JP2003220459A - ダイキャスト装置 - Google Patents

ダイキャスト装置

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JP2003220459A
JP2003220459A JP2002015557A JP2002015557A JP2003220459A JP 2003220459 A JP2003220459 A JP 2003220459A JP 2002015557 A JP2002015557 A JP 2002015557A JP 2002015557 A JP2002015557 A JP 2002015557A JP 2003220459 A JP2003220459 A JP 2003220459A
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gate
cavity
die
aluminum
molten aluminum
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JP2002015557A
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Taku Sekiya
卓 関谷
Taisuke Matsumoto
泰典 松本
Akihiro Fujishiro
明弘 藤城
Shinji Nakajima
伸治 中島
Yoichi Hisamori
洋一 久森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低欠陥のダイキャスト製品を得ること。 【解決手段】 ゲート14に対して進退可能となるよう
に可動金型11にピン19を配設し、キャビティ13に
アルミ溶湯を注入する際にピン19を縮退移動させる一
方、キャビティ13にアルミ溶湯を充填した後にピン1
9を進出移動させて、ゲート14の断面積を縮小するこ
とにより、ゲート14のアルミ溶湯を迅速に冷却させ、
キャビティ13に充填したアルミ溶湯よりもゲート14
のアルミ溶湯を先に凝固させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイキャスト成
形を行う装置に関するもので、詳しくはスクイズ加圧効
果を高めることができるダイキャスト装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6(a)〜(f)は、一般的なアルミ
ダイキャスト装置を概念的に示した断面図である。図6
において、1は油圧プレススライド装置(図示せず)に
よって開閉される可動金型、2は固定金型、3は製品を
形成するキャビティ、4はキャビティ3の直前にアルミ
溶湯の流速を増加させるために設けられたゲート、5は
アルミ溶湯を金型1,2に送り込むプランジャ、6は金
型1,2に充填するアルミ溶湯を一時的に保持するスリ
ーブ、7はアルミ溶湯がキャビティ3に充填された後、
キャビティ3内を高圧に保つスクイズピン、8は鋳造後
の製品を金型1,2から突き出す押出ピンである。
【0003】以下、上記アルミダイキャスト装置の動作
について説明する。まず、図6(a)に示すように、可
動金型1が油圧プレススライド装置によって固定金型2
に合わせられる。つぎに、図6(b)に示すように、ラ
ドルAによってアルミ溶湯がスリーブ6に注入される。
つぎに、図6(c)に示すように、プランジャ5を前進
させることによってアルミ溶湯をキャビティ3に流入さ
せる。このとき、アルミ溶湯が流れる流路は、ゲート4
の部分で絞られているため、アルミ溶湯がこのゲート4
で流入速度を増加させながらキャビティ3に高速で注入
される。この後、アルミ溶湯が冷却されることになる
が、その際、図6(d)に示すように、ゲート4におい
て最も肉厚の薄い(断面積の小さい)部分のアルミ溶湯
が最初に凝固する。この状態からスクイズピン7をキャ
ビティ3に押し込むと、ゲート4の部分が先に凝固して
いるため、アルミ溶湯が金型1,2の外部に漏れ出さ
ず、スクイズピン7の容積変化分だけキャビティ3の圧
力が上がる。従って、図6(e)に示すように、高圧状
態を保持した状態で製品が鋳造されることになり、気泡
等の欠陥が抑制される。最後に、図6(f)に示すよう
に、キャビティ3内のアルミ溶湯が充分に冷却され、凝
固した段階で油圧プレススライド装置によって可動金型
1を固定金型2から離し、押出ピン8を前進させれば、
金型1,2の内部からアルミダイキャスト製品Bを取り
出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したダ
イキャスト装置では、例えば製品の大型化に伴って溶湯
の充填時間を短縮するべくゲート4の断面積を増した場
合、該ゲート4においてアルミ溶湯が凝固するまでの時
間が増大するようになる。このため、ゲート4のアルミ
溶湯が凝固した後、スクイズ動作を行うころには、キャ
ビティ3においてもアルミ溶湯の大半が凝固してしまう
事態が発生する。このため、充分な高圧下でキャビティ
3のアルミ溶湯を凝固させることができず、製品に気泡
等の欠陥が発生する事態を招来する虞れがある。
【0005】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、低欠陥のダイキャスト製品を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるダイキャスト装置は、ゲートを通
じてキャビティに溶湯を充填した後に、該ゲートの断面
積を縮小する手段を設けたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、溶湯をキャビティに充
填した後にゲートの断面積が縮小されるため、ゲートの
溶湯が迅速に冷却され、凝固する。
【0008】つぎの発明にかかるダイキャスト装置は、
上記の発明において、前記ゲートに対して可動部材を進
退可能に配設し、前記キャビティに溶湯を注入する際に
前記可動部材を縮退移動させる一方、前記キャビティに
溶湯を充填した後に前記可動部材を進出移動させること
を特徴とする。
【0009】この発明によれば、溶湯をキャビティに充
填した後にゲートに可動部材が進出移動し、これによっ
てゲートの断面積が縮小する。
【0010】つぎの発明にかかるダイキャスト装置は、
上記の発明において、前記可動部材の内部に冷却用流路
を設けたことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、冷却用流路に冷却剤を
流通させることにより、ゲートの溶湯が凝固する速度を
早くすることができる。
【0012】つぎの発明にかかるダイキャスト装置は、
上記の発明において、前記キャビティを構成する金型よ
りも線膨張係数の大きい膨張部材を前記ゲートに臨ませ
て配設したことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、溶湯の充填後において
も膨張部材が膨張を続け、これによってゲートの断面積
が縮小する。
【0014】つぎの発明にかかるダイキャスト装置は、
ゲートを通じてキャビティに溶湯を充填した後に、該ゲ
ートを冷却する手段を設けたことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、溶湯をキャビティに充
填した後にゲートの溶湯が迅速に冷却され、凝固する。
【0016】つぎの発明にかかるダイキャスト装置は、
上記の発明において、一端部を前記ゲートの周縁部に位
置させた状態でヒートパイプを配設したことを特徴とす
る。
【0017】この発明によれば、ヒートパイプの作用に
より、ゲートの溶湯が迅速に冷却されて凝固する。
【0018】つぎの発明にかかるダイキャスト装置は、
上記の発明において、前記ゲートの周縁部に冷却用流路
を設けたことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、冷却用流路に冷却剤を
流通させることにより、ゲートの溶湯が迅速に冷却され
て凝固する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるダイキャスト装置の好適な実施の形態を詳
細に説明する。
【0021】実施の形態1.図1(a)〜図1(f)
は、この発明の実施の形態1であるダイキャスト装置を
示したものである。ここで例示するダイキャスト装置
は、アルミ溶湯によって製品を成形するためのアルミダ
イキャスト装置10である。
【0022】図1において、11は油圧プレススライド
装置(図示せず)によって開閉できる可動金型、12は
固定金型、13は製品を形成するキャビティ、14はキ
ャビティ13の直前にアルミ溶湯の流速を増加させるた
めに設けられたゲート、15はアルミ溶湯を金型11,
12に送り込むプランジャ、16は金型11,12に充
填するアルミ溶湯を一時的に保持するスリーブ、17は
アルミ溶湯がキャビティ13に充填された後、キャビテ
ィ13内を高圧に保つスクイズピン、18は鋳造後のア
ルミダイキャスト製品を金型11,12から押し出すた
めの押出ピンである。
【0023】また、上記アルミダイキャスト装置10に
は、可動部材として可動金型11にピン19を設けてあ
る。このピン19は、先端部をゲート14に臨ませた状
態で可動金型11に対して摺動自在に配設したもので、
油圧シリンダ等のアクチュエータ(図示せず)により、
ゲート14に対して進退移動することが可能である。
【0024】上記のように構成したアルミダイキャスト
装置10では、まず、図1(a)に示すように、油圧プ
レススライド装置(図示せず)によって可動金型11と
固定金型12とを合わせて密着させ、この状態から、図
1(b)に示すように、ラドルAによってアルミ溶湯を
スリーブ16に注入する。
【0025】ついで、図1(c)に示すように、プラン
ジャ15を前進させることによってアルミ溶湯をキャビ
ティ13に流入させる。このとき、アルミ溶湯が流れる
流路は、ゲート14の部分で絞られているため、アルミ
溶湯がこの部分で流入速度を増加させながらキャビティ
13に高速で注入される。
【0026】つぎに、図1(d)に示すように、アルミ
溶湯の充填が完了したと同時にゲート14内にピン19
を進出移動させる。これにより、ゲート14の断面積が
縮小するため、他の部分に比べてアルミ溶湯の冷却が促
進される。しかも、アルミ溶湯とピン19との接触面積
が大きくなるため、該ピン19の熱伝導によってもアル
ミ溶湯の冷却が促進される。これらの結果、キャビティ
13に充填されたアルミ溶湯よりもゲート14のアルミ
溶湯が先に凝固するようになる。
【0027】つぎに、図1(e)に示すように、ゲート
14の溶湯が凝固すると同時にスクイズピン17をキャ
ビティ13に押し込んでキャビティ13内を高圧に保
ち、凝固による収縮が起こっても内圧が低下しないよう
にする。
【0028】最後に、図1(f)に示すように、キャビ
ティ13内の溶湯が凝固したところで、油圧プレススラ
イド装置(図示せず)を動作させて可動金型11と固定
金型12とを引き離し、押出ピン18を突き出してアル
ミダイキャスト装置10からアルミダイキャスト製品B
を取り出す。
【0029】このように、上記アルミダイキャスト装置
10によれば、ゲート14を通じてキャビティ13にア
ルミ溶湯を充填した後に、ゲート14に対してピン19
を進出移動させることにより、当該ゲート14の断面積
を縮小するようにしているため、ゲート14のアルミ溶
湯が迅速に冷却され、キャビティ13に充填したアルミ
溶湯よりも先に凝固するようになる。従って、スクイズ
動作に際して、キャビティ13のアルミ溶湯が外部に漏
れ出ることがなく、スクイズ圧力を有効に作用させるこ
とが可能となり、低欠陥のアルミダイキャスト製品Bを
得ることができる。
【0030】しかも、アルミダイキャスト製品の大型化
に伴ってアルミ溶湯の充填時間を短縮するべくゲート1
4の断面積を増した場合であっても、該ゲート14にピ
ン19を突出しさえすれば、上述した作用効果を奏する
ようになり、大型化したアルミダイキャスト製品に気泡
等の欠陥が発生する事態を招来する虞れがない。
【0031】なお、上述した実施の形態1では、ピン1
9をアルミダイキャスト装置10の可動金型11にのみ
設けるようにしているが、固定金型12にのみ設けても
よいし、両者に設けても構わない。
【0032】実施の形態2.図2(a)〜図2(f)
は、この発明の実施の形態2であるダイキャスト装置を
示したものである。ここで例示するダイキャスト装置
は、アルミ溶湯によって製品を成形するためのアルミダ
イキャスト装置20である。
【0033】図2に示したアルミダイキャスト装置20
において、21は油圧プレススライド装置(図示せず)
によって開閉できる可動金型、22は固定金型、23は
製品を形成するキャビティ、24はキャビティ23の直
前にアルミ溶湯の流速を増加させるために設けられたゲ
ート、25はアルミ溶湯を金型21,22に送り込むプ
ランジャ、26は金型21,22に充填するアルミ溶湯
を一時的に保持するスリーブ、27はアルミ溶湯がキャ
ビティ23に充填された後、キャビティ23内を高圧に
保つスクイズピン、28は鋳造後の製品を金型21,2
2から押し出す押出ピンである。
【0034】また、上記アルミダイキャスト装置20に
は、可動部材として可動金型21にピン29を設けてあ
る。このピン29は、先端部をゲート24に臨ませた状
態で可動金型21に対して摺動自在に配設したもので、
油圧シリンダ等のアクチュエータ(図示せず)により、
ゲート24に対して進退移動することが可能である。さ
らに、上記アルミダイキャスト装置20では、ピン29
の内部に冷却用流路29aを設けてある。
【0035】上記のように構成したアルミダイキャスト
装置20では、まず、図2(a)に示すように、油圧プ
レススライド装置(図示せず)によって可動金型21と
固定金型22とを合わせて密着させ、この状態から、図
2(b)に示すように、ラドルAによってアルミ溶湯を
スリーブ26に注入する。
【0036】ついで、図2(c)に示すように、プラン
ジャ25を前進させることによってアルミ溶湯をキャビ
ティ23に流入させる。このとき、アルミ溶湯が流れる
流路は、ゲート24の部分で絞られているため、アルミ
溶湯がこの部分で流入速度を増加させながらキャビティ
23に高速で注入される。
【0037】つぎに、図2(d)に示すように、アルミ
溶湯の充填が完了したと同時にゲート24内にピン29
を進出移動させる。これにより、ゲート24の断面積が
縮小するため、他の部分に比べてアルミ溶湯の冷却が促
進される。しかも、アルミ溶湯とピン29との接触面積
が大きくなるため、該ピン29の熱伝導によってもアル
ミ溶湯の冷却が促進される。さらに、ピン29を進出移
動させた際にその冷却用流路29aに水等の冷却剤を供
給することで、ゲート24のアルミ溶湯が急速に冷却さ
れることになる。これらの結果、キャビティ23に充填
されたアルミ溶湯よりもゲート24のアルミ溶湯が先に
凝固するようになる。
【0038】つぎに、図2(e)に示すように、ゲート
24の溶湯が凝固すると同時にスクイズピン27をキャ
ビティ23に押し込んでキャビティ23内を高圧に保
ち、凝固による収縮が起こっても内圧が低下しないよう
にする。
【0039】最後に、図2(f)に示すように、キャビ
ティ23内の溶湯が凝固したところで、油圧プレススラ
イド装置(図示せず)を動作させて可動金型21と固定
金型22とを引き離し、押出ピン28を突き出してアル
ミダイキャスト装置20からアルミダイキャスト製品B
を取り出す。
【0040】このように、上記アルミダイキャスト装置
20によれば、ゲート24を通じてキャビティ23にア
ルミ溶湯を充填した後に、ゲート24に対してピン29
を進出移動させることにより、当該ゲート24の断面積
を縮小するようにしているため、さらには冷却用流路2
9aに冷却剤を供給することにより、ゲート24のアル
ミ溶湯が急速に冷却され、キャビティ23に充填したア
ルミ溶湯よりも先に凝固するようになる。従って、スク
イズ動作に際して、キャビティ23のアルミ溶湯が外部
に漏れ出ることがなく、スクイズ圧力を有効に作用させ
ることが可能となり、低欠陥のアルミダイキャスト製品
Bを得ることができる。
【0041】しかも、アルミダイキャスト製品の大型化
に伴ってアルミ溶湯の充填時間を短縮するべくゲート2
4の断面積を増した場合であっても、該ゲート24にピ
ン29を突出するとともに、冷却用流路29aに冷却剤
を供給すれば、上述した作用効果を奏するようになり、
大型化したアルミダイキャスト製品に気泡等の欠陥が発
生する事態を招来する虞れがない。
【0042】なお、冷却用流路29aに供給する冷却剤
としては、必ずしも水である必要はなく、冷却用オイル
等、その他の流体であっても構わない。
【0043】また、上述した実施の形態2では、ピン2
9をアルミダイキャスト装置20の可動金型21にのみ
設けるようにしているが、固定金型22にのみ設けても
よいし、両者に設けても構わない。
【0044】実施の形態3.図3(a)〜図3(f)
は、この発明の実施の形態3であるダイキャスト装置を
示したものである。ここで例示するダイキャスト装置
は、アルミ溶湯によって製品を成形するためのアルミダ
イキャスト装置30である。
【0045】図3に示したアルミダイキャスト装置30
において、31は油圧プレススライド装置(図示せず)
によって開閉できる可動金型、32は固定金型、33は
製品を形成するキャビティ、34はキャビティ33の直
前にアルミ溶湯の流速を増加させるために設けられたゲ
ート、35はアルミ溶湯を金型31,32に送り込むプ
ランジャ、36は金型31,32に充填するアルミ溶湯
を一時的に保持するスリーブ、37はアルミ溶湯がキャ
ビティ33に充填された後、キャビティ33内を高圧に
保つスクイズピン、38は鋳造後の製品を金型31,3
2から押し出す押出ピンである。
【0046】また、上記アルミダイキャスト装置30に
は、膨張部材として可動金型31にピン39を設けてあ
る。このピン39は、金型31,32の材質よりも線膨
張係数の大きい材質によって形成したもので、先端部を
ゲート34に臨ませた状態で可動金型31に取り付けて
ある。具体的には、金型31,32の材質がSKD61
等の合金工具鋼である場合には、膨張部材の材質として
は、表面にNiめっき等の耐溶着処理を施した銅等を適
用すればよい。
【0047】上記のように構成したアルミダイキャスト
装置30では、まず、図3(a)に示すように、油圧プ
レススライド装置(図示せず)によって可動金型31と
固定金型32とを合わせて密着させ、この状態から、図
3(b)に示すように、ラドルAによってアルミ溶湯を
スリーブ36に注入する。
【0048】ついで、図3(c)に示すように、プラン
ジャ35を前進させることによってアルミ溶湯をキャビ
ティ33に流入させる。このとき、アルミ溶湯が流れる
流路は、ゲート34の部分で絞られているため、アルミ
溶湯がこの部分で流入速度を増加させながらキャビティ
33に高速で注入される。
【0049】ここで、図3(d)に示すように、可動金
型31に取り付けたピン39は、アルミ溶湯の充填中、
並びに充填が完了した後においても、温度が上昇し続け
ることになり、ゲート34に突出するように変形して当
該ゲート34の断面積を縮小させることになるため、他
の部分に比べてアルミ溶湯の冷却が促進される。しか
も、ピン39は、線膨張係数の大きい材質によって形成
したものであるため、金型31,32よりも熱伝導が良
好であり、他の部分よりも効率良くゲート34のアルミ
溶湯の熱を逃がすようになる。これらの結果、キャビテ
ィ33に充填されたアルミ溶湯よりもゲート34のアル
ミ溶湯が先に凝固するようになる。
【0050】つぎに、図3(e)に示すように、ゲート
34の溶湯が凝固すると同時にスクイズピン37をキャ
ビティ33に押し込んでキャビティ33内を高圧に保
ち、凝固による収縮が起こっても内圧が低下しないよう
にする。
【0051】最後に、図3(f)に示すように、キャビ
ティ33内の溶湯が凝固したところで、油圧プレススラ
イド装置(図示せず)を動作させて可動金型31と固定
金型32とを引き離し、押出ピン38を突き出してアル
ミダイキャスト装置30からアルミダイキャスト製品B
を取り出す。
【0052】このように、上記アルミダイキャスト装置
30によれば、ゲート34を通じてキャビティ33にア
ルミ溶湯を充填した後に、ピン39がゲート34に突出
するように変形して当該ゲート34の断面積を縮小させ
ることになるとともに、該ピン39の線膨張係数が大き
いため、その良好な熱伝導によってアルミ溶湯が急速に
冷却され、キャビティ33に充填したアルミ溶湯よりも
先に凝固するようになる。従って、スクイズ動作に際し
て、キャビティ33のアルミ溶湯が外部に漏れ出ること
がなく、スクイズ圧力を有効に作用させることが可能と
なり、低欠陥のアルミダイキャスト製品Bを得ることが
できる。
【0053】しかも、アルミダイキャスト製品の大型化
に伴ってアルミ溶湯の充填時間を短縮するべくゲート3
4の断面積を増した場合であっても、該ゲート34にピ
ン39が突出することになるため、上述した作用効果を
奏するようになり、大型化したアルミダイキャスト製品
に気泡等の欠陥が発生する事態を招来する虞れがない。
【0054】さらに、実施の形態1や実施の形態2のよ
うに、ピン19,29を進退移動させるためのアクチュ
エータも不要となるため、アルミダイキャスト装置30
の製造コストを低減することも可能となる。
【0055】なお、上述した実施の形態3では、ピン3
9をアルミダイキャスト装置30の可動金型31にのみ
設けるようにしているが、固定金型32にのみ設けても
よいし、両者に設けても構わない。
【0056】実施の形態4.図4(a)〜図4(f)
は、この発明の実施の形態4であるダイキャスト装置を
示したものである。ここで例示するダイキャスト装置
は、アルミ溶湯によって製品を成形するためのアルミダ
イキャスト装置40である。
【0057】図4に示したアルミダイキャスト装置40
において、41は油圧プレススライド装置(図示せず)
によって開閉できる可動金型、42は固定金型、43は
製品を形成するキャビティ、44はキャビティ43の直
前にアルミ溶湯の流速を増加させるために設けられたゲ
ート、45はアルミ溶湯を金型41,42に送り込むプ
ランジャ、46は金型41,42に充填するアルミ溶湯
を一時的に保持するスリーブ、47はアルミ溶湯がキャ
ビティ43に充填された後、キャビティ43内を高圧に
保つスクイズピン、48は鋳造後の製品を金型41,4
2から押し出す押出ピンである。
【0058】また、上記アルミダイキャスト装置40に
は、可動金型41にヒートパイプ49を設けてある。こ
のヒートパイプ49は、一端部をゲート44に近接させ
た状態で可動金型41に取り付けてある。
【0059】上記のように構成したアルミダイキャスト
装置40では、まず、図4(a)に示すように、油圧プ
レススライド装置(図示せず)によって可動金型41と
固定金型42とを合わせて密着させ、この状態から、図
4(b)に示すように、ラドルAによってアルミ溶湯を
スリーブ46に注入する。
【0060】ついで、図4(c)に示すように、プラン
ジャ45を前進させることによってアルミ溶湯をキャビ
ティ43に流入させる。このとき、アルミ溶湯が流れる
流路は、ゲート44の部分で絞られているため、アルミ
溶湯がこの部分で流入速度を増加させながらキャビティ
43に高速で注入される。
【0061】ここで、図4(d)に示すように、可動金
型41に取り付けたヒートパイプ49は、アルミ溶湯の
充填中、並びに充填が完了した後においても、可動金型
41の背面に放熱を続けるため、ゲート44の近傍が冷
却されてその温度が低下し、該ゲート44のアルミ溶湯
がキャビティ43に充填されたアルミ溶湯よりも先に凝
固するようになる。
【0062】つぎに、図4(e)に示すように、ゲート
44の溶湯が凝固すると同時にスクイズピン47をキャ
ビティ43に押し込んでキャビティ43内を高圧に保
ち、凝固による収縮が起こっても内圧が低下しないよう
にする。
【0063】最後に、図4(f)に示すように、キャビ
ティ43内の溶湯が凝固したところで、油圧プレススラ
イド装置(図示せず)を動作させて可動金型41と固定
金型42とを引き離し、押出ピン48を突き出してアル
ミダイキャスト装置40からアルミダイキャスト製品B
を取り出す。
【0064】このように、上記アルミダイキャスト装置
40によれば、ゲート44を通じてキャビティ43にア
ルミ溶湯を充填した後に、ヒートパイプ49の作用によ
ってゲート44のアルミ溶湯が急速に冷却され、キャビ
ティ43に充填したアルミ溶湯よりも先に凝固するよう
になる。従って、スクイズ動作に際して、キャビティ4
3のアルミ溶湯が外部に漏れ出ることがなく、スクイズ
圧力を有効に作用させることが可能となり、低欠陥のア
ルミダイキャスト製品Bを得ることができる。
【0065】しかも、アルミダイキャスト製品の大型化
に伴ってアルミ溶湯の充填時間を短縮するべくゲート4
4の断面積を増した場合であっても、ヒートパイプ49
の作用によって上述した効果を奏するようになり、大型
化したアルミダイキャスト製品に気泡等の欠陥が発生す
る事態を招来する虞れがない。
【0066】なお、上述した実施の形態4では、ヒート
パイプ49をアルミダイキャスト装置40の可動金型4
1にのみ設けるようにしているが、固定金型42にのみ
設けてもよいし、両者に設けても構わない。
【0067】実施の形態5.図5(a)〜図5(f)
は、この発明の実施の形態5であるダイキャスト装置を
示したものである。ここで例示するダイキャスト装置
は、アルミ溶湯によって製品を成形するためのアルミダ
イキャスト装置50である。
【0068】図5に示したアルミダイキャスト装置50
において、51は油圧プレススライド装置(図示せず)
によって開閉できる可動金型、52は固定金型、53は
製品を形成するキャビティ、54はキャビティ53の直
前にアルミ溶湯の流速を増加させるために設けられたゲ
ート、55はアルミ溶湯を金型51,52に送り込むプ
ランジャ、56は金型51,52に充填するアルミ溶湯
を一時的に保持するスリーブ、57はアルミ溶湯がキャ
ビティ53に充填された後、キャビティ53内を高圧に
保つスクイズピン、58は鋳造後の製品を金型51,5
2から押し出す押出ピンである。
【0069】また、上記アルミダイキャスト装置50に
は、可動金型51に冷却用流路59を設けてある。この
冷却用流路59は、可動金型51においてゲート54の
近傍に水やオイル等の冷却剤を流通させるためのもので
ある。
【0070】上記のように構成したアルミダイキャスト
装置50では、まず、図5(a)に示すように、油圧プ
レススライド装置(図示せず)によって可動金型51と
固定金型52とを合わせて密着させ、この状態から、図
5(b)に示すように、ラドルAによってアルミ溶湯を
スリーブ56に注入する。
【0071】ついで、図5(c)に示すように、プラン
ジャ55を前進させることによってアルミ溶湯をキャビ
ティ53に流入させる。このとき、アルミ溶湯が流れる
流路は、ゲート54の部分で絞られているため、アルミ
溶湯がこの部分で流入速度を増加させながらキャビティ
53に高速で注入される。
【0072】ここで、図5(d)に示すように、可動金
型51に取り付けた冷却用流路59には、アルミ溶湯の
充填中、並びに充填が完了した後においても、冷却剤を
流通させてある。このため、可動金型51においてゲー
ト54の近傍が冷却されてその温度が低下し、該ゲート
54のアルミ溶湯がキャビティ53に充填されたアルミ
溶湯よりも先に凝固するようになる。
【0073】つぎに、図5(e)に示すように、ゲート
54の溶湯が凝固すると同時にスクイズピン57をキャ
ビティ53に押し込んでキャビティ53内を高圧に保
ち、凝固による収縮が起こっても内圧が低下しないよう
にする。
【0074】最後に、図5(f)に示すように、キャビ
ティ53内の溶湯が凝固したところで、油圧プレススラ
イド装置(図示せず)を動作させて可動金型51と固定
金型52とを引き離し、押出ピン58を突き出してアル
ミダイキャスト装置50からアルミダイキャスト製品B
を取り出す。
【0075】このように、上記アルミダイキャスト装置
50によれば、ゲート54を通じてキャビティ53にア
ルミ溶湯を充填した後に、冷却用流路59に流通させた
冷却剤の作用によってゲート54のアルミ溶湯が急速に
冷却され、キャビティ53に充填したアルミ溶湯よりも
先に凝固するようになる。従って、スクイズ動作に際し
て、キャビティ53のアルミ溶湯が外部に漏れ出ること
がなく、スクイズ圧力を有効に作用させることが可能と
なり、低欠陥のアルミダイキャスト製品Bを得ることが
できる。
【0076】しかも、アルミダイキャスト製品の大型化
に伴ってアルミ溶湯の充填時間を短縮するべくゲート5
4の断面積を増した場合であっても、冷却用流路59に
流通させた冷却剤の作用によって上述した効果を奏する
ようになり、大型化したアルミダイキャスト製品に気泡
等の欠陥が発生する事態を招来する虞れがない。
【0077】なお、上述した実施の形態5では、冷却用
流路59をアルミダイキャスト装置50の可動金型51
にのみ設けるようにしているが、固定金型52にのみ設
けてもよいし、両者に設けても構わない。
【0078】また、上述した実施の形態1〜5では、ア
ルミダイキャスト装置について例示しているが、本発明
のダイキャスト装置は、銅,銅合金,マグネシウム合金
等の鋳造にも適用することが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、溶湯をキャビティに充填した後にゲートの断面積が
縮小されるため、ゲートの溶湯が迅速に冷却され、凝固
する。従って、スクイズ動作に際して、キャビティの溶
湯が外部に漏れ出ることがなく、スクイズ圧力を有効に
作用させることが可能となり、低欠陥のダイキャスト製
品を得ることができる。
【0080】つぎの発明によれば、溶湯をキャビティに
充填した後にゲートに可動部材が進出移動し、これによ
ってゲートの断面積が縮小するため、ゲートの溶湯が迅
速に冷却され、凝固する。従って、スクイズ動作に際し
て、キャビティの溶湯が外部に漏れ出ることがなく、ス
クイズ圧力を有効に作用させることが可能となり、低欠
陥のダイキャスト製品を得ることができる。
【0081】つぎの発明によれば、冷却用流路に冷却剤
を流通させることにより、ゲートの溶湯が凝固する速度
を早くすることができるため、ゲートの溶湯が一層迅速
に冷却され、凝固することになる。従って、スクイズ動
作に際して、キャビティの溶湯が外部に漏れ出ることが
なく、スクイズ圧力を有効に作用させることが可能とな
り、低欠陥のダイキャスト製品を得ることができる。
【0082】つぎの発明によれば、溶湯の充填後におい
ても膨張部材が膨張を続け、これによってゲートの断面
積が縮小するため、ゲートの溶湯が迅速に冷却され、凝
固する。従って、スクイズ動作に際して、キャビティの
溶湯が外部に漏れ出ることがなく、スクイズ圧力を有効
に作用させることが可能となり、低欠陥のダイキャスト
製品を得ることができる。
【0083】つぎの発明によれば、溶湯をキャビティに
充填した後にゲートの溶湯が迅速に冷却され、凝固する
ため、スクイズ動作に際して、キャビティの溶湯が外部
に漏れ出ることがなく、スクイズ圧力を有効に作用させ
ることが可能となり、低欠陥のダイキャスト製品を得る
ことができる。
【0084】つぎの発明によれば、ヒートパイプの作用
により、ゲートの溶湯が迅速に冷却されて凝固するた
め、スクイズ動作に際して、キャビティの溶湯が外部に
漏れ出ることがなく、スクイズ圧力を有効に作用させる
ことが可能となり、低欠陥のダイキャスト製品を得るこ
とができる。
【0085】つぎの発明によれば、冷却用流路に冷却剤
を流通させることにより、ゲートの溶湯が迅速に冷却さ
れて凝固するため、スクイズ動作に際して、キャビティ
の溶湯が外部に漏れ出ることがなく、スクイズ圧力を有
効に作用させることが可能となり、低欠陥のダイキャス
ト製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(f)はこの発明の実施の形態1で
あるダイキャスト装置の製造プロセスを説明するための
断面図である。
【図2】 (a)〜(f)はこの発明の実施の形態2で
あるダイキャスト装置の製造プロセスを説明するための
断面図である。
【図3】 (a)〜(f)はこの発明の実施の形態3で
あるダイキャスト装置の製造プロセスを説明するための
断面図である。
【図4】 (a)〜(f)はこの発明の実施の形態4で
あるダイキャスト装置の製造プロセスを説明するための
断面図である。
【図5】 (a)〜(f)はこの発明の実施の形態5で
あるダイキャスト装置の製造プロセスを説明するための
断面図である。
【図6】 (a)〜(f)は従来のダイキャスト装置の
製造プロセスを説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 アルミダイキャスト装置、11 可動金型、12
固定金型、13 キャビティ、14 ゲート、15
プランジャ、16 スリーブ、17 スクイズピン、1
8 押出ピン、19 ピン、20 アルミダイキャスト
装置、21 可動金型、22 固定金型、23 キャビ
ティ、24 ゲート、25 プランジャ、26 スリー
ブ、27 スクイズピン、28 押出ピン、29 ピ
ン、29a冷却用流路、30 アルミダイキャスト装
置、31 可動金型、32 固定金型、33 キャビテ
ィ、34 ゲート、35 プランジャ、36 スリー
ブ、37 スクイズピン、38 押出ピン、39 ピ
ン、40 アルミダイキャスト装置、41 可動金型、
42 固定金型、43 キャビティ、44 ゲート、4
5プランジャ、46 スリーブ、47 スクイズピン、
48 押出ピン、49ヒートパイプ、50 アルミダイ
キャスト装置、51 可動金型、52 固定金型、53
キャビティ、54 ゲート、55 プランジャ、56
スリーブ、57 スクイズピン、58 押出ピン、5
9 冷却用流路、A ラドル、B アルミダイキャスト
製品。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22C 9/06 B22C 9/06 M 9/08 9/08 E // B22D 31/00 B22D 31/00 A (72)発明者 藤城 明弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中島 伸治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 久森 洋一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4E093 NA01 NA03 NB05 NB07 PA02 PA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートを通じてキャビティに溶湯を充填
    した後に、該ゲートの断面積を縮小する手段を設けたこ
    とを特徴とするダイキャスト装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲートに対して可動部材を進退可能
    に配設し、前記キャビティに溶湯を注入する際に前記可
    動部材を縮退移動させる一方、前記キャビティに溶湯を
    充填した後に前記可動部材を進出移動させることを特徴
    とする請求項1に記載のダイキャスト装置。
  3. 【請求項3】 前記可動部材の内部に冷却用流路を設け
    たことを特徴とする請求項2に記載のダイキャスト装
    置。
  4. 【請求項4】 前記キャビティを構成する金型よりも線
    膨張係数の大きい膨張部材を前記ゲートに臨ませて配設
    したことを特徴とする請求項1に記載のダイキャスト装
    置。
  5. 【請求項5】 ゲートを通じてキャビティに溶湯を充填
    した後に、該ゲートを冷却する手段を設けたことを特徴
    とするダイキャスト装置。
  6. 【請求項6】 一端部を前記ゲートの周縁部に位置させ
    た状態でヒートパイプを配設したことを特徴とする請求
    項5に記載のダイキャスト装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲートの周縁部に冷却用流路を設け
    たことを特徴とする請求項5に記載のダイキャスト装
    置。
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JP2009262196A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Hashizume Haruhiko 鋳造方法および鋳型
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