatment of optical brighteners
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
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  • Indole Compounds (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
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  • Dental Preparations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、螢光漂白剤を活性化するためのヒド
ロキシ(メタ)アクリレートのポリマーの使用並
びに螢光漂白剤及びヒビロキシアルキル(メタ)
アクリレートのポリマーを含んでなる組成物に関
する。 従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 審美的及び種々の他の理由のために、布、紙、
プラスチツクもしくはペイントのような材料が白
く見えるということはしばしば望されている所で
ある。白色の色調を有する多くの一般的な材料
は、それらが減少した青色の規約反射率を有す
る、すなわち材料がスペクトルを通して他の色調
よりも少ない青味を許す、という事実により黄味
を示す。従つて、材料の見かけの白色度を改良す
るために、この青味の不足を減少させることが必
要である。 これまで、材料の白色度を改良するための一つ
の方法は、漂白を含む。漂白は材料の中に含まれ
た着色した不純物を消失させるけれども、それは
また白色化される材料に損傷を与える傾向にもあ
る。 材料の白色度を改良するためのもう一つの方法
は、前記材料に青味をつける、すなわち彩色する
ことによるものである。あいにく、これは材料の
暗色化もしくは艶消に通じる。というのはそれは
青色の規約反射率を増加させないが、しかしむし
ろ過剰の黄色度の一部を吸収し、全体にわたる色
の規約反射率を減少させるからである。 材料の白色度、特に螢光白色度を増加させるた
めの最も有効な方法は、例えば日光からの紫外線
を吸収し、可視の青色光としてそれを再放射する
ことによつて機能する螢光漂白剤(また螢光増白
剤ともいう)の使用を通して達成される。従つ
て、青色の不足が減少され、これによつて見かけ
の白色度を増加する。事実、肉眼判定によれば、
螢光漂白された材料は一般に可視スペクトルを通
して本質的に同じ規約反射率を有する酸化マグネ
シウムのような物理的に白色の材料よりもより白
く評価されている。 スチルベン化合物並びにクマリン及びカルボス
チリル化合物のような既知の螢光漂白剤の多く
は、セルロース材料を増白するために極めて有効
に使用されている。しかしながら、この螢光漂白
剤はポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン並びに炭酸カルシウム、クレー及びタルクのよ
うな無機充填剤のような他の材料を白色化するの
にそんなに効果的に使用されてはいない。例え
ば、クレーのような充填剤及び/又は顔料を含む
水性の分散体での紙の充填及び/又はコーチング
において、螢光漂白剤はしばしば充填剤もしくは
顔料を増白するのに使用される。あいにく、セル
ロース系の原紙と直接接触している螢光漂白剤が
活性化されるだけであり、活性化された漂白剤の
螢光漂白効果は、充填された紙の中の充填剤粒子
もしくはペーパーウエブ上のコーチング層による
遮断により著しく減少される。そのような場合
に、有効な増白のために、別の活性化材料と組み
合せて螢光漂白剤を使用することが必要である。 例えば、ポリ(ビニルアルコール)と螢光漂白
剤との組み合せは、大部分の一般的な材料を有効
に増白するのによく知られている。一般に、この
組み合せを含む組成物が稀釈された水溶液から増
白される材料に直接適用される。他方、クレー充
填剤のような増白される材料を、螢光漂白剤及び
ポリ(ビニルアルコール)活性剤を含む水溶液に
添加し、次いで基材に対する適用としてコート及
び/又は処理を行なう。あいにく、ポリ(ビニル
アルコール)及び螢光漂白剤を含む紙加工用着色
剤及び他のコーチングスラリーは、水性の液体組
成物の凝固及び/又は不十分な加工性を示すこと
に結果としてなる過剰な粘度のような比較的不十
分なレオロジー特性を示す。水性の液体に所望の
レオロジー特性を与えるだけ十分低い分子量を有
するポリ(ビニルアルコール)を用いれば、螢光
漂白剤に対する活性剤として作用するポリマーの
能力を減少させるということが知られている。 さらに、カルボキシメチルセルロースのような
種々の変性セルロースがまた螢光漂白剤に対する
活性剤として知られている。あいにく、このカル
ボキシメチルセルロースはポリ(ビニルアルコー
ル)ほど活性剤として有効ではない。特に最適の
濃度で、処理された材料のその上の増白がしばし
ば望まれる。さらに、ポリ(ビニルアルコール)
と同じように、カルボキシメチルセルロース材料
は、使用前に予備可溶化工程を必要とする粉末と
して商業的に入手可能なものである。この予備可
溶化操作はエネルギー及び時間を消費し、しばし
ば不均質分散に結果としてなる。 先行技術の前記欠陥を考慮して、螢光漂白剤を
活性化する改良された方法並びに先行技術の組成
物に取りつかれている欠点を示さない螢光漂白剤
及び活性剤を含んでなる組成物を与えることが望
ましい。 問題点を解決するための手段 従つてある面では、本発明は螢光漂白剤及びヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレートのコポリ
マーを含む活性化量のポリマーを含んでなる組成
物である。 もう一つの面では、本発明は螢光漂白剤を活性
化するための改良された方法であつて、その改良
は螢光漂白剤を、活性化量のヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートのホモポリマー、2種もし
くはそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレートのコポリマー又は重合された形で70重量
%以上の1種もしくはそれ以上のヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを含むコポリマーと接
触させることを含んでなる方法である。 「活性化量」という語は、ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートポリマーが螢光漂白剤の螢
光を高めるのに十分な量で使用され、これによつ
て螢光漂白剤で処理された材料の螢光増白度を改
良するということを意味する。例えば、着色され
た塗料の製造において、活性剤ポリマーは、紙も
しくは他の基材に適用される時、塗面が活性剤が
ない場合よりも、D65光線のようにCIEによつて
特性づけられたような平均の日光のもとで、より
白く見えるような量で使用される。 螢光漂白剤とヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレートポリマー活性剤との組合せは、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レンのような種々の物質並びにタルク、炭酸カル
シウム及びクレーのような充填剤の処理において
有効に使用される。乾燥されている処理された材
料の螢光増白度を高めるのに加えて、螢光漂白剤
を含む液体の螢光はまたヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートのポリマーもしくはコポリマー
によつて高められることもできる。 螢光漂白剤とポリマー活性剤との組合せは、特
に塗布紙に有用であり、特に好ましい実施態様で
は、本発明は水性の懸濁媒中に溶解した螢光漂白
剤及びポリマー活性剤を有する顔料及び/又は充
填剤、例えばクレーの水性サスペンジヨンを含む
コーチング組成物である。螢光漂白剤とポリマー
活性剤との組合せは、コーチング着色剤の顔料及
び/又はクレー粒子を増白させ、これによつてコ
ーチング着色剤でコートされた紙を増白する。
「コーチング着色剤」という語がここで習慣的に
使用されているが、これはコートされた紙の製造
に使用されるようなコーチング組成物を意味す
る。 螢光漂白剤の螢光増白効果を高めるのに加え
て、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートポ
リマーは、漂白剤/ポリマー活性剤の組合せを含
む前記コーチング着色剤もしくは他の水性液体の
レオロジー特性に悪影響を与えない。特に、ポリ
マーによつてコーチング着色剤もしくは他の水性
液体に与えられる粘度の増加は、顕著ではない。
事実、多くの場合にコーチング組成物もしくは他
の液体溶液の基材への適用に対して、追加的に増
粘剤もしくは他のレオロジー調節剤を使用しても
よい。2つの成分−一成分は活性剤として、第二
成分は増粘剤もしくはレオロジー調節剤として−
を用いることによつて、所望の釣合いのとれた性
質を有する組成物を得るために各成分を他の成分
と独立に変性させることができる。従つて、螢光
漂白効果は組成物のレオロジーにあまり悪影響を
与えずに容易に改良することができる。特に漂白
(増白)効果は、粘度もしくは他のレオロジー特
性が特定の適用によつて示された限度を越えるこ
となく、最大限に発揮され得る。そのような限度
は、両方の性質がヨーロツパ特許第14904号によ
つて記載されたコーチング組成物におけるような
単一の成分によつてコーチング組成物に与えられ
る場合に現われるであろう。さらに、ポリマーは
水性液体中に固有に分散しもしくは可溶である材
料として製造することができるので、予備可溶化
の工程は使用前には必要とされない。 本発明の主な適用は、望ましくは白色である黄
味を帯びた材料の白色度を高めるこであるけれど
も、蛍光漂白剤とポリマー活性剤との組合せは、
白色でない材料の蛍光を引起すであろうことは理
解されるべきである。 本発明の実施において適当に使用される蛍光漂
白剤は、それらが紫外線を吸収し、可視の青色光
を再放射することによつて適用される材料の見か
けの青色の規約反射率を増加させることができる
材料である。通常の蛍光漂白剤は、Georg
Thieme Publishers Stuttgartによつて1975年に
発行されたR.AnlikerとG.Mu¨llerによる編集の
「蛍光漂白剤」の章に開示されている。 代表的な蛍光漂白剤は、4,4′ビス−((4,6
−ジ−置換−1,3,5−トリアジン2−イル)
アミノ)−スチルベン−2,2′−ジスルホン酸誘
導体、すなわち (ここでR1 又は であつてよく、R2はN(CH2−CH32、N(CH2
CH2−OH)2もしくは
【式】 であつてよい。) のようなスチルベン化合物;
【式】又は
【式】のようなクマリン及びカ ルボスチリル化合物; のような1,3−ジフエニル−2−ピラゾリン化
合物; のようなナフタルイミド化合物;並びに のようなベンザゾリル置換生成物を含む。 種々の蛍光漂白剤のうちで、それらの所望の性
質(例えば、水溶性)により、米国特許第
2089293号及び第2089413号において初めに記載さ
れているスチルベン化合物が、一般に本発明の実
施において蛍光漂白剤として、特に洗剤、石け
ん、繊維、写真及び他の紙に対する蛍光漂白剤と
して最も有利に使用される。一般に、最も好まし
いスチルベン化合物は、前記式(式中、各R1
は独立にアニリン、アニリンスルホン酸もしくは
アニリンジスルホン酸であり、R2は独立にジエ
チルアミンもしくはジエタノールアミンである。)
を有するスチルベン化合物である。 蛍光漂白剤に対するポリマー活性剤としてここ
で有用なヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トポリマーは、ヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレートのホモポリマー、2種もしくはそれ以上
のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのコ
ポリマー又は1種もしくはそれ以上のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートと1種もしくはそ
れ以上、好ましくは1種、の他のコモノマーとを
含むコポリマーである。 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートは、
2〜4個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基
を含んでよい。ここで使用される時、「(メタ)ア
クリレート」はアクリレートとメタアクリレート
の両方を指す。ポリマー活性剤を製造するのに有
用な代表的なヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レートは、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタアクリレート及びヒド
ロキシプロピルアクリレートである。一般に、ア
クリレートは螢光漂白剤を活性化するのにメタア
クリレートよりもより有効であり、ここではより
好ましくはそれが使用される。ポリマー活性剤を
製造するのに使用される最も好ましいヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートは、2−ヒドロキ
シエチルアクリレートもしくは2−ヒドロキシエ
チルアクリレートとヒドロキシプロピルアクリレ
ートとの混合物(この混合物はコポリマーを生成
するのに使用される)である。 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートに加
えて、本発明の実施に有用なポリマー活性剤はま
たヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートと1
種もしくはそれ以上、好ましくは1種、の共重合
可能なモノマーとのコポリマーであつてよい。ポ
リマー活性剤を製造するのに使用される特定のコ
モノマー及びその量は、使用される特定のコモノ
マー、ポリマー活性剤の所望の親水性及びポリマ
ーの螢光漂白剤を活性化する所望の能力を含む種
種の因子に依存する。 例えば、多くの適用において、本発明に有用な
ポリマーは水性液体中に可溶かもしくは少なくと
も固有に分散可能なものである。「固有に分散可
能」という語は、アクリレートポリマーが追加的
な乳化剤もしくは界面活性剤の援助なしに安定な
分散体を形成するように水性液体中にコロイドの
大きさの粒子として分散され得ることを意味す
る。「水性液体」という語は、水(アルカリ性も
しくは酸性溶液、例えば水酸化カルシウムもしく
はナトリウムの水溶液、又は水性塩溶液、のよう
な水性液体を含む)又は水と水に混和可能な液
体、好ましくは低級アルカノール、例えばメタノ
ール、エタノールもしくはプロパノール;低級ケ
トン、例えばアセトンもしくはメチルエチルケト
ン;エーテル、例えばジエチルエーテルもしくは
ジエチレングリコールメチルエーテル等のような
極性液体、との混合物を意味する。 もし水性液体中に可溶なポリマー活性剤が望ま
れるならば、水溶性ホモポリマーを生成するのに
ホモ重合することができるコモノマー、例えばア
クリルアミドもしくはアクリル酸が、所望の溶解
性を有するポリマーを製造するのに本質的にいか
なる濃度でも使用されてよい。しかしながら、コ
モノマーは活性剤としてのヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートの効果を減少させる傾向に
あるので、使用される所望の量のコモノマーは螢
光漂白剤を活性化する所望の能力を得ることに依
存している。一般に、もしヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートが他のコモノマーと共重合
されるならば、得られるコポリマーは30重量%よ
り少ないコモノマーと70重量%より多いヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートから有利に誘か
れる。しかしながら特定の量は特定のコモノマー
に依存して変る。 例えば、単独のコモノマーとしてアクリルアミ
ドを用いた場合、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートとアクリルアミドとのコポリマーは、コポリ
マー活性剤における重合されたモノマーの全モル
数に対して80モル%までのアクリルアミド濃度で
螢光漂白剤を活性化するであろう。アクリルアミ
ドコモノマーは75モル%より少ない、好ましくは
60モル%より少ない濃度で有利に使用され、2−
ヒドロキシエチルアクリレートは少なくとも25モ
ル%、好ましくは少なくとも40モル%の量で使用
され、前記モル%は活性剤ポリマーを製造するの
に使用される全モル数に対するものである。しか
しながら、活性化するコポリマーの能力は、コポ
リマーを製造するのに使用されるアクリルアミド
の量が増加するに従つて減少し、このコポリマー
より好ましくは40モル%(30重量%)より少ない
アクリルアミドを用いて製造される。アクリルも
しくはメタアクリル酸及び他の水溶性モノマー
は、活性剤として有効に作用するコポリマーの能
力により大きな影響を与える傾向にある。従つ
て、一般に活性剤は20モル%、好ましくは10モル
%より少ないアクリルもしくはメタアクリル酸又
は他の水溶性コモノマーから誘導されよう。 他方、所望の水溶性を保持するために、水に不
溶なポリマーを生成するエチルアクリレートのよ
うなコモノマーを、一般に少ない方の量で、例え
ば約20モル%より少なく、好ましくは約10モル%
より少なく、最も好ましくは約5モル%より少な
い量で使用することができる。しかしながら、あ
る場合には、ポリマーを不溶性の材料として製造
することができ、その場合にはわずかにより高い
量の水に不溶性のコモノマーを使用することがで
きる。 好ましいポリマー活性剤は、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート及び2−ヒドロキシエチルメタ
アクリレートのホモポリマー並びに2−ヒドロキ
シエチルアクリレートと2−ヒドロキシエチルメ
タアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、35モル%(25重量%)までのアクリルアミド
又は25モル%(13重量%)までのアクリロニトリ
ルとのコポリマーを含む。最も好ましいアクレー
トポリマー活性剤は、2−ヒドロキシエチルアク
リレートのホモポリマーである。 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートポリ
マー活性剤の分子量は、所望のポリマーの性質、
例えば親水性、粘度及び活性の程度並びに最終用
途、を与えるために選ばれる。例として、最適な
活性及び水溶液からの適用の容易性のために、ポ
リマー活性剤は水中15%溶液としての粘度が少な
くとも5ミリ(パスカル・秒)(mPas)である
ような分子量で有利に製造される。最大の分子量
は本発明の実施に対しては特に重要ではなく、水
性液体における活性剤の所望の溶解性を得ること
に主として依存する。一般に、水中15%溶液とし
ての粘度は、適当なrpm及び20℃でULアダプタ
ーを有するブルツクフイールド粘度計RVT型に
よつて測定された時、5〜250mPas、好ましく
は10〜100mPasである。これらの粘度の値は約
2〜55のフイツケンチヤーのK値に相当し、好ま
しい範囲は約25〜約50であり、ここでK値はH・
Fikentscher,Cellulose Chemie13,58〜64及び
71〜74(1932)の方法を用いて、15重量%の水溶
液としての20℃における相対粘度から計算され
る。 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのポ
リマー及びコポリマーを製造する方法は、当業者
によく知られており、これまで本発明の目的のた
めに参考にされている。例証的な重合技術は米国
特許第3300452号に記載されている。一般に、前
記技術を用いれば、ポリマー活性剤は紫外線、熱
及び/又は過酸素、例えばt−ブチルヒドロペル
オキシド、過酸化水素及びクメンヒドロペルオキ
シド;過硫酸塩、例えば過硫酸カリウム、ナトリ
ウムもしくはアンモニウム;もしくはレドツクス
開始剤系のような1種もしくはそれ以上の通常の
化学的開始剤を含むフリーラジカル開始手段を用
いて、所望のモノマーを水性もしくは水性でない
溶液中で塊状で重合することによつて製造され
る。好ましくは、前記重合は水もしくは水と有効
量の化学的開始剤を含むエタノールのような低級
アルコールとの混合物の溶液において、水性のモ
ノマー含有溶液をモノマーを重合するのに十分な
温度まで加熱することによつて行なわれる。有効
量の開始剤は典型的にはモノマーの全重量の0.1
〜5重量%の範囲にわたつている。 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートポリ
マーは、螢光漂白剤を活性化するのに十分な量で
使用される。この量は特定のポリマー活性剤及び
使用される螢光漂白剤並びに増白される材料を処
理する方法を含む種々の因子に依存して変るであ
ろう。一般に、ポリマー活性剤はポリマー活性剤
と螢光漂白剤との比が重量基準で100:1〜1:
1、好ましくは50:1〜2:1であるような量で
使用される。 本発明の実施例において、螢光漂白剤及びポリ
マー活性剤は種々の方法によつて白色化されてい
る材料に適用することができる。典型的には、こ
の組成物は螢光漂白剤及びポリマー活性剤に対す
る液体キヤリヤー、好ましくは水性液体から適用
される。好ましくは螢光漂白剤及びポリマー活性
剤は液体キヤリヤー中に可溶である。 例えば、本発明を用いて材料を処理するための
1つの実施態様において、材料は螢光漂白剤とポ
リマー活性剤の溶液(水溶液、水と有機液体との
混合物の溶液及び有機液体の溶液を含む)で処理
される。そのような実施態様において、この溶液
は一般に少なくて0.1重量%ないし多くて60重量
%の螢光漂白剤とポリマー活性剤との組合せ物を
含みより典型的には3重量%〜20重量%の溶液が
使用される。 前記実施態様の一例において、繊維、フイルム
又は充填もしくはコートされた紙のような物質の
螢光は、螢光漂白剤及びポリマー活性剤の溶液の
直接の適用によつて高めることができる。特に、
水性もしくは有機液体又は水とポリマー活性剤、
螢光漂白剤並びに所望により増粘剤及び/又は界
面活性剤のような他の望ましい付加物を含む有機
液体との混合物が、既知の技術によつて繊維及び
フイルムに直接適用される。次いで溶剤は基材か
ら除去されるように、乾燥などの通常の技術によ
つて処理される。 この実施態様の第二の例において、螢光漂白剤
とポリマー活性剤との組合せは、紙用コーチング
着色剤もしくはペーパーウエブを充填するのに使
用される充填剤組成物によつて、含まれる充填剤
及び/又は顔料を増白するのに使用される。例え
ば、紙のコーチングにおいて、コーチング着色剤
は典型的にはコーチング着色剤の全量に対して、
10重量%〜80重量%の、クレー及び所望により白
亜、炭酸カルシウムもしくはポリスチレンのよう
な他の無機又は合成の充填剤もしくは顔料を含む
充填剤及び//又は顔料を含む水性サスペンジヨ
ンを含んでなる。さらに、コーチング着色剤は通
常充填剤及び/又は顔料の全重量に対して、75重
量%までの量で高分子のバインダーを含む。高分
子のバインダーは当業者によく知られている。代
表的な高分子バインダーは、ドイツ特許第
1546316号;第1221748号及び第1264945号並びに
ヨーロツパ特許出願公告第93206号に記載されて
いる。好ましくはここで使用される高分子バイン
ダーは、スチレン、ブタジエン、所望によりα,
β−エチレン系不飽和カルボン酸とのコポリマ
ー;又はブチルもしくはエチルアクリレートのよ
うなα,β−エチレン系不飽和カルボン酸のエス
テルと酢酸ビニルのような水に不溶なホモポリマ
ーを生成するコモノマーとのコポリマーである。 所望により、分散剤、接着剤、滑剤又は増粘剤
もしくはレオロジー調節剤のような他の添加剤を
使用することができる。コーチング着色剤によつ
て含まれている充填剤及び/又は顔料を有効に増
白するために、所望量の螢光漂白剤及び活性剤ポ
リマーをコーチングの紙に対する適用の前にコー
チング着色剤の水性相の中に溶解する。一般に、
所望量の螢光漂白剤は、商業的な適用でこれまで
使用された量であり、典型的には100重量部の全
充填剤及び顔料に対して、0.01〜1.5重量部、好
ましくは0.03〜1重量部の螢光漂白剤の範囲にわ
たつている。 コーチング操作に有害な影響を与えずに所望の
活性を得るために、ポリマー活性剤と螢光漂白剤
の前記割合を保持する一方で、コーチング着色剤
は100重量部の全充填剤及び顔料に対して10重量
部まで、好ましくは0.5重量部〜5重量部、より
好ましくは1重量部〜4重量部のポリマー活性剤
を含む。 ポリマー活性剤は所望の粘度及び/又は他のレ
オロジー特性を与えるのに、液体キヤリヤー又は
得られる組成物の粘度に一般にあまり影響を与え
ないので、コーチング着色剤はまた増粘剤及び/
又はレオロジー調節剤を含んでなる。例えば、こ
の組成物は5重量%まで、好ましくは0.1重量%
〜3重量%の、米国特許第4384096号において記
載されたポリマー増粘剤のような合成高分子の増
粘剤を含むことができる。これらの合成ポリマー
増粘剤は、典型的にはα,β−エチレン系不飽和
カルボン酸、好ましくはアクリルもしくはメタア
クリル酸、不飽和カルボン酸のC1〜C4アルキル
エステル、好ましくはC1〜C4アルキルアクリレ
ート、メタアクリレート及び所望により他のコモ
ノマーから製造される。他方、あまり好ましくは
ないが、この組成物は20重量%までのデンプン、
セルロース系材料(例えば、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、アルギネート(例えば、ア
ルギン酸ナトリウム))のような他の通常使用さ
れる増粘剤を含むことができる。これらの増粘剤
の一部はまた螢光漂白剤を活性化することもで
き、この効果は引き続く配合処方において考慮さ
れねばならない。 コーチング組成物を製造するための便宜的な方
法は、ポリマー活性剤を合成ポリマー増粘剤と予
備混合し、次いで螢光漂白剤を含むコーチング組
成物を形成させることからなる。ブレンドもしく
は混合物におけるポリマー活性剤及びポリマー増
粘剤は、0.1〜50重量部、好ましくは0.5〜20重量
部のポリマー活性剤が高分子増粘剤の各重量部に
対して使用されるような量で有利に使用される。
特に好ましい組成物は合成ポリマー増粘剤の各重
量部に対して0.6重量部〜10重量部のヒドロキシ
エチルアクリレートのホモポリマーを含んでな
る。ポリマー活性剤と合成ポリマー増粘剤とのブ
レンドもしくは組み合せは、多くの適用に対して
水性液体において有利に製造される。水性液体/
活性剤/増粘剤組成物は、5重量%〜60重量%、
好ましくは20重量%〜50重量%の固形分で有利に
製造される。 もう一つの実施態様において、螢光漂白剤及び
ポリマー活性剤は粒子状の洗浄剤材料のような固
体キヤリヤーの表面上に適用されるか又はその中
に吸収されることができる。続いて基材を漂白す
るために、基材及び固体キヤリヤー材料をあたか
も洗濯において生ずるような液体中で共に撹拌す
る。最も有効な漂白のために、この液体は螢光漂
白剤とポリマー活性剤の両方がその中に可溶であ
るように選ばれる。 またもう一つの実施態様において、螢光漂白剤
及びポリマー活性剤は、最初ポリマー活性剤を基
材に適用し、次いで所望の螢光漂白剤を適用する
ことによつて処理される材料に引続いて適用する
ことができる。そのような場合に、漂白剤と活性
剤の両方が液体溶液から同時に適用される場合よ
りも比較的より高い量のポリマー活性剤を使用す
ることが一般的に有利である。さらに、螢光漂白
剤の適用と同時か又はそれに続いてのいずれかで
基材を、螢光漂白剤とポリマー活性剤の両方が可
溶である液体と接触させる。 他方、螢光漂白剤を所望のポリマー活性剤と共
に適用することができ、次いでこれは処理される
基材に適用される。 実施例 次の例は、本発明を説明するために記載されて
おり、その範囲を限定する意に取るべきものでは
ない。例において、すべての部及び%は、もし他
に指示がなければ乾燥基準で重量によるものであ
る。 例 1 ポリマー活性剤の製造 ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)
を、撹拌機、窒素パージ、還流冷却器、温度計並
びに加熱及び冷却手段を備えた適当な大きさの反
応器において、150部の2−ヒドロキシエチルア
クリレートを850部の脱イオンと最初混合するこ
とによつて製造した。得られた混合物のPHを、水
酸化ナトリウム溶液を用いて6.9に調整した。重
合混合物を30℃まで加熱し、反応器を窒素でパー
ジした。t−ブチルとドロペルオキシド、過硫酸
ナトリウム及び重亜硫酸ナトリウムを含んでなる
化学的なレドツクス開始剤系を重合開始剤として
この重合混合物に添加した。次いで窒素パージを
ストツプし、反応器の内容物を外部の加熱もしく
は冷却なしに発熱せしめた。2,3分後にピーク
温度に到達した。その後、重合混合物を約80℃で
1時間保持した。得られたポリマー溶液は5.5の
PH、13.2%の固形分、100rpm及び20℃でULアダ
プターをもつたブルツクフイールド粘度計RVT
型を用いて測定した時、13.2ミリ(パスカル・
秒)(mPas)の粘度を有することがわかつた。
(33のフイツケンチヤーK値が製造された時の溶
液の相対粘度を用いて計算された)。 クレースラリーとコーチング着色剤を含むラテ
ツクスの製造 クレースラリーを含むラテツクスを、100部の
DinkieAクレー、0.3部のポリホスフエートとア
クル型の分散剤との混合物、10部のラテツクス形
状のバインダーとしてのカルボキシル化スチレ
ン/ブタジコン及び得られる分散体が約47%の固
形材料を含むような十分な量の水を混合すること
によつて製造した。コーチング着色剤を、1.6部
の以前に式によつて示されたスチルベン化合物
のアニリン/ジエタノールアミン誘導体の螢光漂
白剤の16.5%水溶液;3部の、螢光漂白剤に対す
るポリマー活性剤としてのポリ(2−ヒドロキシ
エチルアクリレート)並びに1部の、メタアクリ
ル酸、酢酸ビニル及びエチルアクリレートのコポ
リマーに基づく増粘剤を撹拌しながら添加するこ
とによつてクレースラリーから製造する。得られ
た螢光漂白剤及びポリマー活性剤を含むコーチン
グ着色剤(試料No.1)を線巻ロツドを用いて木質
のない漂白された亜硫酸紙に適用して、18g/m2
のコート重量を与えた。コートされた紙を200℃
の熱風で乾燥した。かくてコートされた紙の白色
度を、R.Griesserによる「Review Progress in
Coloration」、Vol.11(1981)、p.25〜36に記載さ
れたようなチバガイギープラスチツクホワイトス
ケールを用いて、いわゆるBerger法に従つて測
定した。算出された白色度は134であることがわ
かつた。 一連のコーチング着色剤は、水性の螢光漂白剤
溶液の量がコーチング組成物において100部のク
レーに対して0.8〜5部まで変るのを除いて、同
一の技術を用いて製造した。種々の組成物でコー
トされた紙の試料は、120もしくはそれ以上の白
色度を示した。 コーチング着色剤はまた1.6部の水性の螢光漂
白剤溶液及び2部のポリ(2−ヒドロキシエチル
アクリレート)を含むのを除いて、同一の技術を
用いて製造した。前記コーチング組成物を用いて
コートされた紙は、前記技術によつて測定された
時、125の白色度を示した。1部のポリ(2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート)活性剤を含むのを
除いて、同一のコーチング着色剤でコートされた
紙は、110の白色度を示した。 比較例 1 試料No.1を製造した時の例1の技術を用いて、
1.6部の水性の螢光漂白剤溶液を含むが、しかし
ポリマー活性剤は含まないコーチング着色剤を製
造した。この組成物を用いてコートされた紙(例
1において使用されたものと同一の技術を用い
て)は、ほんの95の白色度を有することがわかつ
た。さらにより低い白色度の値、すなわち82と91
の間の値は、100部のクレーに対して0.8,3.2及
び5部の水性の螢光漂白剤溶液を含むが、しかし
ポリマー活性剤は含まない一連のコーチング着色
剤のうちの一つでコートされた紙によつて示され
た。 比較例 2 例1で製造されたものと同一のクレースラリー
を含むラテツクスに、1.6部の例1で使用された
ものと同一の水性の螢光剤溶液及び1部の、4%
の水溶液として4mPasの溶液粘度を有する完全
に加水分解されたポリ(ビニルアルコール)(10
部の10%水溶液として添加される)を添加した。
例1に記載された技術を用いて、紙を得られた組
成物でコートした。コートされた紙の白色度は
111と測定された。 2部のポリ(ビニルアルコール)を含むのを除
いて同一の組成物でコートされた紙は、131の白
色度を示した。同様に、144の白色度は3部のポ
リ(ビニルアルコール)を含むを除いて同一の組
成物でコートされた紙によつて示された。さら
に、4部の低分子量ポリ(ビニルアルコール)を
含むのを除いて同一の組成物でコートされた紙
は、152の白色度を示した。3.1部の螢光漂白剤溶
液が3及び4部のポリビニルアルコールを含む組
成物で使用された時、わずかに高い白色度を示し
た。あいにく、長時間の間高い固形分含有量(す
なわち55%以上の全固形分)を有するコーチング
着色剤を有するコート紙に対する所望の加工性を
得るために、前記のコーチング着色剤の中に混入
することができる最大量のポリ(ビニルアルコー
ル)は、ほぼ1%であつた。従つて例外的な白色
度は、ポリ(ビニルアルコール)活性剤を用いて
得ることができるけれども、その使用は産業的操
作において制限される。 比較例 3 例1で製造されたものと同一のクレースラリー
を含むラテツクスに、1.6部の例1のと同一の水
性の螢光漂白剤溶液及び4部の0.9の置換度(D.
S.)及び2%水溶液として5mPasの粘度を有する
カルボキシメチルセルロース(40部の10%水溶液
として添加される)を添加した。例1に記載され
た技術を用いて、紙を得られた組成物でコートし
た。コートされた紙は約120の白色度を示した。 3部のカルボキシメチルセルロースを含むのを
除いて同一の組成物が製造された時、コートされ
た紙は106の白色度を示した。 2部のカルボキシメチルセルロースを含むのを
除いて同一の組成物でコートされた紙は、約101
の白色度を示した。紙が1部のカルボキシメチル
セルロース活性剤を含むのを除いて同一の組成物
を用いてコートされた時、99の白色度の値が得ら
れた。 カルボキシメチルセルロースを用いて測定され
た白色度は、活性剤としてポリ(2−ヒドロキシ
エチルアクリレート)を用いた場合よりも明らか
に小さかつた。さらに、カルボキシメチルセルロ
ース活性剤を用いて得ることができる白色度は、
カルボキシメチルセルロースがコーチング着色剤
の粘度を増加するという事実により制限され、ク
レーの重量に対して約1.5%以下のカルボキシメ
チルセルロースを、コーチング着色剤の望ましい
レオロジー特性を保持し続けながら使用すること
ができるに過ぎない。 例 2 コーチング着色剤(試料No.2)を、ラテツクス
バインダーを含まないのを除いて例1のものと同
一のクレースラリーを螢光漂白剤として1部の式
を有するアニリン/ジエタノールアミン誘導体
の22%水溶液、ポリマー活性剤として3部のポリ
(2−ヒドロキシエチルアクリレート)並びに1
部のメタアクリル酸、酢酸ビニル及びエチルアク
リレートに基づく増粘剤と混合させることによつ
て製造した。この組成物を線巻ロツドを用いてポ
リエステルフイルムの透明シートに適用して、25
g/m2の乾燥重量の均一な層を得た。このシート
を直ちに105℃に加熱されたドラムを通して乾燥
した。セルロース系の紙と違つて、螢光漂白剤を
活性化する能力を有しないので、ポリエステルフ
イルムを使用した。従つて、バツクグラウンドの
効果を省略した。ポリエステルフイルム上のコー
チングの螢光は、Zeon照明装置を備えたCarl
Zeiss製の規約反射率光度計を用いて測定した。
420nm以下のすべてのキセノン輻射線を遮蔽する
ためにバリヤーフイルターを通して透過された
D65に比較してD65光線によつて直接照射された
時の、457nmの波長における、コーチングの見か
けの規約反射率の間の差(ΔUV)は、7.7である
ことがわかつた。 1,2,5もしくは10部のポリマー活性剤を含
むのを除いて、一連の同一の組成物を試料No.2に
同じように製造した。各組成物をポリエステルフ
イルムに適用し、各コートされたフイルムの
ΔUVを測定した。1部のポリマー活性剤を含む
組成物でコートされたイルムに対するΔUVは、
4.7であつた。ポリマー活性剤の量が増加する時、
螢光は増加し、10部のポリマー活性剤を含む組成
物でコートされたフイイルムのΔUVは9.6であつ
た。他方、ポリマー活性剤を何も含まないのを除
いて同一の組成物が同じ技術を用いてポリエステ
ルフイルムに適用される時、差ΔUVはほんの1.6
であることがわかつた。 比較例 4 増粘剤を含まないこととポリ(ヒドロキシエチ
ルアクリレート)の代りに比較例2で使用された
3部のポリ(ビニルアルコール)を含むのを除い
て、例2の試料No.2に同一のコーチング組成物
を、例2に記載した技術を用いてポリエステルフ
イルムに適用し、8.1の差ΔUVを示すことがわか
つた。これはポリ(ビニルアルコール)がアクリ
レートポリマー活性剤よりも螢光漂白剤を活性化
するのにわずかにより有効であることを指摘して
いるけれども、そのような増加した白色度は、コ
ーチング着色剤の加工性を犠牲にしてのみ得るこ
とができる。さらに、活性剤の量が増加すると、
アクリレートポリマー活性剤を含む組成物でコー
トされたフイルムとポリ(ビニルアルコール)を
含む組成物でコートされたフイルムとの間の
ΔUVの差は減少した。 増粘剤を含まないこととアクリレートポリマー
活性剤の代りに3部の比較例3のカルボキシメチ
ルセルロース活性剤を含むのを除いて、例2のも
のと同一の組成物から製造されたコーチングは、
ほんの3.3のΔUVを示した。 例 3 増粘剤を含まないのを除いて例2の試料No.2に
同一のコーチング組成物(試料No.3)を、ポリエ
ステルフイルム上にコートした。コートされたフ
イルムは7.1のΔUVを示した。2部のポリ(2−
ヒドロキシエチルアクリレート)を含むのを除い
て同一の組成物でコートされたフイルムは、5.3
のΔUVを示した。5もしくは10部のホモポリマ
ー活性剤を含む同一の組成物でコートされた時、
コートされたフイルムの螢光(ΔUV)は、それ
ぞれ8.3及び9.1であつた。 例1の重合技術を用いて、80部の2−ヒドロキ
シエチルアクリレート及び20部のヒドロキシプロ
ピルアクリレートからコポリマーを誘導した。螢
光漂白剤に対する活性剤として、2−ヒドロキシ
エチルアクリレートホモポリマーの代りにこのポ
リマーを用いるのを除いて試料No.3の組成物と同
一の組成物を製造した。ポリエステルフイルム上
にコートされた時、コートされたフイルムの螢光
は6.5であることがわかつた。2部のこのコポリ
マー活性剤を含むのを除いて同一の組成物でコー
トされたポリエステルフイルムの螢光は5.7であ
つた。5もしくは10部のコポリマー活性剤を含む
同一の組成物でコートされた時、得られるコート
されたポリエステルフイルムの螢光は、それぞれ
8.0及び8.8であつた。 同様な結果が、コポリマー活性剤として50部の
2−ヒドロキシエチルアクリレートと50部のヒド
ロキシプロピルアクリレートから誘かれた2,
3,5もしくは10部のコポリマーを含むのを除い
て同一の組成物で得られ、コートされたポリエス
テルフイルムの螢光値は5.5〜8.5の範囲にわたつ
た。 この例によつて実証されたように、2−ヒドロ
キシエチルアクリレートとヒドロキシプロピルア
クリレートとのコポリマーは、2−ヒドロキシエ
チルアクリレートのホモポリマーに比べて活性に
おいて優るとも劣らない。 ポリ(ヒドロキシエチルメタアクリレート)
を、重合混合物として90%の水と10%のエタノー
ルとの混合物を用いるのを除いて例1の技術を用
いて製造する。ポリ(2−ヒドロキシエチルアク
リレート)の代りに活性剤としてポリ(ヒドロキ
シエチルメタアクリレート)を含むのを除いて試
料No.3の組成物に同一の組成物を製造する。この
組成物でコートされたポリエステルフイルムの螢
光は、ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)コポリマー活性剤を含む組成物(試料No.3)
でコートされたフイルムの場合に測定されたもの
の約70%であることが示された。 例 4 ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)を
例1の方法によつて製造した。50部の得られたア
クリレートポリマーを、40部のメタアクリル酸と
60部のエチルアクリレートから誘かれたコポリマ
ーのエマルジヨン(「ラテツクス」)として製造さ
れる50部のアルカリ可溶の増粘剤と混合した。 コーチング着色剤を、100部のDinkieAクレー、
0.3部のポリホスフエートとアクリル型分散剤と
の混合物、1.3部の式によつて以前に示された
スチルベン化合物のアニリン/ジエタノールアミ
ン誘導体である螢光漂白剤の16.5%水溶液及び3
部のポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト):メタアクリル酸/エチルアクリレートコポ
リマーが50:50である混合物(1.5部のポリ(2
−ヒドロキシエチルアクリレート))を混合する
ことによつて製造した。 例1の技術を用いて、コーチング着色剤を18
g/m2のコーチング重量で木質のない漂白された
亜硫酸紙に適用した。コートされた紙の白色度
は、例1に記載されたBerger法を用いて測定し
た時、114.3であつた。 比較例 5 ヨーロツパ特許出願公告第0014904号に従つて、
50部の2−ヒドロキシエチルアクリレート、20部
のメタアクリル酸及び30部のエチルアクリレート
からターポリマーを製造した。得られたポリマー
は、0.5重量%の水溶液としてその相対粘度から
測定された時、110.0のフイツケンチヤー値を示
した。 3部の2−ヒドロキシエチルアクリレート/メ
タアクリル酸/エチルアクリレートコポリマー
(100部のクレーに対して1.5部のポリ(2−ヒド
ロキシエチルアクリレート))がポリ(2−ヒド
ロキシエチルアクリレート)とアルカリ可溶の増
粘剤との混合物の代りに使用されるのを除いて例
4のものに同一のコーチング着色剤を製造した。
そのような方法において、例4及び比較例5のコ
ーチング着色剤は、同じ量の重合された2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、メタアクリル酸及び
エチルアクリレートを含み、例4では2種のポリ
マーが3種のモノマーから製造され、一方比較例
5はほんの1種のポリマーが3種のモノマーから
製造されたという違いがあつた。 例4と同一の技術を用いて、木質のない漂白さ
れた亜硫酸紙を、得られたコーチング着色剤を使
用してコートした。コートされた紙の白色度は、
例4のコーチング着色剤でコートされた紙の白色
度よりもかなり小さいほんの99であつた。 一連のコーチング着色剤を、ポリ(2−ヒドロ
キシエチルアクリレート)と例4のアルカリ可溶
の増粘剤との混合物又は比較例5の2−ヒドロキ
シエチルアクリレート/メタアクリル酸/エチル
アクリレートターポリマーを用いて、100部のク
レーに対して1重量部と5重量部の間の種々の濃
度で製造した。すべての場合に、同じ濃度では、
例4のポリマー混合物を含むコーチング着色剤で
コートされた紙の白色度は、比較例5のターポリ
マーを含むコーチング着色剤でコートされた紙の
白色度よりも高かつた。これらの差はより低い濃
度では比較的小さいけれども(1%の濃度で87.5
に対して89の白色度の値)、より高い濃度では、
白色度の差は増加した。特に、5%の例4におい
て製造された混合物を含むコーチング着色剤でコ
ートされた紙は、127.5の白色度を示し、一方5
%の比較例5のターポリマーを含むコーチング着
色剤でコートされた紙は、ほんの106の白色度を
示した。 例 5 例1の方法によつて製造された70部のポリ(2
−ヒドロキシエチルアクリレート)を、33部のメ
タアクリル酸と67部のエチルアクリレートから誘
かれたコポリマーのエマルジヨン(ラテツクス)
として製造される30部のアルカリ可溶の増粘剤と
混合した。 70部のポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)と30部のアルカリ可溶増粘剤とのポリマー混
合物3部が、50:50のポリ(2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート):増粘剤混合物の代りに使用さ
れるのを除いて例4のものに同一のコーチング着
色剤を製造した。 得られたコーチング着色剤を、例1のコーチン
グ技術を用いて18g/m2のコーチング重量で木質
のない漂白された亜硫酸紙に適用した。コートさ
れた紙の白色度は121であつた。 1部のポリマー混合物を含むのを除いて同一の
コーチング着色剤を用いた場合、コトされた紙の
白色度は93であり、一方5部の混合物を含むコー
チング着色剤を用いてコートされた紙の白色度は
133であつた。 比較例 6 ヨーロツパ特許出願公告第0014904号に従つて、
70部の2−ヒドロキシエチルアクリレート、10部
のメタアクリル酸及び20部のエチルアクリレート
からターポリマーを製造した。得られたポリマー
は0.5重量%の水溶液として相対粘度から測定し
た時、84.2のフイツケンチヤー値を示した。 すべての場合において、得られたコポリマーを
用いて製造されたコーチング着色剤でコートされ
た紙は、等量の例5のブレンド物を含むコーチン
グ着色剤でコートされた紙よりもかなり低い白色
度の値を示した。 1部のコポリマーを含むコーチング着白剤を用
いた場合、得られるコートされた紙は、例5に記
載された93の白色度の値に比較して88.5の白色度
を示した。3部のコポリマーを含むコーチング着
色剤でコートされた紙の白色度は、ポリマー混合
物を含むのを除いて同一のコーチング着白剤でコ
ートされた紙に対して例5において測定された
121の白色度の値に比較してほんの109である。5
部のコポリマーを含むコーチング着白剤を用いて
コートされた紙は、5部のポリマー混合物を含む
のを除いて同一のコーチング着色剤を用いてコー
トされた紙に対する例5に記載された133の白色
度に比較して123の白色度を示した。 2−ヒドロキシエチルアクリレートの代りにヒ
ドロキシプロピルアクリレートを用いるのを除い
て比較例5及び6を繰り返した。すべての場合に
おいて、(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)/メタアクリル酸/エチルアクリレートのタ
ーポリマーを含むコーチング着色剤でコートされ
た紙は、ヒドロキシプロピルアクリレート/メタ
アクリル酸/エチルアクリレートのターポリマー
を含むのを除いて同一のコーチング着色剤でコー
トされた同一の紙よりも大きい白色度の値を示し
た。 さらに、例4で示された結果と比較例6で示さ
れた結果との比較は、ポリ(2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート):アルカリ可溶の増粘剤が50:
50の混合物でコートされた紙の白色度がまた、す
べての場合に、混合物及びターポリマーが等量で
使用される時、70部の2−ヒドロキシエチルアク
リレート、20部のエチルアクリレート及び10部の
メタアクリル酸から誘かれたターポリマーでコー
トされた紙の白色度よりもより大きいということ
を示している。 例 6 レドツクス開始剤系よりむしろ過硫酸ナトリウ
ム開始剤を用いるのを除いて例1の技術を用い
て、75部の2−ヒドロキシエチルアクリレートと
25部のアクリルアミドからアクリレートポリマー
活性剤を誘導した。次いで螢光漂白剤に対するポ
リマー活性剤としてポリ(2−ヒドロキシエチル
アクリレート)ホモポリマーの代りに得られた2
−ヒドロキシエチルアクリレート/アクリルアミ
ドコポリマーを含むのを除いて例3の試料No.3に
同一の組成物を製造した。ポリエステルフイルム
上にコートされた時、ΔUVで表わされたフイル
ムの螢光が、3部のポリ(2−ヒドロキシエチル
アクリレート)を含むコーチング着色剤でコート
されたポリエステルフイルムによつて示された螢
光の約91%であることがわかつた。50部(62モル
%)のアクリルアミドと50部(38モル%)の2−
ヒドロキシエチルアクリレートから誘かれたコポ
リマー活性剤を用いて製造されたのを除いて同一
の組成物でコートされたフイルムは、ポリ(2−
ヒドロキシエチルアクリレート)活性剤を含む組
成物でコートされたフイルムによつて示された螢
光の約75%の螢光を示した。クレーと重合された
アクリルアミドとの相互作用により、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート/アクリルアミドを含む
コーチング着色剤の粘度は、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレートホモポリマーを含むコーチング着
色剤組成物の粘度よりも一般に高かつたけれど
も、このコポリマーは有効な活性剤であることが
示される。この粘度の増加はクレーを含まない系
に基づく水中では明らかではなかつた。 ポリエステルフイルムが90%(80モル%)の2
−ヒドロキシエチルアクリレートと10%(20モル
%)のアクリロニトリルから誘導されたコポリマ
ー活性剤(このポリマーはコーチング組成物に可
溶である)を含むのを除いて同一の組成物でコー
トされる時、得られるコートされたフイルムの螢
光は、ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)活性剤を用いる時得られた値の91%である。
ポリエステルフイルムが95%(90モル%)のヒド
ロキシエチルアクリレートと5%(10モル%)の
アクリロニトリルから誘かれたコポリマー活性剤
でコートされた時、一層強い螢光(ほぼ97%)が
得られた。他方、75%(58モル%)の2−(ヒド
ロキシエチルアクリレート)と25%(42モル%)
のアクリロニトリルから誘かれたコポリマー活性
剤(このポリマーは溶液よりむしろ分散液として
製造される)を含むのを除いて同一の組成物でコ
ートされたフイルムは、ポリ(2−ヒドロキシエ
チルアクリレート)活性剤を含む同一の組成物で
コートされたフイルムによつて示された螢光のほ
ぼ74%である螢光を示した。 2−ヒドロキシエチルアクリレートとスチレ
ン、エチルアクリレート、メタアクリル酸もしく
はアクリル酸のうちの1種とから誘かれたコポリ
マー活性剤を有するのを除いて同一の組成物でコ
ートされたポリエステルフイルムの螢光は、コモ
ノマーの%が増加する時、比較的急速に減少し
た。特に、ほんの10部のメタアクリル酸もしくは
アクリル酸がコポリマー活性剤を製造するのに使
用される時、得られたコポリマー活性剤のいずれ
かを含む組成物でコートされたフイルムによつて
示された螢光は、ポリ(2−ヒドロキシエチルア
クリレート)活性剤を有するのを除いて同一の組
成物でコートされたフイルムによつて示された螢
光のほんの57%であつた。5%のスチレンもしく
はエチルアクリレートを用いて製造されたコポリ
マー活性剤を含む組成物でコートされたフイルム
は、例3の組成物でコートされたフイルムによつ
て示された螢光のほぼ88%の螢光を示したけれど
も、15%のスチレンもしくはエチルアクリレート
がコポリマー活性剤を製造するのに使用された
時、フイルムによつて示された螢光は、ポリ(2
−ヒドロキシエチルアクリレート)活性剤を含む
組成物を有する紙よつて示された螢光の約60%で
あつた。 例 7 クレーが0.4μの平均粒度を有する、39.2部のプ
ラスチツク顔料のポリスチレン球体によつて置き
かえられるのを除いて、例3の試料No.3の組成物
に同一のコーチング組成物を製造した。クレー
(2.65g/cm3)とポリスチレンプラスチツク顔料
球体(1.04g/cm3)との間の密度差により、最終
的にコーチング組成物は同じ体積濃度の顔料/充
填剤を有する。得られたコーチング組成物に、1
部の例3において使用された螢光漂白剤の22%水
溶液を添加した。次いでこのコーチング組成物の
一部を例2の技術を用いてポリエステルフイルム
に適用した。得られたフイルムの螢光は、ΔUV
で表わした時、1.1である。 螢光漂白剤を含むコーチング組成物のもう一つ
の部分に、例1の技術を用いて製造された1部の
ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)を添
加する。得られた組成物をポリエステルフイルム
に適用する時、ΔUVは5.20まで増加する。 2部のポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト)活性剤を含む組成物でコートされたポリエス
テルフイルムは、8.37までのΔUVの一層の増加
を示す。ΔUVのその上の増加は、3.5及び10部の
ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)コポ
リマー活性剤を含む組成物を用いてコートされた
フイルムによつて示された。特に、3部の活性剤
を含む組成物でコートされたフイルムは、10.7の
ΔUVを示し、5部のポリ(2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート)を含む組成物でコートされたフ
イルムは、12のΔUVを示し、一方10部のポリ
(2−ヒドロキシエチルアクリレート)活性剤を
含む組成物でコートされたフイルムは、12.66の
ΔUVを示した。 炭酸カルシウム、タルク及び他のプラスチツク
がコーチング組成物において充填剤/顔料として
使用された時、同じようなΔUVの増加がまた示
された。二酸化チタンがコーチング組成物におい
て充填剤/顔料として使用された場合は、ポリマ
ー活性剤の効果は、二酸化チタンが強力なUV吸
収材料であるため、あまりなかつた。特に、ポリ
マーの活性効果は、螢光漂白剤の螢光を防止する
二酸化チタンの強力なUV吸収により、測定する
ことができなかつた。 例 8 1の水に対して7.5gの例7で使用された螢
光漂白剤の22%水溶液を含む水溶液を、いわゆる
「熱接着した」ポリプロピレン不織ウエブに、こ
のウエブをほぼ5秒間溶液の中へ浸漬し、この浸
漬されたウエブを手で絞り、次いで、このウエブ
を風乾することによつて適用した。次いで処理さ
れたウエブを4回折りたたみ、螢光(ΔUV)及
び白色度の試験に供した。(この方法で試験され
た不織ポリプロピレンウエブは、0の螢光及び
73.3の白色度を示した。)ΔUVは1であることが
わかり、白色度は活性化されていない螢光漂白剤
の自己消光により、例1におおて例証された技術
を用いた場合、39.8まで減少することがわかつ
た。 1の溶液に対して27.5gのポリ(2−ヒドロ
キシエチルアクリレート)活性剤を含むのを除い
て同一の水溶液をポリプロピレン不織ウエブに適
用し、かくて処理されたウエブの螢光は10.6であ
り、白色度は166.4であることがわかり、両方と
も望ましい増加であつた。 3.75gの螢光漂白剤の22%活性溶液及び1の
溶液に対して13.75部のポリマー活性剤を含むも
う一つの水溶液をポリプロピレン不織ウエブに適
用した。この処理されたウエブは、7.3の螢光及
び135.1の白色度を示し、ポリ(2−ヒドロキシ
エチルアクリレート)ポリマー活性剤がこのより
低い濃度でも螢光漂白剤を活性化するのに有用で
あるということを指摘した。 ポリプロピレンウエブを1の溶液に対して
27.5gのポリマー活性剤を含む(螢光漂白剤は使
用されない)もう一つの水溶液で洗浄し、さらに
この例において前記したように処理した。洗浄さ
れたポリプロピレン不織ウエブは0の螢光値及び
ほんの74.4の白色度を示した。 前記配合処方の各々において、各組成物の湿潤
特性を改良するために組成物の表面張力を約
34dyn/cmまで減少させるのに十分な量である、
1の溶液に対して0.068gの界面活性剤を、組
成物の各々に添加した。 例 9 100部のクレーに対して0.96部のこれまで式
()によつて示された化合物のアニリンスルホ
ン酸/ジエタノールアミン誘導体の23.6%水溶
液、3部のポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート)、並びに1部のメタアクリル酸、酢酸ビニ
ル及びエチルアクリレートのコポリマーに基づく
増粘剤を例1において使用されるものと同一のク
レースラリーを含むラテツクスに添加することに
よつてコーチング着色剤を製造した。得られたコ
ーチングを線巻ロツドを用いて木質のない漂白さ
れた亜硫酸紙に適用して18g/m2のコート重量を
与えた。コートされた紙を200℃の熱風で乾燥し
た。かくてコートされた紙の白色度は127であつ
た。ポリマー活性剤を含まない同一のコーチング
着色剤でコートされた紙の白色度は、81であつ
た。 2部のポリ(2−ヒドロキシアルキルアクリレ
ート)を含むのを除いて同一のコーチング着色剤
でコートされた紙の白色度は、119であり、一方
1部のポリ(2−ヒドロキシアルキルアクリレー
ト)を含むのを除いて同一のコーチング着色剤で
コートされた紙の白色度は、103であつた。 比較例 7 例1において製造されたものと同一のクレース
ラリーを含むラテツクスに、0.96部の()で示
された化合物を有するアニリンスルホン酸/ジエ
タノールアミン誘導体の23.6%水溶液、3部の
0.9のD.S.及び2%水溶液として5mPasの粘度を
有するカルボキシメチルセルロースを添加するこ
とによつてコーチング着色剤を製造した。例9に
記載された技術を用いて、紙を得られた組成物で
コートした。コートされた紙の白色度は117と測
定された。 2部のカルボキシメチルセルロースを含むのを
除いて同一の組成物でコートされた紙は、112の
白色度を示した。97の白色度が、1部のカルボキ
シメチルセルロースを含むのを除いて同一の組成
物でコートされた紙によつて示された。 これらの例によつて示されたように、ポリ(2
−ヒドロキシエチル)アクリレートは、同じ濃度
でカルボキシメチルセルロースよりもより有効な
活性剤であることが再び示されている。 例 10 100部のクレーに対して1.6部の化合物()を
有するアニリンジスルホン酸/ジエチルアミン誘
導体の15.5%水溶液;3部のポリ(2−ヒドロキ
シエチルアクリレート);並びに1部のメタアク
リル酸、酢酸ビニル及びエチルアクリレートのコ
ポリマーに基づく増粘剤を例1において使用され
たものと同一のクレースラリーを含むラテツクス
に添加することによつてコーチング着色剤を製造
した。得られたコーチング着色剤を線巻ロツドを
用いて木質のない漂白した亜硫酸紙に適用して18
g/m2のコート重量を与えた。コートされた紙を
200℃の熱風で乾燥した。かくてコートされた紙
の白色度は135であつた。ポリマー活性剤を含ま
ない同一のコーチング着色剤でコートされた紙の
白色度は、95であつた。 2部のポリ(2−ヒドロキシアルキルアクリレ
ート)を含むのを除いて同一のコーチング着色剤
でコートされた紙の白色度は、131であり、一方
1部のポリ(2−ヒドロキシアルキルアクリレー
ト)を含むのを除いて同一のコーチング着色剤で
コートされた紙の白色度は121であつた。 比較例 8 例1において製造されたものと同一のクレース
ラリーを含むラテツクスに、1.6部の()で示
された化合物を有するアニリンジスルホン酸/ジ
エチルアミン誘導体の15.5%水溶液、3部の0.9
のD.S.及び2%水溶液として5mPasの粘度を有す
るカルボキシメチルセルロースを添加することに
よつてコーチング着色剤を製造した。例7におい
て記載された技術を用いて、紙を得られた組成物
でコートした。コートされた紙の白色度は、113
と測定された。 2部のカルボキシメチルセルロースを含むのを
除いて同一の組成物でコートされた紙は、110の
白色度を示した。107の白色度が、1部のカルボ
キシメチルセルロースを含むのを除いて同一の組
成物でコートされた紙によつて示された。 これらの例によつて示されたように、ポリ(2
−ヒドロキシエチル)アクリレートは、同じ濃度
でカルボキシメチルセルロースよりもより有効な
活性剤であることが再び示されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (ここでR1 又は であつてよく、R2はN(CH2−CH32、N(CH2
    CH2−OH)2もしくは【式】 であつてよい。) で示されるスチルベン化合物;式
    【式】又は 【式】で示されるクマリン及び カルボスチリル化合物;式 で示される1,3−ジフエニル−2−ピラゾリン
    化合物;式 で示されるナフタルイミド化合物;並びに式 で示されるベンザゾリル置換化合物からなる群か
    ら選ばれる螢光漂白剤、及び活性化量の (1) ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの
    ホモポリマー、 (2) 2種もしくはそれ以上のヒドロキシアルキル
    (メタ)アクリレートのコポリマー、又は (3) 重合された形で、70重量%以上の1種もしく
    はそれ以上のヒドロキシアルキル(メタ)アク
    リレートを含むコポリマー を含んでなる組成物。 2 ポリマー活性剤と螢光漂白剤との比が100:
    1〜1:1であり、この組成物がさらに螢光漂白
    剤及びポリマー活性剤が可溶である水性液体キヤ
    リヤーを含んでなる特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 3 液体キヤリヤーが水であり、水溶液が0.1重
    量%〜60重量%の螢光漂白剤及びポリマー活性剤
    を含む特許請求の範囲第2項記載の組成物。 4 ポリマー活性剤が2−ヒドロキシエチルアク
    リレートのホモポリマーもしくは2−ヒドロキシ
    エチルアクリレートとヒドロキシプロピルアクリ
    レートとのコポリマーである特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 5 コーチング着色剤の全重量に対して10重量%
    〜80重量%の充填剤及び/又は顔料;100重量部
    の充填剤及び顔料に対して10重量部のポリマー活
    性剤及び0.01重量部〜1.5重量部の螢光漂白剤;
    並びに所望により他の添加剤を含む特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 6 0.5重量部〜5重量部のポリマー活性剤及び
    0.03重量部〜1重量部の螢光漂白剤が、100重量
    部の充填剤及び顔料に対して使用され、ポリマー
    活性剤と螢光漂白剤との比が50:1〜2:1であ
    り、この組成物がさらに100重量部の充填剤及び
    顔料に対してて4重量部〜35重量部のコポリマー
    バインダー並びに増粘剤を含む特許請求の範囲第
    5項記載の組成物。 7 増粘剤がα,β−エチレン系不飽和カルボン
    酸、不飽和カルボン酸のC1〜C4アルキルエステ
    ル及び所望により他のコモノマーから誘かれた合
    成ポリマー増粘剤である特許請求の範囲第6項記
    載の組成物。
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