JPH0342166Y2 - - Google Patents

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JPH0342166Y2
JPH0342166Y2 JP1984144432U JP14443284U JPH0342166Y2 JP H0342166 Y2 JPH0342166 Y2 JP H0342166Y2 JP 1984144432 U JP1984144432 U JP 1984144432U JP 14443284 U JP14443284 U JP 14443284U JP H0342166 Y2 JPH0342166 Y2 JP H0342166Y2
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JP
Japan
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hanging
piece
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field edge
length
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JP1984144432U
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JPS6158309U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は部材点数を削減し天井ふところが狭い
場合にも施工が可能な天井の構造に関する。
[背景技術] 従来にあつては、第6図に示すようにコンクリ
ート下地1より垂下させた吊りボルト2に吊り金
具3を取付け、この吊り金具3に野縁受け17を
取付け、野縁受け17にクリツプ18を介して野
縁5を取付け、野縁5に天井下地19と天井材1
1を取付けて天井を構成しているが、部材点数が
多く重量が大きくなるだけでなく、施工及び部材
の管理に手間を要し、又マンシヨンとかアパート
等天井ふところが狭い場合には施工ができないと
いう問題があつた。このような問題を解消するの
に、実公昭38−17656号公報及び実開昭51−
158110号公報のような技術が提案されているが、
吊下げ係止のための構成が複雑となり、かつその
解除操作も面倒になる等の問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、使用部材点数を少
なくでき、天井の重量を小さくすると共に施工及
び部材の管理に手間を要することもなく、又マン
シヨンとかアパート等の天井ふところの狭い場所
でも施工でき、しかも吊下げ係止のための構成が
簡素化でき、かつその解除操作もわずかな操作量
でよく、係止解除を容易に行うことができる天井
の構造を提供することにある。
[考案の開示] 本考案の天井の構造は、コンクリート下地1よ
り垂下させた吊りボルト2の下端部に逆U字状の
吊り金具3をその上片4にて固定し、吊り金具3
の一方の側片6の長さ方向の一端部の下部と他方
の側片6の長さ方向の他端部の下部で吊り金具3
の対角線位置の両端に各々係止片7が突設され、
断面略逆U字状の野縁5の両上縁部に被係止片9
が内方に突出され、吊り金具3の両側片6とは直
交する長辺の長さL1が野縁5の被係止片9間の
間隔L2よりも小さくなされ、その長辺側が野縁
5に直交して嵌め込まれた吊り金具3が略90゜回
転されて係止片7を被係止片9に係止させ、野縁
5の底片10に天井材11を取付けて成るもので
あり、この構成により上記目的を達成できたもの
である。即ち使用部材が、吊りボルト2、吊り金
具3、野縁5及び天井材11と少なくでき、しか
も吊り金具3を野縁5内に嵌め込んでいるので、
コンクリート下地1と野縁5との間隔を小さくで
き、天井ふところの狭い場所でも施工できるもの
である。
以下本考案の添付の図面に示す実施例に基づい
て説明する。コンクリート下地1からはインサー
ト12を介して吊りボルト2を垂下させている。
吊りボルト2の下端部には吊り金具3を固定して
いる。吊り金具3は逆U字状であり、上片4の略
中央部に吊りボルト2の径よりも大きい径の円形
孔13を穿孔しており、この円形孔13に吊りボ
ルト2の下端部を挿通してその下端を上片4の裏
面側で位置調整用円盤14に固着している。吊り
金具3の両側片6の互いに逆の側縁からは三角形
状の係止片7を突出させ係止片7同士を対角線上
に位置させている。この吊り金具3の係止片7を
Mバーである断面U字状の野縁5の側片8の上端
より内方に向けて突出した断面逆U字状の被係止
片9に着脱自在に係止させている。この場合、吊
り金具3の上片4の長辺の長さL1が野縁5の被
係止片9間の間隔L2よりも小く、従つて吊り金
具3を長辺側を野縁5に直交させて嵌め込み、次
いで吊り金具3を野縁5内で90゜回転させること
により、係止片7を被係止片9に係止させてい
る。従つて、この係止状態から、吊り金具3を更
に90゜回転させることにより係止状態を解除でき、
野縁5の取り外しも簡単にできる。このようにし
て野縁5を吊り金具3を介して吊りボルト2に取
付けた後、野縁5から側方に突出した位置調整用
円盤14により、円形孔13を介して野縁5の水
平方向の位置調整を行い、野縁5にその底辺10
に貼着した合板15を介して岩綿ボードのような
天井材11をガンカツターでステープル止めして
固定している。この実施例にあつては、吊り金具
3を野縁5内に嵌め込んでるので、それだけコン
クリート下地1と野縁5との間隔を小さくでき
る。第4図に示す実施例にあつては、野縁5とし
て底辺10にスリツト16を形成したMバーを使
用し、合板、石膏ボードのような天井材11を野
縁5の底片10に直接釘打ち固定している。
[考案の効果] 本考案にあつては、コンクリート下地より垂下
させた吊りボルトに固定した吊り金具を断面U字
状の野縁内に嵌め込んで吊り金具の両側片の側端
より突出した係止片を野縁の側片の上端より内方
に向けて突出した被係止片に係止させているの
で、使用部材が、吊りボルト、吊り金具、野縁及
び天井材と少なくでき、天井の重量を小さくでき
ると共に施工及び部材の管理に手間を要すること
もなく、しかも吊り金具を野縁内に嵌め込んでい
るので、コンクリート下地と野縁との間隔を小さ
くでき、マンシヨン、アパート等天井ふところの
狭い場所でも施工でき、しかも、吊り金具の一方
の側片の一端部の下部と他方の側片の他端部の下
部で吊り金具の対角線位置の両端に各々係止片が
突設され、断面略逆U字状の野縁の両上縁部に被
係止片が内方に突出され、吊り金具の両側片とは
直交する長辺の長さが野縁の被係止片間の間隔よ
りも小さくなされ、その長辺側が野縁に直交して
嵌め込まれた吊り金具が略90゜回転されて係止片
を被係止片に係止させてあるから、吊り金具と野
縁との係合は吊り金具の対角線位置に設けてある
係止片において行うのであり、その吊下げ構成を
簡素化でき、かつ係止解除に際して、吊り金具の
対角線位置の両端に設けてある両係止片は吊り金
具のわずかな回転で係止が解除でき、その解除操
作が吊り金具のわずかな回転操作で済み、解除操
作を容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同上における吊りボルトへの吊り金具の固定
を示す一部省略斜視図、第3図a,bは同上にお
ける吊り金具と野縁の係止状態を示す一部省略斜
視図、側面図、第4図は本考案の他の実施例を示
す断面図、第5図は同上における野縁を示す斜視
図、第6図は従来例を示す断面図であつて、1は
コンクリート下地、2は吊りボルト、3は吊り金
具、4は上片、5は野縁、6は吊り金具の側片、
7は係止片、8は野縁の側片、9は被係止片、1
0は底片、11は天井材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート下地より垂下させた吊りボルトの
    下端部に逆U字状の吊り金具をその上片に固定
    し、吊り金具の一方の側片の長さ方向の一端部の
    下部と他方の側片の長さ方向の他端部の下部で吊
    り金具の対角線位置の両端に各々係止片が突設さ
    れ、断面略逆U字状の野縁の両上縁部に被係止片
    が内方に突出され、吊り金具の両側片とは直交す
    る長辺の長さが野縁の被係止片間の間隔よりも小
    さくなされ、その長辺側が野縁に直交して嵌め込
    まれた吊り金具が略90゜回転されて係止片を被係
    止片に係止させ、野縁の底片に天井材を取付けて
    成る天井の構造。
JP1984144432U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH0342166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984144432U JPH0342166Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984144432U JPH0342166Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6158309U JPS6158309U (ja) 1986-04-19
JPH0342166Y2 true JPH0342166Y2 (ja) 1991-09-04

Family

ID=30702708

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984144432U Expired JPH0342166Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH0342166Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413769Y2 (ja) * 1975-06-10 1979-06-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6158309U (ja) 1986-04-19

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