JPH0341611Y2 - - Google Patents

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JPH0341611Y2
JPH0341611Y2 JP19561885U JP19561885U JPH0341611Y2 JP H0341611 Y2 JPH0341611 Y2 JP H0341611Y2 JP 19561885 U JP19561885 U JP 19561885U JP 19561885 U JP19561885 U JP 19561885U JP H0341611 Y2 JPH0341611 Y2 JP H0341611Y2
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JP
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container
guide passage
hole
side wall
water
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JP19561885U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、容器内の水量を表示する水量表示パ
イプと容器内と外気とを連通して該容器内の高温
蒸気を放出するようにした給湯式ポツトに関す
る。
(ロ) 従来の技術 通常、実公昭59−40927号公報の様に容器の側
壁に密着したヒ−タ−により湯沸しを行なうもの
は、主として空焚き防止のため容器内の水量を表
示する水量表示パイプを備えている。又、ヒ−タ
−による湯沸し時には容器内に高温の蒸気が発生
して各部が危険温度になつたり、容器の内圧によ
つて蓋体が飛び出す危険があるために蓋体内に蒸
気を外気中に放出する蒸気通路を設けている。
又、前記水量表示パイプは必ず上端を外気に開
放する必要があり、このために容器の側壁に開口
を設けている。
しかしながら、前記蒸気通路は容器の開口部に
臨む蓋体の下板に設けているために高温の蒸気が
いきなり侵入し蓋体内の電気部品の絶縁劣化や性
能劣化を生ずると共に蓋体の各部の温度を高めて
蓋体を持つことができなかつたり火傷を生ずる危
険があつた。
この様な危険を防止する手段として、蒸気通路
を容器の側壁に設けて放出することが考えられる
が、この場合は容器の側壁に多くの孔が穿たれ腐
蝕の原因になつたり水漏れ或は蒸気漏れの原因と
なつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、容器の側壁に通孔を穿ち、この通孔
に連結する案内通路を設けて、該通路に水量表示
パイプの上端を連結して案内通路より容器内の蒸
気及び水量表示パイプ内の蒸気を放出し、もつ
て、容器の孔数を最小限にしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、ヒーターを密着した容器と、該容器
の側壁に設けた通孔と、該通孔に連結した案内通
路と、下端を容器底部側壁に連結し上端を前記案
内通路に連結した水量表示パイプと、容器を閉塞
する蓋体とから構成する。
(ホ) 作用 本考案は、容器内に発生する蒸気を通孔より容
器の外側に流出し案内通路を経て外気中に放出す
ると共に水量表示パイプ内の蒸気を案内通路を介
して外気中に放出する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
フレーム、2は該フレームに嵌合固定した化粧カ
バー、3はフレーム1と容器4の開口部周縁とを
嵌合固定するフレームカバー、4は前記フレーム
1内に収納し上方に開口部5を設けた有底筒状の
容器で、上部側壁に外側に延設した筒状鍔6を有
する通孔7を穿設している。8は容器4の側壁に
密着した帯状のヒーター、9は一端を前記容器4
の底部側壁に連結し他端を該容器の側方の上部位
置に開口せしめた給湯パイプ、10は一側を前記
筒状鍔6に連結し上部を開口した案内パイプで、
内部に狭小部11を有する案内通路12を設け前
記通孔7と連通している。13は下端を前記容器
4の底部側壁に連結し上端を前記案内パイプ10
に連結したガラスよりなる水量表示パイプ、14
はフレーム1の下部に固定した裏板で、下面が開
口した凹所15を設けている。16は凹所15内
に配設した電動ポンプ、17は一端を前記電動ポ
ンプ16に連結し他端を前記案内パイプ10に連
結した硬質ゴムよりなる送気パイプ、18はヒー
ター8の遮熱板である。
19はスプリング20により前記フレームカバ
ー3の上面より突出する如く附勢され下面外側に
押圧杆21を有した操作釦で、その下部には前記
案内通路12内に挿通し前記狭小部11に対向せ
しめたシリコンゴムの如き材料よりなる逆椀状の
閉止部材22を固定している。23は前記案内パ
イプ10の側壁に固定したスイツチで、前記電動
ポンプ16と電源(図示せず)に接続されてい
る。
24は前記容器4の開口部5を閉塞する上板2
5と下板26とからなる着脱自在な蓋体腔内内部
に下面の一側に開口した導入口27を有し上面の
他側に開口した放出口28を有した導出通路29
を形成している。30は下板26の下面に着脱自
在に装着される中蓋で、外周縁にリング状のパツ
キング31を設けている。
次に動作について述べる。容器4内に水を入れ
ると水量表示パイプ13内の空気は案内通路12
を介して通孔7と導出通路29を通つて流出す
る。又中蓋30を装着した状態で蓋体24により
容器4の開口部5を施蓋し適当なロツク装置(図
示せず)により鎖錠する。この施蓋により中蓋3
0のパツキング31が容器4の開口部5周縁に密
着すると共に導入口27と案内パイプ10の上部
とを合致せしめ導出通路29と案内通路12を連
通せしめる。
斯して、容器4内に発生した蒸気は通孔7を経
て案内パイプ10内に流入し導出通路29を介し
て放出口28より外気中に放出されるので、その
放出時の蒸気温度が低くなり火傷の心配がない。
又、水量表示パイプ13の上部は案内通路12及
び導出通路29を介して外気と連通するため、こ
の水量表示パイプ13内に対して下方から水の流
入が円滑に行なわれる。
今、給湯のために操作釦19を押圧すると、始
めに押圧杆21がスイツチ23を押圧して電動ポ
ンプ16を駆動しさらに操作釦19を押圧すると
閉止部材22が狭小部11を閉塞し容器4内と外
気との連通を断ち送気パイプ17からの空気が案
内通路12、通孔7を介して容器4内に送入され
容器4内の圧力を高めて湯を給湯パイプ9の開口
より流出せしめる。
又、前述の給湯時に操作釦19を押圧してスイ
ツチ23を閉成した後、さらに徐々に押圧して閉
止部材22と狭小部11との隙間を変化させる構
成とすれば容器の内圧が変わり給湯量を調節する
ことができる。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、容器の通孔に連結した案
内通路と、下端を容器に連結し上端を前記案内通
路に連結した水量表示パイプを備えたものである
から、前記通孔は容器内の蒸気を放出することが
できると共に容器内への給水時における水量表示
パイプ内の空気抜きを行ない的確に給水量の表示
ができる。又、湯沸し時において発生した容器内
の蒸気及び水量表示パイプ内の蒸気は同じ案内通
路を通つて外気中に放出するため、従来の様に容
器の側壁に多数の孔を穿つ必要がない。更に、前
記案内通路には電動ポンプを駆動するスイツチの
動作と連動し外気との連通を断つ閉止部材を設け
たため、一つの閉止部材により通孔と水量表示パ
イプと送気パイプを同時に外気と遮断することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の給湯式ポツトの外観斜視図、
第2図は同じく前面の一部を破断した断面図、第
3図は部分側面断面図である。 4……容器、7……通孔、8……ヒーター、9
……給湯パイプ、12……案内通路、13……水
量表示パイプ、16……電動ポンプ、17……送
気パイプ、22……閉止部材、23……スイツ
チ、24……蓋体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上方に開口部を有し側壁にヒーターを密着し
    た有底筒状の容器と、該容器の上部側壁に設け
    た通孔及びこの通孔に連結し容器内と外気とを
    連通状態にする案内通路と、下端を前記容器の
    底部側壁に連結し上端を前記案内通路に連結し
    て前記通孔と連通した水量表示パイプと、前記
    開口部を閉塞する蓋体とからなる給湯式ポツ
    ト。 (2) 前記容器の下方には端部を前記案内通路に連
    結して前記通孔と連通した送気パイプを有する
    電動ポンプを設け、前記案内通路には電動ポン
    プを駆動するスイツチの押圧操作に連動して案
    内通路を閉塞して容器内と外気との連通を断つ
    閉止部材を設け、さらに一端を前記容器に連結
    して他端を開口した給湯パイプを設けた実用新
    案登録請求の範囲第一項に記載の給湯式ポツ
    ト。
JP19561885U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0341611Y2 (ja)

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JPS62101432U JPS62101432U (ja) 1987-06-27
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JP5142404B2 (ja) * 2009-05-19 2013-02-13 象印マホービン株式会社 電気加熱調理器

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JPS62101432U (ja) 1987-06-27

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