JP2000015414A - 金属の半溶融射出成形方法及びその装置 - Google Patents

金属の半溶融射出成形方法及びその装置

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JP2000015414A JP10189162A JP18916298A JP2000015414A JP 2000015414 A JP2000015414 A JP 2000015414A JP 10189162 A JP10189162 A JP 10189162A JP 18916298 A JP18916298 A JP 18916298A JP 2000015414 A JP2000015414 A JP 2000015414A
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    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/007Semi-solid pressure die casting
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネシウム合金の溶湯Mを、半溶融状態で
金型11のキャビティ13に製品ゲート17を介して射
出して薄肉成形品を成形する半溶融射出成形方法に対し
て、溶湯Mの流動性を良好に維持して高品質の薄肉成形
品が得られるようにする。 【解決手段】 溶湯Mの固相径を薄肉成形品の製品部の
平均厚さに対して0.13倍以下に、また溶湯Mの製品
ゲート速度を30m/s以上に、さらに溶湯Mの固相率
Fs%を、該溶湯Mの固相径をdμmとして、Fs×d
≦1500を満たすようにそれぞれ設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の溶湯を
半溶融状態で金型のキャビティに射出して薄肉成形品を
成形する金属の半溶融射出成形方法及びその装置に関す
る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイキャスト成形よりも内部
品質が優れた金属成形品を成形する方法として、例えば
特公平2−15620号公報に示されているように、金
属材料(マグネシウム合金)の溶湯を、該金属材料の液
相線温度以下の半溶融状態で金型のキャビティに射出す
る半溶融射出成形法が知られている。この半溶融射出成
形法では、比較的低い温度で成形することができるの
で、ダイキャスト成形よりも型寿命を長くすることがで
き、しかも、成形精度を向上させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キャビティ
に対応する製品部の厚さが1.5mm以下であるような
金属薄肉成形品を射出成形しようとする場合は、薄肉の
ために金属材料の溶湯が金型のキャビティ内で凝固し易
くなるので、それを防ぐために高速で溶湯の射出を行う
必要がある。この場合、ダイキャストで高速射出を行う
と、バリが多量に発生して不経済である上、溶湯の流れ
が乱れて内部品質がより一層低下するので、バリが殆ど
発生しない上記半溶融射出成形法が適している。
【0004】しかし、半溶融射出成形法では、金属材料
の液相線温度以下の半溶融状態で成形を行うため、溶湯
の流動性が低くなる傾向にあり、溶湯がキャビティに確
実に充填されなくなる場合があるので、成形条件を適切
に設定しないと、半溶融射出成形法を薄肉成形品の成形
に適用することは困難である。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、金属材料の溶湯を半溶
融状態で金型のキャビティに射出して薄肉成形品を成形
しようとする場合に、その成形条件を適切に設定するこ
とによって、溶湯の流動性を良好に維持して高品質の薄
肉成形品が得られるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、溶湯の固相径を薄肉成形品の製品
部の平均厚さに対して0.13倍以下に設定するように
した。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、金属材
料の溶湯を、該金属材料の液相線温度以下の半溶融状態
で金型のキャビティに製品ゲートを介して射出して薄肉
成形品を成形する金属の半溶融射出成形方法を前提とす
る。
【0008】そして、上記溶湯の固相の平均径である固
相径を、上記薄肉成形品における上記キャビティに対応
する製品部の平均厚さに対して0.13倍以下に設定す
るようにする。
【0009】すなわち、溶湯の固相径は、薄肉成形品の
製品部の平均厚さに対して0.13倍よりも大きいと、
溶湯の流動性が大幅に悪化して実用的ではなくなるの
で、0.13倍以下に設定している。この固相径は、成
形のサイクルタイムを短くすることで容易に小さくする
ことができる。よって、簡単な方法で高品質の薄肉成形
品を得ることができる。尚、ここでいう「薄肉成形品」
とは、製品部の50%以上の部分で厚さが1.5mm以
下となる成形品、又は製品部の体積(単位:mm3 )を
製品部の厚さ方向両面の表面積(単位:mm2 )で割っ
た値が0.75以下となる成形品をいう(請求項6の発
明においても同じ)。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、溶湯の製品ゲート速度を30m/s以上に設定す
る。
【0011】すなわち、溶湯の製品ゲート速度は、30
m/sよりも小さいと、溶湯の流動性が大きく低下する
ので、30m/s以上に設定している。よって、薄肉成
形品の品質をより一層向上させることができる。
【0012】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、溶湯の固相率Fs%を、該溶湯の固相径を
dμmとして、Fs×d≦1500を満たすように設定
する。
【0013】すなわち、Fs×dの値は、1500より
も大きいと、溶湯の流動性が急激に低下するので、15
00以下に設定している。よって、請求項1又は2の発
明の作用効果をさらに高めることができる。
【0014】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、溶湯の固相率を3〜40%に設定する。
【0015】すなわち、溶湯の固相率は、3%よりも小
さいと、薄肉成形品の製品部のそり量が大きくなり過ぎ
る一方、40%よりも大きいと、溶湯の流動性が悪化す
る傾向にあるので、3〜40%としている。よって、薄
肉成形品の品質を良好に維持しつつ、その変形量を小さ
く抑えることができる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1、2、3又
は4の発明において、金型においてキャビティに対して
製品ゲートと反対側にオーバーフローゲートを設けてお
き、薄肉成形品において上記オーバーフローゲートに対
応するオーバーフローゲート部の厚さを、製品ゲートに
対応する製品ゲート部の厚さに対して0.1〜1.0倍
に設定するようにする。
【0017】すなわち、薄肉成形品のオーバーフローゲ
ート部の厚さは、製品ゲート部の厚さに対して0.1倍
よりも小さいと、オーバーフローゲートに連続して設け
られるオーバーフローグルーブへのエアー抜けが不十分
となる反面、1.0倍よりも大きいと、溶湯が先にオー
バーフローグルーブに充填され易くなり、その溶湯によ
りエアーの抜け口が塞がれて薄肉成形品の製品部におけ
るオーバーフローゲート近傍部の内部品質が低下するの
で、0.1〜1.0倍に設定している。よって、オーバ
ーフローグルーブへのエアー抜けを良好に行って薄肉成
形品の製品部全体の品質を高めることができる。
【0018】請求項6の発明は、金属材料の溶湯を、該
金属材料の液相線温度以下の半溶融状態で金型のキャビ
ティに製品ゲートを介して射出して薄肉成形品を成形す
るようにした金属の半溶融射出成形装置の発明である。
【0019】そして、この発明では、上記溶湯の固相の
平均径である固相径が、上記薄肉成形品における上記キ
ャビティに対応する製品部の平均厚さに対して0.13
倍以下に設定されているものとする。こうすることで、
請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0020】請求項7の発明では、請求項6の発明にお
いて、溶湯の製品ゲート速度が30m/s以上に設定さ
れているものとする。このことにより、請求項2の発明
と同様の作用効果が得られる。
【0021】請求項8の発明では、請求項6又は7の発
明において、溶湯の固相率Fs%が、該溶湯の固相径を
dμmとして、Fs×d≦1500を満たすように設定
されているものとする。このことで、請求項3の発明と
同様の作用効果を得ることができる。
【0022】請求項9の発明では、請求項8の発明にお
いて、溶湯の固相率が3〜40%に設定されているもの
とする。このようにすることで、請求項4の発明と同様
の作用効果が得られる。
【0023】請求項10の発明では、請求項6、7、8
又は9の発明において、金型においてキャビティに対し
て製品ゲートと反対側にオーバーフローゲートが設けら
れ、薄肉成形品において上記オーバーフローゲートに対
応するオーバーフローゲート部の厚さが、製品ゲートに
対応する製品ゲート部の厚さに対して0.1〜1.0倍
に設定されているものとする。このことにより、請求項
5の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の実施形態
に係る金属の半溶融射出成形装置を示し、この半溶融射
出成形装置は、射出成形機1と、キャビティ13を有す
る金型11とを備えていて、金属材料の溶湯Mを、該金
属材料の液相線温度以下の半溶融状態で上記金型11の
キャビティ13に射出して薄肉成形品を成形するもので
ある。この薄肉成形品の上記キャビティ13に対応する
部分が製品部とされている。尚、この実施形態で「薄肉
成形品」とは、製品部の50%以上の部分で厚さが1.
5mm以下となる成形品、又は製品部の体積(単位:m
3 )を製品部の厚さ方向両面の表面積(単位:m
2 )で割った値が0.75以下となる成形品をいう。
【0025】上記射出成形機1は、図2に示すように、
円筒状の射出シリンダ2を有し、この射出シリンダ2の
内部には、スクリュー3が回転可能にかつ進退可能に設
けられている。また、上記射出シリンダ2の先端にはノ
ズル4が一体に取り付けられている。
【0026】上記射出シリンダ2の後端部の上部には、
原料を投入するホッパー6が設けられ、このホッパー6
は、アルゴンガスが充填されたアルゴン雰囲気室7を介
して射出シリンダ2に接続されている。このことによ
り、ホッパー6に投入された原料をアルゴン雰囲気中に
置くことでその酸化を防止するようにしている。本実施
形態では原料として、マグネシウム合金からなる切り粉
状のペレットPを使用している。
【0027】上記射出シリンダ2及びノズル4の外周に
は、図示は省略するが、加熱ヒータが設置され、ホッパ
ー6から射出シリンダ2内に供給された上記ペレットP
は、スクリュー3により撹拌されながらその加熱ヒータ
により溶融されて溶湯Mになる。この溶湯Mは、マグネ
シウム合金の液相線温度以下の半溶融状態であって、固
相及び液相からなっている。この溶湯Mの固相の平均径
である固相径dは、薄肉成形品の製品部の平均厚さtに
対して0.13倍以下に設定されている。すなわち、溶
湯Mの固相径dは、薄肉成形品の製品部の平均厚さtに
対して0.13倍よりも大きいと、溶湯Mの流動性が大
幅に悪化して実用的ではなくなるので、0.13倍以下
に設定している。この固相径dは、成形のサイクルタイ
ム(つまり溶湯Mが射出シリンダ2内に滞留している時
間)により調整することができるようになっている。つ
まり、成形のサイクルタイムを長くすると、固相同士が
合体して固相径dを大きくすることができる。
【0028】また、上記溶湯Mの固相率Fs(=固相量
/(固相量+液相量)×100%)は、上記加熱ヒータ
の加熱温度を調整することにより変更可能であって、上
記溶湯Mの固相径dの単位をμmとして、 Fs×d≦1500 を満たすように設定されている。すなわち、Fs×dの
値は、1500よりも大きいと、溶湯Mの流動性が急激
に低下するので、1500以下に設定している。
【0029】さらに、溶湯Mの固相率Fsは3〜40%
に設定されている。すなわち、溶湯Mの固相率Fsは、
3%よりも小さいと、溶湯Mの温度が高くて薄肉成形品
の製品部のそり量が大きくなり過ぎる(0.3mmを越
える)一方、40%よりも大きいと、溶湯Mの流動性が
悪化する傾向にあるので、3〜40%としている。
【0030】上記射出シリンダ2の後端には、上記スク
リュー3を前進させて上記溶湯Mをノズル4から射出す
る高速射出機構9が設けられている。すなわち、ペレッ
トPないし溶湯Mがスクリュー3の前方に押し出される
につれてその圧力でスクリュー3が後退し(尚、マグネ
シウムは樹脂材に比べて粘度が高くないので、油圧でス
クリュー3の後退をアシストしている)、所定距離(1
回の射出に必要な溶湯Mの量に相当する距離)だけ後退
したときに高速射出機構9はスクリュー3を元の位置ま
で前進させるように構成されている。
【0031】上記ノズル4の先端部は、図1に示すよう
に、金型11の下部に接続されている。この金型11
は、固定盤12に取付固定された固定型11aと、この
固定型11aに対して接離する可動型11bとからなっ
ていて、型締め状態で固定型11aと可動型11bとの
間に薄肉成形品の製品部と略同じ形状をなすキャビティ
13を構成するようになっている。つまり、キャビティ
13において固定型11aと可動型11bとの平均間隙
量は薄肉成形品の製品部の平均厚さtと略等しくなって
いる。
【0032】上記ノズル4とキャビティ13との間に
は、ノズル4側から順にスプール15、ランナー16、
製品ゲート17が設けられている。一方、上記金型11
においてキャビティ13に対して製品ゲート17と反対
側(上側)には、オーバーフローゲート20を介してオ
ーバーフローグルーブ21が設けられ、キャビティ13
内のエアーがこのオーバーフローグルーブ21に抜ける
ようになされている。
【0033】上記製品ゲート17及びオーバーフローゲ
ート20は共に、薄肉成形品の製品部の厚さ方向に絞ら
れていて、オーバーフローゲート20における固定型1
1aと可動型11bとの間隙量、つまり薄肉成形品のオ
ーバーフローゲート20に対応するオーバーフローゲー
ト部の厚さtoは、製品ゲート17における固定型11
aと可動型11bとの間隙量、つまり薄肉成形品の製品
ゲート17に対応する製品ゲート部の厚さtgに対して
0.1〜1.0倍に設定されている。すなわち、オーバ
ーフローゲート部厚さtoは、製品ゲート部厚さtgに
対して0.1倍よりも小さいと、オーバーフローグルー
ブ21へのエアー抜けが不十分となる反面、1.0倍よ
りも大きいと、溶湯Mが先にオーバーフローグルーブ2
1に充填され易くなり、その溶湯Mによりエアーの抜け
口が塞がれて薄肉成形品の製品部におけるオーバーフロ
ーゲート20近傍部の内部品質が低下するので、0.1
〜1.0倍に設定している。
【0034】そして、上記高速射出機構9により溶湯M
がノズル4からスプール15、ランナー16、製品ゲー
ト17を介してキャビティ13内に射出されて薄肉成形
品が成形されるようになっている。このとき、溶湯Mの
製品ゲート速度(製品ゲート17での速度)vは30m
/s以上に設定されている。すなわち、この溶湯Mの製
品ゲート速度vは、30m/sよりも小さいと、溶湯M
の流動性が大きく低下するので、30m/s以上に設定
している。
【0035】上記半溶融射出成形装置を用いて薄肉成形
品を成形するには、先ず、ホッパー6にマグネシウム合
金のペレットPを投入し、スクリュー3を回転させて射
出シリンダ2内に供給されたペレットPを混練しながら
ノズル4方向(前方)に押し出す。この間に、そのペレ
ットPは加熱ヒータにより加熱されて半溶融状態の溶湯
Mになると共に、スクリュー3はその際に生じる圧力と
油圧とにより後退していく。
【0036】そして、スクリュー3が所定距離だけ後退
すると、スクリュー3の回転を停止し、高速射出機構9
を作動させてスクリュー3を前進させる。このことで、
半溶融状態の溶湯Mがノズル4から金型11のキャビテ
ィ13等に射出充填される。このとき、溶湯Mの固相径
dが薄肉成形品の製品部の平均厚さtに対して0.13
倍以下に、また溶湯Mの製品ゲート速度vが30m/s
以上に、さらに溶湯Mの固相率FsがFs×d≦150
0を満たすようにそれぞれ設定されているので、溶湯M
の流動性を良好に維持することができる。また、薄肉成
形品のオーバーフローゲート部厚さtoが、製品ゲート
部厚さtgに対して0.1〜1.0倍に設定されている
ので、キャビティ13内のエアー抜きを確実に行うこと
ができる。この結果、キャビティ13内に溶湯Mが確実
に充填される。
【0037】次いで、溶湯Mを冷却して凝固させ、金型
11を型開きして薄肉成形品を脱型した後、その薄肉成
形品の製品部以外の不要な部分をカットする。こうして
得られた薄肉成形品の製品部の内部品質はどの部分にお
いても一様に良好なものとなっている。しかも、溶湯M
の固相率Fsが3〜40%に設定されているので、製品
部の品質を良好に維持しつつ、その変形量を小さく抑え
ることができる。
【0038】尚、溶湯Mの固相径dを薄肉成形品の製品
部の平均厚さtに対して0.1倍以下に、また溶湯Mの
製品ゲート速度vを50m/s以上に、さらに溶湯Mの
固相率FsをFs×d≦800を満たすようにそれぞれ
設定すれば、溶湯Mの流動性がより一層向上して好まし
い。
【0039】また、上記実施形態における半溶融射出成
形装置は、マグネシウム合金からなる薄肉成形品を成形
するのに好適なものであるが、他の金属(特にアルミニ
ウム合金)にも適用することができる。
【0040】
【実施例】次に、具体的に実施した実施例について説明
する。先ず、表1に示すように、化学組成を異ならせた
2種類のマグネシウム合金(合金A及び合金B)を作製
した。
【0041】
【表1】
【0042】続いて、上記合金A及び合金Bを用いて溶
湯の流動性を調べた。すなわち、図6に示すように、金
型のキャビティ27を蛇行状に形成して、このキャビテ
ィ27に射出成形機のノズルから溶湯28を射出し、キ
ャビティ27内に充填された溶湯28の製品ゲートから
先端までの長さ(流動長)で流動性を評価することにし
た。そして、溶湯28の固相径の製品部平均厚さに対す
る比d/tを変化させた場合と、溶湯28の製品ゲート
速度vを変化させた場合(合金Bのみ)と、固相率Fs
(%)×固相径d(μm)の値を変化させた場合(合金
Bのみ)とで流動長がそれぞれどのように変化するかを
調べた。
【0043】上記流動性試験の結果を図3〜図5にそれ
ぞれ示す。この図3より、d/tが0.13よりも大き
くなると流動性が急激に悪化する一方、d/tが0.1
以下となると流動性が安定しかつ良好であることが判
る。また、図4より、vが30m/sよりも小さいと流
動性が非常に悪くなる反面、vが50m/s以上となる
と流動長が経験的に好ましいと考えられる200mmを
越え、確実に高品質なものが得られることが判る。さら
に、図5より、Fs×dの値が1500よりも大きいと
流動性が大幅に低下する一方、Fs×dの値が800以
下となると流動長が200mmを越えるので、品質のよ
り一層の向上化が可能であることが判る。
【0044】次に、図7に示すように、金型のキャビテ
ィ30を120mm×70mm×1mmの略矩形箱状に
形成した。尚、この図7中、31は製品ゲートであり、
32はオーバーフローゲートであり、33はオーバーフ
ローグルーブである。そして、オーバーフローゲート部
厚さの製品ゲート部厚さに対する比to/tgを変化さ
せることにより、製品部におけるオーバーフローゲート
32近傍部(オーバーフローゲート32から10mmま
での部分)の比重γoの製品ゲート31近傍部(製品ゲ
ート31から10mmまでの部分)の比重γgに対する
比γo/γgがどのように変化するかを調べた。
【0045】上記比重測定試験の結果を図8に示す。こ
の結果、to/tgが1.0よりも大きいとγo/γg
が低下することが判る。つまり、γo/γgが低下した
のは、製品ゲート近傍部はガスが入り難くその比重は安
定しているので、オーバーフローゲート近傍部にガスが
入ったためと考えられる。したがって、to/tgが大
き過ぎると却ってオーバーフローグルーブへのエアー抜
けが悪くなり、製品部のオーバーフローゲート近傍部の
品質を低下させてしまうことになる。
【0046】次いで、図7の金型により成形した成形品
の製品部のそり量が、固相率Fsによりどのように変わ
るかを調べた。このそり量の測定は、図9に示すよう
に、製品部の略中央部が両端部を結ぶ基準線からどの程
度ずれているかで行った。
【0047】上記そり量測定試験の結果を図10に示
す。このことより、Fsが3%よりも小さいとそり量が
0.3mmを越え、成形品の使用上問題が多くなる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は6の
発明によると、金属材料の溶湯を半溶融状態で金型のキ
ャビティに射出して薄肉成形品を成形する場合に、溶湯
の固相の平均径である固相径を、薄肉成形品におけるキ
ャビティに対応する製品部の平均厚さに対して0.13
倍以下に設定するようにしたことにより、溶湯の流動性
を向上させて薄肉成形品の高品質化を図ることができ
る。
【0049】請求項2又は7の発明によると、溶湯の製
品ゲート速度を30m/s以上に設定したことにより、
薄肉成形品のさらなる高品質化を図ることができる。
【0050】請求項3又は8の発明によると、溶湯の固
相率Fs%を、該溶湯の固相径をdμmとして、Fs×
d≦1500を満たすように設定したことにより、請求
項1又は2の発明の作用効果をより一層高めることがで
きる。
【0051】請求項4又は9の発明によると、溶湯の固
相率を3〜40%に設定したことにより、薄肉成形品の
品質を良好に維持しつつ、その変形の抑制化を図ること
ができる。
【0052】請求項5又は10の発明によると、金型に
おいてキャビティに対して製品ゲートと反対側にオーバ
ーフローゲートを設けておき、薄肉成形品においてオー
バーフローゲートに対応するオーバーフローゲート部の
厚さを、製品ゲートに対応する製品ゲート部の厚さに対
して0.1〜1.0倍に設定したことにより、オーバー
フローグルーブへのエアー抜けを良好に行って薄肉成形
品の製品部全体を高品質なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る金属の半溶融射出成形
装置の金型を示す断面図である。
【図2】半溶融射出成形装置の射出成形機を示す断面図
である。
【図3】溶湯の固相径の製品部平均厚さに対する比d/
tと流動長との関係を示すグラフである。
【図4】溶湯の製品ゲート速度vと流動長との関係を示
すグラフである。
【図5】固相率Fs×固相径dの値と流動長との関係を
示すグラフである。
【図6】流動性試験に用いた金型のキャビティ形状を示
す概略図である。
【図7】比重測定試験に用いた金型のキャビティ等の形
状を示す概略図である。
【図8】オーバーフローゲート部厚さの製品ゲート部厚
さに対する比to/tgと、製品部におけるオーバーフ
ローゲート近傍部比重の製品ゲート近傍部比重に対する
比γo/γgとの関係を示すグラフである。
【図9】そり量測定試験の要領を示す概略図である。
【図10】固相率Fsとそり量との関係を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
11 金型 13 キャビティ 17 製品ゲート 20 オーバーフローゲート M 溶湯

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料の溶湯を、該金属材料の液相線
    温度以下の半溶融状態で金型のキャビティに製品ゲート
    を介して射出して薄肉成形品を成形する金属の半溶融射
    出成形方法において、 上記溶湯の固相の平均径である固相径を、上記薄肉成形
    品における上記キャビティに対応する製品部の平均厚さ
    に対して0.13倍以下に設定することを特徴とする金
    属の半溶融射出成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金属の半溶融射出成形方
    法において、 溶湯の製品ゲート速度を30m/s以上に設定すること
    を特徴とする金属の半溶融射出成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の金属の半溶融射出
    成形方法において、 溶湯の固相率Fs%を、該溶湯の固相径をdμmとし
    て、 Fs×d≦1500 を満たすように設定することを特徴とする金属の半溶融
    射出成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の金属の半溶融射出成形方
    法において、 溶湯の固相率を3〜40%に設定することを特徴とする
    金属の半溶融射出成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の金属の半
    溶融射出成形方法において、 金型においてキャビティに対して製品ゲートと反対側に
    オーバーフローゲートを設けておき、 薄肉成形品において上記オーバーフローゲートに対応す
    るオーバーフローゲート部の厚さを、製品ゲートに対応
    する製品ゲート部の厚さに対して0.1〜1.0倍に設
    定することを特徴とする金属の半溶融射出成形方法。
  6. 【請求項6】 金属材料の溶湯を、該金属材料の液相線
    温度以下の半溶融状態で金型のキャビティに製品ゲート
    を介して射出して薄肉成形品を成形するようにした金属
    の半溶融射出成形装置において、 上記溶湯の固相の平均径である固相径が、上記薄肉成形
    品における上記キャビティに対応する製品部の平均厚さ
    に対して0.13倍以下に設定されていることを特徴と
    する金属の半溶融射出成形装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の金属の半溶融射出成形装
    置において、 溶湯の製品ゲート速度が30m/s以上に設定されてい
    ることを特徴とする金属の半溶融射出成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の金属の半溶融射出
    成形装置において、 溶湯の固相率Fs%が、該溶湯の固相径をdμmとし
    て、 Fs×d≦1500 を満たすように設定されていることを特徴とする金属の
    半溶融射出成形装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の金属の半溶融射出成形装
    置において、 溶湯の固相率が3〜40%に設定されていることを特徴
    とする金属の半溶融射出成形装置。
  10. 【請求項10】 請求項6、7、8又は9記載の金属の
    半溶融射出成形装置において、 金型においてキャビティに対して製品ゲートと反対側に
    オーバーフローゲートが設けられ、 薄肉成形品において上記オーバーフローゲートに対応す
    るオーバーフローゲート部の厚さが、製品ゲートに対応
    する製品ゲート部の厚さに対して0.1〜1.0倍に設
    定されていることを特徴とする金属の半溶融射出成形装
    置。
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