JPH0341820Y2 - - Google Patents

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JPH0341820Y2
JPH0341820Y2 JP1985112358U JP11235885U JPH0341820Y2 JP H0341820 Y2 JPH0341820 Y2 JP H0341820Y2 JP 1985112358 U JP1985112358 U JP 1985112358U JP 11235885 U JP11235885 U JP 11235885U JP H0341820 Y2 JPH0341820 Y2 JP H0341820Y2
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pipe
diameter
dense
conveyance
air
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JP1985112358U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンクリート吹き付け用搬送管路にお
けるエア混合機構に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
コンクリート(モルタルを含む以下同じ)の吹
付け方法は大別すると湿式法と乾式法とがあり、
湿式法のひとつとして、ウエツトミツクスした吹
付け材料をポンプ圧送し、吹付けノズルより手前
の搬送管路で圧縮エアを添加する方法がある。こ
の方法は、エア搬送による湿式法に比べ圧送距離
が延び、乾式法の比べ粉塵の発生が少ない利点が
有ることから汎用される傾向にある。そして、こ
の湿式エア搬送工法用のエア添加機構として、従
来では一般に、ポンプからの搬送管路と吹付けノ
ズルへの管路との間に筒状体を介在接続し、その
筒状体に細径ノズル管を分岐し、圧縮エア供給源
からのホースと接続する構造が用いられていた。
しかし、この構造は、筒状体を通る吹付け材料
に圧縮エアを添加する方式であり、吹付け材料は
筒状体までポンプ圧で濃密状ないし塊状で圧送さ
れているので、細径ノズル管から圧縮エアを添加
しても、吹付け材料と十分な混合状態を得にく
く、吹付け材料が十分に分散されぬまま圧送さ
れ、圧送抵抗が大きい。そのため、吹付けノズル
に到る前に失速して搬送管路を閉塞させたり、あ
るいは圧縮エアの多い部分と少ない部分が生まれ
て、いわゆる息付き現象が生ずるなどの問題があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は従来の問題点を解決するために研究し
て考案されたもので、その目的とするところは、
閉塞や息付きが生じにくく、円滑な吹付けを行う
ことができる構造簡易なエア混合機構を提起する
ことにある。
この目的を達成するため本考案は、コンクリー
ト湿式エア搬送上の発想を転換し、従来と逆に、
本流としての圧縮エア流中に、ポンプ圧送された
濃密ウエツトミツクス材料を添加混合することで
気流搬送に移行させるようにたもので、すなわ
ち、湿式ポンプと吹付けノズル間の搬送路に介在
され、ポンプ圧送されてくる濃密状ウエツトミツ
クス材料を気流搬送に移行させるためのエア混合
機構であつて、該エア混合機構が、先端に吹付け
ノズルへの気流搬送ホースを接続し後端に相対的
に細径の圧縮エアホースを接続した太径混合管
と、該太径混合管とほぼ同径をなし太径混合管の
中間部に斜めに連設され後端がポンプからの濃密
搬送管路に接続される濃密材料管とを備え、太径
混合管中を本流として流れる圧縮エア流に濃密ウ
エツトミツクス材料を合流、混合させるように構
成したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1は
圧縮エアホース、2はウエツトミツクス材料の濃
密搬送管路であり、鋼管などの剛性管またはゴム
ホースなどからなつている。
3は本考案で特徴とする太径混合管であり、圧
縮エアホース1より径が大きく、濃密搬送管路2
とほぼ同径に構成されている、太径混合管3は後
端が閉止され、ここに圧縮エアホース1に対する
接続部4が連結されており、先端側には、吹付け
ノズル5に到る気流搬送用ホース6が接続されて
いる。
さらに、前記太径混合管3の長手方向中間部に
は、前記濃密搬送管路2に対する濃密材料管7が
斜状に連結されている。
図示しないが、濃密搬送管路2はダブルピスト
ン式、あるいはスクイーズなど任意のタイプのポ
ンプに接続され、圧縮エアホース1はコンプレツ
サなどの供給源に接続される。
本考案は上記のような構成からなるので、ポン
プを駆動して任意配合のウエツトミツクス状吹付
け材料を濃密搬送管路2に圧送すると共に、供給
源から圧縮エアホース1に所定圧、所定量の圧縮
エアを供給するもので、圧縮エアは細いエアホー
ス1から太径混合管3の後端に送給され、太径混
合管3を通つてこれとほぼ同径の気流搬送用ホー
ス6に吐出される 太径混合管3は容積が大きく、ここに圧縮エア
が本流として通過しているので、濃密搬送管路2
で圧送されてきた濃密なウエツトミツクス材料は
濃密材料管7から太径混合管中に吸い込まれるか
たちで送入され、送入と同じにボリユームの大き
な圧縮エア流と遭遇することにより攪はん混合さ
れ、程好く分散される。
そのためウエツトミツクス材料は十分に浮力が
与えられた状態となつて太径混合管3の先端から
吐出され、圧送抵抗の小さい高速流となつて吹付
けノズル5へと送られ、施工面に噴射される。
したがつて、混合域やそれより前方での閉塞が
生じにくく、また単位容積当たりの圧縮エア量が
平均化するため、吹付けノズル5からの噴射状態
が安定し、この種吹付けで不都合な息付きが防止
されるものである。
なお、本考案は、圧縮エアホースと供給源を結
ぶ回路に、流量定値制御弁を設け、あるいは、こ
れの供給側に調圧弁を設け、さらには流量定値制
御弁の出口側に圧力センサーを設けるなどの構成
を採用してもよく、これらの回路構成を併用する
ときには圧縮エア量が吹付け材料の圧送状態と的
確にマツチされるので、より安定した吹付けを行
うことができる。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によるときには、湿式ポン
プと吹付けノズル間の搬送路に介在され、ポンプ
圧送されてくる濃密状ウエツトミツクス材料を気
流搬送に移行させる場合に、エア混合機構が、先
端に吹付けノズルへの気流搬送ホース6を接続し
後端に相対的に細径の圧縮エアホース1を接続し
た太径混合管3と、該太径混合管3とほぼ同径を
なし太径混合管の中間部に斜めに連設され後端が
ポンプからの濃密搬送管路に接続される濃密材料
管7とを備え、太径混合管3中を本流として流れ
る圧縮エア流に濃密ウエツトミツクス材料を合
流、混合させるように構成したので、簡単な構造
でありながら、濃密状のウエツトミツクス材料と
圧縮エアとの混合性が良くなり、ウエツトミツク
ス材料に十分な浮力を与え、圧送抵抗の少ない高
速流として円滑に気流搬送し、閉塞や息付きを起
こさせずに吹き付けることができるというすぐれ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるコンクリート吹き付け
用搬送管路におけるエア混合機構の一実施例を示
す部分切欠側面図である。 1……圧縮エアホース、2……濃密搬送管路、
3……太径混合管、6……気流搬送ホース、7…
…濃密材料管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湿式ポンプと吹付けノズル間の搬送路に介在さ
    れ、ポンプ圧送されてくる濃密状ウエツトミツク
    ス材料を気流搬送に移行させるためのエア混合機
    構であつて、該エア混合機構が、先端に吹付けノ
    ズルへの気流搬送ホース6を接続し後端に相対的
    に細径の圧縮エアホース1を接続した太径混合管
    3と、該太径混合管3とほぼ同径をなし太径混合
    管の中間部に斜めに連設され後端がポンプからの
    濃密搬送管路に接続される濃密材料管7とを備
    え、太径混合管3中を本流として流れる圧縮エア
    流に濃密ウエツトミツクス材料を合流、混合させ
    るように構成したことを特徴とするコンクリート
    吹き付け用搬送管路におけるエア混合機構。
JP1985112358U 1985-07-24 1985-07-24 Expired JPH0341820Y2 (ja)

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JP1985112358U JPH0341820Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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JP1985112358U JPH0341820Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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JPS6220667U JPS6220667U (ja) 1987-02-07
JPH0341820Y2 true JPH0341820Y2 (ja) 1991-09-02

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ID=30993158

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JP1985112358U Expired JPH0341820Y2 (ja) 1985-07-24 1985-07-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145560U (ja) * 1981-03-11 1982-09-13

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JPS6220667U (ja) 1987-02-07

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