JPH0340787Y2 - - Google Patents

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JPH0340787Y2
JPH0340787Y2 JP1983190126U JP19012683U JPH0340787Y2 JP H0340787 Y2 JPH0340787 Y2 JP H0340787Y2 JP 1983190126 U JP1983190126 U JP 1983190126U JP 19012683 U JP19012683 U JP 19012683U JP H0340787 Y2 JPH0340787 Y2 JP H0340787Y2
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JP
Japan
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reel
tape
cover
packaging
dustproof cover
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JP1983190126U
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JPS60110286U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として電子デイバイスなど半導
体電子部品、例えばIC、LSI等を一定の間隔で収
納し得るようにした部品包装用テープの巻取りリ
ールに関し、該リールの外縁に防塵カバーを簡単
に係脱可能とすることにより、リールの運搬や保
管に際して塵埃等の侵入を確実に防止し得るよう
にしたことを特徴とするものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
一般に、ICやLSI等は誤動作の原因となる塵埃
の付着を極端に嫌うため、これを上記テープに密
封包装し、該テープをリールに巻取つた状態で輸
送・保管するものであるが、その際、上記テープ
に付着した塵埃が該テープより取出される部品に
吸着するおそれがあつたことから、上記テープを
巻取つたリールを更に別途専用ケース等に収納す
るようにしたものであるが、その輸送・保管に際
して著しく嵩高となる上、収納ケースの製作に多
くの費用とその回収に手間を要する等の問題点が
見られたものである。
他方、電線等の巻取り用胴部の両端部に鍔部を
設け、該鍔部の外周近くから内方に向けて延設さ
れた両棚部に円筒状カバーを跨がせた後、該カバ
ーの両端をバンドで上記棚部に止着することによ
り、胴部に巻取られた電線等を密封するようにた
「気密ボビン」(実開昭52−17882号)の技術はは
既に公知である。
しかしながら、上記技術は高い気密性を得るた
め、そのカバーの構造がいきおい複雑となる上、
該カバーの装脱に多大の手間を余儀なくされ、大
量に発生するこの種部品包装用テープのリールに
取りつけられる防塵カバーに適用することは実際
上不可能なものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような実情に鑑み本考案は、巻芯の両端に
連設される各側板の外周に一連の鉤縁を曲成する
一方、該側板に、別途帯状プラスチツクシートの
両側を上記鉤縁に係合可能な屈成縁とした防塵カ
バーを係着可能とすることにより、上述した問題
点を解決したものである。
〔作用〕
本案のリールは、防塵カバーの屈成縁が両側板
の鉤縁と係合してリールに巻取られたテープを完
全に被蔽し、該部への塵埃の侵入を確実に防止す
る一方、上記防塵カバーは側板外縁の弾性によつ
て簡単に装脱し得るという作用を奏するものであ
る。
〔実施例〕
以下、本案の構成を図面に示す実施例に基づい
て更に具体的に述べると、1は周面にテープ端の
差込溝1aを凹設してなるリールの巻芯、2は上
記巻芯1の両端に連成された側板、又3は側板の
外周に一連に曲成された外向きの鉤縁、更に4は
上記両側板2,2の外縁を跨いで係着される帯状
の防塵カバーであつて、比較的薄肉の硬質プラス
チツクシートの両側縁を上記側板2の鉤縁3に係
合可能な屈成縁4aとしたものである。
尚、図中5は上記巻芯1及び側板2の中心に貫
設された軸孔、6は側板2面に必要に応じて条設
される補強用リブ、更に7はフラツプ7′によつ
て開閉可能な挿指孔を示す。
叙上の構成に係る本案リールは、既にテープの
巻取られたリール側板2の外周縁をその弾性を利
用して一部押しすぼめ、その鉤縁3に上記防塵カ
バー4一端の屈成縁4aを係合して上記リールを
一回転すれば、カバーの屈成縁4aが側板の全周
縁に順次係着するから、その重合端をそのまま若
しくは別途接着テープ等で適宜固定することによ
り、リールに巻取られた部品包装用テープを簡単
に被蔽することができるものである。
而して本案リールは、上記実施例における側板
2の鉤縁3及びカバー4の屈成縁4aを、第3図
に示したように、互いに嵌入可能な凹凸条構造と
しても良いし、又その屈成縁4aに多数の切込み
4bを設けたり、或いは予め側板2の外周と同じ
曲率で賦形しておくことにより、該カバーの係着
が一層容易に行えるものである。
尚、通常この種リールは、その側板が大型であ
る場合、テープ端を係止する上記巻芯の差込溝1
aと対応する側板2面に挿指孔7が開口されるも
のであるが、その際、一辺を切り残して形成され
たフラツプ7′で上記挿指孔7を閉止可能とする
ことにより、該孔から塵埃がリール内へ侵入する
のを防止し得るものである。
この他、上記側板2,2及び防塵カバー4は予
めそのプラスチツクシート中にカーボンブラツク
等を混入せしめるか、或いは該シートの内面に適
宜な金属を蒸着して導電性を付与することによ
り、特に静電気を嫌う電子部品等のテープ包装に
対して有効に適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上述べた通り、本案部品包装用テープのリー
ルは、弾性を利用して上記側板の鉤縁3に防塵カ
バー4を係着可能としたものであるから、該カバ
ーの係脱が極めて簡単に行える上、塵埃がリール
内へ侵入するのを確実に防止し得ることは勿論、
収納ケースが不要となつて嵩高く輸送や保管がで
きるという効果を発揮するものである。
この他、本案リールによれば、上記カバー4係
着後は、該カバーによつて側板2,2の内外への
屈曲が防止されるため、リールの保形性が向上す
るという付帯的効果が得られるだけでなく、リー
ル本体及び防塵カバー4が薄肉のプラスチツクシ
ートで構成できるため、簡単且つ安価に製作でき
ると同時に、使い捨てが可能となつてその回収の
手間が完全に省略できるなど、従来のこの種リー
ルには期待できなかつた多くの優れた実用的効果
が齎されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案リールの一部を切欠して示す正面
図、第2図はその側面図、又第3図は他の実施例
の要部拡大断面図である。 尚、図中、1……巻芯、2……側板、3……鉤
縁、4……防塵カバー、5……軸孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 巻芯の両端に側板を連設してなる部品包装用
    テープのリールにおいて、上記側板2の外周に
    一連の鉤縁3を曲成すると共に、該鉤縁に両側
    を屈成縁4aとした帯状プラスチツクシートか
    らなる防塵カバー4を係着可能としたことを特
    徴とする部品包装用テープのリール。 2 防塵カバー4の屈成縁4aに複数の切込み4
    bを設けてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の部品包装用テープのリール。 3 防塵カバー4が一定の曲率で賦形された実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の部品包装用テ
    ープのリール。
JP19012683U 1983-12-08 1983-12-08 部品包装用テ−プのリ−ル Granted JPS60110286U (ja)

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JP19012683U JPS60110286U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 部品包装用テ−プのリ−ル

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JP19012683U JPS60110286U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 部品包装用テ−プのリ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60110286U JPS60110286U (ja) 1985-07-26
JPH0340787Y2 true JPH0340787Y2 (ja) 1991-08-27

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JP19012683U Granted JPS60110286U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 部品包装用テ−プのリ−ル

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217882U (ja) * 1975-07-28 1977-02-08
JPS58175700U (ja) * 1982-05-19 1983-11-24 株式会社村田製作所 電子部品連巻回体の保護部材

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Publication number Publication date
JPS60110286U (ja) 1985-07-26

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