JPH0340716Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340716Y2 JPH0340716Y2 JP1985025078U JP2507885U JPH0340716Y2 JP H0340716 Y2 JPH0340716 Y2 JP H0340716Y2 JP 1985025078 U JP1985025078 U JP 1985025078U JP 2507885 U JP2507885 U JP 2507885U JP H0340716 Y2 JPH0340716 Y2 JP H0340716Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boat
- rubber
- insertion groove
- ship
- rubber boat
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はゴムボートに関し、更に詳しくは、航
走安定性・船底の耐衝撃性を向上させるために船
底の剛性を高めてなるゴムボートに関する。
走安定性・船底の耐衝撃性を向上させるために船
底の剛性を高めてなるゴムボートに関する。
(従来の技術)
従来此種ゴムボートとして、実公昭51−25278
号公報に記載されたものが知られている。
号公報に記載されたものが知られている。
このゴムボートは、ゴム引布で円筒環状に形成
した気胴の下面に、同じくゴム引布で形成した船
底を一体に固着してボート本体を構成し、さらに
前記船底の外側に樹脂製の補強板を設けてなり、
この補強板により船底の剛性を高めて、船外機を
装備した際に特に要求される航走安定性・船底の
耐衝撃性を向上させるようになつていた。
した気胴の下面に、同じくゴム引布で形成した船
底を一体に固着してボート本体を構成し、さらに
前記船底の外側に樹脂製の補強板を設けてなり、
この補強板により船底の剛性を高めて、船外機を
装備した際に特に要求される航走安定性・船底の
耐衝撃性を向上させるようになつていた。
前記補強板は船底に対して脱着可能とし、かつ
ボート本体から外した状態で折り畳み可能に形成
して、ゴムボート本来の利点、即ち運搬時に折畳
める点を損わないようになつていた。
ボート本体から外した状態で折り畳み可能に形成
して、ゴムボート本来の利点、即ち運搬時に折畳
める点を損わないようになつていた。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来のゴムボートによれば、運搬時におい
ては補強板をボート本体から取外した後ボート本
体及び補強板を夫々折り畳む作業を必要とし、そ
の作業性に優れているとは言い難かつた。
ては補強板をボート本体から取外した後ボート本
体及び補強板を夫々折り畳む作業を必要とし、そ
の作業性に優れているとは言い難かつた。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処は、船底の剛
性を高めると同時に、船底を気胴と一体に折り畳
むことができるゴムボートを提供することにあ
る。
れたものであり、その目的とする処は、船底の剛
性を高めると同時に、船底を気胴と一体に折り畳
むことができるゴムボートを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段)
以上の目的を達成するために、本考案のゴムボ
ートは、合成樹脂製の剛体からなる複数の単位ブ
ロツク同士を前後方向に折り返し可能に連結して
船底を形成し、該船底を、ゴム引布を用いて円筒
環状に形成した気胴の下面に一体に固着し、且つ
前記船底下面の中心線上には各単位ブロツクの下
面に左右のガイドレールを固定してなる挿着溝を
形成すると共に、該挿着溝内に抜き差し自在に挿
着されるキールを備えてなることを特徴とする。
ートは、合成樹脂製の剛体からなる複数の単位ブ
ロツク同士を前後方向に折り返し可能に連結して
船底を形成し、該船底を、ゴム引布を用いて円筒
環状に形成した気胴の下面に一体に固着し、且つ
前記船底下面の中心線上には各単位ブロツクの下
面に左右のガイドレールを固定してなる挿着溝を
形成すると共に、該挿着溝内に抜き差し自在に挿
着されるキールを備えてなることを特徴とする。
(作用)
以上の構成によれば、船底の各単位ブロツクが
合成樹脂製の剛体により剛性を保持して船底全体
に剛性を付与し、且つ各単位ブロツクを互いの連
結部より折り返すことによつて船底を気胴と一体
に折り畳むことができ、さらにキールを任意に装
着することで航走安定性が向上する。
合成樹脂製の剛体により剛性を保持して船底全体
に剛性を付与し、且つ各単位ブロツクを互いの連
結部より折り返すことによつて船底を気胴と一体
に折り畳むことができ、さらにキールを任意に装
着することで航走安定性が向上する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
ゴムボートAは、ゴム引布を用いて円筒環状に
形成した気胴1の下面に、合成樹脂製の剛体3か
らなる船底2を一体に固着して構成されている。
形成した気胴1の下面に、合成樹脂製の剛体3か
らなる船底2を一体に固着して構成されている。
上記剛体3は剛性及び耐衝撃性を有するガラス
繊維又は炭素繊維からなる繊維強化プラスチツク
で成形され、この剛体3を用いて形成される船底
2は前後方向に複数、本実施例においては5つの
単位ブロツクa1〜a5に分割されて気胴1と一体に
折り畳めるようになつている。
繊維又は炭素繊維からなる繊維強化プラスチツク
で成形され、この剛体3を用いて形成される船底
2は前後方向に複数、本実施例においては5つの
単位ブロツクa1〜a5に分割されて気胴1と一体に
折り畳めるようになつている。
前記各単位ブロツクa1〜a5同士は、第2図に示
す如く、隣り合わせた接合部分の上面間にわたつ
て接着されるゴムテープ7と、同接合部分の各合
い面にわたつて接着されるゴムテープ8とからな
るヒンジ構造により、折り返し可能に連結されて
いる。
す如く、隣り合わせた接合部分の上面間にわたつ
て接着されるゴムテープ7と、同接合部分の各合
い面にわたつて接着されるゴムテープ8とからな
るヒンジ構造により、折り返し可能に連結されて
いる。
上記の様な構造とされた船底2と気胴1との接
合は、船底2の周縁と気胴1下面とにわたつて貼
着したゴムテープ9を介してなされている。
合は、船底2の周縁と気胴1下面とにわたつて貼
着したゴムテープ9を介してなされている。
また船底2の下面の中心線上にはゴムボートA
の航走安定性に寄与するキール4が設けられてい
る。
の航走安定性に寄与するキール4が設けられてい
る。
このキール4は繊維強化プラスチツクで構成さ
れ、且つ船底2中央の3つの単位ブロツクa1〜a3
にまたがつて形成された挿着溝5に抜き差し可能
に挿着され、ゴムボートAの折り畳み時には取り
外せるようになつている。更に取り外した際の持
ち運び及び収納に便利なように2つに折り畳み可
能に形成しても良い(図示せず)。
れ、且つ船底2中央の3つの単位ブロツクa1〜a3
にまたがつて形成された挿着溝5に抜き差し可能
に挿着され、ゴムボートAの折り畳み時には取り
外せるようになつている。更に取り外した際の持
ち運び及び収納に便利なように2つに折り畳み可
能に形成しても良い(図示せず)。
前記挿着溝5は、第3図に示す如く、アルミニ
ウム又はステンレス等の耐蝕性を有した金属から
なる左右のガイドレール6a,6bを、上記3つ
の単位ブロツクa1,a3下面に列状に固定すること
により、その左右のガイドレール6a,6b間に
形成される。同時に、それらガイドレール6a,
6bによつて挿着溝5の補強がなされ、且つ挿着
溝5に対するキール4の抜き差しが容易に行なわ
れるものである。
ウム又はステンレス等の耐蝕性を有した金属から
なる左右のガイドレール6a,6bを、上記3つ
の単位ブロツクa1,a3下面に列状に固定すること
により、その左右のガイドレール6a,6b間に
形成される。同時に、それらガイドレール6a,
6bによつて挿着溝5の補強がなされ、且つ挿着
溝5に対するキール4の抜き差しが容易に行なわ
れるものである。
ところで、前記キール4は船底2下面の中心線
上に一本設けるとは限らず、この中心線を挾むよ
うに左右に二本挿着するようにすれば、ゴムボー
トAの航走安定性をさらに向上させることができ
る。
上に一本設けるとは限らず、この中心線を挾むよ
うに左右に二本挿着するようにすれば、ゴムボー
トAの航走安定性をさらに向上させることができ
る。
以下にゴムボートAの折り畳み順序を第5図〜
第7図を参照して説明する。
第7図を参照して説明する。
まず、第5図の如くキール4を挿着溝5から抜
き取ると共に気胴1の空気を抜いてこの気胴1を
収縮させ、且つ船尾側の単位ブロツクa5が中間の
単位ブロツクa3と、船首側の単位ブロツクa4が中
間の単位ブロツクa2と、夫々重なるように、単位
ブロツクa5,a4を内側へ折り返す。次に、第6図
の如く中間の単位ブロツクa2,a3を内側へ折り返
すことにより、ゴムボートAが第7図に示した様
な略直方体形のコンパクトな折り畳み形態とな
る。
き取ると共に気胴1の空気を抜いてこの気胴1を
収縮させ、且つ船尾側の単位ブロツクa5が中間の
単位ブロツクa3と、船首側の単位ブロツクa4が中
間の単位ブロツクa2と、夫々重なるように、単位
ブロツクa5,a4を内側へ折り返す。次に、第6図
の如く中間の単位ブロツクa2,a3を内側へ折り返
すことにより、ゴムボートAが第7図に示した様
な略直方体形のコンパクトな折り畳み形態とな
る。
この折り畳み形態は船首側から数えて3番目の
単位ブロツクa1、すなわち中心部の単位ブロツク
a1が他の単位ブロツクよりも幅狭で、しかもその
幅が、互いに折り重なつた単位ブロツクa3,a5と
a2,a4を更に折り重ねたときの厚さに等しい寸法
を有していることにより得られるものである。
単位ブロツクa1、すなわち中心部の単位ブロツク
a1が他の単位ブロツクよりも幅狭で、しかもその
幅が、互いに折り重なつた単位ブロツクa3,a5と
a2,a4を更に折り重ねたときの厚さに等しい寸法
を有していることにより得られるものである。
(考案の効果)
本考案のゴムボートは以上説明したように構成
したので、船底の剛性を高めると同時にこの船底
を気胴と一体に折り畳むことが可能となる。
したので、船底の剛性を高めると同時にこの船底
を気胴と一体に折り畳むことが可能となる。
従つて、従来の如く船底に装着した補強部材を
一々取外してこの補強部材とボート本体を夫々個
別に折り畳むといつた面倒な作業を必要とせず、
気胴の空気を抜くだけで簡単に折り畳めるゴムボ
ート本来の利点を損うことなく、優れた航走安定
性を維持すると共に船底の耐衝撃性を向上させる
ことができ、さらに船底にキールを挿着すれば船
外機を取付けた際の航走安定性をより向上させる
ことができる。
一々取外してこの補強部材とボート本体を夫々個
別に折り畳むといつた面倒な作業を必要とせず、
気胴の空気を抜くだけで簡単に折り畳めるゴムボ
ート本来の利点を損うことなく、優れた航走安定
性を維持すると共に船底の耐衝撃性を向上させる
ことができ、さらに船底にキールを挿着すれば船
外機を取付けた際の航走安定性をより向上させる
ことができる。
第1図は本考案のゴムボートの縦断側面図、第
2図は第1図の要部拡大図、第3図は底面図、第
4図は第1図の−線断面図、第5図はキール
を抜いて気胴を収縮した状態の断面図、第6図は
船首及び船尾を折り畳んだ状態の断面図、第7図
はゴムボートを略直方体形に折り畳んだ状態の断
面図である。 尚、図中、3:剛体、a1〜a5:単位ブロツク、
2:船底、1:気胴、4:キール、A:ゴムボー
ト。
2図は第1図の要部拡大図、第3図は底面図、第
4図は第1図の−線断面図、第5図はキール
を抜いて気胴を収縮した状態の断面図、第6図は
船首及び船尾を折り畳んだ状態の断面図、第7図
はゴムボートを略直方体形に折り畳んだ状態の断
面図である。 尚、図中、3:剛体、a1〜a5:単位ブロツク、
2:船底、1:気胴、4:キール、A:ゴムボー
ト。
Claims (1)
- 合成樹脂製の剛体からなる複数の単位ブロツク
同士を前後方向に折り返し可能に連結して船底を
形成し、該船底を、ゴム引布を用いて円筒環状に
形成した気胴の下面に一体に固着し、且つ前記船
底下面の中心線上には、各単位ブロツクの下面に
左右のガイドレールを固定してなる挿着溝を形成
すると共に、該挿着溝内に抜き差し自在に挿着さ
れるキールを備えてなることを特徴とするゴムボ
ート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985025078U JPH0340716Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985025078U JPH0340716Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141192U JPS61141192U (ja) | 1986-09-01 |
JPH0340716Y2 true JPH0340716Y2 (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=30519830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985025078U Expired JPH0340716Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340716Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125278U (ja) * | 1974-08-16 | 1976-02-24 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP1985025078U patent/JPH0340716Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125278U (ja) * | 1974-08-16 | 1976-02-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61141192U (ja) | 1986-09-01 |
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