JPH0341286Y2 - - Google Patents

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JPH0341286Y2
JPH0341286Y2 JP12731684U JP12731684U JPH0341286Y2 JP H0341286 Y2 JPH0341286 Y2 JP H0341286Y2 JP 12731684 U JP12731684 U JP 12731684U JP 12731684 U JP12731684 U JP 12731684U JP H0341286 Y2 JPH0341286 Y2 JP H0341286Y2
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JP
Japan
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magnetic head
magnetic
head
gimbal plate
sliding surface
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JP12731684U
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JPS6145722U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気ヘツドのシールド構体に関し、詳
しくは小型・薄型のフロツピーデイスク装置
(Floppy Disk Drive)等に使用される磁気ヘツ
ドを外部磁界からシールドする構造に関するもの
である。
従来の技術 近年、コンピユータシステムの外部補助記憶装
置としては、円板シート状のフロツピーデイスク
を磁気記録媒体とするフロツピーデイスク装置
(Floppy Disk Drive;FDD)が普及している。
このフロツピーデイスク装置にはフロツピーデイ
スクのサイズに応じて8インチタイプや5.25イン
チタイプのものがあり、最近では3.5インチタイ
プのものも開発されて小型・薄型化が実現されて
いる。上記フロツピーデイスク装置は、1個或い
は2個の磁気ヘツドを使用して、回転駆動するフ
ロツピーデイスクの片面或いは両面に所望のデー
タを記録させたり、また予めフロツピーデイスク
に記録されたデータを再生させたりする。
例えば上記フロツピーデイスク装置における磁
気ヘツドの取付構造を第9図乃至第14図を参照
しながら説明する。図に示すフロツピーデイスク
装置は両面ドライブ方式のもので、フロツピーデ
イスクの両面側に2個の磁気ヘツドが設置されて
いる。即ち、第9図に示すように装置内に挿入さ
れたフロツピーデイスク1(以下単にデイスクと
称す)は所定の位置にて位置決めされてクランプ
され、ドライブモータ(図示せず)等からなるデ
イスク駆動機構によつて所定の回転数にて回転す
る。このデイスク1の両側には1対のヘツド支持
機構2,2が設けられており、このヘツド支持機
構2,2はキヤリツジ3,3の先端部に可撓性を
有するステンレス製で磁気遮蔽性のジンバルプレ
ート4,4を介して磁気ヘツド5,5が取付けら
れ、2個の磁気ヘツド5,5は対向配置した状態
で読み出し・書き込み時にデイスク1の両面に同
時に一定の圧力で接触する。上記ジンバルプレー
ト4は、第10図乃至第13図に示すように外枠
部4aと、該外枠部4aの対向する辺部と連結さ
れた内枠部4bと、外枠部4aと内枠部4bとが
連結される方向と直交する方向で上記内枠部4b
の対向する辺部と連結されたヘツド取付部4cと
からなり、このヘツド取付部4cの略中央部分に
磁気ヘツド5が固着されている。従つて上記磁気
ヘツド5は、ジンバルプレート4のXY方向いず
れに対しても傾動可能であり、このジンバルプレ
ート4を含むヘツド支持機構2に可撓性を持たせ
ることにより磁気ヘツド5をデイスク1の撓み等
によるデイスク位置の変動に追従させ、上記磁気
ヘツド5の摺動面をデイスク1に安定して接触さ
せている。ところで第14図は磁気ヘツド5のデ
イスク1への摺動面を示し、同図に示すように磁
気ヘツド5は、リードライト、イレーズ用のフエ
ライト製のコア部5a及びセラミツク部5bから
なる板材を夫々3枚重ね合わせたものに、その両
側面にセラミツク製のガード部5c,5cを固着
したものである。この磁気ヘツド5は上述の如く
第9図に示すように、デイスク1を介して対向配
置されているが、読み出し及び書き込み時に2個
の磁気ヘツド5,5及びデイスク1の両面間の相
互干渉を避けるため、磁気ヘツド5,5のコア部
5a,5a…は数トラツクずらして配置されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 前述したようにフロツピーデイスク装置は、
3.5インチタイプのものが開発されるようになり、
その小型・薄型化への傾向が著しい。そのためフ
ロツピーデイスク装置では、構造的に磁気的にノ
イズ発生源であるドライブモータ等のデイスク駆
動機構と、磁気ヘツド5,5とを近接配置せざる
を得ず、その結果上記磁気ヘツド5,5に悪影響
を及ぼしていた。即ち、磁気ヘツド5,5に、デ
イスク駆動機構が近接していると、デイスク駆動
機構から発生する外部磁界が磁気ヘツド5,5に
影響して、ヘツド特性に二次歪みが発生して波形
対称性が損なわれるという問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、
磁気ヘツドの支持機構で使用されるジンバルプレ
ートを利用して、上記磁気ヘツドを外部磁界から
シールドしようとするものである。その技術的手
段は、可撓性のジンバルプレートにより磁気ヘツ
ドを磁気記録媒体と対向させて支持し、磁気ヘツ
ドを外部磁界からシールドするものであつて、上
記磁気ヘツドの磁気記録媒体との摺動面側を、少
なくとも該摺動面が露呈するようにその他は、ジ
ンバルプレートの一部で囲繞してシールドしたも
のである。
実施例 以下に本考案に係る磁気ヘツドのシールド構体
を第9図に示す両面ドライブ方式のフロツピーデ
イスク装置に適用した実施例を第1図乃至第8図
を参照しながら説明する。第9図乃至第14図と
同一参照符号は同一物を示しその説明を省略す
る。本考案の特徴は磁気ヘツド5の支持機構に使
用されるジンバルプレート4′にある。即ち、第
1図乃至第3図に示すように上記ジンバルプレー
ト4′は、例えばパーマロイ等の強磁性体からな
り、従来と同様な外枠部4a′と、該外枠部4a′と
対向する辺部と連結された内枠部4b′と、外枠部
4a′と内枠部4b′との連結方向と直交する方向で
内枠部4b′と連結されたヘツド取付部4c′とで構
成されている。そしてさらに、ジンバルプレート
4′は、ヘツド取付部4c′の略中央部分をしぼり
加工することにより隆起部4dを形成すると共
に、該隆起部4dにヘツド取付用の穴4eを穿設
し、この穴4eに磁気ヘツド5を嵌挿して該穴4
eの周縁端部にて磁気ヘツド5の摺動面のみが露
出するように磁気ヘツド5を接着する。磁気ヘツ
ド5はヘツド取付部4c′の隆起部4dにて囲繞さ
れるようにジンバルプレート4′に取付けられ、
上記ジンバルプレート4′のXY方向いずれにも
傾動可能である。上述のようにしてジンバルプレ
ート4′に装着された磁気ヘツド5は、第4図に
示すようにフロツピーデイスク装置内に設けられ
たヘツド支持機構2,2のキヤリツジ3,3の先
端部に、磁気記録媒体であるデイスク1を介して
対向した状態で取付けられる。この2個の磁気ヘ
ツド5,5による読み出し・書き込み時には上記
ジンバルプレート4′,4′の可撓性により、磁気
ヘツド5,5をデイスク1の動きに追従させ、磁
気ヘツド5,5の摺動面をデイスク1の両面に同
時に一定の圧力で安定して接触させる。
上述したようにデータの読み出し・書き込み時
には、ジンバルプレート4′,4′により磁気ヘツ
ド5,5をその摺動面がデイスク1の両面に均一
に圧接するように支持すると共に、ドライブモー
タ等のデイスク駆動機構から発生した外部磁界が
磁気ヘツド5,5に入つた場合、該磁気ヘツド
5,5を囲繞するジンバルプレート4′,4′の隆
起部4d,4dへ外部磁界が逃げ、磁気ヘツド
5,5は上記隆起部4d,4dによりシールドさ
れる。
尚、上記実施例ではジンバルプレート4′のヘ
ツド取付部4c′の略中央部分にしぼり加工により
隆起部4dを形成し、該隆起部4dに磁気ヘツド
5の摺動面のみが露出するように磁気ヘツド5を
装着し、磁気ヘツド5の摺動面側をジンバルプレ
ート4′の隆起部4dで囲繞するが、本考案はこ
れに限定されることなく、上記磁気ヘツド5の非
摺動面側には磁気ヘツド5に巻回されているコイ
ル(図示せず)が露呈しているため、この非摺動
面側についてもシールドすれば磁気ヘツド5のシ
ールド効果はより一層向上する。そこで例えば第
5図及び第6図に示すように、パーマロイ等の強
磁性体からなる筒状体6をジンバルプレート4′
の裏面側からヘツド取付部4c′の略中央部分に固
着して磁気ヘツド5の非摺動面側を囲繞するよう
にしてもよく、更に第7図及び第8図に示すよう
に夫々一方向に連結されたヘツド取付部7a,8
aを有する2枚の枠板7,8をヘツド取付部7
a,8aの連結方向が直交するように衝合してジ
ンバルプレート4″を構成し、一方の枠板7のヘ
ツド取付部7aに形成した隆起部7bに上記実施
例と同様に磁気ヘツド5を取付けて、該磁気ヘツ
ド5の摺動面側を囲繞してシールドし、他方の枠
板8のヘツド取付部8aにしぼり加工により凹部
8bを形成してこの凹部8bにより磁気ヘツド5
の非摺動面側を囲繞してシールドするようにして
もよい。
また本考案は両面ドライブ方式のフロツピーデ
イスク装置以外の装置で、ジンバルプレートによ
り磁気ヘツドを支持するヘツド支持機構を有する
装置であれば適用可能であることは勿論である。
考案の効果 本考案によれば、磁気ヘツドを支持するための
ジンバルプレートを該磁気ヘツドの磁気シールド
と兼用したことにより、外部磁界による磁気ヘツ
ドへの悪影響を未然に防止することが可能とな
り、簡単な構造にて磁気ヘツドのシールド効果を
飛躍的に向上させることが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る磁気ヘツドの
シールド構体で使用するジンバルプレートを示す
斜視図、第2図は第1図の平面図、第3図は第2
図のA−A線に沿う断面図、第4図はジンバルプ
レートの使用状態の一例を示す側断面図、第5図
及び第6図、第7図及び第8図は本考案の他の実
施例を示すジンバルプレートの組立斜視図、断面
図である。第9図はフロツピーデイスク装置にお
ける磁気ヘツドの支持機構の一例を示す断面図、
第10図は従来のジンバルプレートの一例を示す
斜視図、第11図は第10図の平面図、第12図
は第11図のB−B線に沿う断面図、第13図は
第11図のC−C線に沿う断面図、第14図は磁
気ヘツドの摺動面を示す平面図である。 1……磁気記録媒体(フロツピーデイスク)、
4,4′,4″……ジンバルプレート、5……磁気
ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性の強磁性体からなるジンバルプレートに
    より磁気ヘツドを磁気記録媒体と対向させて支持
    し、磁気ヘツドを外部磁界からシールドするもの
    であつて、上記磁気ヘツドの磁気記録媒体との摺
    動面側を、少なくとも該摺動面が露呈するように
    したその他は、ジンバルプレートの一部で囲繞し
    てシールドしたことを特徴とする磁気ヘツドのシ
    ールド構体。
JP12731684U 1984-08-22 1984-08-22 磁気ヘツドのシ−ルド構体 Granted JPS6145722U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12731684U JPS6145722U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 磁気ヘツドのシ−ルド構体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12731684U JPS6145722U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 磁気ヘツドのシ−ルド構体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145722U JPS6145722U (ja) 1986-03-26
JPH0341286Y2 true JPH0341286Y2 (ja) 1991-08-30

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ID=30685963

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JP12731684U Granted JPS6145722U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 磁気ヘツドのシ−ルド構体

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JPS6145722U (ja) 1986-03-26

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