JPH0340623B2 - - Google Patents

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JPH0340623B2
JPH0340623B2 JP61168806A JP16880686A JPH0340623B2 JP H0340623 B2 JPH0340623 B2 JP H0340623B2 JP 61168806 A JP61168806 A JP 61168806A JP 16880686 A JP16880686 A JP 16880686A JP H0340623 B2 JPH0340623 B2 JP H0340623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、加圧下での体液吸収性にすぐれ、逆
もどりが少ない吸収性物品、特に大人用紙おむ
つ、子供用薄型紙おむつ、生理用品などとして好
適に使用できる吸収性物品に関するものである。 〔従来の技術〕 吸収性物品には、これまでに種々の吸収性ポリ
マーが使用されている。これらのうち、カルボキ
シメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキシ
ド部分架橋物、澱粉−アクリロニトリルグラフト
共重合体の部分加水分解物、架橋型ポリアクリル
酸塩などの吸水性樹脂では、吸水速度及び吸水後
のゲル強度と吸水量との間に、負の相関関係が認
められており、これらの特性を改良するために架
橋剤の量を調節して製造されてきた。しかしなが
ら、この方法では、吸水量が小さかつたり、たと
え吸水量を大きくできても水への分散性が悪くな
つてママコが出来、結局吸水速度が遅くなるなど
の欠点があつた。 一方、最近では吸収性樹脂の単なる吸水性を向
上させるだけではなく、紙おむつ等の吸収性物品
に使用するのに適した性能を向上させる研究が行
なわれ、種々の技術が提案されている。例えば特
開昭60−185550、60−185551、60−185804、60−
185805及び61−2853号などがある。これらの技術
は、吸収剤の含水率を小さくした後にポリグリシ
ジルエーテル等で表面架橋した吸収剤が使用する
ものである。しかしながら、吸水剤の含水率を小
さくして表面架橋したものでも、高圧力下では充
分な吸収能を発揮できないという欠点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従つて、本発明は、吸液量が大きく、すみやか
に吸収が行なわれることはもとより加圧下での体
液吸収性にすぐれ、かつ逆もどりが少ない吸収性
物品を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、オレフイン系不飽和カルボン酸また
はその塩を重合させて得たポリマーであつて、ビ
ーズ状の形態を有し、かつ0.1〜0.5ml/g、好ま
しくは0.2〜0.5の空孔を内部に有する吸収性ポリ
マーを吸収層に用いると上記問題点のない吸収性
物品が得られるとの知見に基づいてなされたので
ある。 本発明で用いる特定量の空孔を内部に有する吸
収性ポリマーは、種々の方法で合成でき、例えば
()O/Wエマルジヨンを油溶性界面活性剤、
又は油溶性高分子分散剤を含む疎水性分散媒に加
えてO/W/Oエマルジヨンをつくり重合させる
方法や()モノマー水溶液に水溶性高分子を加
えた後に、N2や空気等の気体を吹き込んだ後に
重合させる方法などがあげられる。 このうち()の方法による場合には、次の方
法により製造するのがよい。つまり、水溶性界面
活性剤又は水溶性高分子分散剤を用いて、内相が
疎水性相であり外相が少なくとも1種の水溶性重
合性モノマーを含む水相であるO/Wエマルジヨ
ンをつくり、前記O/Wエマルジヨンを、油溶性
界面活性剤又は油溶性高分子分散剤を含む疎水性
分散媒に加えてO/W/Oエマルジヨンをつくつ
た後モノマーを重合させて製造する方法である。 ここで用いる水溶性重合性モノマーとしては、
オレフイン系不飽和カルボン酸またはその塩であ
り、オレフイン系不飽和カルボン酸モノマーとし
ては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、フマール酸などであり、アクリル酸、メタ
クリル酸などの水溶性塩としては、アルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩などの
不飽和カルボン酸塩などがあげられる。上記方法
においては、重合性モノマーとして上記の水溶性
モノマーのみを用いるのが好ましいが、水溶性ビ
ニルモノマーと共重合し得る水不溶性モノマー、
例えば炭素数1〜18のアルキル基を有するアクリ
ル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸な
どの不飽和カルボン酸エステルモノマーを全モノ
マーの50%重量(以下%と略称する)以下の量、
例えば1〜50%の量で併用することができる。 O/Wエマルジヨン(いわゆるOil in Water
型エマルジヨン)を形成するための水溶性界面活
性剤としては、アニオン界面活性剤、例えば、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウ
リル硫酸ナトリウムなどの炭素数10〜18の硫酸塩
類、HLB7.0以上のノニオン界面活性剤、例えば
モノラウリン酸蔗糖エステル、モノステアリン酸
ポリオキシエチレングリセリンエステル、モノイ
ソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリンエ
ステル、ポリオキシエチレンロジンエステルなど
の樹脂酸エステル類が例示される。又、水溶性高
分子分散剤としては、ケン化度60〜95モル%で重
合度が100〜3000のポリビニルアルコールやポリ
ビニルアルコールにスルホン酸基あるいは、カル
ボン酸基を導入した変性ポリビニルアルコール、
ポリエチレンオキシド、ヒドロキシエチルセルロ
ース、アラビアガムなどが例示される。 上記O/W型のエマルジヨンは、例えば上記重
合性モノマー濃度が30%以上、好ましくは35〜50
%、水溶性界面活性剤及び/又は水溶性高分子分
散剤をモノマーに対して0.001〜20%、好ましく
は0.01〜10%含む水溶液を調製し、これに疎水性
有機化合物を添加して撹拌しO/W型エマルジヨ
ンを形成する。ここで疎水性有機化合物として
は、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサ
ン、などの脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン
などの芳香族炭化水素、n−ブチルアルコールな
どの炭素数4〜6の脂肪族アルコール、メチルエ
チルケトンなどの脂肪族ケトン類、酢酸エチルな
どの脂肪族エステル類などをモノマー水溶液に対
して10〜150%の範囲とするのが好ましい。 上記の重合を開始するに先だち、上記O/Wエ
マルジヨンにあらかじめ公知重合開始剤をモノマ
ーに対し0.001〜10%、好ましくは0.01〜5%の
量で添加しておくのが望ましい。 上記O/W/O型エマルジヨンは、O/Wエマ
ルジヨンを油溶性界面活性剤又は油溶性高分子分
散剤を含む疎水性分散媒に加えて形成する。 ここで用いる油溶性界面活性剤としては、
HLB7以下の非イオン界面活性剤、例えばソルビ
タンオレエート、ソルビタンステアレート、ソル
ビタンラウレートなどのソルビタン脂肪酸エステ
ルや蔗糖脂肪酸エステル、ヘキサデシルソジウム
フタレート、セチルステアリルソジウムフタレー
トなどのフタレートが好ましい。 又、油溶性高分子分散剤としては、エチルセル
ロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ベ
ンジルセルロースなどのセルロースエーテル、セ
ルロースアセテート、セルロースブチレート、セ
ルロースアセテートブチルなどのセルロースエス
テル、マレイン化ポリブタジエン、マイレン化ポ
リエチレン、マイレン化α−オレフインなどを用
いることができる。これらの油溶性界面活性剤又
は高分子分散剤を、疎水性分散媒中に1〜25%と
なるようにあらかじめ添加しておくのがよい。
尚、疎水性分散媒としては、上記O/Wエマルジ
ヨンの項において例示した疎水性の有機化合物を
用いることができる。疎水性分散媒は、O/Wエ
マルジヨン100重量部当り、10〜500重量部とする
のが好ましい。 次に、前記O/W/Oエマルジヨン形成後又は
形成と同時に重合を開始する。重合の開始は常法
により行なうことができるが、重合温度は、50℃
以上とし反応時間は30分〜6時間の範囲であるこ
とが好ましい。 この方法には公知の架橋剤であるポリアリル化
合物、ポリビニル化合物、ポリグリシジルエーテ
ル、ハロエポキシ化合物、ポリアルデヒド、ポリ
オール、ポリアミン、ヒドロキシビニル化合物、
またカルシウム、マグネシウム、亜鉛およびアル
ミニウムなどの多価イオンを生じる無機塩または
有機金属塩などを添加することができる。また、
フエノールポリオキシエチレングリシジルエーテ
ルなどのモノグリシジル化合物を改質剤として用
いることができる。上記架橋剤または、モノグリ
シジル化合物を使用する場合には、最終生成物で
あるポリマーの所望の性状に従い任意の量とする
ことができるが、通常生成ポリマーに対して0.01
〜10%の範囲となるようにするのが好ましい。さ
らに、上記O/W/Oエマルジヨンの各相には、
重合促進剤等の化合物などを添加しておくことが
できる。 以上のようにして製造したポリマーは、重合後
直接又は溶媒をデカンテーシヨンや遠心分離によ
り除去した後に、減圧乾燥機、流動乾燥機などの
手段を用いて乾燥し、必要に応じて粉砕、造粒処
理を施して使用することができる。 これに対して、()の方法は、モノマー水溶
液に水溶性高分子を溶解させて粘性をもたせた
後、撹拌下にN2などの不活性ガスを吹き込み空
孔を有する粘性溶液を調製した後に重合を行なう
方法によつた。 ここで用いたモノマーは前記と同じであり、水
溶性高分子としては、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシエチルセルロースなどがあげられ
る。 上記の方法で製造した吸収性ポリマーとして
は、任意の粒径のビーズ状ポリマーを本発明で用
いることができるが、平均粒径20〜500μ、好ま
しくは40〜300μのものを用いるのがよい。又、
内部に存在する空孔は連続気孔でも非連続気孔で
もよい。 本発明では、上記吸収性ポリマーを吸収性物品
の吸収層に種々の形態で含有させる。例えば、薄
葉紙の間にサンドイツチした形態(吸収性ポリマ
ーを坪量10〜200g/m2の量で用いるのがよい)、
綿状パルプと混合した形態(綿状パルプ:吸収性
ポリマーが20/1〜1/2(重量比)となるよう
にするのがよい)や熱可塑性プラスチツクシート
の表面に吸収性ポリマーを固着した形態などが例
示される。又、該吸収層は公知の吸収性物品の内
部のいずれの位置、例えば表面に近い位置、底部
等に設置することができる。 より具体的には、ポリオレフイン又はポリオレ
フインを薄葉紙の内面にコーテイングした防水シ
ートの上に、次の()〜()のいずれかの吸
収層を設置し、これらを体液透過性シートで包ん
だ形態のものがあげられる。 () 吸収性ポリマーをサンドイツチした薄葉紙
の上に厚縮綿状パルプを積層したもの () 吸収性ポリマーをサンドイツチした薄葉紙
の上に1〜20枚の薄葉紙を積層したもの () 綿状パルプ中に吸収性ポリマーを添加した
もの () ()の上に吸収性ポリマーをサンドイツ
チした薄葉紙を積層したもの () ()〜()の上にクツシヨン性をもた
せるためのステープルを設置したもの。 ここで体液透過性シートとしては、種々のシー
トを用いることができるが疎水性不織布を用いる
のが好ましく、特に坪量4〜40g/m2の疎水性ノ
ーバインダー不織布を用いるのがよい。 尚、本発明の吸収性物品を生理用品、紙おむつ
などに用いる場合には、公知のものと同様の粘着
テープを取りつけるのがよい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、吸収量が大きく、吸収速度も
速く、かつ、加圧下での吸収性にすぐれ、逆もど
りの少ない吸収性物品が提供される。 従つて、本発明の吸収性物品は、大人用及び子
供用紙おむつはもとより、厚型、薄型、極薄型等
の生理用ナプキン等に幅広く利用することができ
る。 また、見掛け比重も小さくパルプとも混合しや
すく、通気性も大きいので、大量のポリマーを配
合する吸収性物品用の吸収層として好適である。 本発明の吸収性物品は上記用途の外、病人用シ
ーツ、タンポン、乳もれパツド等広範囲に使用で
きる。 次に本発明を実施例により説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。 〔実施例〕 参考例 1 撹拌機、還流冷却器、滴下ロートおよび窒素ガ
ス導入管を備えた1の四つ口フラスコに、シク
ロヘキサン300gとエチルセルロース3g(ハー
キユレス社製、商品名N−50)を加えて撹拌し窒
素ガスを吹き込んで溶存酸素を追い出し、70℃ま
で昇温した。また、別のフラスコ中で水酸化ナト
リウム43gを水159gに溶解し、これにアクリル
酸100gを加えてできた水溶液に過硫酸アンモニ
ウム(APS)0.16g、カルボキシル化ポリビニル
アルコール(日本合成化学工業製、商品名T−
350)3.0g及びシクロヘキサン80gを加えて撹拌
し、窒素ガスを吹き込んで溶存酸素を追い出して
モノマー水溶液(O/Wエマルジヨン)を調製し
た。 次に、上記四つ口フラスコ中の分散媒を
400rpmの速度で十分撹拌し、ここにモノマー水
溶液を2時間かけて滴下した。さらに70℃で2時
間保持して反応を終了した。 その後、エチレングリコールジグリシジルエー
テル(商品名:長瀬産業デナコールEX−810)
0.3gを2.7gの水に溶解して添加し、70℃で2時
間撹拌しながら反応させ、シクロヘキサンを除去
し減圧下80℃にて乾燥し、内部空孔を有する平均
粒径150μの球状粒子を得た。(吸収性ポリマー
A)水銀圧入法による自動ポロシメータ(島津製
作所製、オートポア9200:0〜40000psia)で求
めた全細孔体積(空孔容積)は0.21ml/g−Pで
あつた。 参考例 2 参考例1において、カルボキシル化ポリビニル
アルコール3.0gのかわりに、部分ケン化ポリビ
ニルアルコール(日本合成化学工業製、商品名
GH−17)0.5g、シクロヘキサン80gのかわりに
ヘキサン150g、エチレングリコールジグリシジ
ルエーテル0.3gのかわりにジグリセリンポリグ
リシジルエーテル(商品名:長瀬産業デナコール
EX−512)0.4gを4.1gの水に溶解して用いた外
は参考例1と同様な方法で合成を行ない、平均粒
径150μの球状ポリマー(ポリマーB)を得た。
尚、空孔容積は0.40ml/g−Pであつた。 参考例 3 撹拌機、還流冷却機、滴下ロートおよび窒素ガ
ス導入管を備えた1の四つ口フラスコにシクロ
ヘキサン300gとエチルセルロース4g(ハーキ
ユレス社製商品名N−22)を加えて撹拌し、窒素
ガスを吹き込んで溶存酸素を追い出し70℃まで昇
温した。また、別のフラスコ中で水酸化ナトリウ
ム43gを水130gに溶解し、これにアクリル酸100
gを加えてモノマー濃度45%、中和率75%の溶液
を調製した。これに、カルボキシル化ポリビニル
アルコール(日本合成化学工業製、商品名T−
350)10gを40gの水に溶解したものを添加し粘
性をあげ、さらに開始剤として2,2′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロリド0.1g
を加え、大量の窒素ガスを吹き込み、泡を有する
モノマー水溶液を得た。 次に、上記四つ口フラスコ中の分散媒を
400rpmの速度で十分撹拌し、ここにモノマー水
溶液を2時間かけて滴下した。さらに70℃で2時
間保持して反応を終了した。その後エチレングリ
コールジグリシジルエーテル(商品名:長瀬産業
デナコールEX−810)0.3gを2.7gの水に溶解し
て添加し、70℃で2時間撹拌しながら反応させ、
冷却後シクロヘキサンをデカンテーシヨンにより
除去した後、撹拌しながら500gのメタノール中
に添加し1時間脱水し、濾過した。これを120℃
の熱風乾燥機で2時間乾燥し、内部空孔を有する
平均粒径200μの球状粒子(ポリマーC)を得た。
尚、空孔容積は0.12ml/g−Pであつた。 参考例 4 参考例1において、モノマー水溶液(O/Wエ
マルジヨン)を調製する際にシクロヘキサン80g
を除いた外は参考例1と同様の方法でポリマーを
合成し、平均粒径200μの比較用ポリマーDを得
た。参考例1と同様にして測定したところ内部空
孔を有しなかつた。 参考例 5 参考例1においてモノマー水溶液(O/Wエマ
ルジヨンを調製する際にカルボキシル化ポリビニ
ルアルコール3.0gとシクロヘキサン80gを除い
た外は参考例1と同様な方法でポリマーを合成
し、平均粒径150μの比較用ポリマーEを得た。
このものも内部空孔を有しなかつた。 実施例 1 上記参考例で調製した各種吸収性ポリマー0.5
gを2枚の薄葉紙(7cm×15cm)の間に均一に散
布し、エンボスロールにかけて加圧、圧着して加
工吸収紙とした。この加工吸収紙を同じ大きさの
クレープ紙10枚ずつではさみ、全体を不織布でく
るんでナプキンの形状にし、吸収性物品(生理用
ナプキン)をつくつた。これを8メツシユのふる
いにのせ、その上にアクリル板とおもり5Kg(45
g/cm2)を重ね、次いで2の模擬経血の入つた
ステンレス製のバツトの中に、5分間浸漬した。
その後、これを引き上げて金網上で3分間水切り
して重量を測定した。 別に吸収性ポリマーの入つていない2枚の薄葉
紙から同様にしてナプキンを作り、同様に試験し
て得られた重量をブランクとした。 上記測定値からブランクを差し引き、吸水性樹
脂1g当りの重量に換算して得た値を吸水量とし
た。 実施例 2 上記参考例で調製した各種吸収性ポリマー0.7
gを2枚のクラツシユパルプシート(7cm×15
cm、200g/m2)の間に均一に散布した後に、全
体を不織布でくるんで吸収体(紙おむつ)を作つ
た。これを8メツシユのふるいにのせ、その上に
アクリル板とおもり5Kg(45g/cm3)を重ね、こ
れを5の人工尿の入つたステンレス製バツトの
中に5分間浸漬した。その後、これを引き上げて
金網上で3分間水切りして重量を測定した。 別に吸収剤の入つていない2枚のクラツシユパ
ルプシートで行ない、その重量をブランクとして
差し引き、吸収剤1g当りの重量に換算して得た
値を紙おむつ使用時の加圧吸収量とした。 実施例1及び2でつくつた吸収性物品について
の性能をまとめて表−1に示す。
【表】 表−1の結果より本発明によれば加圧下でも大
量の体液を吸収できることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸収層に、オレフイン系不飽和カルボン酸ま
    たはその塩を重合させて得たポリマーであつて、
    0.1〜0.5ml/gの空孔容積を有するビーズ状多孔
    性吸収性ポリマーを含有する吸収性物品。
JP61168806A 1985-11-02 1986-07-17 吸収性物品 Granted JPS6328901A (ja)

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NL8602749A NL8602749A (nl) 1985-11-02 1986-10-31 Werkwijze voor het bereiden van een poreus polymeer en daaruit vervaardigde absorberende voorwerpen.
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