JPH0342563Y2 - - Google Patents

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JPH0342563Y2
JPH0342563Y2 JP10170888U JP10170888U JPH0342563Y2 JP H0342563 Y2 JPH0342563 Y2 JP H0342563Y2 JP 10170888 U JP10170888 U JP 10170888U JP 10170888 U JP10170888 U JP 10170888U JP H0342563 Y2 JPH0342563 Y2 JP H0342563Y2
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lamp housing
lamp
wall
light bulb
upper wall
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車に取り付けられ、所謂ハイマ
ウントストツプランプ等として用いられる、自動
車用ランプの構造に関する。
従来の技術 従来の自動車用ランプとしては、第4図に示し
た構造のもの提案されている(実開昭62−106845
号公報参照)。すなわち、図外の車体本体に枢支
されたバツクドア1には、ドアガラス2の上縁部
に沿つてサツシユ部3が設けられており、該サツ
シユ部3内には、所謂ハイマウントストツプラン
プと称される自動車用ランプ4が配設されてい
る。該自動車用ランプ4は、前面開口状のランプ
ハウジング5を有し、該ランプハウジング5には
相対面する上壁6と下壁7、及び後壁8とが設け
られている。該後壁8には、ランプハウジング5
内に配設された電球9がソケツト10を介して固
定されているとともに、前記ランプハウジング5
の前面には、レンズ11が嵌着されている。
考案が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の構造において、
前記ランプハウジング5は、車体重量の軽減や成
形容易性等を考慮して、樹脂で成形されるように
なつている。このため、電球9が点灯した際の熱
影響により、上壁6と下壁7とに変形が生ずるお
それがあることから、この上下壁6,7間の寸
法、すなわちランプハウジング5の上下寸法Dを
充分な値に設定して、前記変形を回避する必要が
ある。
したがつて、車体のデザイン等に応じて、前記
ランプハウジング5の上下寸法Dを可及的に小さ
くし、自動車用ランプ4を薄型にすることは困難
であり、自動車用ランプ4の造形上の自由度が制
限されてしまうものであつた。
本考案はこのような従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、電球点灯時の熱影響を受けること
なく、薄型にすることを可能にした自動車用ラン
プ構造を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本考案にあつては、
相対面する上壁と下壁とを備え、前面にレンズが
装着されたランプハウジング内に、電球が配設さ
れた自動車用ランプにおいて、前記上壁と下壁の
電球と対抗する部位に放熱用開口部が設けられる
とともに、少なくとも前記上壁に設けられた放熱
用開口部には、通気性を有し小石、虫等の侵入を
阻止することが可能な遮蔽部材が設けられてい
る。
作 用 前記構成において、電球を点灯させる該電球か
ら熱が発せられる。しかし、ランプハウジングの
上壁と下壁には、電球と対抗する部位に放熱用開
口部が設けられていることから、電球からの直射
熱が上壁や下壁に照射されることなく、直射熱に
起因する上下壁の変形は回避される。
又電球の点灯に伴つて、高温となつたランプハ
ウジング内の空気は対流現象により、上壁に設け
られた放熱用開口部からランプハウジング外に流
出するとともに、下壁に設けられた放熱用開口部
からは低温の空気がランプハウジング内に流入す
る。したがつて、ランプハウジング内が高温とな
るようなこともなく、該ランプハウジング内の温
度上昇に起因する上壁と下壁の変形も回避され
る。
さらに、前記上壁に設けられた放熱用開口部に
は、遮蔽部材、が設けられていることから、上方
から飛来する走行時に跳ね上げられた小石や虫等
のランプハウジング内への侵入は阻止される。
実施例 以下、本考案の一実施例について図面に従つて
説明する。すなわち、第1,2図に示したよう
に、自動車用ランプ4は、樹脂で成形された前面
開口状のランプハウジング20を有し、該ランプ
ハウジング20には、相対面する上壁21と下壁
22が設けられているとともに、左右側壁23,
24、及び後壁25が設けられている。該後壁2
5には、ソケツト26が挿通固定されており、該
ソケツト26のランプハウジング20内に突出す
る端部には、電球27が取り付けられている。
又前記上壁21と下壁22の、電球27と対抗
する部位には、各々放熱用開口部28,29が設
けられている。上壁21に設けられた放熱用開口
部28には、金属で成形された遮蔽部材たるシエ
ード30が取り付けられており、該シエード30
には通気可能であつて、かつ小石や虫等の侵入を
阻止することが可能な幅を有する複数のスリツト
31…が設けられている。
一方、前記ランプハウジング20の開口縁部に
は、第1の段部32と、第2の段部33とが連設
されており、前記第1の段部32には、インナレ
ンズ34の周縁部35が嵌合されている。該イン
ナレンズ34には、ランプハウジング20の内周
壁に密接する内側突条36と、ランプハウジング
20の外部方向に突出する外側突条37とが設け
られており、これによつて、該外側突条37と周
縁部35、及び前記第2の段部33とで隔成され
た、受容凹部38が設けられている。
そして、該受容凹部38にはアウタレンズ39
の後面に突設されたリブ40が、ホットメルトシ
ート41を介して接着されている。
以上の構成にかかる本実施例において、図外の
ブレーキペダルを踏み込み操作した際に、電球2
7が点灯すると、該電球から熱が発せられる。し
かし、前記上壁21と下壁22には、電球27と
対抗する部位に放熱用開口部28,29が設けら
れていることから、電球27からの直射熱が上壁
21や下壁22に照射されることはない。よつて
直射熱に起因する上下壁21,22の変形は回避
されるとともに、前記直射熱が照射されるシエー
ド30は金属で成形されていることから、該シエ
ード30が変形することもない。
又電球27の点灯に伴つて、高温となつたラン
プハウジング20内の空気は、対流現象により、
上壁21、設けられた放熱用開口部28、及び前
記スリツト31を介して、ランプハウジング20
外に流出するとともに、下壁22に設けられた放
熱用開口部29からは低温の空気がランプハウジ
ング20内に流入する。したがつて、ランプハウ
ジング20内が高温となるようなこともなく、該
ランプハウジング20内の温度上昇に起因する上
壁21と下壁22の変形も回避される。
このため、上下壁21,22間に寸法、つまり
ランプハウジング20の上下寸法Dを可及的に小
さくして、自動車用ランプ4を薄型にすることが
でき、該自動車用ランプ4の造形上の自由度を向
上させることが可能となる。
さらに、前記上壁21に設けられた放熱用開口
部28には、シエード30が設けられていること
から、上方から飛来する走行時に跳ね上げられた
小石や虫のランプハウジング20内への侵入は阻
止される。又、万が一、前記スリツト31から小
石や虫が侵入したり、あるいは下壁22に設けら
れた放熱用開口部29から、小石や虫が侵入して
も、該小石や虫は走行時の振動等によつて、シエ
ード30が設けられていない前記放熱用開口部2
9 から、ランプハウジング20外に落下する。
よつて、ランプハウジング20内に、小石や虫の
死骸が残留するようなことはなく、このように放
熱用開口部28,29を設けても小石や虫の侵
入、残留に起因する電球27の光量低下を防止す
ることができるのである。
第3図は、本考案の他の実施例を示すものであ
り、前記後壁25のランプハウジング20の外表
面には、ソケツト26に電気的に接続された一対
の電極板42,43が取り付けられており、一方
の電極板42にシエード30が一体に設けられて
いる。
かかる実施例においては、金属で成形される電
極板42を有効利用して、シエード30が一体に
設けられたことから、部品点数及び組み付け工数
が削減され、製造コストの低減を図ることが可能
となる。
なお、前述した各実施例においては、上壁21
に設けられた放熱用開口部28にのみ、シエード
30を設けるようにしたが、下壁22に設けられ
た放熱用開口部29にもシエード30を設ける構
造であつてもよい。
考案の効果 以上説明したように本考案は、ランプハウジン
グの上壁と下壁に、電球と対抗する放熱用開口部
が設けられたことから、電球からの直射熱が上壁
や下壁に照射されることはなく、直射熱に起因す
る上下壁の変形を回避することができる。
又対流現象により、高温空気は上壁に設けられ
た放熱用開口部を介して、ランプハウジング外に
流出するとともに、下壁に設けられた放熱用開口
部からは低温空気がランプハウジング内に流入す
ることから、該ランプハウジング内の温度上昇に
起因する上壁と下壁の変形も回避することができ
る。
このため、上下壁間の寸法、つまりランプハウ
ジングの上下寸法を可及的に小さくして、自動車
用ランプを薄型にすることが可能となり、該自動
車用ランプの造形上の自由度を向上させることが
できる。
さらに、少なくとも前記上壁に設けられた放熱
用開口部には、通気性を有する遮蔽部材が設けら
れていることから、上方から飛来する走行時に跳
ね上げられた小石や虫のランプハウジング内への
侵入を阻止することができ、よつてこのように放
熱用開口部を設けても小石や虫の侵入、残留に起
因する電球の光量低下を防止することができる。
加えて、第3図に示した実施例にあつては、ラ
ンプハウジングに取り付けられる電極板に遮蔽部
材たるシエードが一体に設けられたことから、部
品点数及び組み付け工数が削減され、製造コスト
の低減を図ることを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す第2図−
線に沿う断面図、第2図は同実施例の斜視図、第
3図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第4図
は従来の自動車用ランプを示す断面図である。 4……自動車用ランプ、5,20……ランプハ
ウジング、6,21……上壁、7,22……下
壁、9,27……電球、28,29……放熱用開
口部、30……シエード(遮蔽部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対面する上壁と下壁とを備えたランプハウジ
    ング内に、電球が配設された自動車用ランプにお
    いて、前記上壁と下壁の電球と対抗する部位に放
    熱用開口部が設けられるとともに、少なくとも前
    記上壁に設けられた放熱用開口部には、通気性を
    有する遮蔽部材が設けられたことを特徴とする自
    動車用ランプ構造。
JP10170888U 1988-07-29 1988-07-29 Expired JPH0342563Y2 (ja)

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