JPH034185Y2 - - Google Patents

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JPH034185Y2
JPH034185Y2 JP12527585U JP12527585U JPH034185Y2 JP H034185 Y2 JPH034185 Y2 JP H034185Y2 JP 12527585 U JP12527585 U JP 12527585U JP 12527585 U JP12527585 U JP 12527585U JP H034185 Y2 JPH034185 Y2 JP H034185Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は調理器具のロツク装置に関し、特に
分離式の熱板調理器(いわゆるホツトプレート)
の熱板ロツク装置に関するものである。
〔従来の技術〕
分離式のホツトプレートは、熱板とそのまわり
を取囲む枠状のガードとからなり、熱板とガード
はロツク装置によつて掛け外しされるようになつ
ている。ロツク装置を外し、熱板をガードから分
離するために、従来のホツトプレートにおいて
は、第6図に示すようにガード1の外方へ部分的
に突き出したフツク2が設けられる。このフツク
2はガード1の内部に設けた一対の取付台3にピ
ボツト軸4を介して取付けられ、またピボツト軸
4のまわりにコイルばね5を挿入し、その一端を
ガード1に当て、他端をフツク2の下面に当てる
ことにより、フツク2をロツク方向に附勢するよ
うにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の構成によると、フツク2を
取付ける際に、フツク2にばね力が働いている状
態のコイルばね5および取付台3の軸穴を一直線
上にそろえるための治具が必要であるとともに、
作業時間も長くなる問題があつた。
また、ピボツト軸4を挿入するためには取付台
3の側方に一定のスペースが必要であるが(第6
図の一点鎖線参照)、ガード1がリング状のもの
である場合は、十分なスペースがとれないため、
作業性が悪い問題もあつた。
そこで、この考案はピボツト軸4の取付台3に
対する取付け構造に工夫を加えることにより上記
の問題点を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決する手段として、この考案
はガード11に設けた窓穴12からフツク13の
一部を突出せしめ、ガード11の内部において上
記フツク13のピボツト軸14を対向一対の取付
台15に回転自在に取付け、フツク13のロツク
爪16を熱板17の一部に係脱自在に掛け、ピボ
ツト軸14に挿通したコイルばね18によりフツ
ク13をロツク方向に附勢した調理器具のロツク
装置において、 上記取付台15の対向内面に軸受段部19を形
成し、軸受段部19の窓孔12側の端部に前方規
制壁20、軸受段部19の外方に軸端規制壁2
1、前方及び軸端両規制壁20,21間に上方規
制壁22を形成し、 コイルばね18をガード11内方へ引出して係
合部23を形成し、 両取付台15の中間にばね受け台24を設け、
そのばね受け台24に上記の係合部23をガード
11の底面と平行に保持する案内面25′を形成
するとともに、その案内面25′の窓穴12側に
段差26′を介してばね受け段部26を形成した
構成としたものである。
〔作用〕
フツク13を取付ける場合は、コイルばね18
の係合部23をばね受け台24の内部に嵌入した
のち、フツク13の先端をガード11の内側から
その窓穴12に挿入し、案内面25′によりガー
ド11の底面と平行に保持せしめ、その状態でフ
ツク13をガード11の外向きに押してピボツト
軸14を軸受段部19上を滑らせる。
ピボツト軸14が前方規制壁20に当たつた状
態で、コイルばね18の係合部23がばね受け段
部26に係合する。
これによつて、ピボツト軸14は軸受段部1
9、前方、軸端及び上方の各規制壁20,21,
22によつて囲まれるともに、後方への移動はコ
イルばね18の係合部23がばね受け台24のば
ね受け段部26に係合することにより規制され、
回転方向の自由度のみが残ることになる。またコ
イルばね18により通常の状態においてはロツク
爪16がガード11の一部に係合し、ガード11
と熱板17とを一体に連結する。ガード11の外
部に突出したフツク13の先端部を操作すると、
ロツク爪16がガード11から外れ、熱板17と
ガード11が分離される。
〔実施例〕
図面に示す実施例の調理具は、円形ホツトプレ
ートであり、第1図に示すように、リング状のプ
ラスチツク製ガード11と、その内周に沿つて嵌
入される全体として円盤形の熱板17およびその
蓋30とからなるものである。
上記のガード11の周壁の一個所には、第1図
および第2図に示すように、底壁側で片寄つた位
置に窓穴12が形成され、その窓穴12内面の両
側辺から底壁にわたり対向一対の取付台15,1
5が設けられている。
各取付台15は、対向内面側に設けられる内側
板31と、その外側に設けられる外側板32とか
ら成り、内側板31のガード11内方の端部から
中央部分にわたる範囲が一段低く形成され、その
上端面が軸受段部19を形成している。また、内
側板31の中央部分に軸受段部19から立上がつ
た前方規制壁20が形成されている。
上記の外側板32の内面は軸端規制壁21にな
つており、その軸端規制壁21と前記の前方規制
壁20との間に上方規制壁22を形成している。
この上方規制壁22は、軸受段部19の上方にピ
ボツト軸14の直径に相当する間隔をおいて形成
される。
フツク13は対向一対のボス部33を有し、そ
のボス部33間にピボツト軸14が挿通される。
またピボツト軸14には、コイルばね18が挿通
される。このコイルばね18は、中間部分がガー
ド11内方に引出されコの字形に屈曲した係合部
23を形成している。コイルばね18の両端部
は、両ボス部33間に形成された壁34に当た
る。また、上記の壁34の上方にロツク爪16が
形成される(第1図参照)。
前記の両取付台の中間において、取付台15の
ガード11内方端より若干更にガード11の内方
へ寄つた位置に、ばね受け台24が形成されてい
る。このばね受け台24は、前記コイルばね18
の係合部23をガード11の底面と平行方向に挿
通する穴25を有する。穴25の上面は、ガード
11の底面と平行な案内面25′となつている。
またその案内面25′の窓孔12側に段差26′を
介してばね受け段部26が形成されている。
上記のフツク13は、ピボツト軸14およびコ
イルばね18を挿通した状態で、コイルばね18
の係合部23をばね受け台24の穴25に通し
(第3図二点鎖線参照)、同時にピボツト軸14を
軸受段部19に載せた状態でフツク13を窓孔1
2にその内側からガード11の外方向きに押す。
そうすると、第4図の二点鎖線で示すようにフツ
ク13の先端部がガード11の窓穴12から外方
へ突出する。ピボツト軸14の両端部が前方規制
壁20に当たつた状態でコイルばね18の係合部
23が穴25から抜け出し、それ自体の弾性によ
つてばね受け段部26に落ち込む。いいかえれ
ば、係合部23の長さはピボツト軸14が前方規
制壁20に当たつた状態で穴25から抜け出し、
ばね受け段部26に落ち込む長さに形成される。
一方、熱板17の下面には、ロツク板35がビ
ス36によつて取付けられ、その先端にロツク爪
16の傾斜面37に当接するわん曲部38が形成
されている。わん曲部38は傾斜面37をその上
から押下げることにより、フツク13にピボツト
軸14まわりのトルクを生ぜしめ、フツク13を
第5図に示すように若干後方に回動させる。わん
曲部38が傾斜面37の下方へ滑り降りると、フ
ツク13がコイルばね18の弾性によつて復帰
し、ロツク爪16がロツク板35の先端に係合す
る(第1図参照)。
以上述べたロツク装置とほぼ中心対象の位置に
おいて、熱板17に自動温度調節器差込み用の端
子カバー39が設けられ、この端子カバー39を
ガード11に設けた窓穴40を通すことにより、
この部分において熱板17をガード11に係合す
るようになつている。感熱棒41を有する自動温
度調節器42′は上記の端子カバー39に挿入さ
れる。
また、上記の端子カバー39の下面には脚42
が突設され、その脚42はガード11の脚カバー
43に通され、脚42の下面に取付けたゴムピー
ス44が着床する。また端子カバー39以外の部
分においては、脚42が断熱リング45を介して
ビス46によつて取付けられ、上記の場合と同様
にガード11の脚カバー43に通され、その下面
に取付けたゴムピース44が着床するようになつ
ている。ゴムピース44は脚カバー43より幾分
下方に突出しているので、熱板17がゴムピース
44によつて支持され、ガード11は窓穴12及
び40の部分においてフツク13および端子カバ
ー39上に載ることにより熱板17に支持され
る。
この考案の実施例に係るホツトプレートは以上
のように構成される。次にその作用について説明
する。
まず、フツク13を取付けるには、コイルばね
18の係合部23をばね受け台24の穴25に通
したのち(第3図参照)、フツク13を外方に押
出し、ピボツト軸14を前方規制壁20に当てる
と、係合部23がばね受け台24のばね受け段部
26に係合し、フツク13の後退を阻止する。こ
れによつてピボツト軸14は上下方向、前後方向
及び軸方向の自由度が規制され、回転の自由度の
みをもつことになる。
次に、熱板17とガード11を結合するには、
熱板17の端子カバー39をガード11の一方の
窓穴40に挿入するとともに、ロツク板35のわ
ん曲部38をロツク爪16の傾斜面37上に載
せ、その状態から、熱板17を下方に押すと、フ
ツク13が第5図に示すように傾くとともにゴム
ピース44が着床し、以後圧縮変形を受ける。
ロツク爪16がロツク板35に係合したのち熱
板17を押圧する力を除くと、ゴムピース44が
復元し、ガード11が端子カバー39とフツク1
3の部分において持上げられ、吊持ち状態にな
る。
また、上記の状態からガード11と熱板17を
分離する場合は、フツク13の先端部を第1図の
二点鎖線で示すように押下げると、フツク13が
ピボツト軸14のまわりで回転し、ロツク爪16
がロツク板35から外れ、ロツクが解除される。
〔効果〕
以上のように、この考案はピボツト軸14を支
持するために、取付台15に軸受段部19、前方
規制壁20、軸端規制壁21、上方規制壁22に
より規制するとともに、後方についてはばね受け
台24にコイルばね18の係合部23を係合する
ことによつて規制するようにしたものであるか
ら、ガード11の内方から外方に向かつてフツク
13及びそのピボツト軸14を移動することによ
り所定位置に挿入することができる。
したがつて、この考案によれば取付け作業の際
に特殊な治具を必要とせず、迅速に取付けること
ができる。また、取付台の側方に取付けのための
スペースを必要としないメリツトもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るホツトプレートの断面
図、第2図は同上の一部分解斜視図、第3図およ
び第4図はフツク取付け時の一部を示す断面図、
第5図は熱板取付け時の一部を示す拡大断面図、
第6図は従来例のフツク取付け部分を示す平面図
である。 11……ガード、12……窓穴、13……フツ
ク、14……ピボツト軸、15……取付台、16
……ロツク爪、17……熱板、18……コイルば
ね、19……軸受段部、20……前方規制壁、2
1……軸端規制壁、22……上方規制壁、23…
…係合部、24……ばね受け台、25……穴、2
6……ばね受け段部、35……ロツク板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガード11に設けた窓穴12からフツク13の
    一部を突出せしめ、ガード11の内部において上
    記フツク13のピボツト軸14を対向一対の取付
    台15に回転自在に取付け、フツク13のロツク
    爪16を熱板17の一部に係脱自在に掛け、ピボ
    ツト軸14に挿通したコイルばね18によりフツ
    ク13をロツク方向に附勢した調理器具のロツク
    装置において、 上記取付台15の対向内面に軸受段部19を形
    成し、軸受段部19の窓穴12側の端部に前方規
    制壁20、軸受段部19の外方に軸端規制壁2
    1、前方及び軸端両規制壁20,21間に上方規
    制壁22を形成し、 コイルばね18をガード11内方へ引出して係
    合部23を形成し、 両取付台15の中間にばね受け台24を設け、
    そのばね受け台24に上記の係合部23をガード
    11の底面と平行に保持する案内面25′を形成
    するとともに、その案内面25′の窓穴12側に
    段差26′を介してばね受段部26を形成したこ
    とを特徴とする調理器具のロツク装置。
JP12527585U 1985-08-13 1985-08-13 Expired JPH034185Y2 (ja)

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JPS6233732U JPS6233732U (ja) 1987-02-27
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