JPH0341614Y2 - - Google Patents

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JPH0341614Y2
JPH0341614Y2 JP1724885U JP1724885U JPH0341614Y2 JP H0341614 Y2 JPH0341614 Y2 JP H0341614Y2 JP 1724885 U JP1724885 U JP 1724885U JP 1724885 U JP1724885 U JP 1724885U JP H0341614 Y2 JPH0341614 Y2 JP H0341614Y2
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case
valve device
valve
bottle
coffee
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、コーヒー抽出用のケースの流出口を
開閉する弁装置を改良したコーヒー抽出器に関す
る。
[考案の技術的背景] コーヒー抽出器において、そのコーヒー抽出用
のケースにはコーヒー液流出口を開閉する弁装置
を設けて、例えばコーヒー液抽出後の掃除のため
にケースを本体から取外したとき残存せるコーヒ
ー液が流出口から滴下して床等を汚すことのない
様にしている。従来、この弁装置の弁体は、上下
方向に回動するレバーの一端側に取着され、そし
てレバーの他端側から下方に延出された操作部に
ボトルが当接してレバーが回動することによつて
弁体が流出口を開放する様に構成されている。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記従来の弁装置にあつては、
ボトルがレバーの操作部に当接する様にするため
に、操作部はケースの下面から下方に比較的長く
突出されており、このためケースを本体に対し横
方向に移動させて着脱する場合等においてその取
扱い性が悪く、又操作部が他の部材に当つて弁体
が不用意に開放作動してしまうという問題があつ
た。
[考案の目的] 本考案の目的は、弁装置を構成する部材が他の
部材に当たつて、弁装置が不用意に開放作動する
虞のないコーヒー抽出器を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、ボトルに当接されてケースの弁装置
を開放作動させる操作部材を本体に枢設すること
により、ケース側にはボトルに当接されて弁装置
を開放作動させる部分を設けずとも済む様にした
ものである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例をミル機構付きのコーヒ
ー抽出器に適用して図面に基づき説明する。
まず第2図において、1は前面を開放した角形
の本体箱であり、この本体箱1は例えば棚板2の
下面にねじ3により固定された取付金具4に取付
具5を介して吊下げ状態に取着されている。この
本体箱1内には、第3図に示す様に内箱体6を配
設固定して該本体箱1内を上下左右に四個の室、
即ちケース収納室7、水タンク収納室8、ボトル
収納室9及び機構室10に区画している。11は
機構室10内に位置するモータケース部で、これ
の内部にモータ12が配設され、ケース収納室7
の底面を貫通して上方に突出するモータ12の回
転軸12aの上端部にはかみ合いクラツチ13の
一方の爪盤14が取着されている。15はボトル
収納室9の底部に装着された加熱盤で、これには
給湯機構16を構成する電気ヒータ17及び加熱
管18が並列状態に埋設されており、加熱管18
の両端部は共にボトル収納室9の後側を通つて上
方に延長されている。そして、加熱管18の一端
部は水タンク収納室8内に着脱可能に収納した水
タンク19に連通され、他端部は第4図に示す様
にケース収納室7の右側面部に取着した給湯管2
0に連結されている。この給湯管20はケース収
納室7の右側面部のうち前後方向途中部に形成し
た前向きの壁部7aに取着されており、ケース収
納室7内に突出する前端部に下向きの出湯口(図
示せず)が形成されている。21はボトルで、上
部に着脱自在に被冠された蓋22にはコーヒー液
をボトル21内に受け入れるための受入孔22a
が形成されている。このボトル21は蓋22の受
入孔22aが左側に位置する様にしてボトル収納
室9内の加熱盤15上に着脱自在に載置されてい
る。23はコーヒー豆の粉砕用及びコーヒー液の
抽出用を兼ねるケースで、底部にろ過部材24を
装着したケース主体25と、このケース主体25
の下部に連結されろ過部材24から流下するコー
ヒー液を受ける受け器26とから成るもので、受
け器26の底面は周壁の右側に外側方に膨出する
様に形成した突出部26aに向かつて下降傾斜し
ていて、その突出部26aの底部に流出口27を
形成している。28はケース主体25の底部中央
に形成した筒部25aに回転自在に支持されたカ
ツタ軸で、その上端部にはケース主体25内に位
置する粉砕体たるカツタ29が取着され、下端部
には前記かみ合いクラツチ13の他方の爪盤30
が取着されている。31はケース23の上部に着
脱自在に被冠した蓋兼用の湯拡散体で、これには
中央部及び外周部に夫々複数個の注湯口32が形
成されていると共に、中央部から径方向外側に伸
びる湯案内路33を形成し、この湯案内路33の
突出端後側に第4図に示すような挿入口34を切
欠形成している。そして、この湯拡散体31の上
面をこれに取着したカバー35により覆つてい
る。この様な湯拡散体31を被冠したケース23
はケース収納室7の底部に着脱可能に取付けられ
る。このケース23の取付けはバヨネツト係合機
構によつてなされる。即ち、ケース収納室7の底
部にはケース23の受け部26下面に突設した環
状リブ26bが嵌合する環状凸部36が突設さ
れ、この環状凸部36の外周面に略L字形の係合
溝37が形成されている。一方、受け器26の環
状リブ26bの内周面には突起38が突設されて
おり、突起38を係合溝37内に挿入する様にし
て受け器26の環状リブ26bを環状凸部36の
外側に嵌合し、その上でケース23を第4図にお
いて反時計方向に回動させると、突起38が係合
溝37に係合し、これにてケース23が着脱可能
に取付けられるというものである。そして、突起
38を係合溝37に係合させるためのケース23
の回動によつて、前記給湯管20が湯拡散体31
の湯案内路33の突出端内側にその挿入口34を
通じて挿入され、又受け器26の流出口27を有
した突出部26aがケース収納室7の底面にボト
ル収納室9と連通する様に形成した開口部39を
通じてボトル21の蓋22の受入孔22aに臨ん
だ状態となる。更に、カツタ軸28の爪盤30は
ケース23の取付けによりモータ12の爪盤14
とかみ合つて回転伝達可能な状態になされる。
而して、40はケース23の流出口27を開閉
する弁装置で、この弁装置40は第5図に示す様
に、流出口27の下方に位置され一端側に突設し
た軸部41aを受け器26の突出部26aの外底
部に上下方向に回動可能に支持された弁支持体と
しての支持部材41と、この支持部材41に突設
され流出口27を挿通して上方に突出する弁棒4
2と、この弁棒42の上端部に取着された弁体4
3と、受け器26の突出部26a及び支持部材4
1間に介在されて支持部材41を下方従つて弁体
43により流出口27を閉塞する方向に付勢する
圧縮ばね44とから構成されている。そして、支
持部材41は、弁体43が流出口27を閉鎖した
状態にあるとき、ケース23の下端と略同一高さ
位置若くしはこれよりも上方、本実施例ではケー
ス23の下端よりも上方に位置するように構成さ
れている。かる支持部材41は、第6図に示す様
に略舟形の容器状をなし、その底面はケース23
のケース収納室7に対する着脱操作方向たる前後
方向に傾斜、具体的には中央部から前後両側に向
かつて上方に湾曲している。又、この支持部材4
1には弁棒42の周りに位置して複数個の透孔4
5を形成している。一方、第1図において、46
は弁装置40の操作部材としてのレバーで、この
レバー46の一端部はケース収納室7とボトル収
納室9とを連通する開口部39部分に支持具47
を介して上下方向に回動可能に支持され、前方に
向かつて延びる先端部下側にはボトル収納室9内
に突出する円弧状の突出部46aを形設すると共
に、先端部に左側方に突出して弁装置40の支持
部材41の下方に位置するピン状の突出部46b
を形設している。
尚、前記機構室10の前面には第2図及び第4
図に示す様に操作パネル48が装着され、又、ケ
ース収納室7の前面開口部にはこれを開閉する扉
49が枢設されている。
次に上記構成の作用について説明する。
ケース23内にコーヒー豆を収容すると共に、
水タンク19内に水を収容し、そしてケース23
をケース収納室7内に収納して環状凸部36に取
付ると共に、水タンク19を水タンク収納室8内
に収納し、次いでボトル21をボトル収納室9内
に収納する。このボトル21の収納過程におい
て、その蓋22がレバー46の突出部46aに当
接するため、第8図の様に下方に回動した位置に
あるレバー46が上方に回動して第1図に示す様
にレバー46の突出部46bが弁装置40の支持
部材41の下面に当接しこの支持部材41を圧縮
ばね44のばね力に抗して上方に回動させ、これ
にて弁体43が流出口27を開放する。この際、
ケース23より先にボトル21がボトル収納室9
内に収納されていた場合には、ケース23をケー
ス収納室7内に収納して環状凸部36に取付ける
時の該ケース23の回動により、第7図に示す様
にボトル21の収納によつて上方に回動した状態
にあるレバー46の突出部46bに支持部材41
が当接する。支持部材41の底面は円弧状に形成
されているので、支持部材41は円滑にレバー4
6の突出部46b上に乗上げつつ上方に回動し、
これにて弁体43が流出口27を開放する。以上
の様にしてボルト21,水タンク19及びケース
23を夫々の収納室9,8及び7内に収納した状
態でモータ12を起動させると、カツタ29が回
転してケース23内のコーヒー豆を粉砕する。こ
のコーヒー豆の粉砕後、電気ヒータ17に通電す
ると、水タンク19から加熱管18内に流入した
水が加熱熱湯化されて給湯管20から湯拡散体3
1の湯案内路33内に供給される。この熱湯は湯
案内路33に案内されて湯拡散体31内に流入
し、各注湯口32からケース主体25内に流下す
る。そして、コーヒー粉を通りろ過部材24によ
りろ過されて受け器26内に流下したコーヒー液
は流出口27から流出し、そして弁棒42を伝い
降りて支持部材41の透孔45から流下し、ボト
ル21内に貯溜される。このコーヒー液の抽出
後、コーヒー液をカツプに注ぎ分けるべくボトル
21をボトル収納室9から取出すと、レバー46
が自重で下方に回動し、これに伴つて支持部材4
1が第8図に示す様に圧縮ばね44のばね力によ
り下方に回動し、これにて弁体43が流出口27
を閉塞する。このためケース23内に残存してい
るコーヒー液が流出口27から滴り落ちることは
なく、ボトル収納室9の底面がコーヒー液によつ
て汚される虞はない。又、ボトル21より先にケ
ース23をケース収納室7から取出した場合に
も、支持部材41がレバー46の突出部46bか
ら外されので、上述したと同様にして弁体43が
流出口27を閉塞し、従つてこの場合にも流出口
27からコーヒー液が滴り落ちることはなく、テ
ーブルや床等がコーヒー液によつて汚される虞は
ない。しかも、弁装置40の支持部材41は弁体
43が流出口27を閉塞した状態にあつても受け
器26の下面から下方に突出することはないの
で、ケース23をケース収納室7から取出す際に
支持部材41が他部材に当たつて上方に回動する
といつた虞がなく、従つて弁体43が不用意に流
出口27を開放することなくコーヒー液の滴下を
より確実に防止することができる。
尚、レバー46をその先端部が支持部材41の
下方に位置される様に配設すれば、突出部46b
は省略することができる。又、弁装置40の圧縮
ばね44は弁体43と受け器26の突出部26a
上面との間に配設する様にしてもよい等、実施に
当たつては本考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更することができるものである。
[考案の効果] 以上説明した様に本考案によれば、ケースの流
出口を開閉する弁装置をボトルの本体への配設に
伴つて開放作動させるための操作部材を本体側に
設ける構成としたので、弁装置側にボトルに直接
当接される部分を設ける必要がなくなり、この結
果、弁装置を構成する部材がケースから大きく突
出しないようにすることができ、ケースを本体か
ら取出す際に弁装置が他部材に当たつて不用意に
開放作動しコーヒー液が滴下するという不具合を
生ずる虞がないという優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は要部の縦断側面図、第2図は棚板に取付けた状
態で示す全体の斜視図、第3図は全体の縦断正面
図、第4図は分解したケースと共に示す斜視図、
第5図は一部破断して示す要部の拡大正面図、第
6図は弁装置の拡大斜視図、第7図はケース取付
け途中の状態で示す要部の縦断側面図、第8図は
ボトルを取外した状態で示す要部の縦断側面図で
ある。 図中、1は本体箱、2は棚板、7はケース収納
室、8は水タンク収納室、9はボトル収納室、1
0は機構室、12はモータ、16は給湯機構、1
7は電気ヒータ、18は加熱管、19は水タン
ク、20は給湯管、21はボトル、23はケー
ス、24はろ過部材、25はケース主体、26は
受け器、27は流出口、29はカツタ、31は湯
拡散体、40は弁装置、41は支持部材(弁支持
体)、42は弁棒、43は弁体、44は圧縮ばね、
45は透孔、46はレバー(操作部材)、46a,
46bは突出部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体にコーヒー粉を収容するケースを配設す
    ると共にボトルを配設し、ケース内への給湯に
    より該ケースの流出口から流出するコーヒー液
    を前記ボトル内に貯留する様にしたものにおい
    て、前記ケースに流出口を開閉する弁装置を設
    ける一方、前記本体にボトルの配設により該ボ
    トルに当接されて前記弁装置を開放作動させる
    操作部材を枢設すると共に、前記弁装置のうち
    前記操作部材により操作される部材を、弁装置
    が閉鎖状態にあるとき前記ケースの下端と略同
    一高さ位置若しくはこれよりも上方に位置する
    ように構成したことを特徴とするコーヒー抽出
    器。 2 操作部材は上下方向に回動するレバーから成
    り、このレバーにはボトルが配設される部所内
    に上方から突出する突出部と弁装置の下方に位
    置されてレバーの変位を弁装置に伝達する突出
    部とが設けられていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のコーヒー抽出
    器。 3 弁装置は、ケースに流出口の下方に位置する
    様に回動可能に支持された弁支持体と、この弁
    支持体に突設され流出口を挿通して上方に突出
    する弁棒と、この弁棒の上端部に取着された弁
    体とから成り、弁支持体には弁棒の周りに位置
    して透孔が形成されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載
    のコーヒー抽出器。 4 弁装置のうち操作部材が当接してその変位を
    受ける部分は、ケースの配設のための変位方向
    に対して傾斜していることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載のコーヒー抽出器。
JP1724885U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH0341614Y2 (ja)

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JP1724885U JPH0341614Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Publication Number Publication Date
JPS61132926U JPS61132926U (ja) 1986-08-19
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