JPH0342281B2 - - Google Patents

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JPH0342281B2
JPH0342281B2 JP57119974A JP11997482A JPH0342281B2 JP H0342281 B2 JPH0342281 B2 JP H0342281B2 JP 57119974 A JP57119974 A JP 57119974A JP 11997482 A JP11997482 A JP 11997482A JP H0342281 B2 JPH0342281 B2 JP H0342281B2
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divinylbenzene
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F236/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/02Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/04Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F236/10Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated with vinyl-aromatic monomers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/02Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type
    • C08F297/04Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type polymerising vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
    • C08F297/042Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type polymerising vinyl aromatic monomers and conjugated dienes using a polyfunctional initiator
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/06Unsaturated polyesters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/901Radial block

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は分子中に平均約4から9個迄の炭素
−リチウム位置(C−Li位置)を有し、ブタジエ
ンやスチレンなどのエチレン性不飽和モノマーの
アニオン性溶液重合に有用な、RLiとC2〜C3不飽
和脂肪族ジ置換芳香族化合物とのアダクトからな
る、L開始剤及びその製造に関する。 本発明の目的は平均約4から9個迄の炭素−リ
チウム位置を有するリチウム開始剤を与えること
及びこれを造る方法を与えることである。 本発明のこれら及び他の目的と利点は次の詳細
な記述と実施例から当業者に明かになるであろ
う。 [課題を解決する手段] 本発明の重合開始剤は特定の分子量を有する区
別される化合物ではなく、統計的にある分布をな
す構造物群である、カルバニオン類(例えばRLi
化合物としての第2ブチルリチウム(s−BuLi)
からのブチル、及び第2ブチルリチウムを例えば
ジビニルベンゼン(DVB)に添加した結果予め
生成された陰イオンからのベンジル)と、ジC2
〜C3不飽和脂肪族置換芳香族化合物のC−C不
飽和二重結合との、競争付加反応からこれらの構
造は生じる。ジC2〜C3不飽和脂肪族置換芳香族
化合物にはジビニルベンゼン、及びより分子量の
高いものが含まれる。開始剤の製造の間に、利用
できるC−C結合と反応する、例えば上記の例で
第2ブチルリチウム及びベンジルリチウムの競争
のため、生じる開始剤は異なる構造及び異なる炭
素−リチウム官能価の有機金属物質の混合物から
なる。従つて分子量及び官能価は数平均分子量及
び数平均官能価で表現される。反応生成物混合物
の個々のものの相対濃度はRLi/ジC2〜C3不飽和
脂肪族置換芳香族化合物(例えばs−BuLi/
DVB)のモル比、反応温度及びRLi(例えばs−
BuLi)へのジC2〜C3不飽和脂肪族置換芳香族化
合物(例えばDVB)の添加速度に依存する。 そのような生成物の一つ即ち、6/5の第2ブ
チルリチウム/ジビニルベンゼンのアダクトの提
案構造は以下の式である。 選ばれた構造は純粋なm−ジビニルベンゼンに
基づくものであるが、これは化合物の繰返し(結
合)数及び形成される構造の単に一つの例にすぎ
ない。そのような多官能性開始剤の一つの実際に
測定される分子量(Mn、気相浸透圧法=1450)
(6s−BuLi/5DBV)は上式構造からの予測分子
量(Mn計算値=1571)と非常に近似する。但
し、分析前にこのポリリチウム化開始剤はプロト
ン源と反応されてリチウムを水素と置換したもの
である。 本発明によると低分子量の第3級アミンを低温
で炭化水素溶媒中のアルキル又はシクロアルキル
リチウム化合物と混合し、その後実質的重合を避
けるため撹拌しながら低温で極めて徐々にジC2
〜C3不飽和脂肪族置換ベンゼン化合物を加えて
平均約4から9個迄の炭素−リチウムサイトと約
750乃至4000のVPOnを有するリチウム開始剤
を与える。これらの開始剤は次いで平均約4から
9個迄の腕又は枝を有し且つ腕又は枝の端上にLi
原子を有するラジアル又はスターポリマーを与え
る様エチレン性不飽和モノマーを重合するためア
ニオン溶液重合するのに使用できる。希望ならポ
リマーの腕の端上のLi原子を次いでエポキサイド
又はCO2と反応させ、次にプロトン化又は加水分
解させて、更に反応に利用できる腕の端上にOH
又はCOOH基を有するスターポリマーを与える
ことができる。 不活性雰囲気下炭化水素溶媒中の有機リチウム
化合物の溶液に第3級アミンを加えることによつ
て開始剤がつくられる。添加の間混合物は撹拌さ
れるべきで温度は有機リチウム化合物の熱分解を
避けるのに充分低くすべきである。望ましくは温
度を約0から25℃迄に好ましくは約0から10℃迄
に維持すべきである。第3級アミンの有機リチウ
ム化合物に対するモル比は約4乃至1にすべきで
ある。次に第3級アミンと有機リチウム化合物の
溶液に不活性雰囲気下、極めて徐々に好ましくは
滴々、長い時間の間に亘つて撹拌しながら、上記
と同じ温度範囲でジ(C2〜C3不飽和脂肪族)置
換ベンゼン化合物の炭化水素溶媒中の溶液を加え
る。有機リチウム化合物のジ(C2〜C3不飽和脂
肪族)置換ベンゼン化合物に対するモル比は約6
対5、又は1:0.83の比である。このジ不飽和脂
肪族置換ベンゼン化合物のモルは純粋な又は本質
的に純粋なジ不飽和脂肪族置換ベンゼン化合物を
基にし、存在する任意の他の物質(例えばジビニ
ルベンゼンの場合エチルビニルベンゼン、ジエチ
ルベンゼンなど)を含まない。開始剤の製造のた
めのこれらの条件はゲルの生成を防ぐように、又
は重合を防ぐように、そしてアニオン重合に使用
するための、平均約4から9個カーボン−リチウ
ム部位と約750から4000迄のVPOnを有する炭
化水素可溶性開始剤を得るように維持されるべき
である。本発明に使用される有機リチウム化合物
はRが2から20個の炭素原子を有する第1級、第
2級又は第3級のアルキル、又はシクロアルキル
基を表わす場合の一般式RLiを有している。有機
リチウム化合物の例はエチルリチウム、n−プロ
ピルリチウム、イソプロピルリチウム、n−ブチ
ルリチウム、イソブチルリチウム、第2級ブチル
リチウム、第3級ブチルリチウム、n−アミルリ
チウム、イソアミルリチウム、n−ヘキシルリチ
ウム、2−エチルヘキシルリチウム、n−オクチ
ルリチウム、n−デシルリチウム、シクロペンチ
ルリチウム、シクロヘキシルリチウム、メチルシ
クロヘキシルリチウム、シクロヘキシルエチルリ
チウム、など及びそれらの混合物である。好まし
くはRは2から10個の炭素原子のアルキル基特に
第2ブチルリチウムである。 開始剤の製造に使用される第3級アミンはアル
キル基に2から4迄の炭素原子を有する第3級ア
ルキルアミンで約0から25℃迄の温度範囲で液体
であるべきである。その様なアミンの例はトリエ
チルアミン、トリイソブチルアミン、トリプロピ
ルアミンなど及びそれらの混合物である。これら
のアミンのうちトリエチルアミンを使うことが好
ましい。 使用されるジC2〜C3不飽和脂肪族置換ベンゼ
ン化合物は1,2−ジビニルベンゼン、1,3−
ジビニルベンゼン又は1,4−ジビニルベンゼン
又はそれらの混合物である。市場で得られるジビ
ニルベンゼンは一般に約25から95%迄のジビニル
ベンゼン又は残部が実質的にエチルビニルベンゼ
ンであるジビニルベンゼンの混合した異性体を含
んでいる。極めて少量のジエニルベンゼン、ナフ
タレン及びアズレンも又ジビニルベンゼン類と共
に存在しうる。1,2−ジイソプロペニルベンゼ
ン、1,3−ジイソプロペニルベンゼン及び1,
4−ジイソプロペニルベンゼン及びそれらの混合
物の様なジイソプロペニルベンゼンも又使用しう
る。ジビニルベンゼン類とジイソプロペニルベン
ゼン類の混合物も使われる。ジビニルベンゼン類
を使うのが好ましい。エチルビニルベンゼンの様
な存在する任意のモノマー化合物は鎖の部分とし
て開始剤中に入るが炭素−リチウム官能価を増加
する様に導かない。同様にジビニルベンゼン中に
少量恐らく存在するアズレンとナフタレンの様な
任意の非反応性物質は単に稀釈剤又は溶剤として
働き、重合溶媒の除去と共に最終ポリマーから放
散せしめられうる。開始剤の製造に使用される溶
媒は開始剤の溶液が得られる様有機リチウム化合
物、第3級アミン及びベンゼン化合物に対する溶
媒であるべきである。同様に重合用に使われる溶
媒は開始剤、モノマー及び得られるポリマーに対
する溶媒であるべきである。好ましい高い1,4
ポリジエン微細構造を得るために使用されうる溶
媒の例はヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオ
クタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ベン
ゼン、トルエン、キシレン類などの様な炭化水素
である。溶媒の混合物はそれらが相溶性の場合使
用される。溶媒は好ましくは極めて不安定な炭素
−水素結合を持つべきではなく少なくとも実質的
に連鎖移動剤として働くべきでない。溶媒は約0
から120℃の温度で液体であるべきである。 開始剤の製造に使われ且つ重合中使われる不活
性雰囲気は窒素、アルゴン、ヘリウム、ネオンな
どでありうる。 本発明の開始剤を使つて重合されるべきエチレ
ン性不飽和重合可能なモノマーは活性化された不
飽和二重結合を有するもの例えば二重結合に隣接
して水素よりももつと親電子的で且つ強い塩基に
よつて容易に除去されない基があるモノマーであ
る。その様なモノマーの例はアクリロニトリルと
メタクリロニトリルの様なニトリル、メチルアク
リレト、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、エチルヘキシルアクリレート、オクチルアク
リレート、メチルメタアクリレート、エチルメタ
アクリレート、ブチルメタクリレート、メチルエ
タクリレート、エエルエタクリレート、ブチルエ
タクリレート、オクチルエタクリレートなどのア
クリレートとアルカクリレート;ブタジエン−
1,3、2,3−ジメチルブタジエン、ピペリレ
ン及びイソブレンの如きジエン類;スチレン、ア
ルフアメチルスチレン、p−第3ブチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、メチルビニルトルエン、
パラビニルトルエンなどのビニルベンゼン類、及
びこれらの混合物である。好ましい使用モノマー
はブタジエンとブタジエンとスチレンの混合物で
ある。使用されるモノマーに依存して、生ずるス
ターポリマーはゴム様、樹脂様又は熱可塑性のも
のでありうる。これらは又ホモポリマー、純ブロ
ツクコーポリマー、又はグレーデツドブロツクコ
ーポリマーでありうる。ランダムコーポリマーが
モノマーの反応器への添加を注意深く行なう(プ
ログラミングすること)によつて得られる。代り
の方法としてテトラビドロフランの様なランダム
化剤の少量を重合中に使用されうる。つくられた
ままのこれらのスターポリマーは通常ゲルを含ま
ず平均して約4から9迄の腕をもつている。 連鎖移動剤の非存在下で得られるスターポリマ
ーの数平均分子量は重合させられるモノマーのグ
ラムの仕込まれた開始剤のモル数に対する比によ
つて調節される。モノマーのポリマーへの変換約
100%迄が得られる。 溶液重合の間の温度は約0から120℃迄変りう
る。重合温度が約20から80℃迄であることが好ま
しい。重合に対する時間は温度、開始剤の量、望
まれるポリマーの型などによる。重合を行なうの
に開始剤は少量しか必要でない。しかしながら、
使用される開始剤の量は望まれるポリマーの型で
変化しうる。例えば一般に与えられる量のモノマ
ーを使つて高い数平均分子量をもつポリマーをつ
くる時開始剤は少量しか必要でないが一方低い数
平均分子量ポリマーをつくる時には多量の開始剤
が使われる。その上ポリマーはリビングポリマー
であるから、これはモノマーが重合系に供給され
る限り生長し続けるであろう。かくして分子量は
数10万又はそれ以上にもなる。他方、極めて高い
分子量ポリマーは開始剤の与えられた量に対して
長い重合時間を要し、低い開始剤濃度で重合速度
が落ちるかもしれない。実際的な時間で容易に加
工できるポリマーを得るのに使用できる開始剤の
範囲は約全モノマーの100グラム当り0.00001から
0.10迄好ましくは約0.00033から0.005モル迄の開
始剤である。 重合は液体炭化水素溶媒中で行われる。バルク
重合を使用されるがそれは避けねばならない熱移
動問題を生じる。溶液重合では容易な熱移動と処
理を可能にするため溶媒中では約15乃至20%ポリ
マー固体濃度を越えない基準で運転するのが好ま
しい。 重合は勿論ガラス重合瓶、ガラス反応フラス
コ、又は好ましくは加圧反応器であつて、かくは
ん機、加熱冷却手段を具え、不活性又は非反応性
条件下で重合するために不活性ガスをフラツシユ
又はポンプ送入する手段、モノマー溶媒及び開始
剤を仕込む手段、排気手段、得られるポリマーな
どを回収する手段などを具えたもの等の様な密閉
反応器中で行うべきである。水又は他の重合に悪
影響を与えるかも知れない不純物の根跡量を除く
ためにスカベンジヤとして使用前に開始剤又はブ
チルリチウム又は他のアルキル又はシクロアルキ
ルリチウム化合物の少量を加えてもよい。代りに
又はこれに加えてモノマー及び/又は溶媒を減圧
又は他の処理剤にかけてそれらから水分及び他の
連鎖停止剤をなくする様にできる。 本発明の多官能性リチウ開始剤は又合衆国特許
の3992561号及び4260712号のバリウムジ(第3ア
ルコキシド−ヒドロキシド)塩と、また合衆国特
許3629213号のバリウム塩と共に使用できる。 重合媒体中の溶液中のスターポリマーはリビン
グポリマーであるから、即ち重合は(モノマーを
加えずに積極的に終結させるか又はメタノールの
様な停止剤を加えることによつて積極的に終結さ
せない限りは)停止することのない重合であるか
ら、またリビングポリマーは末端リチウム原子を
含むから、エチレンオキシドなどのエポキシド又
はCO2でこれを処理することが出来、次いでそれ
ぞれ末端水酸基又はカルボキシル基をポリマーに
与えるためプロトン化又は加水分解することが出
来る。 重合はポリマーの溶液に水、アルコール又は他
の試薬を加えることによつて停止出来る。溶媒媒
体からスターポリマーを回収し乾燥した後2,6
−ジ第3ブチル−p−クレゾール又は他の抗酸化
剤の様な適当な抗酸化剤をこれに加えることが出
来る。しかしながら抗酸化剤を溶媒を除く前にポ
リマーの溶液に加えてもよい。 本発明の方法でつくられるスターポリマーは他
のプラスチツクやゴム様ポリマーと同じ方法で配
合し且つ硬化できる。例えばこれらを硫黄・硫黄
を与える物質、過酸化物、カーボンブラツク、
SiO2、TiO2、Sb2O3、赤色酸化鉄、他のゴム充
填剤、色素、テトラメチル又はエチルチウラムジ
サルフアイド、ベンゾチアジルジサルフアイド、
ゴム増量用又は加工用鉱油又は石油などと混合で
きる。安定剤、抗酸化剤、UV光吸収剤及び他の
抗劣化剤がこれらのポリマーに加えられる。これ
らは又天然ゴム、ブチルゴム、ブタジエン−スチ
レン−アクリロニトリルターポリマー、ポリクロ
ロブレン、SBR、ポリウレタンエラストマー類、
ポリスチレンなどの他のポリマーと配合できる。 本発明の方法でつくられるスターポリマーは
布、フイルム、ガスケツト、ベルト、ホース、靴
底、電源及びケーブル絶縁に対する保護被覆をつ
くるのに使用でき、他のプラスチツク及びゴムに
対する可塑剤及び重合体形充填剤として使用され
る。大量の硫黄と共に硫黄硬化ゴム製品がつくら
れる。 上で指摘した様に本発明の方法でつくられるス
ターポリマーは各腕毎に末端Li原子を含んでいる
平均約4から9個迄の腕を持つている。ポリマー
は次いでLiORを生成し腕の端で末端
【式】基 を生ずる、メタノールの様なアルコールでプロト
ン化されうる。代りにLi含有ポリマーは酸化エチ
レン又は酸化プロピレンで処理し次いでプロトン
化してヒドロキシル末端基をもつ腕を与え、これ
を次いでトリレンジイソシアネート又はバフエニ
ルメタン−4,4′−ジイソシアネートの様なポリ
イソシアネートと反応させてポリウレタンを生成
させる。又Li含有ポリマーはCO2と反応させ、次
いで腕の末端にCOOH基を生成する様に加水分
解出来、この基はグリコールと反応させてポリエ
ステルを生成出来る。これらも繊維強化プラスチ
ツク(FRP)に有用でもある。 望むならばこれらの各腕の端にLi原子を含んで
いるスターポリマーは四塩化けい素、1,2−ジ
クロロエタンなどのカツプリング剤と、綱状構造
を形成するためにカツプリングすることが出来
る。特に、平均約4から9迄の腕と数平均分子量
約50000から250000をもち、約10から40重量%の
スチレンと90から60重量%のブタジエン−1,3
からなり、純ブロツク、グレイデツドブロツク又
はランダムコーポリマー、好ましくは腕の端にス
チレンブロツクを有する純ブロツクコポリマーで
ありうる本発明の教示に依つてつくられるゴム様
のスターコーポリマーは、熱硬化ポリエステル樹
脂又はビニルエステル樹脂ガラス繊維組成物の様
なFRP類ガラス繊維強化プラスチツクスに対す
る低プロフイル即ち低収縮添加剤として有用であ
る。FRP中のスターポリマーの重量はFRP中の
有機成分の全重量を基にして約5から15重量%で
ある。ポリエステル又はビニルエステル樹脂組成
物中に本発明のスターポリマーを使用することの
利点は約同じMWと化学的型の線状又は実質的に
線状のポリマーに較べて、それが組成物の粘度を
上昇させる傾向が少いことである。 ガラス繊維強化熱硬化性プラスチツク(FRP)
はシート成形コンパウンド(SMC)又はバルク
成形コンパウンド(BMC)又は他の熱硬化FRP
材料並びに高強度成形コンパウンド(HMC)又
は厚い成形コンパウンドである。FRP基体は約
10から75重量%のガラス繊維をもちうる。SMC
コンパウンドは通常約25から30重量%のガラス繊
維を含むが一方HMCコンパウンドは約55から60
重量%迄のガラス繊維を含みうる。ガラス繊維強
化熱硬化プラスチツク(FRP)基体は硬質又は
半硬質でありうる。(ポリエステル中にアジペー
ト基の様な柔軟化部分を含みうる)。 ガラス繊維に加えられガラス繊維と混合される
組成物又は熱硬化組成物は又充填剤、熟成剤、禁
止剤、離型剤、触媒、抗酸化剤、可塑剤、架橋モ
ノマー剤、色素など、例えば炭酸カルシウム、水
酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、ステアリン酸亜鉛、過酸化物触媒、ベ
ンゾキノン、スチレン、メチルメタアクリレート
等でである。ガラス繊維熱硬化材に使用される不
飽和ポリエステルは「モダン プラスチツクス
エンサイクロペデイア」1975−1976、1975年10月
52巻10A号、マツグロウーヒル、インコポレイテ
ツド、ニユーヨーク、61,62、及び105乃至107
頁;「モダン プラスチツクス エンサイクロペ
デイア」1979−1980、1979年10月、56巻、10A号
55,56,58,147及び148頁マツグロウーヒル、イ
ンコポレイテツド、ニユーヨーク、ニユーヨーク
州、及び「モダン プラスチツクス エンサイク
ロペデイア」1980−81、1980年10月、57巻10A号
59,60及び151乃至153頁マツグロウーヒル、イン
コポレイテツド、ニユーヨーク、ニユーヨーク
州;によつて示される様に知られている。ビニル
エステル樹脂は知られている。例えば「耐熱ビニ
ルエステル樹脂」ラウニキテイス(Launikitis)、
テクニカルブリテインSC:116−76シエル、ケミ
カル カンパニー(Shell Chemical Company)
1976年6月;シエル ケミカル カンパニー テ
クニカルブレテインSC:16−76及びアメリカ合
衆国特許3876726号その他参照のこと。これらの
FRP組成物はグリル、ヘツドランプ組立体、デ
ツクフウード、フエンダー、ドアパネル、天井な
どの自動車部品の製造並びに食物用盆、アプライ
アンス、電気部品、家具、機械のカバー及び防護
材、浴室部品、構造用パネルなどの製造に使用さ
れる。FRP部品又は成形品は更にアメリカ合衆
国特許4081578;4189517;4222929;及び4245006
の教示に従つて型内被覆がされる。 次の実施例は当業者に対してより詳細に本発明
を説明するのに役立つであろう。これらの実施例
中他の注意をしなければ重量部である。 実施例 1 8℃で可溶性の多官能性開始剤の製造 シクロヘキサン中の溶液中の第2ブチルリチウ
ム(s−BuLi)42.8gを予め秤量し、乾燥したア
ルゴンでパージしたパイント瓶(1パイント=
0.4731)に注入器で仕込んで82.39ミリモル第
2BuLiを得た。このs−BuLiはフウト ミネラ
ルカンパニ−(Foote Mineral Company)から
シクロヘキサン中の溶液として購入し炭素−リチ
ウム濃度に対して使用前分析したものである。溶
液をかきまぜながら+5℃に迄氷−水浴中で冷却
し、トリエチルアミンの34.0グラム(0.336モル)
を注入器で30分の時間に亘つて加えた。発熱が認
められたが温度はトリエチルアミン添加速度で+
5乃至+10℃の間に維持された。黄色のs−
BuLi溶液はトリエチルアミンの添加で橙色に暗
くなつた。TEA/s−BuLiのモル比は4.08であ
つた。ベンゼン中のジビニルベンゼン(DVB)
68.73ミリl(68.66ミリモル又は8.95gのDVBを含
んでいた)溶液[フオスター グラント社
(Foster Grant Company#)]をアルゴン下6
時間の時間巾に亘つて迅速にかきまぜられたs−
BuLi/TEA溶液に一滴一滴加えた。ジビニルベ
ンゼンの量はジビニルベンゼンとして計算され、
どんなエチルビニルベンゼン等も含まない。第一
の数滴のDVB溶液を添加すると鮮明な赤色が見
られた。色は添加を通じて極めて深い赤に色が深
くなつた。添加速度は最後の20%のDVB溶液に
対して遅くした。不溶性の証拠は観察されなかつ
た。反応混合物をDVBの添加を通じて+8℃以
下に保つた。加えたDVBの全量は6s−BuLi/
5DVBのモル比を与える様68.66ミリモルであつ
た。DVB添加が完了した後溶液をかくはんしな
がら一夜中徐々に暖まるままにした。外観の変化
は見られず、溶液は不溶解物があるというどんな
証拠もなく均質のままであつた。 ジビニルベンゼン(及びもし存在するならエチ
ルビニルベンゼン)と第2級−ブチルリチウムの
附加生成物を附加物又は開始剤と呼ぶことにす
る。溶液が使わる時それは附加物又は開始剤溶液
と呼ばれる。 #フオスター グラントは社−一般資料−
DVBをジブチルマグネシウムから47〜49℃、0.8
mm圧力で真空蒸溜し主な留分を分けた。少量の溜
出液を分析用に保留した。残りを乾燥ベンゼン
で、稀釈した。等しい応答を仮定するガスクロマ
トグラフ/質量スペクトロメトリ(GC/MS)
は次の結果を与えた:ジブチルマグネシウムと共
に導入された56.6%DVB(すべて異性体)、42.4%
EVB、0.7%ナフタレン又はアズレン、0.2%ジエ
チルベンゼン及び0.1%炭化水素(ヘキサン、シ
クロヘキサン) A ゲル透過クロマトグラフイ(GPC)分析 附加物溶液1.2gを20mlベンゼンに加え(GPC)
そしてメタノールの一滴の添加は色を淡黄色にあ
せさせた。それ以上の色変化はメタノールの第2
の滴の添加で見られなかつた。この溶液の2ミリ
lを次のカラムを具えたウオタース アソシエー
ト(Water Associate)のGPC200中に注入し
た。2000〜5000Å、3×10Å、400Å及び250Å。
このカラムは低い分子量領域に高い分解能を与え
る様に組立てられた。試料を45℃でベンゼン中で
実験した。それは広いポリモダルの分子量分布を
示した。 B 蒸気相浸透圧法(VPO) 附加物溶液の20mlを淡黄色の溶液プロトン化)
を与える様ゆつくりメタノールの添加によつて停
止させた。20mlのベンゼンで稀釈した後、炭化水
素溶液を稀HCIで抽出し、次いで水相が中性にな
る迄蒸溜水で抽出した。有機相を若干回無水
MgSO4中を通して奇麗な黄色溶液を得た。
MgSO4は、プロトン化附加物の損失を避けるた
めベンゼンで各回毎に洗つた。回収した附加物溶
液を一緒にし、凍結させ、凍結乾燥後生成物を集
めた。生成物を次いで最大+45℃で真空乾燥し
た。黄色粘着物の物質が得られた。この物質の数
平均分子量m(VPO)は日立パーキン−エルマ
ー115分子量装置を使つてベンゼン中で決定した。
装置を較正するのにベンジルを使つた。測定した
Mn(VPO)は1450であつた。これは、系中に存
在するs−BuLiのジビニルベンゼンとエチルビ
ニルベンゼン両方のビニール基との完全な反応を
基にした、理論値のn1571とよく一致してい
た。 C 炭素−リチウムの決定 普加物溶液の試料を引出し、水酸基をトリチウ
ム標識(tritiated)n−プロパノールで停止させ
た。トリチウム標識附加物を単離し、乾燥し、全
固形分を決定し、シンチレーシヨン測定のための
準備をした。トリチウム含量はパツカード#527
液体シンチレーシヨンスペクトロメーター上で決
定した。トリチウム標識n−プロパノールの活性
を同日に対照として決定した。測定された炭素−
リチウムは14.8%の全固形物で固形物g当り
3.447ミリモルであつた。理論的炭素−リチウム
含量は14.8%全固形物で4.05ミリモル/gであつ
た。 D 核磁気共鳴 上のBからのプロトン付附加物の一部分
(0.2g)を2.0g重水化ベンゼン中に溶解した。プ
ロトンNMRスペクトルがテトラメチルシランを
対照としてバリアンA60−A NMRスペクトロ
メーターを使つて40℃で得られた。s−Bu/
DVBの比は炭素−リチウムのリテンシヨン(保
持)から予想された1.09に対して0.95であること
が判つた。どんな残溜不飽和も見られなかつた。
仕込み比は6/5又は1.2であつた。差又はC−
Li損失は恐らく不純物に依るものである。 E ガスクロマトグラフイ ガスクロマトグラフイを停止前後、多官能開始
剤とs−BuLi対照を調査するのに使つた。蒸気
相の試料はプロトン化に際しブタン増加が多官能
開始剤に対して観察されなかつたことを示し、残
留s−BuLiがないことを示している。予想され
た様に大きな増加がs−BuLi対照で見られた。
これは第2級BuLiのすべてが開始剤生成に消費
されたことを示す。 F 平均の官能価の決定 開始剤又は附加物の平均の官能価を蒸気相オス
モメトリーによつて、プロトン化された開始剤の
数平均分子量と次式即ち 測定された官能価=n(VPO)/e(C−
Li)=モル当りのグラム数/C−Li当りのグラム
数=C−Li/モル(式1) によるトリチウム化によつて得られたC−Li基当
りの当量(e)から計算した。 此の開始剤の平均の官能価はモル当り5.04炭素
−リチウム(又は開始剤のモル当り)であつた。 G 熟成研究 トリチウム化による炭素−リチウム分析を附加
物調製の直後及び3.5ケ月後とに行つた。その間
開始剤(附加物)を重合反応のために試料を採集
している時以外冷蔵庫(+5℃)中でアルゴンの
圧力下で貯蔵した。3−1/2月に亘つて、活性
炭素−リチウム含量は固体のグラム当り3.48meq
C−Liから固体のグラム当り3.38meq C−Liに
減少した。これは僅かに2.8%の減少である。室
温熟成研究が企てられた。開始剤の一部が清潔な
乾燥した瓶に移され、炭素−リチウム含量を2週
間の時間に亘つて週期的に決定した。試料採取の
間開始剤を室温で不活性雰囲気下で貯蔵した。14
日後、3.38meq C−Li/(固体グラム)から
3.13meq C−Li/(固体のグラム)の活性炭素
−リチウムの連続損失が見られた。これは活性に
於ける7.4%の減少を表わす。C−Li活性のいく
らかの損失が比較的少部分の開始剤の多数回の試
料採取の間偶然の停止に起因するため潜在的に可
能である。 これらの結果は5℃で貯蔵された時比較的安定
な多官能性開始剤の製造を確めるものである。 対照例 1 トリエチルアミンの不存在に於ける多官能性開
始剤の調製の試み これはトリエチルアミンの不存在で附加物(6s
−BuLi/5DVB)を生成させる試みであり、そ
してアミン可溶化剤の必要性を強調している。
38.64meq第2級BuLiを与えるためシクロヘキサ
ン中の第2級−BuLi 1.288meq/ml溶液30mlを
注入器で予め秤量したアルゴンでパージしたパイ
ント瓶に仕込んだ。溶液を氷水浴を使つて+7℃
に冷却した。ベンゼン中のDVB溶液29.35mlをア
ルゴン下3時間に亘つて滴加した。突然3時間
後、更に数滴余計の添加と共に鮮明な赤い反応溶
液がゲル様の塊を形成した。この時点でs−
BuLi/DVBのモル比は1.65であつた。DVBのそ
れ以上の添加はなされなかつた。トリエチルアミ
ンを溶液に加え(4TEA/1s−BuLi)、そしてゲ
ル様の粘調度のいくらかのブレークアツプが色の
強度の深くなることと共に起つた。次の2時間に
亘つてゲル様物質の固まりがなお見られた。不溶
性のためどんな特性表示も得られなかつた。 実施例 2 トリエチルアミンの存在下での22℃での多価官
能性開始剤の製造 シクロヘキサン中のs−BuLi溶液32.0gを注入
器で62.24ミリモルのs−BuLiを与える様に予め
秤量し、乾燥したアルゴンでパージしたパイント
瓶に仕込んだ。これはフート ミネラル カンパ
ニーから購入したもので使用前炭素−リチウム含
量について分析しておいたものである。溶液を氷
水浴中で冷却し、トリエチルアミン25.8gをかく
はんしながら30分に亘つて加えた。TEA/s−
BuLiのモル比は4.1であつた。橙黄色の溶液を+
22℃にあたためた。ベンゼン中のジビニルベンゼ
ン溶液139.1ml(ダウ ケミカル カンパニー
DVB##)をアルゴン下6時間に亘つて、かく
はんしたs−BuLi/TEA溶液に滴加した。s−
BuLi/DVBのモル比は約6/5であつた。深い
赤色の透明な溶液が見られた。溶液を一夜室温で
そのままにしていた。どんな変化も見られなかつ
た。 ##ダウ ケミカル カンパニー一般の試料−
DVをCaH2から真空蒸溜し、次いで乾燥ベンゼ
ンで稀釈した。等しい応答を仮定するGC/MS
分析は次の結果を与えた。:52.4%DVB(すべて
異性体)、45.3%EVB 1.8%ジエチルベンゼン、
及び0.5%ナフタリン。 附加物の特徴表示 実施例1で詳細に記載した手順に従つた。
GPC曲線は高分子量物質の増成を示した。この
附加物の平均の官能価(式1から計算した)は
8.81であつた。そのVPO nは2908であつた。 実施例 3 トリエチルアミンの存在下7℃に於ける多官能
性開始剤の製造 シクロヘキサン中のs−BuLi溶液19.4gを注入
器で予め秤量し、乾燥した、アルゴンでパージし
たパイント瓶に仕込んでs−BuLi37.33ミリモル
を得た。これはフート ミネラル カンパニーか
ら購入してあつたもので使用前炭素−リチウム含
量に対して分析しておいた。溶液を氷水浴を使つ
て冷却しトリエチルアミン15.41gをかくはんしな
がら30分間に亘つて加えた。溶液の最高温度は+
8℃であつた。TEA/s−BuLlのモル比は4.08
であつた。ベンゼン中の83.4ミリ立ジビニルベン
ゼン溶液(ダウ ケミカル カンパニーDVB)
を6時間に亘つて迅速にかくはんされたs−
BuLi/TEA溶液にアルゴン下で滴加した。DVB
添加の間の最高温度は+7℃であつた。s−
BuLi/DVBのモル比は約6/5であつた。深い
赤色の透明な溶液を氷中に詰め込んで一夜暖まる
ままにした。朝どんな変化も観察されなかつた。 附加物の特徴 実施例1で詳記した手順に従つた。GPC曲線
は+22℃でつくられた実施例2に対するものより
低い分子量の形成を示した。この附加物の平均の
官能価(式1から計算)は6.3であつた。その
VPOnは2000であつた。 参考例 1 オメガ反応性ラジアル重合体の製造 ヒドロキシ−末端ポリブタジエンの製造 ジビニルベンゼン/第2級ブチルリチウム附加
物(開始剤)溶液(f=4.85)の1.5g(0.306ミリ
モルCLi)を、活性の炭素−リチウムを示す淡黄
色を生じる迄、乾燥したアルゴンでパージしたク
オート(約0.95立)入り重合瓶中の、434.9gトリ
エン(篩乾燥したもの)と45.2g(0.836モル)の
篩乾燥したブタジエンとの溶液へ注入器で滴加し
た。活性炭素−リチウムの存在は系の不純物がう
まく滴定(掃除すこと)されたことを示すと解釈
した。この後附加物溶液(7.18ミリモル CLi)
の追加の35.2gを重合させるために加えた。瓶は
深い赤色の透明な溶液を含んでいた。重合を一昼
夜30℃でかくはんしながら実行した。粘稠な僅か
に濁つた橙色の溶液を生じた。変換は約100%で
あつた。 トルエン中の9.7g酸化エチレン溶液を注入器で
加えて15.69ミリモルEO(2.19EO/CLi)を得た。
内容物をはげしく振盪し、非常に会合したゲル一
様の塊を生成させた、それには溶液を通じて局所
的色の消失が伴つた。粘着さのより少い着色した
区域の存在は不完全な混合を示した。30℃で数日
後外観上均一のゲル様の塊が見られた。少量のも
つと動きやすい流体が存在していた。 20ミリ立のメタノールを加え、粘度をすぐにな
くして透明の無色の僅かに粘い溶液を得、ポリマ
ー末端及びLiOCH3にOH基を生成させた。ポリ
マーを過剰のメタノール中で沈澱させ、単離及び
真空乾燥後微細構造と水酸基含量を分析した。ポ
リブタジエンの微細構造をこの低分子量のポリマ
ーに対して核磁気共鳴(13C NMR)によつて
40.3%トランス−1.4、25.3%シス−1,4及び
34.4%ビニールであると確信した。このポリマー
の水酸基含量はポリマーg当り0.156ミリモルOH
であることがわかつた。これは分子当り平均4.7
ヒドロキシルに相当する。この値は次式を使つて
確立された。方程式2 ヒドロキシル官能価=ポリマーg当りのOHミリモル数
/ポリマーg当りのCLi仕込みミリモル数×開始剤の平
均官能価 このOH含有ポリマーは次の値を示した;n
=40000、w=60000,H.I.=GPCによつて
1.51,n=VPOによつて33000 このOH含有スターポリマーの11.78gをトルエ
ン9.61gに溶解し、トルエン中の4,4′−ジイソ
シアナートジフエニルメタン(NCO/OH)の溶
液 5.61g及び0.081gオクチル酸第一錫触媒(T
−9)と混合した。0.040インチのスペサー棒を
使つてテフロン上にフイルムを流し込んだ。この
系を窒素下65℃2時間硬化しポリマーを架橋化
し、連鎖延長し、溶媒を蒸発させ、淡黄色のフイ
ルムを得た。このフイルムは400%伸長で0.714メ
ガパスカルの最終抗張力を有していた。 参考例 2 線状ヒドロキシル末端ポリブタジエン対照の製
造 少量のトリエチルアミンを含んでいるトルエン
中のジリチオイソブレン(リチウム コーポレイ
シヨン オブ アメリカ、f=2)の溶液0.4g
(0.41ミリモルCLi)を、乾燥し、アルゴンでパー
ジしたクオート(約0.95立)入り重合瓶中の
463.2gのトルエンと76.0gのブタジエンの溶液に
色の終点迄一滴一滴加えた。活性炭素−リチウム
を示す色の存在は系中の不純物の滴定を意味す
る。すぐに追加の15.7gのジリチオイソプレン開
始剤(16.1ミリモルCLi)の溶液を重合のために
橙色の僅かに濁つた溶液を与えるために加えた。
重合を30℃で一夜行つて透明な黄色の重合溶液を
得た。変換は約100%であつた。 トルエン中の19.3%エチレンオキシド溶液を加
えて31.23ミリモルEO(19.4EO/CLi)を与えた。
内容物を振盪しゲル様の塊が褪色と同時に形成さ
れた。数日後均一のゲル様の塊が得られ、ほんの
少量のより流動性の流体が観られた。 20ミリ立メタノールの添加は粘度の著しい損失
を生じ流体の無色溶液を与えた。重合体を沈澱さ
せ、単離真空乾燥後水酸基含量について分析し、
これはポリマーg当り0.184ミリモルOHであるこ
とが判つた。これはジリチオイソプレン開始剤の
官能価が2に等しいと仮定して、方程式2によ
り、分子量当り平均1.73ヒドロキシルに相当す
る。このOH含有ポリマーは次のことを示した。
Mn=17000、w=22000とGPCによるH.I.=
1.32、及びVPOによるn=8900。 トルエン10.31gに溶かされたこのOH含有ポリ
マー10.14gをトルエン中の4,4′−ジイソシアナ
トジフエニルメタンの溶液5.7g(1.2N CO/OH)
及び0.078gのオクチル酸第一錫触媒(T−9)と
混合した。0.040インチスペサー棒に使つてフイ
ルムをテフロン上に流し込んだ。系を窒素下65℃
で硬化して淡黄色のフイルムを得た。このフイル
ムは410%伸長で0.324メガパスカルの最終抗張力
を有していた。 この比較はイソシアネート延長部中の線状対応
品よりスター形ヒドロキシル−末端ポリブタジエ
ンの方がより高い抗張力を有していたことを示す
ものである。 参考例 3 ヒドロキシル−末端ポリスチレンの製造 ジビニル−ベンゼン/第2−ブチルリチウム附
加物又は開始剤溶液(f=4.815)5滴(約0.5g、
0.3ミリモルCLi)を、乾燥しアルゴンでパージし
た重合瓶中の76.7gスチレンと568.0g篩乾燥した
トルエンの溶液へ、活性炭素−リチウムと系の不
純物のうまく滴定されたことを示す淡黄色の終点
まで、注射器より滴加した。直ちに附加物又は開
始剤溶液28.2g(17.22ミリモルCLi)を加えて重合
を行つた。いくらかの小さいゲル様粒子のある深
い赤色の溶液が観察された。25℃で2.5時間後検
査した時深い赤色の溶液は不溶解物の形跡がなか
つた。瓶を25℃で一夜回転させたが朝明かな変化
が外見上表われなかつた。変換は約100%であつ
た。 篩乾燥したトルエン中のエチレンオキシド原料溶
液21.29gを加えて34.44ミリモルのエチレンオキ
シド(2EO/CLi)を与えた。はげしく振盪しな
がら淡橙色均質な色の高度に会合したゲル様粒子
の迅速な形成が観察された。25℃で一夜回転後い
くらかの色が残つた。50℃で一夜回転後透明な無
色の高度に会合した塊が見られた。 10ミリlのメタノールを加え振盪しながら透明
な無色の僅かに粘い溶液を与える会合の喪失が起
つた。ポリマーの酸性化したメタノール中で沈澱
させ、暖かいシクロヘキサンに再溶解させ、メタ
ノール中で再沈澱させた。溶媒を除去し、ポリマ
ーを暖かいシクロヘキサン中に再溶解させ、次い
で凍結乾燥させた。81.7gの理論値(合体してい
る開始剤を含めて)に対して79.5gのポリマーが
回収された。このポリマーのヒドロキシル含量は
ポリマーg当り0.136ミリモルのOHであることが
判つた。これは分子当り平均3.10ヒドロキシルに
相当する(式2)。このOH含有ポリマーはVPO
で17900のnを示した。 参考例 4 カルボキシル−末端スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロツクコーポリマーの製造 0.046ミリモルCLiを与えるジビニルベンゼン−
第2ブチルリチウム附加物又は開始剤溶液0.23g
(f=4.85)を注射器より乾いたアルゴンでパー
ジした1クオート重合瓶中の10.0gの篩乾燥ブタ
ジエンと490.8gの篩乾燥したトルエンに、系中の
不純物がうまく滴定されたことを示す淡黄色の終
点まで滴加した。迅速に附加物又は開始剤の溶液
11.33g(2.25ミリモルCLi)を加え重合を行つた。
透明な赤い溶液が見られた。瓶を30℃の回転して
いる浴に一夜入れた。朝溶液は淡橙色で僅かに濁
つていた。スチレンモノマーの16.3g(Bu2Mgか
ら蒸溜した)を加え30℃で一夜回転させながら反
応させた。朝橙色の溶液が見られた。溶液の大部
分を乾燥した炭酸ガスで飽和しておいた篩乾燥し
たテトラビドロフラン200ml中にアルゴン下で移
した。移動の間中ポリマー溶液入口を液面以下に
保つて添加サイトで針によつてはげしい炭酸ガス
のパージを維持した。磁気かくはん棒によるかき
まぜで溶液を混合した。添加位置で色の喪失が瞬
間的に起り未反応リチウムカルバニオンの形跡が
見付からなかつた。 ポリマーを過剰のメタノール中で沈澱させ真空
下で乾燥させた。カルボキシル含量は方程式2を
基にしてポリマーg当り0.0356ミリモルCOOH或
いは分子当り平均3.3カルボキシルと決定され、
ミリモルのOHに対してミリモルのカルボキシル
が置換されている。 最初に造られたままのこのポリマーでは開始剤
核から延びている各腕はポリブタジエンブロツク
次にポリスチレンブロツクを持ち、C−Liで終わ
つている。かくして一つの腕の端から他の腕の端
が与えられ、Nは開始剤からの核である。 参考例 5 次の熱硬化性ポリエステルガラス繊維組成物を
つくつた。
【表】
【表】 上記組成物は低プロフイル添加剤10.5から11.3
%迄を含んでいた。 ガラス以外の上記成分を一緒に混合し生じた混
合物を80ポンド(36288g)の圧力で3分間ガラ
スマツト中に押込んだ。生じたガラス含浸マツト
の試料を次いで約300〓(149℃)、1000p.s.i.(70.3
Kg/cm2)で圧縮成形し硬化FRP試料を生成させ、
これを次いで下の表に示す様に試験した。
【表】 これらの結果から本発明のポリマーはFRPに
於いて有用な低収縮添加剤であることが実証され
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2〜4個の炭素原子をアルキル基中に有する
    第3級アルキルアミンを、炭化水素溶媒中の、R
    が2〜20個の炭素原子を有する第1級、第2級及
    び第3級アルキル及びシクロアルキル基からなる
    群から選ばれるものであるRLi化合物に、第3級
    アミンのRLiに対する約4:1のモル比で、不活
    性雰囲気下に於て撹拌しながらRLiの分解を防止
    するのに十分近い温度で添加し、 そして次に生じる混合物に、炭化水素溶媒中の
    ジビニルベンゼン、ジイソプロペニルベンゼン及
    びそれらの混合物からなる群から選ばれるC2
    C3不飽和脂肪族ジ置換芳香族化合物を、撹拌し
    ながら、同じ温度範囲で、RLiの芳香族化合物に
    対するモル比1:0.83で、そして上記芳香族化合
    物の上記混合物に対する添加速度を実質的な重合
    なしに平均約4〜9のC−Li位置及び約750〜
    4000のVPO(蒸気相浸透圧法)nを有するアニ
    オン重合に適した開始剤を与えるのに十分なもの
    として加え、該RLiと該芳香族化合物とのアダク
    トを得ることからなる、アニオン重合用の開始剤
    の製造方法。 2 第3級アミンがトリエチルアミンでRLiが第
    2級ブチルリチウムで芳香族化合物がジビニルベ
    ンゼンである特許請求の範囲第1項に記載の製造
    方法。 3 Rが2〜10個の炭素原子を有する第1級、第
    2級及び第3級アルキル及びシクロアルキル基か
    らなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項に記
    載の製造方法。 4 RLiの分解を防止するのに十分近い温度が0
    〜25℃である特許請求の範囲第1項に記載の製造
    方法。 5 RLiの分解を防止するのに十分近い温度が0
    〜10℃である特許請求の範囲第1項に記載の製造
    方法。 6 Rが2から20個迄の炭素原子の第1級(直
    鎖)、第2級及び第3級アルキル及びシクロアル
    キル基から選ばれるRLiとジビニルベンゼン、ジ
    イソプロペニルベンゼン及びそれ等の混合物から
    なる群から選ばれるC2〜C3不飽和脂肪族ジ置換
    芳香族化合物とのアダクトであつて、RLiの上記
    芳香族化合物に対するモル比が約1:0.83であ
    り、約4から9個迄のC−Li位置と約750から
    4000迄のVPO(蒸気相浸透圧法)nを有するよ
    うなアダクトからなるアニオン重合用の開始剤。 7 RLiが第2級ブチルリチウムで上記芳香族化
    合物がジビニルベンゼンである特許請求の範囲第
    6項に記載の開始剤。
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