JPH0340722B2 - - Google Patents

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JPH0340722B2
JPH0340722B2 JP58066243A JP6624383A JPH0340722B2 JP H0340722 B2 JPH0340722 B2 JP H0340722B2 JP 58066243 A JP58066243 A JP 58066243A JP 6624383 A JP6624383 A JP 6624383A JP H0340722 B2 JPH0340722 B2 JP H0340722B2
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polymer
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/42Nitriles
    • C08F20/44Acrylonitrile
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/18Suspension polymerisation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は高分子量アクリロニトリル系重合䜓の
補造法に関するものであり、曎に詳しくはアクリ
ロニトリル以䞋ANずいう。を䞻成分ずする
単量䜓を氎性媒䜓䞭で懞濁重合させる際に特定の
重合条件を組合せ、䞔぀氎盞䞭での重合を抑制す
る手段により、高分子量のAN系重合䜓を埗る方
法に関するものである。 アクリル系合成繊維に䜿甚されおいるAN系重
合䜓の分子量は通垞50000〜200000であり、かか
る重合䜓の工業的補造法ずしおはANを䞻成分ず
する単量䜓を氎性媒䜓䞭で氎溶性重合開始剀を甚
いお重合する氎系重合法あるいはAN系重合䜓を
溶解しうる無機又は有機溶媒䞭で重合する溶液重
合法の぀に倧別される。 䞀方、近幎高分子量のAN系重合䜓を有機又は
無機溶剀に溶解しお、必芁により高延䌞しお高匷
力繊維を埗る怜蚎が始぀おいるが、分子量400000
以䞊のAN系重合䜓を工業的に䞔぀効果的に埗る
有甚な手段はただ芋出されおいない。 実隓宀的芏暡においおはANモノマヌずこのモ
ノマヌに可溶な重合開始剀を加えお加熱す塊状重
合法、あるいはANモノマヌずAN重合䜓を溶解
しうる無機又は有機溶媒䞭で玫倖線を照射する光
溶液重合法等によ぀おも高分子量AN系重合䜓を
埗るこずが可胜であるが、塊状重合法では重合操
䜜が耇雑で、重合䜓の特性も䞍均䞀になるなどの
問題があり、たた光溶液重合法では補造コストが
高く、装眮の倧型化、重合䜓溶液䞭の䞍玔物の陀
去に問題があり、曎に高分子量化に䌎ない溶液粘
床が䞊昇するなど皮々の問題点を内圚しおおり、
工業的手段ずは蚀いがたい。 他方、高分子量AN系重合䜓を氎性媒䜓䞭で油
溶性開始剀、分散安定剀を甚いお懞濁重合する方
法も考えられるが、通垞の重合枩床においおAN
は玄が氎に溶解するため重合の進行に䌎い氎
に䞍溶の油滎䞭で起こる懞濁重合の他に氎盞に溶
解しおいるANでも重合が起り、特に埌者の氎盞
で圢成された重合䜓は前者で圢成された重合䜓に
比范しお分子量が䜎く、粒子埄も小さいものであ
り、最終的には䞊蚘の油盞ず氎盞で生成した皮
類の重合䜓の混合物ずしお埗られるこずになる。
それ故かかる重合法によ぀おも分子量分垃がシダ
ヌプで、粒子埄の均䞀化された高分子量AN系重
合䜓を補造するには問題がある。 特に工業的芏暡で重合する際、重合工皋の生産
性向䞊のためにできるだけ高重合率で重合するこ
ずが垞識化されおいる。然し乍ら、高分子量AN
系重合䜓の懞濁重合においお高重合率に重合する
こずは氎盞で重合した分子量の䜎い重合䜓を混入
するこずになり、結果的に高分子量のみの即
ち、分子量分垃がシダヌプな重合䜓が埗られな
くなる。 このように、氎系重合、溶液重合等いずれの既
存の手段を甚いおも、工業的に高分子量AN系重
合䜓を提䟛するには問題があり、たた䜎分子量重
合䜓の生成を抑制し埗ないために、分子量を高め
るに぀れ必然的に分子量分垃も著しくブロヌドな
もの比が〜、或はそれ以䞊に
ならざるを埗なか぀た。 ここにおいお本発明者等は、高分子量で䞔぀分
子量分垃のシダヌプなAN系重合䜓を工業的に埗
る有甚な手段に぀いお鋭意研究した結果、氎性媒
䜓䞭で氎溶性高分子物質、油溶性開始剀を甚いお
ANを懞濁重合させる際に、重合系には垞に特定
濃床以䞊の単量䜓を存圚させ、系に加えられる撹
拌効果を適床にしながら重合するこずによ぀お、
氎盞䞭でのANの重合を抑制し、実質的に懞濁重
合による高分子量でか぀粒子埄の揃぀たAN系重
合䜓を工業的有利に補造し埗るこずを芋出し、本
発明に達した。 すなわち、本発明の目的は高分子量で䞔぀分子
量分垃のシダヌプなAN系重合䜓の工業的有利な
補造法を提䟛するこずにあり、たた他の目的は繊
維、フむルム等の高匷力アクリル系成圢品を提䟛
しうる高分子量AN系重合䜓の補造法を提䟛する
こずにある。 かくの劂き目的を達成するための本発明に係る
重量平均分子量40䞇以䞊の高分子量AN系重合䜓
はアクリロニトリル単独又は85重量以䞊のAN
ず残郚が少なくずも皮の他の゚チレン系䞍飜和
化合物ずの単量䜓混合物を氎溶性高分子物質を存
圚させた氎性媒䜓䞭で、油溶性ラゞカル開始剀を
䜿甚し、䞔぀重合系に垞時重量以䞊の単量䜓
を存圚させ、重合系に加えられる撹拌効果が撹拌
所芁動力ずしお−10KWHm3である条件䞋で
懞濁重合するこずによ぀お有利に達成される。 かくの劂き特殊な重合条件によ぀お高分子量で
䞔぀分子量分垃のシダヌプなAN系重合䜓を埗る
には、前蚘の氎盞䞭での重合を抑制するこずが必
須であり、実質的に単量䜓油滎で生成したANç³»
重合䜓を、氎盞䞭に溶解しおいるANが殆んど重
合しない状態、換蚀すれば氎盞䞭に溶解し埗る濃
床以䞊のANを䞻成分ずする単量䜓を垞に重合系
に存圚させる状態においお、取出すこずが必芁で
ある。 ここにおいお、本発明に係る高分子量のANç³»
重合䜓の懞濁重合はAN単独又は85重量以䞊の
ANず残郚が少なくずも皮の他の゚チレン系䞍
飜和化合物からなる単量䜓混合物の重合に適甚さ
れるものであり、共重合成分たる他の゚チレン系
䞍飜和化合物ずしおはANず共重合し埗る公知の
䞍飜和化合物、䟋えば塩化ビニル、臭化ビニル、
北化ビニル、塩化ビニリデン等のハロゲン化ビニ
ルおよびハロゲン化ビニリデン類アクリル酞、
メタクリル酞、マレむン酞、むタコン酞等の䞍飜
和カルボン酞およびこれらの塩類アクリル酞メ
チル、アクリル酞゚チル、アクリル酞ブチル、ア
クリル酞オクチル、アクリル酞メトキシ゚チル、
アクリル酞プニル、アクリル酞シクロヘキシル
等のアクリル酞゚ステル類メタクリル酞メチ
ル、メタクリル酞゚チル、メタクリル酞ブチル、
メタクリル酞オクチル、メタクリル酞メトキシ゚
チル、メタクリル酞プニル、メタクリル酞シク
ロヘキシル等のメタクリル酞゚ステル類メチル
ビニルケトン、メチルプニルケトン、メチルむ
゜プロペニルケトン等の䞍飜和ケトン類蟻酞ビ
ニル、酢酞ビニル、プロピオン酞ビニル、酪酞ビ
ニル、安息銙酞ビニル等のビニル゚ステル類メ
チルビニル゚ヌテル、゚チルビニル゚ヌテル等の
ビニル゚ヌテル類アクリル酞アミドおよびその
アルキル眮換䜓ビニルスルホン酞、アリルスル
ホン酞、メタリルスルホン酞、−スチレンスル
ホン酞等の䞍飜和スルホン酞およびこれらの塩
類スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチ
レン等のスチレンおよびそのアルキルたたはハロ
ゲン眮換䜓アリルアルコヌルおよびその゚ステ
ルたたぱヌテル類ビニルピリゞン、ビニルむ
ミダゟヌル、ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌ
ト等の塩基性ビニル化合物類アクロレむン、メ
タクロレむン、シアン化ビニリデン、グリシゞル
メタクリレヌト、メタクリロニトリル等のビニル
化合物類を挙げるこずができる。 たた、本発明に甚いる氎溶性高分子物質は、氎
を媒䜓ずしおANを懞濁重合する堎合の分散安定
剀であるず共に、油溶性開始剀を䜿甚するAN懞
濁重合においおしばしば問題ずなる反応槜内壁あ
るいは撹拌翌ぞの重合䜓の付着を防止するずずも
に、重合䜓粒子の合䜓による団塊化の防止の圹割
を果すものであり、さらに埗られた重合䜓を掗滌
凊理するこずによ぀お容易に陀去されるものであ
り、かかる氎溶性高分子物質ずしおは、メチルセ
ルロヌス、゚チルセルロヌス、カルボキシメチル
セルロヌス、ヒドロキシ゚チルセルロヌス等の氎
溶性セルロヌス類ポリビニルピロリドン、ポリ
アクリルアミド、ポリ゚チレンオキサむド、ポリ
アクリル酞及びその塩、ポリメタクリル酞及びそ
の塩、スチレンスルホン酞たたはスルホプロピル
メタクリレヌト等のスルホン酞含有モノマヌの重
合䜓及びその塩、スルホン酞又はカルボン酞含有
モノマヌの氎溶性共重合䜓及びその塩、ポリビニ
ルアルコヌル等が挙げられる。䞭でもポリビニル
アルコヌル以䞋PVAずいう。の䜿甚が奜たし
く、就䞭ケン化床85〜95の郚分ケン化PVAを
䜿甚する堎合に特に奜たしい重合結果が埗られ
る。勿論䞊蚘氎溶性高分子物質の皮以䞊を組合
わせお䜿甚しおも構わない。なお、かかる氎溶性
重合䜓の䜿甚量ずしおは、単量䜓党重量に察しお
0.5〜の範囲内に蚭定するこずが、本発明の
目的達成䞊望たしい。 本発明の単量䜓濃床ずしおは可胜なかぎり高く
した方が高分子量の重合䜓が埗られ易く、重合槜
ぞ䟛絊する単量䜓氎組成比が重量比でを
越えるこず、奜たしくは以䞊が奜たしい。
単量䜓氎組成比が重量で以䞋では重合系
に垞に重量以䞊の単量䜓を存圚せしめる状態
に維持する本発明においおは䜎重合率で反応を停
止せざるを埗ず、極端な生産性の䜎䞋を䌎なうの
で奜たしくない。たた重合系に垞時重量以䞊
の単量䜓を存圚させる換蚀すれば、重合系に仕
蟌たれる単量䜓ず氎ずの総量を基準ずしお垞に
重量以䞊の未反応単量䜓が存圚する条件ず
は、AN系単量䜓が重合系の氎盞に察しお過飜和
状態に溶解、分散しおいる条件をいうものであ぀
お、単量䜓が重量未満では氎盞に溶解しおい
る単量䜓の重合によ぀お分子量の䜎い重合䜓を生
成せしめるため奜たしくない。かかる重合系に垞
時重量以䞊の単量䜓を存圚せしめる状態に維
持する方法ずしおは、䟋えばパツチ匏重合におい
おは重合開始埌の重合時間〜重合率の経過を芋お
重合系に重量以䞊の単量䜓が残存しおいる状
態で反応を停止する方法、あるいは連続重合にお
いおは䞊蚘単量䜓氎比で重合槜に単量䜓を䟛絊
しながら連続重合し重合系に重量以䞊の単量
䜓が残存しおいる状態で連続的に重合䜓を取出す
こずによ぀お可胜である。さらに具䜓的に、かか
る条件をみたす方法を述べる。バツチ匏重合で
は、たず予め、䞊述の重合時間〜重合率の関係を
枬定する。重合槜ぞの仕蟌み単量䜓濃床ず
−重合率の積が残存単量䜓濃床であるので、
重合時間〜残存単量䜓濃床の関係は容易に求めら
れ、残存単量䜓濃床が重量に達する重合時間
以前に重合反応を停止すればよい。連続重合にお
いおも、重合槜内滞留時間〜重合率の関係を予め
枬定しおおくこずにより、バツチ匏重合ず同様
に、重合槜に䟛絊する単量䜓氎比ず−重合
率から残存単量䜓濃床が求められるので、特定
の残存単量䜓濃床の埗られる重合槜内滞留時間を
芋出すのは容易である。たた、本発明に䜿甚する
油溶性ラゞカル開始剀の奜適䟋ずしおは、以䞋の
アゟ系化合物又は有機過酞化物を挙げるこずがで
きる。 䟋えばアゟ系化合物ずしお2′−アゟビスむ
゜ブチロニトリル、2′−アゟビス−メチ
ル−バレロニトリル、2′−アゟビス
−ゞメチルブチロニトリル、2′−アゟビ
ス−メチルカプロニトリル、2′−アゟ
ビス−トリメチルブチロニトリル、
2′−アゟビス−トリメチルバレ
ロニトリル、2′−アゟビス−ゞメ
チルバレロニトリル、2′−アゟビス
−ゞメチル−−゚トキシバレロニトリル、
2′−アゟビス−ゞメチル−−−
ブトキシバレロニトリル等を甚いるこずがで
き、たた有機過酞化物ずしおは、䟋えば、アセチ
ルパ−オキサむド、プロピオニルパ−オキサむ
ド、む゜ブチリルパ−オキサむド、オクタノむル
パ−オキサむド、デカノむルパ−オキサむド、ラ
りロむルパ−オキサむド、−トリメチ
ルヘキサノむルパ−オキサむド、ベンゟむルパ−
オキサむド、ゞむ゜プロピルパ−オキシゞカヌボ
ネヌト、ゞ−−゚チルヘキシルパ−オキシゞカ
−ボネヌト、等のゞアシルパ−オキサむド類
−ブチルパ−オキシむ゜ブチレヌト、−ブチル
パ−オキシピバレヌト、−ブチルパ−オキシネ
オドカノ゚ヌト、−ブチルパヌオキシラりレヌ
ト等のパヌオキシ゚ステル類を甚いるこずができ
る。勿論䞊蚘油溶性ラゞカル開始剀の皮以䞊を
適宜組合せお䜿甚するこずもできる。䞭でも取扱
い䞊の安党性、性胜の面からアゟ化合物が奜たし
く、特に2′−アゟビスむ゜ブチロニトリルた
たは2′−アゟビス−ゞメチルバレロ
ニトリルが奜たしい。 本発明の重量平均分子量40䞇以䞊のAN系重合
䜓を埗るのに芁する油溶性ラゞカル開始剀の䜿甚
量ずしおは、䞊蚘油溶性ラゞカル開始剀の性胜、
単量䜓の組成及び濃床、重合枩床、撹拌の皋床等
の重合条件によ぀おも異なるので䜕ら芏定される
ものではないが単量䜓党重量に察しお2′−ア
ゟビスむ゜ブチロニトリルでは、0.5〜2.5、
2′−アゟビス−ゞメチルバレロニト
リルでは0.1〜0.5を䜿甚すればよく、さらに
重量平均分子量が100䞇以䞊のAN系重合䜓を埗
るには2′−アゟビスむ゜ブチロニトリルでは
0.2〜1.5、2′−アゟビス−ゞメチ
ルバレロニトリルでは0.02〜0.3を䜿甚すれ
ばよい。 懞濁重合においお安定な重合を維持するために
は撹拌効果を適床に維持するこずが必芁であり、
撹拌効果が䞍十分であるずポリマヌ粒子の分散効
果が䞍充分ずなり、団塊化を起したり重合槜内に
ポリマヌの付着が生じる等から正垞な重合状態を
維持できなくなる。 䞀方、撹拌が匷過ぎる堎合には、分子量の䜎
䞋、重合率の䜎䞋を䌎なうために高分子量の重合
䜓を埗る芳点から奜たしくないばかりか、撹拌に
芁する゚ネルギヌコストの面からも損倱ずなる。 かかる芳点から、撹拌効果は反応系の容積に察
しお〜10KWHm3の撹拌所芁動力ずなるよう
に撹拌速床を調敎するこずが必芁であり、より奜
たしくは1.5〜6KWHm3を採甚するこずが望た
しい。なお撹拌装眮の翌圢状ずしおはパドルもし
くはタヌビン翌が適圓である。重合枩床は分子量
ぞの寄䞎が倧きいものの油溶性ラゞカル開始剀の
皮類、分子量レベル、重合率等を考慮しお蚭定せ
しめるものであり、䞀矩的に芏定するこずは困難
であるが、工業的芏暡においおは20〜80℃、奜た
しくは40〜70℃の枩床範囲を採甚するのが望たし
い。 かくの劂く、特定条件䞋でAN系単量䜓を懞濁
重合するこずにより、氎盞に溶解しおいる単量䜓
の重合を抑制しお、実質的に油滎で重合した重量
平均分子量40䞇以䞊、奜たしくは、100䞇以䞊で
䞔぀、比が7.0以䞋、奜たしくは5.0以
䞋の重合䜓を工業的芏暡で有利に補造するこずが
可胜ずなり、高AN含有率の高高分子量重合䜓で
は成圢性が極めお悪化するずいう埓来の垞識を打
砎し埗お、高匷力アクリル繊維あるいはフむルム
等の成圢品補造甚重合䜓の補造が可胜ずな぀た。 以䞋に実斜䟋を瀺し、本発明を曎に具䜓的に説
明するが、本発明はこれらの実斜䟋の蚘茉によ぀
おその範囲を䜕ら限定されるものではない。 なお、実斜䟋䞭、癟分率は特に断わりのない限
り重量基準で瀺す。なお、以䞋の実斜䟋に蚘茉す
る分子量は、Journal of Polymer Science−
第巻、第147〜159頁1968幎に蚘茉され
る劂く䞋蚘の方法によ぀お枬定、算出した重量平
均分子量である。 重量平均分子量ゞメチルホルムアミ
ドDMFを溶剀に䜿甚しお30℃における極限
粘床〔η〕を枬定し、次匏から算出する。 〔η〕3.35×10-4w0.72 たた、の比は、䞊蚘ずJournal
of Polymer Science−第巻、第2857〜
2865頁1967幎に蚘茉される浞透圧法により枬
定した数平均分子量ずから算出した。 実斜䟋  トルクメヌタヌ付パドル型撹拌翌を蚭眮した内
容積のガラスフラスコを䜿甚しおANずアク
リル酞メチルの共重合を行぀た。脱むオン氎3000
に重合床2000、ケン化床87の郚分ケン化
PVA15を溶解しおフラスコに仕蟌んだ。フラ
スコは枩湯济に浞挬しお加熱し、内容物の枩床が
60℃に達した時点でAN900ずアクリル酞メチ
ル100の混合物に10のアゟビスむ゜ブチロニ
トリルを溶解した単量䜓混合物を仕蟌んで反応を
開始した。重合系には毎分450回転の撹拌を䞎え、
反応液枩床は60℃になるように制埡しながら時
間反応を継続した。このずきの撹拌翌に加わるト
ルクは1.6Kg・cmであるこずから撹拌所芁動力は
1.85KWHm3であ぀た。反応終了埌、重合液を
過、氎掗したずころ、垃ぞの目詰り及び液
の癜濁もなく粒子の揃぀た重合䜓が埗られた。こ
の重合䜓を也燥した結果、也燥埌の重合䜓は575
であ぀た。反応終了時の残存単量䜓濃床は、仕
蟌み単量䜓900100−重合䜓575425
の残存単量䜓が存圚するから、425氎
3000仕蟌単量䜓1000×10010.6重量であ
぀た。埗られた重合䜓の重量平均分子量を枬定し
た結果、135䞇、たた比は4.3であり、
DMFに察する溶解性は良奜で透明な重合䜓溶液
が埗られた。䞀方PVAを党く添加しないで他は
䞊蚘ず同䞀条件で重合した堎合は、生成した重合
䜓が団塊状に撹拌翌に付着し、反応が暎走しお反
応槜から重合液がふき出した。たた撹拌速床を毎
分350回転撹拌所芁動力0.87KWHm3に䞋
げ、他はPVAを添加した䞊蚘ず同䞀条件で重合
を行぀たが生成重合䜓が反応槜壁に局状に付着
し、この郚分で暎走反応を起し爆発的に付着物が
剥離しお飛散し、重合液が反応槜からふき出す珟
象を起しお安定な重合槜䜜ができなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋ず同䞀の反応装眮を䜿甚しお同䞀の方
法でAN単独の懞濁重合を行぀た。なお、重合開
始剀ずしおは、2′−アゟビス−ゞメチ
ルバレロニトリルを単量䜓に察しお0.1重量
添加し、仕蟌み単量䜓氎比及び重合時間は䞋衚
の劂く倉化させた。分子量等の枬定結果を䞋衚に
䜵蚘する。
【衚】 なお、衚䞭の重合系に残存する未反応単量䜓
重量の欄は、䟋えば実隓番号であれば以
䞋のようにしお求められる。即ち 未反応単量䜓重量仕蟌み単量䜓重量×−重
合率100仕蟌み氎重量仕蟌単量䜓重量×1
00 30001.5×−73100300030001.5×1
0010.8 である。 実隓番号〜の重合䜓を䜿甚しおロダン゜ヌ
ダ氎溶液を溶剀ずした湿匏玡糞を行ない、埗られ
た繊維の匕匵り匷床を枬定した結果を䞋衚に瀺
す。
【衚】 本発明に基づく高分子量で䞔぀分子量分垃のシ
ダヌプなAN重合䜓を甚いるこずにより、優れた
匷床を有する繊維が埗られる事実はもずより、該
重合䜓が高床の成圢性も備えおいるこずが理解さ
れる。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  アクリロニトリル単独又は85重量以䞊のア
    クリロニトリルず残郚が少なくずも皮の他の゚
    チレン系䞍飜和化合物ずの単量䜓混合物を、氎溶
    性高分子物質を存圚させた氎性媒䜓䞭で、油溶性
    ラゞカル開始剀を䜿甚し、䞔぀重合系に垞時重
    量以䞊の単量䜓を存圚させ、重合系に加えられ
    る撹拌効果が撹拌所芁動力ずしお−10KWH
    m3である条件䞋で懞濁重合するこずにより重量平
    均分子量が40䞇以䞊の重合䜓を圢成させるこずを
    特城ずする高分子量アクリロニトリル系重合䜓の
    補造法。  油溶性ラゞカル開始剀ずしおアゟ系化合物を
    䜿甚する特蚱請求の範囲第項蚘茉の補造法。  氎溶性高分子物質ずしおポリビニルアルコヌ
    ルを䜿甚する特蚱請求の範囲第項蚘茉の補造
    法。  アゟ系化合物ずしお2′−アゟビスむ゜ブ
    チロニトリルたたは2′−アゟビス−
    ゞメチルバレロニトリルを䜿甚する特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の補造法。  ポリビニルアルコヌルずしおケン化床85−95
    の郚分ケン化ポリビニルアルコヌルを䜿甚する
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の補造法。  重合䜓の重量平均分子量が100䞇以䞊である
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の補造法。
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