JPH0342139A - 鋳造金型 - Google Patents
鋳造金型Info
- Publication number
- JPH0342139A JPH0342139A JP1176625A JP17662589A JPH0342139A JP H0342139 A JPH0342139 A JP H0342139A JP 1176625 A JP1176625 A JP 1176625A JP 17662589 A JP17662589 A JP 17662589A JP H0342139 A JPH0342139 A JP H0342139A
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- JP
- Japan
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- gas venting
- molten metal
- casting
- sectional area
- mold
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- Granted
Links
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は王としてダイカスト等の3造用金型に係る発明
であり、さらに詳しくは、金型内に設けたキャビティよ
り金型外にガスを流出させるガス抜き溝を改良した鋳造
金型に関するものである。
であり、さらに詳しくは、金型内に設けたキャビティよ
り金型外にガスを流出させるガス抜き溝を改良した鋳造
金型に関するものである。
従来より鋳造作業に於て溶湯を圧入するとき金型内の空
気を排出するガス抜きをキャビティに連通して設けるこ
とは公知であり、従来のガス抜き溝は、例えば第5図に
示す、可動金型(イ)と固定金型(ロ)との金型合わせ
面に、キャビティ(ハ)と連通ずる湯だ1す(ニ)等を
介して、金型合わせ面と平行に0.05%〜0.25’
%程度の厚さにして、長さは約100%位の長い距離の
間に隙間を設けてガス抜き溝(ケ、)を形成していた。
気を排出するガス抜きをキャビティに連通して設けるこ
とは公知であり、従来のガス抜き溝は、例えば第5図に
示す、可動金型(イ)と固定金型(ロ)との金型合わせ
面に、キャビティ(ハ)と連通ずる湯だ1す(ニ)等を
介して、金型合わせ面と平行に0.05%〜0.25’
%程度の厚さにして、長さは約100%位の長い距離の
間に隙間を設けてガス抜き溝(ケ、)を形成していた。
従来の技術で述べたガス抜き溝を0.05〜O9””;
Q程度の厚さの隙間にすることは永年にわたり、多くの
学究者によって推奨されたものである(例えば、日刊工
業新聞社昭和60年1lyFJ10 日発行グイカスト
技術入門P143参照)が、これらを採用してもダイカ
ストはその′M遣方法からみて鋳物のどの部分にも鋳巣
を完全に防止することは困難であり、特に従来のガス抜
き溝は金型の合わせ面と平行に(流出断面積が一定)設
けられているため、溶湯が金型面に接触すると、接触表
面は瞬時に半凝固の状態となり薄い凝固膜を構成するが
、後から押し出す溶湯の圧力により、先端部に形成され
た半凝固した1部の弱い部分の凝固膜の一部分を押し破
り先方に向かって噴出する撰択的湯流れが発生し、何度
となくこの現象が繰り返され浴湯が噴出するため金型ガ
ス抜き溝を長く(約100%)しておかなければ危険で
あった。このため離型剤や潤滑油が700℃の溶湯に触
れ、気化してガス抜き溝中を進行する時、金型温度は約
200°Cと低温のため冷やされ液化して粘性の高い油
に変化する。そのために完全にガス抜き溝が高粘度の油
にて密閉され、ガスの噴出ができなくなる。それ故にガ
スが残り、溶湯を充分充填さすことが困難で、これが鋳
巣、湯じわ、湯境、ひけ、ふくれ等を多く発生する要因
となっていた。
Q程度の厚さの隙間にすることは永年にわたり、多くの
学究者によって推奨されたものである(例えば、日刊工
業新聞社昭和60年1lyFJ10 日発行グイカスト
技術入門P143参照)が、これらを採用してもダイカ
ストはその′M遣方法からみて鋳物のどの部分にも鋳巣
を完全に防止することは困難であり、特に従来のガス抜
き溝は金型の合わせ面と平行に(流出断面積が一定)設
けられているため、溶湯が金型面に接触すると、接触表
面は瞬時に半凝固の状態となり薄い凝固膜を構成するが
、後から押し出す溶湯の圧力により、先端部に形成され
た半凝固した1部の弱い部分の凝固膜の一部分を押し破
り先方に向かって噴出する撰択的湯流れが発生し、何度
となくこの現象が繰り返され浴湯が噴出するため金型ガ
ス抜き溝を長く(約100%)しておかなければ危険で
あった。このため離型剤や潤滑油が700℃の溶湯に触
れ、気化してガス抜き溝中を進行する時、金型温度は約
200°Cと低温のため冷やされ液化して粘性の高い油
に変化する。そのために完全にガス抜き溝が高粘度の油
にて密閉され、ガスの噴出ができなくなる。それ故にガ
スが残り、溶湯を充分充填さすことが困難で、これが鋳
巣、湯じわ、湯境、ひけ、ふくれ等を多く発生する要因
となっていた。
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、製品の
形状等にも左右されることなく、略完全な溶湯中のガス
抜き効果が期待でき高品質の健全な鋳物が得られるガス
抜き溝を有する鋳造金型を提供しようとするものである
。
なされたものであり、その目的とするところは、製品の
形状等にも左右されることなく、略完全な溶湯中のガス
抜き効果が期待でき高品質の健全な鋳物が得られるガス
抜き溝を有する鋳造金型を提供しようとするものである
。
上記目的を達成するために、本発明における鋳造金型は
、キャビティ側より金型外の大気に連通開放するガス抜
き溝に勾配を付けてキャビティ側より金型の外側に向か
う先端部はど流出断面積を小さくして先細にするとよい
。
、キャビティ側より金型外の大気に連通開放するガス抜
き溝に勾配を付けてキャビティ側より金型の外側に向か
う先端部はど流出断面積を小さくして先細にするとよい
。
キャビティ内に充填後の溶湯が、ガス抜き溝中に到達す
ると、湯先部分の金型との接触表面より半凝固が始まる
が、この場合、ガス抜き溝が先端に行くに従って細くな
っているため凝固しかかっている溶湯dを後からきた高
温で粘性の低い溶湯βが押しても、半凝固の粘度の高い
溶湯を狭い断面積部分に押し込める状態となり。
ると、湯先部分の金型との接触表面より半凝固が始まる
が、この場合、ガス抜き溝が先端に行くに従って細くな
っているため凝固しかかっている溶湯dを後からきた高
温で粘性の低い溶湯βが押しても、半凝固の粘度の高い
溶湯を狭い断面積部分に押し込める状態となり。
前に進めず、後からきた溶湯は適宜断面積の広い左右方
向に散逸して充填が完了すると、″均等に圧力がか\る
。更に高圧がか\って先端部の前記半凝固の弱い部分が
前方に押されて破れそうになり、撰択的湯流れが発生し
かけても、半凝固の弱い部分が破れそうになって前方に
押されて移動するほど、ガス抜き溝の先端側の断面積が
細くなるように勾配がつけられているため、細い方に向
かって進むほど、自然に周囲の狭くなった勾配のついた
金型面により、斜めせば1り方向への押圧移動力は、あ
たかもくさびの打込みによる強力な横拡がりとは逆の現
象により前記斜め内向き丈向への移動力の分力は直角方
向の内向舌に作用5円囲より中心部:こ向かって知力を
締め付は力が発生し、半凝固の溶湯は周Jから強力に1
めげけられてより一【先回となり、弱い部分を押し拡げ
て飛び出そうとする撰択的湯流れの発生を確実に抑止し
、従って、ガス抜き溝も長くする必要がなく、油が溜筐
る部分が短い故にガス抜き溝内に付着した油を簡単に吹
き飛ばすことができる。
向に散逸して充填が完了すると、″均等に圧力がか\る
。更に高圧がか\って先端部の前記半凝固の弱い部分が
前方に押されて破れそうになり、撰択的湯流れが発生し
かけても、半凝固の弱い部分が破れそうになって前方に
押されて移動するほど、ガス抜き溝の先端側の断面積が
細くなるように勾配がつけられているため、細い方に向
かって進むほど、自然に周囲の狭くなった勾配のついた
金型面により、斜めせば1り方向への押圧移動力は、あ
たかもくさびの打込みによる強力な横拡がりとは逆の現
象により前記斜め内向き丈向への移動力の分力は直角方
向の内向舌に作用5円囲より中心部:こ向かって知力を
締め付は力が発生し、半凝固の溶湯は周Jから強力に1
めげけられてより一【先回となり、弱い部分を押し拡げ
て飛び出そうとする撰択的湯流れの発生を確実に抑止し
、従って、ガス抜き溝も長くする必要がなく、油が溜筐
る部分が短い故にガス抜き溝内に付着した油を簡単に吹
き飛ばすことができる。
実施例について図面を参照して説明すると、第1図乃至
第4図に3いて可動金型1と固定金型2の合わせ面内部
に形成するキャビティ3に一端側を連通させ他の一端側
は、金型端面に開口し大気中に開放連通して設けたガス
抜き溝4のキャビティ側と連通した流出断面積Aを基部
として大気開放側に向かって細径に勾配をつけて大気開
放側の流出断面積aをAhaに形成する。さらに本発明
に釦いて好結果を得た試験:′直を第2図に基づいて詳
述すると(70如くである。
第4図に3いて可動金型1と固定金型2の合わせ面内部
に形成するキャビティ3に一端側を連通させ他の一端側
は、金型端面に開口し大気中に開放連通して設けたガス
抜き溝4のキャビティ側と連通した流出断面積Aを基部
として大気開放側に向かって細径に勾配をつけて大気開
放側の流出断面積aをAhaに形成する。さらに本発明
に釦いて好結果を得た試験:′直を第2図に基づいて詳
述すると(70如くである。
実j”+9111゜
製品の形状 輪形 坊造刀125トン
涛造速度最高
キャビティ側の断面Aを形成するガス抜き溝の隙間の厚
みT:1% 大気側の断面aを構成するガス抜き溝の隙間の厚みj:
0.15 勾配形成区間の長さL:6% 勾配終了後のガス抜き溝の厚みj=0.’15の部分の
長さt:5% 〔発明の効果〕 実施例による試験結果では従来発生していた湯じわ、湯
境、ふくれ、鋳巣等の発生が全く見られず、しかも均一
に光沢のある引き締1りた良質の製品を得ることができ
た。故に本発明を実施すると、半凝固の部分を後圧によ
り押し拡げながら飛び出す従来の撰択的湯流れを斜め方
向の勾配面を利用した斜面変向締付力により強力に締め
付けて飛び出し力を抑制するために、撰択的湯流れで溶
湯が飛び出す懸念がなく、ガス抜き溝の長さを極端に短
くでき、ガス抜き溝の長さが短いために、ガス抜き溝内
に発生する油のかた1りも簡単に吹きとばすことができ
、完全なガス抜きが達成でき良質の製品が得られる。
みT:1% 大気側の断面aを構成するガス抜き溝の隙間の厚みj:
0.15 勾配形成区間の長さL:6% 勾配終了後のガス抜き溝の厚みj=0.’15の部分の
長さt:5% 〔発明の効果〕 実施例による試験結果では従来発生していた湯じわ、湯
境、ふくれ、鋳巣等の発生が全く見られず、しかも均一
に光沢のある引き締1りた良質の製品を得ることができ
た。故に本発明を実施すると、半凝固の部分を後圧によ
り押し拡げながら飛び出す従来の撰択的湯流れを斜め方
向の勾配面を利用した斜面変向締付力により強力に締め
付けて飛び出し力を抑制するために、撰択的湯流れで溶
湯が飛び出す懸念がなく、ガス抜き溝の長さを極端に短
くでき、ガス抜き溝の長さが短いために、ガス抜き溝内
に発生する油のかた1りも簡単に吹きとばすことができ
、完全なガス抜きが達成でき良質の製品が得られる。
第1図は鋳造金型の要部縦断面図、第2図は溶湯の凝固
状態を示す要部縦断面図、第3図は鋳造金型の縦断面図
、第4図は鋳造金型の合わせ面から見た側面図、第5図
は従来の鋳造金型の縦断面図である。 l・・・可動金型 2・・・固定金型 3・・・キャビティ 4・・・ガス抜き溝 第 図 第 図 第 4 図
状態を示す要部縦断面図、第3図は鋳造金型の縦断面図
、第4図は鋳造金型の合わせ面から見た側面図、第5図
は従来の鋳造金型の縦断面図である。 l・・・可動金型 2・・・固定金型 3・・・キャビティ 4・・・ガス抜き溝 第 図 第 図 第 4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金型内に設けたキャビティに一端の基部を連通し、
他の一端の先端側を金型外の大気中に開放連通するガス
抜き溝において、 該ガス抜き溝のキャビティに連通した基部より先端側に
向かって先細に勾配をつけ、 キャビティ側の流出断面積(A)より、大気開放側の流
出断面積(a)を小径に形成したことを特徴とする鋳造
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1176625A JPH0342139A (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 鋳造金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1176625A JPH0342139A (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 鋳造金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342139A true JPH0342139A (ja) | 1991-02-22 |
JPH0422656B2 JPH0422656B2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=16016851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1176625A Granted JPH0342139A (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 鋳造金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342139A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068448A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Apic Yamada Corp | 樹脂モールド金型 |
JP2014515990A (ja) * | 2011-06-08 | 2014-07-07 | ザナッタ、ジャニス・ブリト | 永久アルミニウム鋳造鋳型のベント |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1176625A patent/JPH0342139A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068448A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Apic Yamada Corp | 樹脂モールド金型 |
JP2014515990A (ja) * | 2011-06-08 | 2014-07-07 | ザナッタ、ジャニス・ブリト | 永久アルミニウム鋳造鋳型のベント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0422656B2 (ja) | 1992-04-20 |
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