JPH0340990Y2 - - Google Patents

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JPH0340990Y2
JPH0340990Y2 JP8514684U JP8514684U JPH0340990Y2 JP H0340990 Y2 JPH0340990 Y2 JP H0340990Y2 JP 8514684 U JP8514684 U JP 8514684U JP 8514684 U JP8514684 U JP 8514684U JP H0340990 Y2 JPH0340990 Y2 JP H0340990Y2
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JP
Japan
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cutting
cutting tool
tool
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cutting edge
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JP8514684U
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JPS60195437U (ja
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  • Milling Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は、コンクリート建築物等の壁面に仕
上層として施された各種塗料層を除去するための
ケレン用切削具に関するものである。
(2) 従来の技術 壁面の内面又は外面を合成樹脂タイル層で仕上
げしたコンクリート建築物において、経年汚損し
た仕上層を新たに塗り変える場合、古いタイル層
を除去するケレン作業が必要になる。
従来、上記のようなケレン作業は、タガネとハ
ンマー等を用い、手作業によつて行なつていたの
で、作業能率が極めて悪く工期が長くかかり、ケ
レンコストが高くつくという問題がある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 そこでこの考案は、コンクリート壁面の内外に
施された合成樹脂仕上層の除去を能率よく行なえ
るようにするのがその問題点である。
(4) 問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため、この考案は、円
形基板の下面に複数の刃物を放射状の配置で取付
け、各刃物の刃先が同一平面高さにしたものであ
る。
(5) 作用 円形基板を回転工具の出力軸に取付け、高速回
転させた基板の刃物を壁面に押付け、刃物で合成
樹脂仕上層を削り取るものである。
(6) 実施例 以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図のように切削工具1は、中央に取付孔2
を備えた円形基板3の下面に複数の刃物4を放射
状に取付けて形成されている。
上記刃物4は円形基板3の半径方向に長手方向
が沿い、基板3の下面に固定した断面L字形のシ
ヤンク材5を介して基板3に取付けられている。
上記シヤンク材5は基板3に対し電気溶接によ
つて固定され、刃物4はシヤンク材5の起立片5
aに銅板6を介してロー付溶接されている。
なお、シヤンク材5の取付片5bは刃物4の肉
厚よりも長く形成し、基板3への固定時の放熱を
有効に行ない、刃物4に熱の影響を与えないよう
にしている。
前記刃物4は超硬合金又は特殊鋼を用い、その
刃先4aの全長が同一平面高さとなるように形成
され、第2図に示すように、すくい角Aは基板3
に対して90゜、刃先の逃げ角Bは3゜〜10゜になつて
いる。
また、基板3の半径方向の中心線に対する切り
込み角Cは第3図のように−7゜前後になるように
配置されている。
この切り込み角Cの設定は同図において、基板
3と同軸芯の円と半径方向の中心線が交差する位
置に刃先4aの内端が位置するようになつてい
る。
前記切削具1を取付ける回転工具7は第4図に
示すように、電動機を収納した筒状ケース8の先
端に変速機構9を設け、この変速機溝9の出力軸
に切削具1をボルト止によつて固定するようにな
つており、筒状ケース8の先端側側面には作業が
安定よく行なえるようにハンドル10が設けられ
ている。
この考案の切削具は上記のような構成であり、
第4図のように回転工具7の出力軸に取付け、各
刃物4の刃先4aがコンクリート壁面に接するよ
うに工具7を保持して切削具1を回転させれば吹
付け又は塗布によつて形成された合成樹脂等の仕
上層を削り取ることになり、壁面の全面にわたつ
て移動させることにより効率よく仕上層を剥離除
去できる。
なお、切削具1における刃物4の取付数は図示
に限定されないと共に切削時における切削具1の
回転数は1500〜2000RPM程度である。
(7) 効果 以上のように、この考案によると円形基板の下
面に複数の刃物を放射状に取付け、各刃物の刃先
を同一平面高さにしたので、コンクリート建築物
のモルタル壁面に施した合成樹脂やリシン等の仕
上層の除去が回転させた刃物を壁面に押しつけな
がら移動させるだけで行なえ、仕上層の除去が能
率よく安全に実施できる。特に合成樹脂系タイル
層は比較的軟質であるが、各刃物の高速回転によ
り確実に除去できる。
また、刃物の刃先が同一平面になつているの
で、切削効率が良いだけでなく、コンクリート建
築物の壁面を削りすぎて損傷を与えるというよう
なこともなく、作業能率の向上により、ケレンコ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る切削具の斜視図、第2
図は同上の刃物部分を示す拡大断面図、第3図は
同底面図、第4図は同上を回転工具に取付けた斜
示図である。 1……切削具、3……円形基板、4……刃物、
4a……刃先、5……シヤンク材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円形基板の下面に複数の刃物を放射状の配置
    で取付け、各刃物の刃先が同一平面高さになつ
    ている壁面仕上層のケレン用切削具。 (2) 刃物は刃先のすくい角が基板に対して90゜、
    基板の半径方向の中心線に対する刃先の逃げ角
    が3゜〜10゜、基板の半径方向の中心線に対する
    切り込み角が−7゜前後に設定されている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の壁面仕上層の
    ケレン用切削具。
JP8514684U 1984-06-05 1984-06-05 壁面仕上層のケレン用切削具 Granted JPS60195437U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8514684U JPS60195437U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 壁面仕上層のケレン用切削具

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JP8514684U JPS60195437U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 壁面仕上層のケレン用切削具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195437U JPS60195437U (ja) 1985-12-26
JPH0340990Y2 true JPH0340990Y2 (ja) 1991-08-28

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ID=30635271

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JP8514684U Granted JPS60195437U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 壁面仕上層のケレン用切削具

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JP (1) JPS60195437U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514999Y2 (ja) * 1987-12-11 1993-04-21

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Publication number Publication date
JPS60195437U (ja) 1985-12-26

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