JPH0342256A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0342256A
JPH0342256A JP1177319A JP17731989A JPH0342256A JP H0342256 A JPH0342256 A JP H0342256A JP 1177319 A JP1177319 A JP 1177319A JP 17731989 A JP17731989 A JP 17731989A JP H0342256 A JPH0342256 A JP H0342256A
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raster
data
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line
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JP1177319A
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Yoshiharu Okino
美晴 沖野
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ラスタースキャン方式の画像露光方法を行う
画像記録装置に関し、詳しくは、写真などの階調性が要
求される場合には、1行を複数ラスターで記録すること
により主走査を行う光偏向器の面倒れおよび/または偏
向面の面間反射率のむら、さらには記録材料の搬送むら
によって生じる濃度むらを少なくするとともに記録画像
の階調性を上昇させることのできるモードと、文字など
のM T F (ModurationTransfe
r Function)が要求される場合には1行を1
ラスターで記録するモードとを有する画像装置に関する
〈従来の技術〉 テレビジョン受像管などで行われている走査方式である
ラスタースキャン方式が、文字等画像や絵、写真、映像
などの画像を最終的に例えば、紙やフィルムなどの記録
材料上に可視像として得る画像記録装置の画像露光装置
に用いられている。 このラスタースキャン方式は、テ
レビスキャン方式とも呼ばれ、画面を順次−次元方向に
、例えば、左から右へ主走査するとともにこの主走査方
向と略直交する方向、例えば、上から下へ副走査して行
く走査方式である。
従来、このラスタースキャン方式を用いる画像記録装置
においては、半導体レーザ(LD)などの固体レーザ、
ガスレーザおよび液体レーザのようなレーザ光源、発光
ダイオード(LED)などの発光素子、この他、水銀灯
、キセノンランプ、ナトリウムランプなどの光源を用い
ており、このような光源から射出される光ビームに画像
情報を担持させ、ポリゴンミラーやガルバノメータミラ
ーなどの光偏向器により一次元的に偏向して主走査する
とともに感光体や感光材料などの記録材料を前記主走査
方向と略直交する方向に副走査搬送手段により搬送して
副走査し二次元的に露光して、最終的に紙やフィルムな
どに二次元可視像を得ている。
従って、前記記録材料上には光偏向器の偏向による主走
査線が副走査方向に一定間隔で多数平行に画成され、所
定間隔の縞模様のラスターが形成される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、ポリゴンミラーやガルバノメータミラーなど
の光偏向器を主走査用として用い、記録材料の搬送を副
走査とする画像露光装置などのように1ライン(1行)
の書き込みタイミングを変えることが困難な画像露光装
置では、前記光偏向器に面倒れが存在し、面倒れ補正が
完全でない場合や記録材料の搬送にむらが存在する場合
には、光ビームの結像位置がずれて、ラスター間隔に不
揃いが生じる。
例えば、ラスターの間隔が不揃いになると、ラスターの
間隔が接近しているところは濃く見え、ラスターの間隔
が離れているところは薄く見えることになる。 従って
、このようにラスター間隔にピッチむら(不揃い)が存
在する露光画像を可視像とした時に、特に、写真などの
ように階調性が要求される連続調画像の場合には、画像
に濃度むらが発生し、可視再生画像の画質を著しく損な
うことになっていた。 例えば、ラスター間隔を1/1
6mmとするとき、ポリゴンミラーの面数を8面とする
と、面倒れ補正が完全でないと0.5mmピッチのむら
が出る。 この0.5mmの濃度むらは人間の視覚特性
上視認性が高いピッチであるため、画買上大きな問題と
なる。 また、さらに、前記光偏向器の反射面の反射率
にむらがある場合は、主走査線そのものに濃度の不揃い
が発生し、ラスター間隔の不揃いと相まって、再生画像
に濃度むらを発生しやすい。
ところで、文字等の高コントラストが要求される線画像
ではあまり問題にならなくても、写真などの階調性が要
求される連続調画像では、上述したラスター間隔(主走
査線の間隔〉の不揃いや主走査線の濃度の不揃いあるい
はその合成がある一定量を超えると再生画像上で濃度む
らとして認識されることになる。 特に、記録材料とし
て階調性が要求され、高画質が要求される感光材料を用
いて、この感光材料に直接露光して画像を記録する際に
は、特に濃度むらとして視認されやすく面倒れ補正光学
系ではもはや補正しきれない場合もあるし、面間反射率
の均一性にも実用上限界があった。 従って、従来は、
これらの濃度むらをなくすためにラスター間隔の不揃い
や濃度の不揃いを一定量以下に抑えるように、ポリゴン
ミラーやガルバノメータミラーなどの光偏向器の加工精
度や動作精度や組み立て精度を上げたり、面倒れ補正の
ための光学系の精度を上げて補正量を増したり、光偏向
器の面間反射率の均一性を向上させるといった精度向上
手段が採られていた。
しかし、光偏向器や光学系や副走査搬送手段の精度向上
や面間反射率の向上には限界があるばかりか、精度や均
一性を向上させるためには高価な装置や部品等を使う必
要があり、光偏向器のコスト、ひいては装置全体のコス
トを大幅にアップさせていた。
また、ラスター間隔に不揃いが存在する場合、ポリゴン
稟う−やガルバノメータミラーなどの光偏向器の回転や
記録材料の搬送を制御して、例えば、次のラスター書込
位置まで記録材料が搬送されていない場合は、光偏向器
の回転を停止し、逆に、記録材料は次のラスター書込位
置まで搬送されているのに光偏向器が遅れている時は搬
送を停止するなど機械的可動部分を制御して書込タイよ
ングを可変にすることも考えられるが、この方法は、ラ
スター間隔を一定にするよりも複雑でかつ高価な制御系
を必要とし、実現は困難であ−る。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、光偏
向器による光ビームの主走査と記録材料の搬送による副
走査とを用いるラスタースキャン方式で二次元的に露光
する際に、特別に精度の高い光偏向器や光学系を用いる
必要がなく、従来公知の光学系を用い、写真などのよう
に階調性、高画質が要求される場合にはラスターピッチ
を小さくして1行に多重露光することにより、前記光偏
向器の面倒れおよび/または偏向面の面間反射率のむら
、さらには記録材料の送りむらから生じる濃度むらを少
なくして、視認性を下げ認識されないようにするととも
に階調性を向上させるモードと、文字等の高分解能が要
求される場合には、普通のラスターピッチで1行に1回
R光することにより、所要のMTFを得るモードとを有
する画像記録装置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、ラスタースキャ
ン方式の画像露光により記録材料に原画像情報を記録す
る画像記録装置において、 1行の前記原画像情報から、この原画像情報の1画素当
りの情報量より小さいかまたは等しい1画素の情報量を
有する複数ラスター画像情報を発生させる手段と、前記
複数ラスター画像情報を複数のラスターにより前記記録
材料に画像露光して記録する手段と、原画像情報に応じ
て前記複数ラスターによる記録と単数ラスターによる記
録とを切り換える手段とを有することを特徴とする画像
記録装置を提供するものである。
前記原画像情報の1画素当りの情報データ量は8bit
であり、前記複数ラスター画像情報は2ラスターで7b
itであり、この8bit原画像データは、2ラスタ一
分の7bitの変調データに変換されるのが好ましい。
前記1行当り7bitの変調データは、10bitのパ
ルス幅変調データに変換されるのが好ましい。
前記1行分の1画素当り8bitの原画像情報は、所望
の記録濃度を対応づける2行分の1画素当り10bit
のパルス幅変調データに変換されるのが好ましい。
前記車数ラスター記録と複数ラスター記録の切り換えは
、前記原画像情報の濃度変化の大小の判定により自動的
に行われるのが好ましい。
前記原画像情報の濃度変化の判定は、当該画素の濃度と
この画素の周囲8画素の濃度の平均との差の大小により
なされるのが好ましい。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る画像記録装置を添付の図面に示す
好適実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明の画像記録装置の一実施例の制御系の
フローを含む斜視説明図である。
同図に示すように、本発明の画像記録装置10は、1行
を複数ラスター 例えば2ラスターで記録するファイン
モードと、1行を単数すなわち1ラスターで記録する標
準モードとを切り換えることができ、基本的に、光源部
12と、面倒れ補正光学系14と、ポリゴンミラ−16
と、副走査搬送手段18と、本発明の最も特徴とする部
分である画像露光を制御する制御部20と、図示しない
処理部とを有し、光学系を構成する光源部12と、面倒
れ補正光学系14と、ポリゴンミラー16とは従来公知
のものが用いられ、図示しない定盤上に載置され副走査
搬送手段18も従来公知のものが用いられているが、前
記ファインモードのラスター数に応じて、複数段階の搬
送速度に切り換えられるように構成されている。
光源部12は、本発明の画像記録装置10がカラー画像
露光が可能であるため、3色の例えば、イエロー(Y)
用光源22Y、マゼンタ(M)用光源22M、シアン(
C)用光源22Cと、その駆動ぞ原(ドライバ)24Y
、24M、24Cと、コリメータレンズ28Y、28M
、28Cと、Y周光源22Yから射出された光ビーム2
3Yを所定の方向に反射する反射ミラー26Y1少なく
ともY周光源22Yからの光ビーム23Yを透過し、M
周光源22Mからの光ビーム23Mを同方向に反射する
ダイクロツクミラー26M、少なくとも光ビーム23Y
、23Mを透過し、C用光源22Cからの光ビーム23
Cを同方向に反射するダイクロツクミラー26Cと、反
射ミラー26Y、ダイクロツクミラー26M、26Cに
より光ビーム23 Y; 23 M、  23 Cが1
木化された光ビーム27の面倒れ補正用シリンドリカル
レンズ30と、光ビーム27をポリゴンミラー16の鏡
面16aに向けて反射する反射ミラー32とて構成され
る。 ここで、第1図に示す例では、カラー画像露光の
ため、3色の光源22Y、22M、22Cとそのドライ
バ24Y24M、24Cと、3色の光源22Y、22M
、22Cから射出される光ビーム23Y。
23M、23Cを1木化するための反射ミラー26Y、
ダイクロツクミラー26M、26Cとが設けられている
が、モノクロ画像露光の場合、光源、そのドライバ、反
射ミラーは1組でよい。
ポリゴンミラー16は、光ビーム27を一次元方向に偏
向するための光偏向器であって、複数の鏡面16aを有
する。 第1図に示す例では8面の鏡面からなる。 ポ
リゴンミラー16はモータなどの駆動源34により一定
速度で回転される。 本発明では、光偏向器としてポリ
ゴンミラー16を用いたけれども、1本の光ビームを一
次元方向に偏向することができる光偏向器であれば何を
用いてもよく、例えば、回転くラーを使うものや、回動
よラーを揺動して用いるガルバノメータミラーなどを用
いることができる。
ポリゴンミラー16で一次元方向に偏向された光ビーム
27が27aから27bまで偏向され、偏向された光ビ
ーム27a〜27bはfθレンズなどの走査レンズ36
を透過し、凹状シリンドリカルミラー38で反射され、
立ち下げられて、副走査搬送手段18により搬送される
記録材料40上に1本の主走査線42を形成するように
光学系が構成される。 ここで、主走査線42は1本の
ラスターを画成する。
この時、シリンドリカルレンズ30とfθレンズ36と
シリンドリカルミラー38とは、ポリゴンミラー16の
鏡面16aの面倒れに起因する走査位置ずれを補正する
面倒れ補正光学系14を構成し、これとともに、走査レ
ンズ36はポリゴンミラー16で偏向された光ビーム2
7a〜27bを記録材料40面上に収束させる。
副走査搬送手段18は、記録材料40を主走査方向すな
わち、主走査線42と略直交する副走査方向に搬送する
ものであればいかなるものでもよく、記録材料40の形
態に応じて適宜最適なものを用いてよい。 例えば、記
録材料が感光体ドラムである場合、あるいはシート状感
光材料などであってもドラムに巻回されて用いられる場
合は、感光体ドラムあるいはドラムそ・のものが副走査
搬送手段18を構成する。 また、記録材料がシート状
感光材料である場合は、ベルトコンベアあるいは第1図
に示すように二組のローラ対により構成することができ
る。
第1図に示す副走査搬送手段1Bは、二組のローラ対4
4aと44bおよび46aと46bにより構成され、シ
ート状の記録材料40を挟持搬送する。 二組のローラ
対のそれぞれ下側のローラ44aおよび46aの一方の
側には同期ベルト48が懸架され、ローラ44aの他方
の側に取り付けられた駆動源50により同期駆動され、
記録材料40を一定速度で搬送する。
もちろん、ローラ44aおよび46aの径が等しければ
、これらのローラ44aおよび46aは等速回転する。
駆動源50は、第1図に示すように、副走査搬送手段1
8を構成する二組のローラ対のローラ44aに取り付け
られているが、この例に限定されず、いずれのローラに
取り付けてもよいし、またこれらのローラに直結せず、
ベルト、チェーン、歯車等の伝動手段を介して二組のロ
ーラ対を駆動するようにしてもよい。 駆動源50には
ローラ44aの回転速度すなわち記録材料40の搬送速
度を制御するためのロータリーエンコーダ52が取り付
けられる。
制御部20は、本発明の最も特徴とする部分であって、
基本的に、本発明の画像記録装置において記録される全
原画像情報を保持している原画像情報源であるホストコ
ンピュータ54から伝送される1行毎の原画像情報を受
信するトグルメモリ56と、トグルメモリ56から読み
出される1行分の原画像情報をフッインモードでは複数
のラスター情報に変換し、各ラスター情報毎に順次露光
パルス幅情報に変換し、標準モードでは、前記1行分の
原画像情報をそのまま1ラスタ一分の露光パルス幅情報
に変換する露光量制御器58と、1ラスタ一分の露光パ
ルス幅情報を変調する変調器60と、ファインモードと
標準モードの切り換えを外部から行うモード切換器62
と、トグルメモリ56によって受信された複数行の原画
像情報から原画像の画像濃度変化を検出し、ファインモ
ードか標準モードかを判別する濃度変化検州器64とを
有する。
ここでトグルメモリ54は、第2図に示すように少なく
とも2以上のメモリを有し、1つのメモリ、例えば、1
行分のメモリ56aにホストコンピュータ54から1行
分の原画像情報データを書込んでいる際に、同時に、他
の1つのメモリ56bからは、露光量制御器58へ1行
分の原画像情報データを読み出しを行い、メモリ56a
への書き込みおよびメモリ56bからの読み出しが終了
するとスイッチが切り換わって、今度は、メモリ56a
からは記憶された1行分の原画像情報データが読み出さ
れ、メモリ56bへはホストコンピュータ54からの1
行分の原画像情報データが書き込まれる。
こうして、メモリ56aと56bでは一方でデータ書込
み、他方でデータ読出が行われ、終了後同時に切り換え
られ書込と読出が順次くり返される。
トグルメモリ56は、第2図に示すような2つのメモリ
56 a、 56 bから形成されるものに限定される
わけではなく、3つ以上のメモリから構成されるもので
あってもよい。 こ の時、データ書込みおよびデータ
読出が行われている2つのメモリ以外の残りのメモリは
待機状態に保持され、データの書き込まれた順に読み出
しが行われ、読み出しが終了したものから書き込みが行
われるのが好ましい。
ここで、トグルメモリ56中の個々のメモリ56a、5
6bには原画像情報の1行分のデータ、例えば、1行n
画素(p −e Il)とすると、モノクロ画像ではn
個のデータ、カラー画像ではその3色分3n個のデータ
を記憶するものである。
露光制御器58は、スタンダードモードにおいてトグル
メモリ56から読み出された原画像情報1行分のデータ
を露光量データに変換し、露光パルス幅データとする露
光量変換器66を有し、ファインモードにおいて、前記
原画像情報1行分のデータを複数のラスター画像情報デ
ータ、例えば第2図において、奇数ラスタープタロ8a
および偶数ラスターデータ68bに変換するラスターデ
ータ変換器68と、ラスターデータ68a、86bを1
ラスタ一分毎に順次、露光量データに変換し、露光パル
ス幅データとするラスターデータパルス幅変換テーブル
7oとから構成されるラスター露光量変換器72を有す
る。
ここで、スタンダードモードにおける露光量変換器66
は、どのようなものでもよく、従来公知のものを用いる
ことができるので、その詳細な説明は省略する。
一方、ラスターデータ変換器68は、原画像情報データ
から1画素当りの情報量すなわちデータ量の小さいかま
たは等しい複数のラスター画像情報データに変換するも
のである。
例えば、1行の原画像情報データが1色、1画素当り8
bitであるとすると、第2図に示すように奇数ラスタ
ーデータ68a2偶数ラスターデータ68bの2つに変
換する際には、等偏曲に8bitを表現できるように両
データとも1色、1画素当り7bi tに変換する。
8bitのデータを7bitの2つの等価データに変換
する方法は、例えば、以下のようにして行うことができ
る。
(1)奇数画素目のラスターデータ: ・奇数ラスターでは8bitの原画データの最下位を切
捨てて7bitのラス ターデータとする。
・偶数ラスターでは8bitの原画データの最下位を0
捨1人した7bttのラスターデータとする。
(2)偶数画素目のラスターデータ: ・奇数ラスターでは8bitの原画データの最下位をO
捨1人した7bitのラスターデータとする。
・偶数ラスターでは8bitの原画データの最下位を切
捨てて7bi tのラスターデータとする。
このようにして変換されたラスターデータは、第3図に
示すように記録される。 こ こで、ハツチングが入っ
た領域Aは8bitの原画データの最下位を切捨てて7
bi tラスターデータとした領域を示し、白地の領f
fgBは、8bitの原画データの最下位をO捨で1人
して7bitとした領域を示す。
例えば、8bitの原画データが10110110゜0
0011111である時、A領域の7bitラスターデ
ータは、それぞれ011011,0001111となり
、B領域の7bi tラスターデータは、それぞれ10
11011.0010000 となり、A領域とB領域
のデータを加算すると10110110,000111
11 となり8bit原画データと等しくなり、これら
の7bitデータが8bitの原画データと等価である
ことがわかる。
ラスターデータパルス幅変換テーブル70は、ラスター
データ変換器68において変換されたラスターデータ6
8a、68bを順次1ラスター毎に露光量データに変換
して、露光パルス幅データを決定するもので、例えば、
まず、始めにカラー画像記録では、前述の1ラスタ一分
の7bit奇数ラスターデータ、すなわち1画素当り3
色分!ラスターn画素として3n個の7bitをそれぞ
れ露光パルス幅の3n個の10bitデータとして変調
器60に出力し、次に偶数ラスターの3n個の7bit
データを3n個の10bit露光パルス幅データとして
出力し、順次これをくり返すものである。
本発明においては、パルス幅変換テーブル70は、予め
設定され、例えば、ROMなどに固定的に書き込まれた
ものであってもよいし、記録中または前後に、記録結果
等に応じて書き換えられるように、例えばRAMなど書
き込まれたものであってもよい。
ラスター露光量変換器72は、上述のラスターデータ変
換器68とラスターデータパルス幅変換テーブル70か
らなり、1行分の原画像情報データを複数のラスター画
像情報の露光パルス幅データに、例えば、1行分の8b
itの原画データを2ラスタ一分の10bitパルス幅
データに変換して順次変調器60に出力するものであれ
ば、どのようなものでもよい。 例えば、第2図に示す
ラスターデータ変換器68とラスターパルス幅変換テー
ブル70とから構成されるものの代りに、第4図に示す
ように1行分の8bitの原画データを奇数/偶数ラス
ターの2ラスターの10bit露光パルス幅データに変
換して順次出力するパルス幅変換テーブル74のみで構
成してもよい。
変調器60は、露光量制御器58から伝送される1ラス
ターの露光パルス幅データをもとに各色のLDドライバ
24Y、24M、24Cを変調するもので、このデータ
によりLD22Y、22M、22Cは原画像状に直接変
調される。
モード切換器62は、標準モードとファインモードを切
り換えるもので、標準モードでは、露光量制御器58の
伝送経路を露光量変換器側に切り換えて、ホストコンピ
ュータ54から伝送されてくる1行分の原画像情報デー
タを1ラスターの露光パルス幅データに変換し、該パル
ス幅データによりLD22Y、22M、22Cを発光さ
せて、ポリゴンミラー16により記録材料40上を主走
査すると同時に、エンコーダ52に標準モード信号を伝
送して記録材料の搬送速度を標準モードの副走査速度(
通常の副走査速度)とするようにモータ50を制御して
第5図(a)のように露光する。
一方、ファインモードでは、露光制御器58の伝送経路
はラスター露光量変換器72側に切り換えられ、1行の
原画像データを複数のラスターデータとし、等偏曲に同
露光量となる複数のラスターデータに変換して、各ラス
ターデータを各ラスター毎に順次露光パルス幅データに
変換して、上述と同様に、各LDを発光させて感光材料
40を主走査線に沿って露光し、同時にエンコーダ52
によりモータ50の回転を制御し、感光材料40の搬送
速度をファインモードにおいて必要な副走査速度とする
ものである。 第5図(b)に示すように、ファインモ
ードにおいては、1行の原画データを2ラスターのラス
ターデータとする場合には、副走査速度を標準モードの
副走査速度の1/2とすることにより、1行の原画像を
2ラスターで記録することができる。 従って、ファイ
ンモードでは、記録密度を2倍以上に上げることができ
、例え、光偏向器の面倒れおよび/または偏向面の面間
反射率のむらがさらには記録材料の送りむらが存在して
も、記録材料上に記録された可視再生画像の濃度むらを
視認されない程度(0,5mmピッチ以下)に低下させ
、階調性を上昇させることができる。
濃度変化検出器64は、記録する行を含む複数行の原画
像情報から、原画像の画像濃度変化すなわち、これから
記録する記録行とすでに記録された前行、次に記録する
後行さらには、前記前行の前の複数行、前記後行より後
の複数行との濃度差を検出して、濃度変化が所定値以下
であるは1行を複数ラスターで記録するファインモード
と判別し、前記所定値を超えた場合には1行を1ラスタ
ーで記録する標準モードと判別するものである。 もち
ろん、この判別結果は、露光量制御器58およびローリ
−エンコーダ52に伝送され、それぞれラスターデータ
の変換方法および副走査搬送速度を自動的に切り換える
ように構成し、原画像濃度変化による自動モード切り換
えを行ってもよい。  この時濃度検出器64は自動モ
ード切り換え手段を構成する。
濃度検出器64による原画像濃度変化検出の好適実施例
を第6図および第7図に示すが本発明の濃度検出器64
はこれに限定されるわけではない。
第6図においては、トグルメモリ76は、原画像4行分
のメモリ78a、78b、78C178dから構成され
、現在メモリ78aはホストコンピュータ54から原画
像データを受信中であり、メモリ78cは原画像データ
を読み出されている状態であり、メモリ78bはすでに
記録された前行のデータ、メモリ78dは次に記録する
データを保持している。 ここで濃度検出器64は、−
点鎖線で示すメモリ78b、78c、78dの3つのメ
モリのデータから原画像の濃度変化を検出する。
第7図においては、トグルメモリ56と露光量制御器5
8との中に、メモリユニット80を設け、トグルメそり
56では1行分のメモリ56aが受信(または書込み)
中であり、メモリ56bが読み出し中であり、所定時間
間隔で書込みと読み出しを繰り返す。 そして、メモリ
ユニット80の1行分のメモリ82aは、すでに記録さ
れた前行のデータを保持しており、メモリ82bは、記
録すべき行のデータを露光量制御器58へ読み出し中で
あり、メモリ82Cは次に記録すべきデータを保持して
いる。
ここで濃度検出器64はこのメモリユニット80のメモ
リ82a、82b、82cから原画像の濃度変化を検出
するものである。
濃度検出器64の濃度変化検出方法の一例を第8図を参
照して説明する。
原画像の濃度変化はラプラシアンによって検出する。 
すなわち、第8図において、注目画素を画素eとすると
、これと画素eの周囲の8画素、画素a、b、c、d%
 f、g、h、iからラプラシアンLを下記式により求
める。
L−14・e−(a+b+c+d+f+g+h+i)/
2この値りが所定値を超えた場合には、標準モードと判
別し、1行1ラスターで記録する。
この値りが前記所定値以下の場合にはファインモードと
判別し、1行複数ラスターで記録する。 この時、同じ
1行に対しては1行1ラスター記録と1行複数ラスター
記録では等濃度となるようにラスターデータを変換し、
光源(LD)の光出力を調整する。
ここでは、原画像の濃度変化をラプラシアンLを求めて
判別したけれども、単に差分を求めて、その差分により
判別してもよい。
以上、本発明の画像記録装置は、1行1ラスター記録の
標準モードと1行複数ラスター記録のファインモードと
を備えているので、写真などの連続調画像などのように
濃度変化が小さく階調性が要求される場合には、光偏向
器の面倒れや面間反射率のむら、記録材料の搬送むらな
どによる濃度むらを小さくして、視認されなくし、また
階調性を上げるために1行複数ラスターにして記録密度
を上げ、文字などのように原画像の濃度変化が大きく、
MTFが要求される場合には、1行当りの見掛は上の露
光ビーム径が大きくなることによって生じるMTFの低
下を防止するために1行1ラスターで記録することがで
きる。
本発明において、第1図に示す画像記録装置を用いて、
ファインモードにおける光偏向器の面倒れおよび面間反
射率と記録再生画像の濃度むらの視認性の比較を行った
ビーム掻上走査方向80μm×副走査方向120μmの
光ビームを用いて、標準モードで而倒れが30秒存在す
る光偏向器による400dpiフルピツチ(1行1回露
光)での濃度むらの視認性と、ファインモードで面倒わ
が2分存在する光偏向器によるハーフピッチ(1行2回
露光)での濃度むらの視認性がほぼ同等であり、面倒れ
で約4倍の許容度アップとなった。
また、面間反射率に関しては、0.45%むらが存在す
る光偏向器によるフルピッチ露光と、3.3%むらの光
偏向器によるハーフピッチ露光とは同等の濃度むらとな
り、許容度が約7.3倍のアップとなった。
本発明に係る画像記録装置を第1図に示すカラー画像記
録装置を代表例として説明したが、本発明はこれに限定
されるわけではなく、上述画像露光画像記録を実施する
ことのできるものであれば、露光後の記録材料の処理は
どのようなものであってもよい。 また、本発明の画像
記録装置は、画像読取部を有するカラーもしくはモノク
ロ複写装置であってもよいし、画像読取部を有さず、種
々の画像処理装置、例えば、コンビ一二一タ、ビデオ、
光ディスクからの画像であっても適合する画像処理装置
により処理されたカラーもしくはモノクロ画像情報を受
けてカラーもしくはモノクロ画像を記録するカラーもし
くはモノクロプリンターであってもよい。 また、使用
する記録材料としては、前述したように感光体ドラムや
カラーあるいはモノクロ感光材料のいずれであってもよ
い。 このため、本発明を適用可能な画像記録装置は、
カラーあるいはモノクロのいずれであってもよいが例え
ば、本出願人の出願に係る特願昭63−241552号
に開示された画像記録装置を始めとして、電子写真式画
像記録装置、銀塩写真式画像記録装置、感熱転写式画像
記録装置、インクジェット画像記録装置、レーザプリン
タ、レーザ複写装置、ビデオプリンタ、ビデオ複写装置
、この他種々の感光材料、例えば感光感圧性感光材料、
感光性樹脂材料などを用いる画像記録装置等を挙げるこ
とができる。
本発明に係る画像記録装置は基本的には以上のように構
成されるが、本発明はこれに限定されるわけではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明の画像記録装置によれば
、1行分の原画像情報を1ラスターで記録するモードと
複数ラスターで記録するモートとを有しているので、写
真などの連続調画像で階調性が要求される場合には1行
を複数ラスターで記録することにより、高価で高精度の
光学部品や高い組立精度の光学系などを用いなくても、
露光光学系のポリゴンミラーやガルバノメータミラーな
どの光偏向器の面倒れおよび/または偏向面の面間反射
率のむら、さらには記録材料の搬送系の搬送速度むらに
よって生じる濃度むらを小さくして、視認性を低下させ
ないようにするとともに階調性を向上させ、他方、文字
等のように画像濃度変化が太きくMTFが要求されたり
、高速記録が要求される場合は、1行単数(1)ラスタ
ーで記録することにより、1行複数ラスター記録により
輪郭のボケや細線等の太りなどを防ぎ、連続調画像も文
字等線画線をも共に高画質画像とすることができる低コ
ストの画像記録装置を提供できる。
また、前記モード切換を自動的に行うものでは、画像濃
度変化に応じて1行の記録密度を変えることができるの
で、高画質画像を高速で記録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像記録装置の一実施例の制御
系を含む斜視説明図である。 第2図は、本発明の画像記録装置の制御部の一実施例の
ブロック図である。 第3図は、本発明の画像記録装置の記録方法の一例を示
す説明図である。 第4図は、本発明の画像記録装置の制御部の他の実施例
の一部のブロック図である。 第5図(a)および(b)は、それぞれ本発明の画像記
録装置標準モードおよびファインモードにおける露光方
法を示す説明図である。 第6図および第7図は、本発明の画像記録装置の制御部
の他の実施例を示すブロック図である。 第8図は、本発明の画像記録装置における濃度変化検出
の一例の説明図である。 符号の説明 10・・・画像露光装置、 12・・・光源部、 14・・・面倒れ補正光学系、 16・・・ポリゴンミラー 16a、16g・・・鏡面、 18・・・副走査搬送手段、 20・・・制御部、 22Y、22M、22C・・・光源、 24Y、24M、24C・・・ドライバ、26Y・・・
反射ミラー 26M、26C・・・ダイクロックミラー27.27a
、27b・・−光ビーム、28・・・コリメータレンズ
、 30・・・シリンドリカルレンズ、 32・・・反射ミラー 34・・・駆動源、 36・・・走査レンズ、 38・・・シリンドリカルミラー 40・・・記録材料、 42・・・主走査線(ラスター)、 44a、44b、46a、46b−・・ローラ、48・
・・ベルト、 50・・・駆動源、 52・・・ロータリーエンコーダ、 54・・・ホストコンピュータ、 56.76・・・トグルメそり、 56 a、  56 b、  78 a、  78 b
、  78 c、78 d 、  80 a 、  8
0 b 、  80 c−メモリ、58・・・露光量制
御器、 60・・・変調器、 62・・・モード切換器、 64・・・濃度変化検出器、 66・・・露光量変換器、 68・・・ラスターデータ変換器、 68a、68 b−・・ラスターデータ、70.74・
・・パルス幅変換テーブル、72・・・ラスター露光量
変換器、 80・・・メモリユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラスタースキャン方式の画像露光により記録材料
    に原画像情報を記録する画像記録装置において、 1行の前記原画像情報から、この原画像情報の1画素当
    りの情報量より小さいかまたは等しい1画素の情報量を
    有する複数ラスター画像情報を発生させる手段と、前記
    複数ラスター画像情報を複数のラスターにより前記記録
    材料に画像露光して記録する手段と、原画像情報に応じ
    て前記複数ラスターによる記録と単数ラスターによる記
    録とを切り換える手段とを有することを特徴とする画像
    記録装置。
JP1177319A 1989-07-10 1989-07-10 画像記録装置 Pending JPH0342256A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD840172S1 (en) 2017-07-12 2019-02-12 3M Innovative Properties Company Sponge

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