JPH0342898A - 電子装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 筐体に収納されたフレームがレールのスライドによって
該筐体の外部に突出、または、該筐体から取り出しが行
われるように形成された電子装置に関し、 サービスエリアを含む設置スーペスの節減を図ると共に
、機能ユニット間に布設されるケーブル長を極力短くす
ることが行えるように形成することを目的とし、 機能ユニットが実装されたフレームと、該フレームの複
数が隣接されることで収納された筐体と、該筐体の天井
部および底部の内壁に張架され、該フレームを該筐体の
奥行き方向にスライドさせる上部レールと、下部レール
とを備え、該上部と下部レールによるスライドにより該
フレームの幅の少なくとも１／２が該筐体の前面側、お
よび、背面側にそれぞれ突出されるように、また、機能
ユニットが実装されたフレームと、該フレームの複数が
隣接されることで収納された筐体と、該筐体の天井部お
よび底部の内壁に張架され、該フレームを該筐体の嬰行
き方向にスライドさせる第１のレールと、該第１のレー
ルを延長する第２のレールが張架され、かつ、キャスタ
を有する保持治具とを備え、該筐体の前面側に該保持治
具を連結することで該第１のレールと第２のレールとが
接続され、該第１と第２のレールによるスライドにより
該フレームが該筐体から該保持治具に、または、該保持
治具から該筐体に移送されるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は筐体に収納されたフレームがレールのスライド
によって該筐体の外部に突出、または。

該筐体から取り出しが行われるように形成された電子装
置に関する。

科学計算や航空シュミレーション技術などの大規模な計
算システムでは、電子機器より成る多数の機能ユツトに
よって装置が構成されることになり、広い設置スペース
を要することになる。

また、このような多数の機能ユツト間に接続される布設
ケーブルのケーブル長も、当然、長くなり、特に、高速
化された信号の伝播に支障を来すことになる。

したがって、このような大規模な計算システムを形成す
る電子装置の設置に際しては、設置スペースを縮小し、
かつ、布設ケーブルのケーブル長を極力短く形成される
ことが望まれている。

〔従来の技術〕

従来は第５図の従来の説明図に示すように構成されてい
た。第５図の（ａ）は斜視図、（ｂ）は側面図。

（ｃ）は平面図である。

第５図の（ａ）に示すように、電子機器より成る長方体
に形成された複数の機能ユニッ）？−１〜７−６と、機
能ユニット７−１〜７−６のそれぞれに電源を供給する
複数の電源ユニッ）８−１〜８−６とが筐体２０に収納
されるように形成されている。

また、筐体２０の前面側Ｆには前面カバー２１が、背面
側Ｂには背面カバー２２が設けられ、前面カバー２１と
背面カバー２２とは、通常、収納された機能ユニット７
−１〜７−６および電源ユニッ）８−１〜８−６の保守
点検に際して開閉されるように形成され、筐体２０の底
部２０Ａには設置するための台足２３が設けられている
。

このような機能ユニット７−１〜７−６の幅１１は約５
００ｍ、高すｈｌハ５００　ｍ、奥行きｄｉは２００　
ｍ程度の外形に形成されているため、筺体２ｏの外形は
幅Ｌ１が２１Ｉｌ、高さがｌ−に＋　奥行きが０．８ｍ
程度となる。

そこで、（ｂ）に示すように、筺体２ｏの台足２３を床
２４に固着させることで床２４に筺体２ｏを設置すると
、筐体２０の前面側Ｆおよび背面側Ｈには奥行きＤ２の
サービスエリア２５が必要となる。

この場合のＤ２としては約２．４＋ｗのとなり、筺体２
゜を設置する溜には大きな設置スペースを要することに
なる。

更に、（ｃ）に示すように、連結枠２７を設けることで
筐体２０−１〜２０−４のように配設し、機能ユニット
７を総計２４個配置させる場合は、設置スペース２６と
しは幅Ｌ３の奥行きＤ３の大きさが必要となる。

この場合の幅Ｌ３は約４．３ｍで、奥行きＤ３は約４ｍ
となる。

また、このような設置では、ケーブル２８が筐体２０−
１に収納された機能ユニッ）７−５．７−６から筺体２
０−３に収納された機能ユニット７−５．７−６まで布
設された場合は、そのケーブル長は約１０ｍが必要とな
る。

（発明が解決しようとする課題〕 したがって、第５図の（ｃ）に示す配置では、設置スペ
ース２６として約１７．２ｍ２の面積が必要となり、か
なり広い設置スペース２６を費やす問題を有していた。

また、布設されるケーブル２８の最大の長さとしては約
１０ｍが必要となり、ケーブル長としてもかなり長いケ
ーブル２８が布設されることで信号の伝播特性が悪くな
る問題を有していた。

そこで、本発明では、サービスエリアを含む設置スーペ
スの節減を図ると共に、機能ユニット間に布設されるケ
ーブル長を極力短くすることが行えるように形成するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は末弟１の発明の原理説明図で、第２図は末弟２
の発明の原理説明図である。

第１図に示すように、機能ユニット７が実装されたフレ
ーム６と、該フレーム６の複数が隣接されることで収納
された筐体ｌと、該筺体１の天井部２および底部３の内
壁２Ａ、３Ａに張架され、該フレーム６を該筐体１の奥
行き方向にスライドさせる上部レール４と、下部レール
５とを備え、該上部と下部レール４．５によるスライド
により該フレーム６の幅−の少なくともｌ／２が該筐体
ｌの前面側Ｆ、および、背面側Ｂにそれぞれ突出される
ように、また、第２図に示すように、機能ユニット７が
実装されたフレーム１８と、該フレーム１８の複数が隣
接されることで収納された筐体１１と、該筐体１１の天
井部１２および底部１３の内壁１２Ａ、１３Ａに張架さ
れ、該フレーム１８を該筺体１１の奥行き方向にスライ
ドさせる第１のレール１４と、該第１のレール１４を延
長する第２のレール１６が張架され、かつ、キャスタ１
７を有する保持治具１５とを備え、該筺体１１の前面側
Ｆに該保持治具１５を連結することで該第１のレール１
４と第２のレール１６とが接続され、該第１と第２のレ
ール１４．１６によるスライドにより該フレーム１８が
該筺体１１から該保持治具１５に、または、該保持治具
１５から該筐体１１に移送されるように構成する。

このように構成することによって前述の課題は解決され
る。

〔作用〕

即ち、第１の発明では、機能ユニット７が実装されたフ
レーム６を筺体ｌに設けられた上部と下部レール４．５
によってスライドさせることでフレーム６の幅の１／２
が筺体ｌの前面側Ｆおよび背面側Ｂに突出されるように
したものである。

また、第２の発明では、機能ユニット７が実装されたフ
レーム１８を筺体１１に設けられた第１のレール１４に
よってスライドさせるようにすると共に、第１のレール
１４を延長するよう接続される第２のレール１６が張架
された保持治具１５を筺体１１の前面側Ｆに連結される
ようにしたものである。

そこで、いづれの場合でも、機能ユニット７の幅方向が
筺体１および１１の奥行き方向になるように、機能ユニ
ット７の互いの前面と背面とが近接させるように機能ユ
ニット７の複数を収納させることが行われるため、設置
スペースが大幅に節減されることになる。

また、機能ユニット７の保守点検を行う場合は第１の発
明では、前面側Ｆまたは背面側Ｂにフレーム６を引き出
すことで行え、第２の発明では保持治具１５にフレーム
１８を引き出すことで行える。

したがって、一つの筐体１に多数の機能ユニット７を収
納することができ、従来の設置スペース２６より小さな
設置スペースによって筐体を設置することができ、当然
、布設されるケーブルの長さが短（なり、信号の伝播の
高速化に対して有利となる。

〔実施例〕

以下本発明を第３図および第４図を参考に詳細に説明す
る。第３図は末弟１の発明による一実施例の説明図で、
（ａ）は斜視図、（ｂ）は正面図、（Ｃ）は平面図、第
４図は末弟２の発明による一実施例の説明図で、（ａ）
は側面図で、（ｂ）は連結部の要部斜視図、（Ｃ）は平
面図である。全図を通じて、同一符号は同一対象物を示
す。

第３図の（ａ）に示すように、機能ユニント７が４個実
装されたフレーム６と、それぞれの機能ユニット７に対
応して電源の供給を行う電源ユニット８とを筐体１に収
納するように構成したものである。

また、フレーム６の上部および下部には（ｂ）に示すよ
うにローラ１９が設けられ、筐体ｌの天井部２の内壁２
Ａおよび底部３の内壁３Ａに張架された上部および下部
レール４．５に沿ってスライドされ、フレーム６が筺体
１の前面側Ｆおよび背面側Ｈに突出されるように形成さ
れている。

この場合のフレーム６の突出は、フレーム６に固着され
たストッパ１０が筐体１の突起ＩＡに当接されることで
、フレーム６の幅−の１／２が突出されるように形成さ
れ、フレーム６の所定の側面にはケーブルを接続するコ
ネクタ９が配設され、フレーム６に実装された機能ユニ
ット７に対する信号線および電源線を接続するケーブル
がコネクタ９を介して布設される。

そこで、所定の機能ユニット７の保守点検を行う場合は
、コネクタ９を脱抜することで布設されたケーブルを外
し、フレーム６を前面側Ｆまたは背面側Ｂに引き出し、
保守点検を行う。

また、このように構成すると、筐体ｌの外形は奥行きＤ
４が約１．５ｍ、幅Ｌ４が約０．７ｍとなり、高さは前
述の筺体２０の高さ旧とほぼ同しのＨ２となる。

したがって、機能ユニット７を２４個配設することは（
ｃ）に示すように、筺体１を一列に隣接させることで配
置すると、奥行きＤ５で、幅Ｌ５の面積によって設置す
ることができる。

この場合、設置スペース２６の面積としては、約６ｍ”
となり、前述の従来の設置面積１７ｍ２に比較して大幅
に設置面積が節減されることが明らかである。

また、ケーブル２８の長さは端面に配列された機能ユニ
ット７間を配線する場合の最大長は約４ｒｎとなり、ケ
ーブル２８の長さにおいても前述の従来の最大長約１０
ｍに比較して短くすることができる。

更に、このような設置スペースの節減およびケーブル長
を短くすることは第４図に示す構成によっても行うこと
ができる。

第４図の（ａ）に示す場合は、筺体１１には機能ユニッ
ト７が実装されたフレーム１８と、それぞれの機能ユニ
ット７に対応して電源を供給する電源ユニット８とが収
納され、フレーム１８は第１のレール１４によってスラ
イドされることで前面側Ｆに引き出しが行えるように構
成されたものである。

この場合、フレーム１８には前述のローラ１９が設けら
れ、筺体１１の引き出しに際して、天井部１２および底
部１３に張架された第１のレール１４に沿って回転され
るように形成され、フレーム１８の側面にはコネクタ９
が配設され、フレーム１８間のケーブルの布設が行われ
るように形成されている。

また、筐体１１の前面側Ｆには第２のレール１６が設け
られたキャスタ１７が備えられた保持治具１５が連結さ
れ、筐体１１から引き出しされたフレーム１８を保持す
る。

この場合の連結は、（ｂ）に示すように第１のレールに
形成された凹部１４Ａが第２のレール１６の凸部１６八
に噛合することで行われ、連結することでフレーム１８
を矢印Ｅのように筐体１１から保持治具１５に、また、
保持治具１５から筺体１１に自在に移送させることがで
きる。

したがって、所定個所の機能ユニット７を保守点検によ
って引き出したい場合は、その個所に位置させるよう保
持治具（５をキャスタＩ７によって矢印Ｇの方向に移動
させ、コネクタ９を脱抜することで布設ケーブルを取り
外し、第１のレール１４と第２のレール１６とを連結さ
せ、フレーム１８を保持治具１５に移送することで引き
出しを行い、保守点検の作業が終了後は、フレーム１８
を筐体１１に押し込むことで保守点検を行うことができ
る。

このような構成では、筺体１１の外形は、奥行きＤ６が
約０．９ｍ、幅Ｌ６が約２ｍ＋高さが前述の第３図の構
成と同しＨ２にすることができる。

そこで、機能ユニット７を２４個配設することは（ｃ）
に示すように、筐体ｌｌの背面側Ｂを突き合わせること
で配置すると、奥行きＤ７で、幅Ｌ７の面積によって設
置することができる。

この場合、設置スペース２６の面積としては、約７ｍ　
２となり、前述の従来の設置面積１７＋ｎ２に比較して
大幅に設置面積が節減されることが明らかである。

また、ケーブル２８の長さは端面に配列された機能ユニ
ット７間を配線する場合の最大長は第３図の構成とほぼ
同じの約４ｍとなり、ケーブル２８の長さにおいても前
述の従来の最大長駒１０ｍに比較して短くすることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、設置スペースの
節減、および、布設ケーブルのケーブル長を短くするこ
とができる。

したがって、従来に比較して経済化が図れ、更に、高速
化に対処することができ、実用的効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は木筆１の発明の原理説明図。 第２図は木筆２の発明の原理説明図。 第３１７１は木筆１の発明による一実施例の説明図で、
（ａ）は斜視図、（ｂ）は正面図、（Ｃ）は平面図。 第４図は木筆２の発明による一実施例の説明図で、（ａ
）は斜視図で、（ｂ）は連結部の要部斜視図、（Ｃ）は
平面図。 第５図は従来の説明図で、（ａ）は斜視図、（ｂ）は側
面図、（Ｃ）は平面図を示す。 図において、 １．１１は筐体、　　　　　　２．１２は天井部。 ３．１３は底部、　　　　　　４は上部レール。 ５は下部レール、　　　　６．１８はフレーム。 ７は機能ユニット、　　　　１５は保持治具。 １４は第１のレール、１６は第２のレール１７はキャス
タ　　　　　３＾、２Ａ、１２Ａ、１３Ａは内壁を示す
。 木筆１の発明の原理説明図 祐１図 １２天賛訃 木筆２の究明の原理説明図 第　２　図 Ｌ 【 （α）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕機能ユニット（７）が実装されたフレーム（６）
   と、該フレーム（６）の複数が隣接されることで収納さ
   れた筺体（１）と、該筺体（１）の天井部（２）および
   底部（３）の内壁（２Ａ，３Ａ）に張架され、該フレー
   ム（６）を該筐体（１）の奥行き方向にスライドさせる
   上部レール（４）と、下部レール（５）とを備え、該上
   部と下部レール（４，５）によるスライドにより該フレ
   ーム（６）の輻（Ｗ）の少なくとも１／２が該筺体（１
   ）の前面側（Ｆ）、および、背面側（８）にそれぞれ突
   出されることを特徴とする電子装置。 〔２〕機能ユニット（７）が実装されたフレーム（１８
   ）と、該フレーム（１８）の複数が隣接されることで収
   納された筺体（１１）と、該筺体（１１）の天井部（１
   ２）および底部（１３）の内壁（１２Ａ，１３Ａ）に張
   架され、該フレーム（１８）を該筺体（１１）の奥行き
   方向にスライドさせる第１のレール（１４）と、該第１
   のレール（１４）を延長する第２のレール（１６）が張
   架され、かつ、キャスタ（１７）を有する保持治具（１
   ５）とを備え、該筺体（１１）の前面側（Ｆ）に該保持
   治具（１５）を連結することで該第１のレール（１４）
   と第２のレール（１６）とが接続され、該第１と第２の
   レール（１４，１６）によるスライドにより該フレーム
   （１８）が該筺体（１１）から該保持治具（１５）に、
   または、該保持治具（１５）から該筺体（１１）に移送
   されることを特徴とする電子装置。