JPH0341694B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341694B2 JPH0341694B2 JP60160416A JP16041685A JPH0341694B2 JP H0341694 B2 JPH0341694 B2 JP H0341694B2 JP 60160416 A JP60160416 A JP 60160416A JP 16041685 A JP16041685 A JP 16041685A JP H0341694 B2 JPH0341694 B2 JP H0341694B2
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- JP
- Japan
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- arms
- slit
- expansion plug
- end part
- vertical hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 239000004566 building material Substances 0.000 claims abstract description 14
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 6
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 6
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
- F16B13/06—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
- F16B13/061—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve of the buckling type
Landscapes
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ボードや中空壁及び中実建材のいず
れにも取付け物を固定することのできる拡張栓で
あつて、雌ねじ山又は複数の内向きリブをもつた
縦孔を有する軸部と、該軸部を起点として軸方向
に延びる2つのアームと、該両アームを統合して
いて縦孔を有するヘツド部とから成つており、該
ヘツド部にフランジと回動防止手段とを設けた形
式のものに関する。
れにも取付け物を固定することのできる拡張栓で
あつて、雌ねじ山又は複数の内向きリブをもつた
縦孔を有する軸部と、該軸部を起点として軸方向
に延びる2つのアームと、該両アームを統合して
いて縦孔を有するヘツド部とから成つており、該
ヘツド部にフランジと回動防止手段とを設けた形
式のものに関する。
[従来の技術]
前記形式の拡張栓は多数公知であり、該拡張栓
は中空壁においても中実建材においても使用でき
るようになつている。概してこのような拡張栓は
2つ以上のアームを有している。これらのアーム
の捩り剛さは小さいので、固定ねじを軸部の縦孔
内へねじ込む際に捩れが生じ、この捩れがアーム
相互を重ね合わせることによつて膨出部が形成さ
れることになる。膨出部の形成を均等にするため
にはおおむね拡張栓のためのプラスチツク材料を
著しく軟質に選ぶことが必要である。このように
軟質プラスチツク材料を使用することによつて固
定ねじを軸部の縦孔内で捩り過ぎになり易く、取
付け物を固定するためにごくわずかな緊締モーメ
ントしか得ることができない。また他面におい
て、拡張栓を中実建材において使用する場合はプ
ラスチツク材料が軟質であるため、高い保持力が
得られないという欠点がある。それのみならず
に、軟質プラスチツクの流れ特性が比較的好まし
くないので、かかる拡張栓の耐用寿命は、固定部
材に高い経費をかけた割には不十分である。
は中空壁においても中実建材においても使用でき
るようになつている。概してこのような拡張栓は
2つ以上のアームを有している。これらのアーム
の捩り剛さは小さいので、固定ねじを軸部の縦孔
内へねじ込む際に捩れが生じ、この捩れがアーム
相互を重ね合わせることによつて膨出部が形成さ
れることになる。膨出部の形成を均等にするため
にはおおむね拡張栓のためのプラスチツク材料を
著しく軟質に選ぶことが必要である。このように
軟質プラスチツク材料を使用することによつて固
定ねじを軸部の縦孔内で捩り過ぎになり易く、取
付け物を固定するためにごくわずかな緊締モーメ
ントしか得ることができない。また他面におい
て、拡張栓を中実建材において使用する場合はプ
ラスチツク材料が軟質であるため、高い保持力が
得られないという欠点がある。それのみならず
に、軟質プラスチツクの流れ特性が比較的好まし
くないので、かかる拡張栓の耐用寿命は、固定部
材に高い経費をかけた割には不十分である。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の課題は、冒頭に述べた形式のボードや
中空壁にも、また中実建材にも共に取付け物を固
定することのできる拡張栓を改良して、高分子重
合体から成る比較的高強度のプラスチツクの使用
を可能にし、ひいては特に中実建材における保持
力を一層高めるように構成することである。
中空壁にも、また中実建材にも共に取付け物を固
定することのできる拡張栓を改良して、高分子重
合体から成る比較的高強度のプラスチツクの使用
を可能にし、ひいては特に中実建材における保持
力を一層高めるように構成することである。
[課題を解決するための手段]
前記課題を解決する本発明の構成手段は、両ア
ームに横断面輪郭が中央範囲で厚肉化により楕円
形を形成しており、該楕円形が軸部寄りとヘツド
部寄りで徐々に円形に移行しており、前記両アー
ムの互いに対面している両側面がスリツトによつ
て離隔され、該スリツトの内法幅が前記楕円形の
長軸寸法と短軸寸法との差に等しく、アームのス
リツト両側面がヘツド部の縦孔の内周壁母線の延
長線上に複数の縦条溝を有している点にある。
ームに横断面輪郭が中央範囲で厚肉化により楕円
形を形成しており、該楕円形が軸部寄りとヘツド
部寄りで徐々に円形に移行しており、前記両アー
ムの互いに対面している両側面がスリツトによつ
て離隔され、該スリツトの内法幅が前記楕円形の
長軸寸法と短軸寸法との差に等しく、アームのス
リツト両側面がヘツド部の縦孔の内周壁母線の延
長線上に複数の縦条溝を有している点にある。
[作用]
本発明による拡張栓をボードや中空壁等に取付
け物を固定するために用いる場合には、固定ねじ
を軸部の縦孔内にねじ込むことによつて、拡張栓
の両アームを半径方向に意図的に座屈させつつ拡
張栓は軸方向に折り合わされる。この場合、ボー
ドの背面側では対応支承部として作用する支持部
が生じるので、取付け物をボードに固定するため
の緊定作用が得られる。アームを、その中央範囲
で最も強く際立つた楕円形に構成したことによつ
て、拡張栓を折り合わせる際に、座屈を助成する
半径方向に作用する分力が得られる。
け物を固定するために用いる場合には、固定ねじ
を軸部の縦孔内にねじ込むことによつて、拡張栓
の両アームを半径方向に意図的に座屈させつつ拡
張栓は軸方向に折り合わされる。この場合、ボー
ドの背面側では対応支承部として作用する支持部
が生じるので、取付け物をボードに固定するため
の緊定作用が得られる。アームを、その中央範囲
で最も強く際立つた楕円形に構成したことによつ
て、拡張栓を折り合わせる際に、座屈を助成する
半径方向に作用する分力が得られる。
本発明による拡張栓を中実建材において使用す
る場合には、拡張栓は、軸部外径及びヘツド部の
外径に等しい内径のボアホール内に打込まれる。
この場合、アームの楕円形の厚肉部はボアホール
の内径に緊縮される。この緊縮によつてスリツト
は挟搾され、しかもスリツトの内法幅を適正に寸
法決めしたことによつてアームの中央範囲ではス
リツト両側面が接触することになる。このスリツ
トの狭搾化に基づいて、固定ねじをねじ込む際
に、このねじ込みに応じて拡張栓の材料が押しの
けられかつボアホール内に楔止されることにな
る。これと相俟つて、両アームのスリツト両側面
においてヘツド部の縦孔を起点として設けた縦条
溝は、狭搾したねじ通路を形成し、該ねじ通路は
固定ねじをガイドするために役立ち、かつ拡張栓
材料内への固定ねじのセルフ・タツピングを容易
にする。このねじ通路は、固定ねじの先端を軸部
の縦孔内へガイドすることを保証する。スリツト
の挟搾化によつて本発明による拡張栓は、実質的
に中実建材専用に設計された公知の拡張栓と同様
の形式で中実建材内で作用することができる。拡
張栓をボードや中空壁に定着させるためにはアー
ムの捩れによる膨出部の形成は必要ではなく、た
だ座屈しか必要でないので、拡張栓は高強度のプ
ラスチツクから製作することができるので、中実
建材内においても高い保持力を得ることができ
る。
る場合には、拡張栓は、軸部外径及びヘツド部の
外径に等しい内径のボアホール内に打込まれる。
この場合、アームの楕円形の厚肉部はボアホール
の内径に緊縮される。この緊縮によつてスリツト
は挟搾され、しかもスリツトの内法幅を適正に寸
法決めしたことによつてアームの中央範囲ではス
リツト両側面が接触することになる。このスリツ
トの狭搾化に基づいて、固定ねじをねじ込む際
に、このねじ込みに応じて拡張栓の材料が押しの
けられかつボアホール内に楔止されることにな
る。これと相俟つて、両アームのスリツト両側面
においてヘツド部の縦孔を起点として設けた縦条
溝は、狭搾したねじ通路を形成し、該ねじ通路は
固定ねじをガイドするために役立ち、かつ拡張栓
材料内への固定ねじのセルフ・タツピングを容易
にする。このねじ通路は、固定ねじの先端を軸部
の縦孔内へガイドすることを保証する。スリツト
の挟搾化によつて本発明による拡張栓は、実質的
に中実建材専用に設計された公知の拡張栓と同様
の形式で中実建材内で作用することができる。拡
張栓をボードや中空壁に定着させるためにはアー
ムの捩れによる膨出部の形成は必要ではなく、た
だ座屈しか必要でないので、拡張栓は高強度のプ
ラスチツクから製作することができるので、中実
建材内においても高い保持力を得ることができ
る。
[実施態様]
本発明の有利な実施態様によればアームの中央
範囲に、スリツト平面内で延びる横孔状の横断弱
化部が配設されている。
範囲に、スリツト平面内で延びる横孔状の横断弱
化部が配設されている。
中実の建築ブロツク材における定着にはほとん
ど悪影響のない横断面弱化部によつて、自由空間
内への拡開時の座屈部位が予め規定されている。
従つて、座屈を可能にするためには、固定ねじを
介して軸部内に導入される僅かな引張り力をかけ
るだけで十分である。このような付加的な座屈手
段は、特にプラスターボードで拡張栓を使用する
場合に有利である。それというのは、このような
ボードにおいてはヘツド部がごく小さなトルクし
か吸収することができないからである。
ど悪影響のない横断面弱化部によつて、自由空間
内への拡開時の座屈部位が予め規定されている。
従つて、座屈を可能にするためには、固定ねじを
介して軸部内に導入される僅かな引張り力をかけ
るだけで十分である。このような付加的な座屈手
段は、特にプラスターボードで拡張栓を使用する
場合に有利である。それというのは、このような
ボードにおいてはヘツド部がごく小さなトルクし
か吸収することができないからである。
本発明の有利な実施態様、すなわち両アームと
軸部との繋ぎ範囲に、スリツト平面に対して直角
に延びて横断面を弱化させるノツチを配設するこ
と、によつて本発明の拡張栓の座屈能を一層改善
することが可能になる。
軸部との繋ぎ範囲に、スリツト平面に対して直角
に延びて横断面を弱化させるノツチを配設するこ
と、によつて本発明の拡張栓の座屈能を一層改善
することが可能になる。
[実施例]
次に図面に基づき本発明の実施例を詳説する。
拡張栓1は、内向きリブ4をもつた縦孔3を有
する軸部2と、該軸部2を起点として軸方向に延
びる2つのアーム5と、該両アームを統合したヘ
ツド部6とから成つている。ヘツド部6には、拡
張栓のボアホール素通り防止用ストツパとして直
角方向に張出したフランジ7が、また回動防止手
段として、ボアホールの壁に係合する複数の外向
きリブ8が配置されている。アーム5の中央域の
横断面輪郭は、楕円形を成しており、該楕円形は
ヘツド部6寄りと軸部2寄りで夫々円形に移行し
ている。この場合、楕円形の短軸寸法はボアホー
ルの内径にほぼ等しい。ヘツド部6から軸部2に
まで及んでいるスリツト9が両アーム5を離隔さ
せている。該スリツト9の内法幅はアーム5の最
大厚肉部10における楕円の長軸寸法と短軸寸法
の差に等しい。従つて、両アーム5はボアホール
の内径に緊縮することができる。
する軸部2と、該軸部2を起点として軸方向に延
びる2つのアーム5と、該両アームを統合したヘ
ツド部6とから成つている。ヘツド部6には、拡
張栓のボアホール素通り防止用ストツパとして直
角方向に張出したフランジ7が、また回動防止手
段として、ボアホールの壁に係合する複数の外向
きリブ8が配置されている。アーム5の中央域の
横断面輪郭は、楕円形を成しており、該楕円形は
ヘツド部6寄りと軸部2寄りで夫々円形に移行し
ている。この場合、楕円形の短軸寸法はボアホー
ルの内径にほぼ等しい。ヘツド部6から軸部2に
まで及んでいるスリツト9が両アーム5を離隔さ
せている。該スリツト9の内法幅はアーム5の最
大厚肉部10における楕円の長軸寸法と短軸寸法
の差に等しい。従つて、両アーム5はボアホール
の内径に緊縮することができる。
アーム5の座屈作用を容易にするために最大の
厚肉部10の範囲において、スリツト平面内に延
びる横孔11の形状の横断面弱化部が設けられて
いる。また別の横断面弱化部がアーム5と軸部2
との繋ぎ範囲に設けられている。この横断面弱化
部はスリツト平面に対して直角に延びる2つのノ
ツチ12によつて形成されている。固定ねじを案
内するためにアーム5のスリツト側面はヘツド部
6の縦孔13から軸部2の縦孔3にまで及ぶ夫々
1つの縦条溝14を有している。
厚肉部10の範囲において、スリツト平面内に延
びる横孔11の形状の横断面弱化部が設けられて
いる。また別の横断面弱化部がアーム5と軸部2
との繋ぎ範囲に設けられている。この横断面弱化
部はスリツト平面に対して直角に延びる2つのノ
ツチ12によつて形成されている。固定ねじを案
内するためにアーム5のスリツト側面はヘツド部
6の縦孔13から軸部2の縦孔3にまで及ぶ夫々
1つの縦条溝14を有している。
第2図に示したように取付け物15をボード1
6に固定する場合には、固定ねじ17を軸部2の
縦孔3内にねじ込むことによつて軸部2はボード
16の背面の方に引寄せられる。その際、アーム
5は座屈部位で半径方向に折曲しかつ軸線方向に
折量まれる。この場合、ボードの背面側には広い
面積の対応受け部が生じる。この対応受け部は軟
質の多孔性のボード、例えばプラスターボードに
おいても高い保持力を有している。
6に固定する場合には、固定ねじ17を軸部2の
縦孔3内にねじ込むことによつて軸部2はボード
16の背面の方に引寄せられる。その際、アーム
5は座屈部位で半径方向に折曲しかつ軸線方向に
折量まれる。この場合、ボードの背面側には広い
面積の対応受け部が生じる。この対応受け部は軟
質の多孔性のボード、例えばプラスターボードに
おいても高い保持力を有している。
第3図には拡張栓1をアンカー止めによつて中
実建材内に定着させた状態が示されている。軸部
外径及びヘツド部外径に等しい内径のボアホール
19内に拡張栓1を打込んだ場合、両アーム5は
厚肉部10に基づいて、アーム5のスリツト側面
が中央範囲において接触し合うまで緊縮される。
これによつて軸部2の縦孔3及びヘツド部6の縦
孔13において狭搾部が生じ、該狭搾部によつて
固定ねじ17をねじ込む際に拡張栓の材料の押し
のけと楔止め作用が可能なる。両方の縦条溝14
によつて両アーム5のスリツトの両側面に形成さ
れたねじ通路は、固定ねじ17が軸部2の縦孔3
内へ侵入するまで固定ねじ17を案内するために
役立つ。
実建材内に定着させた状態が示されている。軸部
外径及びヘツド部外径に等しい内径のボアホール
19内に拡張栓1を打込んだ場合、両アーム5は
厚肉部10に基づいて、アーム5のスリツト側面
が中央範囲において接触し合うまで緊縮される。
これによつて軸部2の縦孔3及びヘツド部6の縦
孔13において狭搾部が生じ、該狭搾部によつて
固定ねじ17をねじ込む際に拡張栓の材料の押し
のけと楔止め作用が可能なる。両方の縦条溝14
によつて両アーム5のスリツトの両側面に形成さ
れたねじ通路は、固定ねじ17が軸部2の縦孔3
内へ侵入するまで固定ねじ17を案内するために
役立つ。
第1図は本発明による拡張栓を示す図、第2図
は本発明による拡張栓によつてボードに取付け物
を固定している状態を示す図、第3図は本発明に
よる拡張栓によつて中実建材に取付け物を固定し
ている状態を示す図である。 1……拡張栓、2……軸部、3……縦孔、4…
…内向きリブ、5……アーム、6……ヘツド部、
7……フランジ、8……外向きリブ、9……スリ
ツト、10……厚肉部、11……横孔、12……
ノツチ、13……縦孔、14……縦条溝、15…
…取付け物、16……ボード、17……固定ね
じ、18……中実建材、19……ボアホール。
は本発明による拡張栓によつてボードに取付け物
を固定している状態を示す図、第3図は本発明に
よる拡張栓によつて中実建材に取付け物を固定し
ている状態を示す図である。 1……拡張栓、2……軸部、3……縦孔、4…
…内向きリブ、5……アーム、6……ヘツド部、
7……フランジ、8……外向きリブ、9……スリ
ツト、10……厚肉部、11……横孔、12……
ノツチ、13……縦孔、14……縦条溝、15…
…取付け物、16……ボード、17……固定ね
じ、18……中実建材、19……ボアホール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボードや中空壁及び中実建材18のいずれに
も取付け物を固定することのできる拡張栓1であ
つて、雌ねじ山又は複数の内向きリブ4をもつた
縦孔3を有する軸部2と、該軸部2を起点として
軸方向に延びる2つのアーム5と、該両アームを
統合していて縦孔13を有するヘツド部6とから
成つており、該ヘツド部6にフランジ7と回動防
止手段8とを設けた形式のものにおいて、両アー
ム5の横断面輪郭が中央範囲で厚肉化により楕円
形を形成し、該楕円形が軸部2寄りとヘツド部6
寄りで徐々に円形に移行しており、前記両アーム
5の互いに対面している両側面がスリツト9によ
つて離隔され、該スリツト9の内法幅が前記楕円
形の長軸寸法と短軸寸法との差に等しく、アーム
5のスリツト両側面がヘツド部6の縦孔13の内
周壁母線の延長線上に複数の縦条溝14を有して
いることを特徴とする、拡張栓。 2 両アーム5と中央範囲に、スリツト平面内で
延びる横断面弱化部が横孔11の形で配設されて
いる、特許請求の範囲第1項記載の拡張栓。 3 両アーム5と軸部2との繋ぎ範囲に、スリツ
ト平面に対して直角に延びて横断面を弱化させる
ノツチ12が配設されている、特許請求の範囲第
1項記載の拡張栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3426994.0 | 1984-07-21 | ||
DE19843426994 DE3426994A1 (de) | 1984-07-21 | 1984-07-21 | Duebel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138208A JPS6138208A (ja) | 1986-02-24 |
JPH0341694B2 true JPH0341694B2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=6241263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16041685A Granted JPS6138208A (ja) | 1984-07-21 | 1985-07-22 | 拡張栓 |
Country Status (19)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4642009A (ja) |
EP (1) | EP0169335B1 (ja) |
JP (1) | JPS6138208A (ja) |
AT (1) | ATE32933T1 (ja) |
AU (1) | AU549378B2 (ja) |
BR (1) | BR8503454A (ja) |
CA (1) | CA1254778A (ja) |
DD (1) | DD237534A5 (ja) |
DE (1) | DE3426994A1 (ja) |
DK (1) | DK161403C (ja) |
ES (1) | ES287502Y (ja) |
FI (1) | FI81434C (ja) |
GR (1) | GR851363B (ja) |
HU (1) | HU193783B (ja) |
NO (1) | NO163791C (ja) |
PT (1) | PT80831B (ja) |
SU (1) | SU1423003A3 (ja) |
YU (1) | YU43682B (ja) |
ZA (1) | ZA855456B (ja) |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3610655A1 (de) * | 1986-03-29 | 1987-10-01 | Fischer Artur Werke Gmbh | Duebel aus kunststoff |
US4776737A (en) * | 1986-12-23 | 1988-10-11 | Phillips Plastics Corporation | Re-usable two-piece blind fastener |
DE3733621A1 (de) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Fischer Artur Werke Gmbh | Duebel aus kunststoff |
US4869629A (en) * | 1988-07-22 | 1989-09-26 | Textron Inc. | Blind fastener |
SE462602B (sv) * | 1989-01-11 | 1990-07-23 | Thorsman & Co Ab | Plugg |
DE3907593A1 (de) * | 1989-03-09 | 1990-09-20 | Adolf Wuerth Gmbh & Co Kg | Spreizduebel |
FR2667657B2 (fr) * | 1990-06-19 | 1993-07-30 | Peronnet Francoise | Cheville de scellement/verrouillage a action progressive pour utilisation de plusieurs diametres de vis. |
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