JPH0342670B2 - - Google Patents

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JPH0342670B2
JPH0342670B2 JP60181650A JP18165085A JPH0342670B2 JP H0342670 B2 JPH0342670 B2 JP H0342670B2 JP 60181650 A JP60181650 A JP 60181650A JP 18165085 A JP18165085 A JP 18165085A JP H0342670 B2 JPH0342670 B2 JP H0342670B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00371General use over the entire feeding path

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静電複写装置、更に詳しくは、複写
すべき原稿を保持するための原稿載置機構と原稿
の像を投射するための光学系との相対的移動によ
つて遂行される原稿の像の走査に同期して複写紙
が搬送される型の静電複写装置に関する。
従来、静電複写装置としては、光導電層を有す
る感光部材上に原稿の像に対応する静電潜像を形
成し、次いでこの静電潜像にトナーを施してトナ
ー像を形成し、しかる後にこのトナー像を複写紙
に転写し、かくして原稿の像に対応する複写画像
を有する複写を生成する所謂トナー像転写式装
置、光導電層を有する感光部材上に原稿の像に対
応する静電潜像を形成し、次いでこの静電潜像を
複写紙に転写し、しかる後に複写紙上の静電潜像
にトナーを施してトナー像にせしめ、かくして原
稿の像に対応する複写画像を有する複写を生成す
る所謂静電像転写式装置、或いは光導電層を有す
る複写紙を用いてこの複写紙上に直接的に原稿の
像に対応する静電潜像を形成し、しかる後にこの
静電潜像にトナーを施してトナー像にせしめ、か
くして原稿の像に対応する複写画像を有する複写
を生成する所謂直接式装置が存在する。
かような形式の静電複写装置においては、複写
すべき原稿を保持するための原稿載置機構を光学
系に対して移動せしめる(原稿移動方式)か、或
いは光学系を上記原稿載置機構に対して移動せし
める(光学系移動方式;光学系の構成要素の全て
を移動せしめる場合と光学系の構成要素の一部の
みを移動せしめる場合を含む)ことによつて原稿
の像が走査され、光導電層を有する感光部材又は
光導電層を有する複写紙上に投射される。そし
て、かような原稿の像の走査に同期して、複写画
像を形成すべき複写紙が搬送される。複写紙を搬
送するための複写紙搬送系は、連続したロール状
複写紙を巻出すロール状複写紙供給機構又は予め
所定の長さに切断されたシート状複写紙を供給す
るシート状複写紙供給機構或いはその両者を含ん
でいる。
上述したとおりの形式の静電複写装置において
は、これまでに種々の点から研究開発がなされ
種々改良が提案されているが、未だ充分に満足し
得るものではなく、次の通りの解決すべき問題が
存在する。即ち、複写紙搬送系がロール状複写紙
供給機構を含んでいる場合には、これを利用して
オフセツト印刷のための所謂マスターペーパ用紙
を複写紙として供給し、これによつてオフセツト
マスターを作成することがしばしば遂行される
が、従来の静電複写装置においては、マスターペ
ーパ用紙をシート状複写紙供給機構内に挿入して
適切な位置に位置付けることが困難であつた。詳
述すると、通常の(即ちマスターペーパ用紙でな
い)シート状複写紙を供給する場合には、原稿の
像の先端が複写紙の先端に実質上合致した状態で
トナー像が複写紙上に形成されるように複写紙を
送給することが望まれる。これに対して、オフセ
ツトマスター作成の場合には、一般にオフセツト
印刷機にオフセツトマスターをセツトする際にオ
フセツトマスターの先端部を帙み込ませることが
必要である故に、この挾み込み幅だけ先端部を残
してマスターペーパ用紙にトナー像が形成される
ようにマスターペーパ用紙を送給することが望ま
れる。従つてマスターペーパ用紙をシート状複写
紙供給機構内に挿入する場合には、通常のシート
状複写紙を挿入する場合に比べて上記の挾み込み
幅だけ前進せしめた位置に位置付けることが望ま
れる。しかるに、従来の静電複写装置において
は、通常のシート状複写紙の位置付けを正確に遂
行するための手段は設けられているがマスターペ
ーパ用紙の位置付けを正確に遂行するための手段
が設けられておらず、それ故にマスターペーパ用
紙をシート状複写紙供給機構内に挿入して適切な
位置に位置付けることが困難である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、通常のシート状複写紙への複写
と共にオフセツト印刷に使用されるオフセツトト
マスターの作成にも適用することができる静電複
写装置を提供することである。
本発明によれば、ハウジングと;複写すべき原
稿を載置するための透明板及び該透明板上に載置
された原稿を覆うための原稿押え部材を有し且つ
該ハウジング上に装着された原稿載置機構と;該
透明板上に載置された原稿の像を投射するための
光学系を含む、該ハウジング内に配置された複写
画像形成手段と;該原稿載置機構と該光学系との
相対的移動によつて遂行される該原稿の像の走査
に同期して複写紙を搬送するための、シート状複
写紙供給機構を含む複写紙搬送系とを備えた静電
複写装置において; 該シート状複写紙供給機構は、該ハウジングに
形成されたシート状複写紙挿入開口と、該挿入開
口を通して挿入されるシート状複写紙を受け入れ
るシート状複写紙受け板であつて、その先端部に
はシート状複写紙挿入方向に対して略直角な方向
に所定の高さだけ延びていて挿入されたシート状
複写紙の先端が当接されるシート状複写紙先端整
合面が設けられているところのシート状複写紙受
け板と、該受け板に対して上方に所定の間隔を置
いて回転自在に装着され且つクラツチ機構の作動
によつて選択的に駆動源に連結されて回転駆動さ
れる複写紙供給ローラと、該受け板よりも下方の
非作用位置と該受け板に形成された開口部を通つ
て一部を該受け板よりも上方に突出し該受け板上
に挿入されたシート状複写紙を該複写紙供給ロー
ラに押付ける作用位置とのいずれか一方に選択的
に位置付けられる複写紙供給補助部材とを有し、
該受け板は複写紙供給方向に滑動自在に装着され
ると共にその一部が停止部材に接触する第1の位
置にばねによつて偏倚されており、そして該受け
板を該第1の位置から複写紙供給方向に所定の距
離だけ前進した第2の位置に該ばねの偏倚力に抗
して前進せしめてこの第2の位置に維持する受け
板前進機構が設けられていることを特徴とする静
電複写装置が提供される。
次に、本発明に従う静電複写装置の好適な具体
例を図示している添付図面を参照して詳細に説明
する。尚、以下の説明においては、トナー像転写
式の静電複写装置に関連して本発明を説明する
が、本発明は、トナー像転写式の静電複写装置に
限定されるものではなく、静電潜像転写式又は直
接式の静電複写装置にも同様に適用し得るもので
ある。
先ず最初に、主として第1図及び第2図を参照
して、図示のトナー像転写式静電複写装置の全体
の構成を概説する。
図示の静電複写装置は、全体を番号2で示す略
直方体形状のハウジングを有する。このハウジン
グ2の上面部には、複写すべき原稿を保持するた
めの原稿載置機構4が、それ自体は周知の適宜の
方式によつて原稿走査方向(即ち第1図及び第2
図において左右方向)に滑動自在に装着されてい
る。この原稿載置機構4は、静電複写装置が非作
動状態の場合には第1図に実線で第2図に2点鎖
線4Aで示す停止位置に位置しているが、静電複
写装置が作動し複写工程を遂行する際には停止位
置から先ず第2図において右方へ第2図に実線で
示す走査移動開始位置まで準備移動し、次いでこ
の走査移動開始位置から第2図において左方へ第
2図に2点鎖線4Bで示す走査移動終了位置まで
走査移動し、しかる後に第2図において右方へ上
記停止位置まで戻り移動する形態のものであるの
が好ましい。ハウジング2の前面部には、制御ス
イツチ等が設けられている制御パネル6が配置さ
れている。
第2図に簡略に図示するとおり、ハウジング2
内の略中央部には、外周表面の少なくとも一部に
感光部材を有する円筒状の回転ドラム8が回転自
在に装着されている。尚、円筒状の回転ドラム8
に代えて、外側表面の少なくとも一部に感光部材
を有する当業者には周知の無端ベルト状要素を用
いることもでき、本明細書においてはかような無
端ベルト状要素をも含む概念として語句「回転ド
ラム」を使用する。矢印10の方向に回転駆動さ
れる回転ドラム8の周囲には、その回転方向に沿
つて順次に、感光部材を充電するための充電手段
を構成する充電用コロナ放電器12、感光部材上
に形成された静電潜像にトナーを施してトナー像
にせしめる現像手段を構成すると共に図示の具体
例においては転写工程の後に感光部材上に残留す
る残留トナーを除去するためのクリーニング手段
にも構成する現像及びクリーニング装置14、感
光部材上に形成されたトナー像を転写紙に転写す
るための転写手段を構成する転写用コロナ放電器
16が配置されている。現像及びクリーニング装
置14は、内部に磁石を有するそれ自体は周知の
円筒状スリーブ18、この円筒状スリーブ18に
トナーを供給するトナー供給器20、及びスリー
ブ18の表面から落下するトナーを受取る受皿2
1を有するのが好ましい。回転ドラム8の回転方
向に見て転写用コロナ放電器16の下流側には、
更に、転写工程の後に感光部材に残留する残留電
荷を除去するための除電用コロナ放電器22及び
除電用ランプ24が配置されているのが好まし
い。
回転ドラム8の上方には、原稿載置機構4に保
持された原稿の像を感光部材に投射するための光
学系26が配置されている。この光学系26は、
ハウジング2の上面に形成された露光開口28を
通して原稿を照射する原稿照射ランプ30、原稿
からの反射光を感光部材に投射するための第1の
反射鏡32、インミラーレンズ34、第2の反射
鏡36及び第3の反射鏡38を有する。かかる光
学系26は、第2図に破線矢印で示すように、原
稿載置機構4に保持された原稿の像を、回転ドラ
ム8の回転方向に見て上記充電用コロナ放電器1
2の直ぐ下流の位置で感光部材に投射する。光学
系26の左方、従つてハウジング2内の上方部左
端近傍には、冷却用送風器40が設けられてい
る。この送風器40は、ハウジング2の左端壁上
部に形成された吸引開口42から空気を吸引し、
これを案内板44に沿つて送り、ハウジング2の
上面の露光開口28に隣接して形成された送風開
口46から送り出し、かくすることによつて原稿
載置機構4が走査移動する際にその透明板を冷却
する。また、送風器40の側部後方(第2図にお
いては紙面に直角な方向において送風器40の後
方)には、送風器40の駆動源を構成すると共に
静電複写装置の種々の構成要素の駆動源を構成す
る電動モータ48が配置されている。
図示の静電複写装置には、更に、全体の番号5
0で示す複写紙搬送系が設けられている。複写紙
搬送系50は、ロール状複写紙を巻出すためのロ
ール状複写紙供給機構52と、シート状複写紙を
供給するためのシート状複写紙供給機構54とを
有する。ロール状複写紙供給機構52は、巻出さ
れるロール状複写紙を案内すると共にそのカール
を矯正するカール取りローラ56と、ロール状複
写紙を巻出して送り出すためのロール状複写紙供
給ローラ対58とを有し、そして供給ローラ対5
8の下流側には巻出されたロール状複写紙を切断
するためのロール状複写紙切断機構60が設けら
れている。シート状複写紙供給機構54は、ハウ
ジング2の右端壁に形成されたシート状複写紙挿
入開口62と、この挿入開口62を通して挿入さ
れるシート状複写紙を受入れるシート状複写紙受
け板64と、受け板64上に挿入されたシート状
複写紙を送り出すためのシート状複写紙供給ロー
ラ66と、受け板64上に挿入されたシート状複
写紙をシート状複写紙供給ローラ66に押付ける
ためのシート状複写紙供給補助部材68とを有す
る。尚、ロール状複写紙供給機構54の構成の詳
細については後に説明する。複写紙搬送系50
は、更に、ロール状複写紙供給機構52から案内
板70上を通して送り出される複写紙、或いはシ
ート状複写紙供給機構54から案内板72上を通
して送り出される複写紙を案内板対74間を通し
て転写用コロナ放電器16が配置されている転写
域に搬入するための搬送ローラ対76、転写域に
て回転ドラム8の表面に密接された複写紙を回転
ドラム8から分離して転写域から搬出するための
分離ローラ対78、分離ローラ対78から案内板
80,82上を通して送られる複写紙を加圧して
複写紙上に転写されたトナー像を圧力定着するた
めの加圧ローラ対84、加圧ローラ対84から案
内板対88を通して、送り出される複写紙をハウ
ジング2の左端壁に形成された搬出開口90を通
して受け皿92に送り出す搬送ローラ対93を有
する。案内板対88の上流端86は、加圧ローラ
対84に密着された複写紙を加圧ローラ対84か
ら分離する機能を有する。
次に、第1図と共に第3図を参照して図示の原
稿載置機構4について説明すると、原稿載置機構
4は、ハウジング2の上面部にそれ自体は周知の
適宜の方式によつて原稿走査方向(即ち第1図に
おいて左右方向)に滑動自在に装着されている支
持枠94を有する。そしてこの支持枠94に、複
写すべき原稿を載置するための透明板96が固着
されている。また、支持枠94の上面には、可撓
性材料から形成されているのが好ましい原稿押え
部材98と、この原稿押え部材98のための支持
スタンド100が装着されている。原稿押え部材
98は、透明板96の片縁に隣接する位置にてそ
の片縁部が支持枠94に旋回自在に装着されてい
て、第1図に図示するとおりの透明板96を覆う
位置と第3図に図示する持上げ位置とにせしめら
れ得るようになつている。また、支持スタンド1
00もその片縁部が支持枠94に旋回自在に装着
されていて、第1図に図示するとおりの傾倒位置
と第3図に図示するとおりの直立位置とにせしめ
られ得るようになつている。原稿押え部材98の
外側面(即ち第1図に図示する状態における上
面)の自由縁近傍には、把持片102が設けられ
ている。かかる把持片102は、第3図に図示す
るとおりにその一端部を支持スタンド100の自
由縁に係合せしめることもできるし、原稿押え部
材98の可撓性及び/又は把持片102自体の可
撓性を利用して第3図において反時計方向に幾分
回動せしめて支持スタンド100の自由縁から離
脱せしめることもできる。
次に、第1図及び第2図と共に第4図乃至第5
図を参照して、複写紙搬送系50のシート状複写
紙供給機構54について詳細に説明する。
図示の静電複写装置においては、第2図から明
らかなとおり、上述したロール状複写紙供給機構
52の直ぐ下方にシート状複写紙供給機構54が
設けられている。このシート状複写紙供給機構5
4は、ハウジング2の右端壁主部138の下部に
形成されたシート状複写紙挿入開口62(第1図
及び第2図)と、挿入開口62に隣接してその内
側に固定されたシート状複写紙案内板198と、
挿入開口62から案内板198上を介して挿入さ
れるシート状複写紙を受け入れるシート状複写紙
受け板64とを具備している。
主として第4図及び第5図を参照して説明する
と、シート状複写受け板64は、その両側縁中間
部から鉛直方向下方に延びるように一体に形成さ
れた一対の側負垂下片200を有し、そしてこの
一対の側部垂下片200間に、第5図において左
右方向(即ちシート状複写紙挿入方向)に所定の
間隔を置いて一対のロツド202,204が固着
されている。一対のロツド202,204の各々
の両端は、受け板64の側部垂下片200を越え
て突出していて、一対の装着ブロツク206に形
成されている細長いスロツト208に滑動自在に
受け入れられている。一対の装着ブロツク206
は、ハウジング2内に所定の間隔を置いて相互に
平行に設けられている一対の内部側板210,2
12の各々の内面に固定され、そして一対の装着
ブロツク206の各々に形成されている上記細長
いスロツト208は、第5図において左右方向に
実質上水平に延びている。従つて、シート状複写
紙受け板64は、第5図において左右方向即ちシ
ート状複写紙挿入方向に滑動自在に装着されてい
ることが明らかであろう。
受け板64の外端部(即ち挿入開口62側の端
部)には、鉛直方向下方に延びる端部垂下片21
4が一体に形成されており、そしてこの端部垂下
片214の両側部近傍の各々と、ハウジング2の
底壁215の所定の位置に固定された一対の係止
ピン216の各々との間には、受け板64に第5
図において右方(即ち挿入開口62の方向)への
偏倚力を及ぼす一対の引張ばね218が連結され
ている。一方、受け板64の一対の側部垂下片2
00間に固着された一対のロツド202,204
間には、ロツド202が当接する一対の停止部材
220が装着されていて、受け板64に及ぼされ
る引張りばね218の偏倚力によつてロツド20
2が一対の停止部材220に押付けられ、これに
よつて受け部64が停止部材220によつて規定
される第1の位置(第4図及び第5図に実線で図
示する位置)に維持されるようになつている。一
対の停止部材220は支持軸222に所定の間隔
を置いて固定され、そしてこの支持軸222は、
ハウジング2内に設けられた上記一対の内部側板
210,212間に回転自在に装着されると共
に、その一端に固定された扇形ブロツク224に
形成された円弧状スロツト226を通して止めね
じ228を内部側板210に螺合することによつ
て所定の角度位置に調節自在に固定されるように
なつている。支持軸222の角度位置を変化せし
めると停止部材220の位置が変化せしめられ、
従つて支持軸222の角度位置を調節することに
よつて受け板64の上記第1の位置を微細に調節
することができることが明らかであろう。
受け板64の内端部には、後に詳細に説明する
シート状複写紙供給補助部材68のための複数個
の開口部230が形成され、そして更に、複数個
の開口部230間の部分の先端には、シート状複
写紙挿入方向に対して略直角に(図示の具体例で
は実質上鉛直方向上方に)所定の高さ延びていて
挿入開口62から案内板198上を通して挿入さ
れるシート状複写紙の先端が当接されるシート状
複写紙先端整合面を規定する直立部232と、か
かる直立部232の上端から内側且つ上方に傾斜
して延びるシート状複写紙先端案内部234とが
設けられている。
受け板64の先端部から所定の距離だけ上方の
位置には、第2図及び第5図に簡略に図示するよ
うにシート状複写紙供給ローラ66が回転自在に
装着されている。このシート状複写紙供給ローラ
66は、クラツチ機構の作動によつて選択的に駆
動源に連結されて回転駆動され、受け板64上に
挿入されたシート状複写紙を送り出す。受け板6
4の先端部の下方にはシート状複写紙供給補助部
材68が装着されている。このシート状複写紙供
給補助部材68は、後に詳細に説明するとおり
に、第4図及び第5図に実線で示す位置と第5図
に2点鎖線で示す位置とに選択的に位置付けられ
る支持部材236に回転自在に装着された軸23
8と、この軸238に所定の間隔を置いて取付け
られた複数個のローラ部材240とから構成さ
れ、シート状複写紙挿入時には第5図に2点鎖線
で示す非作用位置(この非作用位置においては複
数個のローラ部材240の全体が受け板64より
も下方に位置する)にあるが、受け板64上に挿
入されたシート状複写紙を送り出す際には第4図
及び第5図に実線で示す作用位置にせしめられ
て、複数個のローラ部材240の上部が受け板6
4の先端部に形成された複数個の開口部230を
通つて上方に突出し、受け板64上のシート状複
写紙を上方に持上げてシート状複写紙供給ローラ
66に押付けると共にシート状複写紙の先端を受
け板64の直立部232の上端部よりも上方の位
置にせしめる。
受け板64の内側には、更に、シート状複写紙
供給ローラ66とシート状複写紙供給補助部材6
8との協働によつて送り出されるシート状複写紙
を案内するための案内板72が装着されている。
この案内板72は、上記一対の内部側板210,
212間に装着されたロツド242に一端が旋回
自在に装着されると共に、ロツド242と案内板
72との間に取付けられたばね244によつて第
4図及び第5図において反時計方向に偏倚されて
その自由端が上記受け板64の案内部234に押
付けられている。
シート状複写紙供給機構54は、更に、本発明
に従う静電複写装置の重要な特徴を構成するシー
ト状複写紙受け板前進機構246を具備する。第
4図及び第5図に図示する具体例においては、こ
の受け板前進機構246は、ハウジング2の底面
215に回転自在に装着された直立軸部材250
を有する。この軸部材250の、底板215より
も上方に位置する部分には、作動子252が一体
に連結され、また軸部材250の、底板215よ
りの下方の部分(従つてハウジング2の外部に位
置する部分)には、手動操作レバー254が一体
に連結されている。また、底板215には、上記
軸部材250に対して第4図において左下方から
右上方に向かう方向に所定の距離だけ変位せしめ
た位置に係止ピン256が固定されており、この
係止ピン256と上記作動子252との間に引張
りばね258が連結されている。この引張りばね
258は、作動子252が第4図及び第5図に実
線で示す非作用位置にある時には最も短縮した状
態であつて作動子252をこの非作用位置に弾性
的に保持すると共に、手動操作レバー254を操
作して引張りばね258の偏倚力に抗して手動操
作レバー254及び作動子252を第4図に矢印
260で示す方向に所定量だけ旋回せしめると最
も伸張された状態を越えて作動子252に矢印2
60で示す方向の偏倚力を及ぼし、引張ばね25
8が再び最も短縮した状態になる第4図及び第5
図に2点鎖線で示す作用位置にせしめてこの作用
位置に弾性的に保持する。即ち、引張りばね25
8は作動子252を第4図及び第5図に実線で示
す非作用位置と2点鎖線で示す作用位置とのいず
れか一方に弾性的に保持する作用を有する。第5
図から容易に理解されるとおり、実線で示す非作
用位置にある時には作動子252は受け板64の
端部垂下片214から離れていて受け板64に何
らの作用をも及ぼさず、従つて受け板64は停止
部材220によつて規定される第1の位置(第4
図及び第5図に実線で示す位置)に引張りばね2
18の偏倚力によつて維持される。一方、手動操
作レバー254を操作することによつて作動子2
52を2点鎖線で示す作用位置にせしめると、作
動子252が受け板64の端部垂下片214に当
接し引張りばね218の偏倚作用に抗して受け板
64をシート状複写紙供給方向(即ち第5図に矢
印262で示す方向)に所定量だけ前進せしめ、
第5図に2点鎖線で示す第2の位置にしてこの第
2の位置に維持する。受け板64が第2の位置に
前進せしめられる際には、受け板64の案内部2
34が案内板72の自由端を押し案内板72をば
ね44の偏倚力に抗して第5図において時計方向
に旋回して、第5図に2点鎖線で示す位置にせし
める。
上記のとおりの受け板前進機構246を具備す
るシート状複写紙供給機構54の作用効果を要約
して説明すると次のとおりである。通常の(即ち
オフセツトマスターを作成するためのマスターペ
ーパ用紙でない)シート状複写紙を供給する場合
には、受け板前進機構246の作動子252を第
4図及び第5図に実線で示す非作用位置に位置付
け、従つて受け板64を第4図及び第5図に実線
で示す第1の位置に位置付けておく。かかる状態
において、ハウジング2の右端壁主部138に形
成されたシート状複写紙挿入開口62から案内板
198上を通して手動によつてシート状複写紙を
挿入し、シート状複写紙の先端を受け板64の先
端の直立部232によつて規定されたシート状複
写紙先端整合面に当接せしめる。しかる後に、複
写工程を開始すると、原稿載置機構4の準備移動
の際にシート状複写紙供給補助部材68が第5図
に2点鎖線で示す非作用位置から第4図及び第5
図に実線で示す作用位置に上昇され、これによつ
て挿入されたシート状複写紙の先端部が持上げら
れてシート状複写紙供給ローラ66に押付けられ
ると共にシート状複写紙の先端が受け板64の直
立部232の上端よりも上方にせしめられ、シー
ト状複写紙の送り出しが可能な状態になる。次
に、原稿載置機構4が走査移動を開始すると、こ
れに同期して上記クラツチ機構(図示せず)が作
動されてシート状複写紙供給ローラ66が回転駆
動され、シート状複写紙が送り出される。かよう
にして、挿入開口62から挿入し且つ上記第1の
位置にある受け板64のシート状複写紙先端整合
面にその先端を当接せしめたシート状複写紙を、
原稿の像の走査に同期して送り出すと、原稿の像
の先端がシート状複写紙の先端に実質上合致した
状態でシート状複写紙に原稿の像に対応したトナ
ー像が形成される(このようになすこと自体は当
業者には周知の技術であり、例えば図示の具体例
においては、シート状複写紙の送り出し及び搬送
速度を原稿載置機構4の走査移動速度を実質上同
一にせしめると共に、受け板64のシート状複写
紙先端整合面から転写用コロナ放電器16が配置
されている転写域までの搬送経路の長さを、回転
ドラム8の表面に原稿の像が投射される回転ドラ
ム露光位置から転写域までの回転ドラム8の回転
方向に見た回転ドラム8の周面長さに合致せしめ
ればよい)。
一方、シート状複写紙供給機構を備えて静電複
写装置においては、シート状複写紙供給機構を利
用してオフセツト印刷のためのマスターペーパ用
紙を複写紙として供給し、これによつてオフセツ
トマスターを作成することがしばしば遂行され
る。ところで、オフセツトマスターはオフセツト
印刷機にセツトする際にその先端部を所定の幅だ
け挾み込むことが必要である故に、この挾み込み
幅だけ先端部を残してマスターペーパ用紙に原稿
の像に対応するトナー像を形成することが重要で
ある。しかるに、上述したとおりのシート状複写
紙供給機構54を備えた本発明に従う静電複写装
置においては、オフセツトマスターを作成するた
めにマスターペーパ用紙をシート状複写紙として
供給する際には、先ず最初に、受け板前進機構2
46の手動操作レバー254を操作して作動子2
52を第4図及び第5図に2点鎖線で示す作用位
置にせしめる。かくすると、受け板64が第4図
及び第5図に実線で示す第1の位置からシート状
複写紙供給方向に所定の距離だけ前進せしめられ
て、第5図に2点鎖線で示す第2の位置に位置付
けられる。しかる後に、ハウジング2の右端壁主
部138に形成されたシート状複写紙挿入開口6
2から案内板198上を通して手動によつてマス
ターペーパ用紙を挿入し、その先端を受け板64
の先端の直立部232によつて規定されたシート
状複写紙先端整合面に当接せしめる。かくする
と、通常のシート状複写紙の場合に比べて、受け
板64が前進せしめられた距離(即ち受け板64
の第1の位置と第2の位置との間の距離)だけ前
進された状態でマスターペーパ用紙が位置付けら
れ、従つて受け板64が前進せしめられた距離だ
け前進された状態でオフセツトマスター用紙が原
稿の像の走査に同期して供給されることになる。
それ故に、受け板64が前進せしめられた距離に
対応する幅だけ先端部を残してマスターペーパ用
紙上に原稿の像に対応するトナー像が形成され
る。勿論、受け板前進機構246による受け板6
4の前進距離は、オフセツトマスターの上記挾み
込み幅に対応した長さに設定される。
尚、シート状複写紙を転写域に向けて供給開始
するための機構(複写紙供給開始制御機構)につ
いては、特願昭53−43254号の明細書及び図面に
開示されているものと実質上同一であり、それ故
に、その詳細については上記特願昭53−43254号
の明細書及び図面を参照されたい。
以上記載した通りであるので、上記のとおりの
シート状複写紙供給機構54を備えた本発明に従
う静電複写装置によれば、単に受け板前進機構2
46の手動操作レバー254を操作して受け板6
4を第1の位置から第2の位置に前進せしめるの
みで、マスターペーパ用紙を所望のとおりに容易
且つ正確に位置付け、マスターペーパ用紙上の所
望のとおりの位置に(即ち先端部に所定の挾み込
み幅を残して)原稿の像に対応するトナー像を形
成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う静電複写装置の好適具
体例の、一部を切欠いた斜面図。第2図は、第1
図に示す静電複写装置の簡略断面図。第3図は、
第1図に示す静電複写装置における原稿載置機構
を示す斜面図。第4図は、第1図に示す静電複写
装置におけるシート状複写紙供給機構を示す、一
部を切欠いた斜面図。第5図は、第4図に示すシ
ート状複写紙供給機構を示す簡略断面図。 2…ハウジング、26…光学系、48…電動モ
ータ、50…複写紙搬送系、54…シート部材供
給機構、62…シート状複写紙挿入開口、64…
シート状複写紙受け板、66…複写紙供給ロー
ラ、68…複写紙供給補助部材、96…透明板、
98…原稿押え部材、218…引張りばね、22
0…停止部材、246…受け板前進機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジングと;複写すべき原稿を載置するた
    めの透明板及び該透明板上に載置された原稿を覆
    うための原稿押え部材を有し且つ該ハウジング上
    に装着された原稿載置機構と;該透明板上に載置
    された原稿の像を投射するための光学系を含む、
    該ハウジング内に配置された複写画像形成手段
    と;該原稿載置機構と該光学系との相対的移動に
    よつて遂行される該原稿の像の走査に同期して複
    写紙を搬送するための、シート状複写紙供給機構
    を含む複写紙搬送系とを備えた静電複写装置にお
    いて; 該シート状複写紙供給機構は、該ハウジングに
    形成されたシート状複写紙挿入開口と、該挿入開
    口を通して挿入されるシート状複写紙を受け入れ
    るシート状複写紙受け板であつて、その先端部に
    はシート状複写紙挿入方向に対して略直角な方向
    に所定の高さだけ延びていて挿入されたシート状
    複写紙の先端が当接されるシート状複写紙先端整
    合面が設けられているところのシート状複写紙受
    け板と、該受け板に対して上方に所定の間隔を置
    いて回転自在に装着され且つクラツチ機構の作動
    によつて選択的に駆動源に連結されて回転駆動さ
    れる複写紙供給ローラと、該受け板よりも下方の
    非作用位置と該受け板に形成された開口部を通つ
    て一部が該受け板よりも上方に突出し該受け板上
    に挿入されたシート状複写紙を該複写紙供給ロー
    ラに押付ける作用位置とのいずれか一方に選択的
    に位置付けられる複写紙供給補助部材とを有し、
    該受け板は複写紙供給方向に滑動自在に装着され
    ると共にその一部が停止部材に接触する第1の位
    置にばねによつて偏倚されており、そして該受け
    板を該第1の位置から複写紙供給方向に所定の距
    離だけ前進した第2の位置に該ばねの偏倚力に抗
    して前進せしめてこの第2の位置に維持する受け
    板前進機構が設けられていることを特徴とする静
    電複写装置。 2 該原稿載置機構と該光学系との相対的移動に
    よつて該原稿の像の操作が開始されると、これに
    同期して該クラツチ機構が作動されて該複写紙供
    給ローラが回転され複写紙の供給が開始され、そ
    して該受け板が該第1の位置にある時には該原稿
    の像の先端が複写紙の先端に実質上合致した状態
    で複写紙に該原稿の像に対応したトナー像が形成
    されるように構成されている特許請求の範囲第1
    項記載の静電複写装置。 3 該受け板前進機構は、非作用位置と作用位置
    との間を旋回可能に装着され且つ該非作用位置と
    該作用位置とのいずれか一方に弾性的に維持され
    る作動子と、該作動子に連結された手動操作レバ
    ーとを有し、該作動子が該非作用位置にある時に
    は該受け板が該ばねの偏倚力によつて該第1の位
    置に維持され、該手動操作レバーの操作によつて
    該作動子を該非作用位置から該作用位置に旋回移
    動せしめると、該作動子が該受け板に係合して該
    ばねの偏倚力に抗して該受け板を該第2の位置に
    前進せしめて該第2の位置に維持する特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の静電複写装置。 4 該受け板の該第1の位置を規定する該停止部
    材が複写紙供給方向に調節自在に固定されている
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の静電複写装置。
JP60181650A 1985-08-21 1985-08-21 静電複写装置 Granted JPS6169078A (ja)

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