JPH034298Y2 - - Google Patents

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JPH034298Y2
JPH034298Y2 JP6743385U JP6743385U JPH034298Y2 JP H034298 Y2 JPH034298 Y2 JP H034298Y2 JP 6743385 U JP6743385 U JP 6743385U JP 6743385 U JP6743385 U JP 6743385U JP H034298 Y2 JPH034298 Y2 JP H034298Y2
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frame
glass
plate
mounting frame
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JP6743385U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機の扉枠に開設する窓を塞
ぐガラス装着枠とこのガラス装着枠の前面に揃え
て扉枠の左右前面部に補助枠を取付けてなるパチ
ンコ機の改良に関するものである。
[従来の技術] パチンコ機は、遊技板面に打出される打球の飛
出しを防止するため、また遊技板面の入賞装置類
が不正に操作されないために遊技板の前面を透明
なガラス板で被つている。
このガラス板は防犯上の理由から一般に2枚の
ガラス板を用い金属製の枠(一般にガラス枠乃至
は金枠と称している。)に前後間隔をおいて収め、
このガラス枠を閉じることによつて遊技板の前面
を被うようにしている。
この従来のガラス枠は遊技板の全面を被う大き
さに形成してあり、枠自体は細身の金属枠にして
遊技板の周縁部に設けられる表示用或は装飾用の
ランプ群、飾り類がガラスを通して覗けるように
してあるが、遊技者にとつてこのランプ群は遊技
板中央の遊技部に隣接して設けられていることか
らその全体が常に視界に入り集中力を妨げる一
方、疲労の原因ともなつている。
また、現在多くのパチンコ機に採用されている
遊技板だけの取替え交換が自由な所謂分離式パチ
ンコ機においては遊技板の交換の都度表示用のラ
ンプ群も併せて外され廃棄されてしまうことにな
つている。
[考案が解決しようとする問題点] この様に、従来のパチンコ機は表示用のランプ
群、或はその他の飾り類が遊技板と一体であるこ
とからときとして遊技者の遊技の妨げとなる一
方、遊技板の交換に際してはこれに組付けた全て
の表示手段が外され廃棄されてしまう欠点があ
り、遊技板だけを外すことによつてパチンコ機の
印象を変え、また入賞形態を変えてパチンコ機の
再生を効率的に且つ経済的におこなおうとする分
離式パチンコ機の趣旨にも反するものとなつてい
る。
本考案は、この様な点に鑑み、遊技板には遊技
に必要な入賞口、障害釘等を備えた遊技部のみを
設け、しかも扉枠の開口部からはこの部分のみを
視覚可能にして周縁部分は扉枠に設けるガラス枠
に相当するガラス装着枠で被う一方、このガラス
装着枠の前面部に前記表示用のランプ群を移し、
遊技中の直接的視界から遠退け遊技者の疲労を軽
減し、併せて遊技板交換時の無駄を軽減しようと
するものである。
[問題を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するため考案された
もので、中央部に窓を開設し前傾斜に傾けた前面
板の周縁から後方に枠板を延設し筐形に形成した
装着枠本体の上記窓に外ガラス板を嵌付け、この
ガラス板の背後に所要奥行き幅を有した飾り枠を
固定してこの飾り枠を介して内ガラス板を固定し
内外のガラス板を対設してなるガラス装着枠を扉
枠の開口部前面に開閉自由に螺着する一方、該ガ
ラス装着枠を挟んで扉枠の左右前面に前記前面板
と同一面に揃えて補助枠を一体に備えてなるパチ
ンコ機を提供することにある。
[実施例] 以下、本考案を図示する一実施例に基づき説明
し、その特徴とするところを詳述することにす
る。
第1図は本考案に係るパチンコ機の正面図であ
り、第2図は上図の−線に沿つた縦断側面図
である。符合1はパチンコ機の外形を構成する機
枠体、2はこの機枠本体の一側に図示しない蝶番
を介して開閉自由に螺着した扉枠、3は扉枠に開
設する開口部4に一側を蝶着して開閉自由に取付
けたガラス装着枠であり、5はこのガラス装着枠
の下方に同じく図示しない蝶番を介して開閉自由
に取付けた前枠板である。
ここに示した機枠体1、扉枠2、そして前枠板
5は従来のパチンコ機におけるものと同じもので
あり、ガラス装着枠3は後に詳述するように本考
案において独自に構成される。
機枠体1は縦長長方形状に枠組してなり、この
前面一側縁に蝶着される扉枠2は中央部に開口部
4を設けて額縁形をなし、その背面部に金属板で
筐形に成形した機構枠体6が固定され、この内部
に前方から遊技板7が収められる。
8は遊技板7を受けるため機構枠体6の内部に
固定した受台で、この受台の前面には発射球を遊
技板前面の遊技部に誘導する発射レール9、フア
ール球誘導通路10が付設され、また、この遊技
板を収める機構枠体6の背面には賞球を貯留する
タンクを始めとして賞球を放出する賞球装置、セ
ーフ球を受けるセーフ球誘導室、セーフ球を検出
し上記賞球装置に開放の動作をなさしめるセーフ
球検出装置等の諸種のパチンコ機に必要な装置類
11が装備される。
12は下部前面に取付けた下部賞球受皿で、こ
の下部前面には打球発射用の操作グリツプ13、
背面には球を打出す発射杵を備えたモータ14等
が装置される。
前枠板5は前面に上部賞球受皿15を備え、背
面にこの受皿から送られる球を前記発射杵の先端
に一個づつ送り込む打球供給装置が設備される。
さて、ガラス装着枠3は前面板3aを主体にし
て内外2枚のガラス板16,17と、このガラス
板を前後に隔てる飾り枠18から構成され、この
実施例では前面板3aを略正方形状にして上部が
手前に傾く前傾状態にしてあり、その四辺から後
方に向けて枠板3bを延設し略筐形をなすよう形
成してある。
この筐形のガラス装着枠3は前面板3aの中央
部に円形の窓19を開設し、この窓の背後から外
ガラス板17を添わせ、クリツプ20で固定して
塞ぎ、この外ガラスの背後に飾り枠18を介して
内ガラス板16を対設させてある。
飾り枠18は図示するようにこの実施例では窓
19の形状に沿つた円形の筒形にして前方に向け
て拡径するテーパー形にしてある。そして、更に
上部が深く、下部が浅い筒形にして後部縁を一つ
の垂直面に揃うようにしてあり、この後部縁に前
記内ガラス板16を接面するように添わせて同じ
くクリツプ20で固定してある。
この飾り枠18は前面板3aの周囲から延設す
る枠板より更に後方に突き出すように設けてあ
り、ガラス装着枠が閉じたとき扉枠2の開口部4
の内側に入り込み、これによつてその後部縁に添
わせた内ガラス板16が遊技板7の前面に植設す
る図示しない障害釘、入賞装置類及び発射誘導レ
ール21等に近接して臨めるようにしてある。
ところで、このガラス装着枠に組込まれる飾り
枠18は実質的に遊技板7の発射誘導レール21
によつて囲まれる前面部分、即ち遊技部22を囲
み、視覚上遊技板の周縁部を劃するもので、従つ
てこの遊技部22を囲み込むに足りる大きさの筒
形に形成し、またこれに併せて前面板3aに設け
る窓19もこの飾り枠の前部縁に沿つた大きさに
開設してある。
図中23は上記ガラス装着枠3が取付けられる
扉枠2の前面左右に縦に配置固定した補助枠で、
24は窓19の周囲に沿つて多数連設した表示ラ
ンプ群である。
補助枠23は扉枠2の前面に突出すように設け
られるガラス装着枠3に合せて一体感を出すため
設けた飾り材で、前面板3aの前傾に合せて傾斜
面に形成し、実質的には一方の補助枠を足場にガ
ラス装着枠の一側縁を蝶着し、開閉自由に取付け
ることになる。
また、上記表示ランプ群24は入賞を表示する
ランプ、貯留タンクの球切れを表示するランプ、
遊技中を表示するランプ等であつて多数連設され
る一部をこれら表示のためのランプに割当て、例
えば窓19の左右のランプの列を入賞表示のため
のランプに、上部のランプの列を球切れ表示或は
遊技完了表示のランプとして割当てると従来遊技
板の周縁部に設けた表示ランプと同一の目的を達
することができる。
この場合、それぞれの表示ランプを色分けする
と一層明確となり、且つ装飾効果の上で有効であ
る。
尚、飾り枠18は特に素材を限定されるもので
はないが、半透明の合成樹脂製にしてその背後に
照明ランプを設備すると、遊技板の照明に有効で
あると共に、装飾上従来のパチンコ機になかつた
顕著な効果を挙げることができる。
[考案の効果] 本考案は上述説明の様に構成されるもので、遊
技中において遊技板は中央の遊技部だけが覗か
れ、この遊技部は奥行きを有した飾り枠を通して
覗かれることから、遊技者は視界を自動的に限ら
れることになり、容易に遊技に集中することがで
きると共に、従来この遊技部の周囲に設けられた
表示ランプ等がガラス枠体の前面に移され、遊技
を監視する視覚範囲から遠退けられることからそ
れだけ目の疲労が緩和されることになる。
勿論、奥行きのある飾り枠を通してその奥に位
置する遊技板を覗くことから従来のパチンコ機に
比較して立体的になり遊技の楽しみを増加される
利点がある。
また一方、本考案は前面板に取付けられる外ガ
ラス板がこの傾斜に従つて前傾斜に傾くことから
遊技板の前面に対座する遊技者の目にホール天井
等に設備される照明光が反射して入ることがなく
疲労感を軽減する上で大きな効果があり、更に
は、これらがガラス面に映ることがないので遊技
板面を容易且つ鮮明に透視できる利点がある。
また、飾り板の介挿によつて2枚のガラス板が
前後に大きく隔てられることから、窓の縁の空隙
部等を採つて行われることがある不正遊技行為を
有効に防止することが可能となる。
以上の様に扉枠の前面に突き出して設けられる
ガラス装着枠の諸種の効果に加えて本考案におい
てはこのガラス装着枠を挟む両側の扉枠の前面に
ガラス装着枠の前面板に揃えた補助枠を設けてパ
チンコ機の前面を一つに揃えたことからガラス装
着枠だけが浮き出し違和感を与えたり、パチンコ
機の横幅を必要以上に狭く感じさせて遊技者に圧
迫感を与えることがなく遊戯し易いパチンコ機を
提供することができる。
尚、ガラス装着枠と補助枠の一体性に伴わせて
装着枠の前面に設ける表示用ランプ、装飾類の一
部を補助枠の前面に移して更に一体性を出すよう
にしてもよいこと勿論である。この場合、ガラス
装着枠も、また補助枠もともに背面に空所が用意
されるのでランプのための配線に好都合であるこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は一部を省略して示した本考案に係るパチンコ
機の正面図、第2図は上図−線に沿つた縦断
側面図、第3図は扉枠の正面図、第4図は上図
−線に沿つた縦断側面図、第5図はガラス枠体
の背面図、第6図は上図−線に沿つた縦断側
面図である。 1……機枠体、2……扉枠、3……ガラス装着
枠、3a……前面板、3b……枠板、7……遊技
板、16……内ガラス板、17……外ガラス板、
18……飾り枠、19……窓、23……補助枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に窓を開設し前傾斜に傾けた前面板の周
    縁から後方に枠板を延設し筐形に形成した装着枠
    本体の上記窓に外ガラス板を嵌付け、このガラス
    板の背後に所要奥行き幅を有した飾り枠を固定し
    てこの飾り枠を介して内ガラス板を固定し内外ガ
    ラス板を対設せしめてなるガラス装着枠を扉枠の
    開口部前面に開閉自由に螺着する一方、該ガラス
    装着枠を挟んで扉枠の左右前面に前記前面板と同
    一面に揃えて補助枠を一体に備えてなるパチンコ
    機。
JP6743385U 1985-05-09 1985-05-09 Expired JPH034298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6743385U JPH034298Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

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JP6743385U JPH034298Y2 (ja) 1985-05-09 1985-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS61185482U JPS61185482U (ja) 1986-11-19
JPH034298Y2 true JPH034298Y2 (ja) 1991-02-04

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ID=30601255

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