JPH0340485Y2 - - Google Patents

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JPH0340485Y2
JPH0340485Y2 JP4570084U JP4570084U JPH0340485Y2 JP H0340485 Y2 JPH0340485 Y2 JP H0340485Y2 JP 4570084 U JP4570084 U JP 4570084U JP 4570084 U JP4570084 U JP 4570084U JP H0340485 Y2 JPH0340485 Y2 JP H0340485Y2
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JP
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bar
guide rail
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feeder
remaining
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JP4570084U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バー材自動供給機の残材検知機構に
関し、特に、送り込みバーがガイドレール内の位
置とガイドレール外の位置との間で選択的に変位
される形式のバー材自動供給機における残材検知
機構に関する。
バー材自動供給機には、通常、バー材自動加工
機により所定の機械加工を終えたバー材の残部
(残材)が送り込みバーのフインガーチヤツクに
より確実に把持されて持ち帰られたか否かを確認
するための残材検知機構が設けられている。残材
が万一持ち帰られないことがあると、これはバー
材自動加工機内に残留していることを意味し、次
の新たなバー材を自動供給するための妨げとなる
ため、かような場合には安全装置を作動して、バ
ー材自動供給機およびバー材自動加工機の運転を
停止しなければならないからである。
従来の残材検知機構は、バー材自動供給機のガ
イドレール内に位置する送り込みバーのフインガ
ーチヤツクにより把持された残材を挾む機構によ
つて行つていた。
すなわち、持ち帰られた残材はフインガーチヤ
ツクから引抜く必要があり、そのため残材を挾み
込み固定する機構が設けられており、この挾み機
構によつて残材の存否を確認していた。この旧来
の機構では、残材が正常に持ち帰られているとき
は、挾み機構により把持固定されるため動作が正
常に行なわれたことを確認できるが、この確認と
同時に、残材は送り込みバーのフインガーチヤツ
クから引抜かれてしまうため、挾み機構を開放す
ると残材が該機構からガイドレール内に落下する
ことになる。従つて、ガイドレールは、残材がガ
イドレールの下にある残材受け箱内に排出落下さ
せるための孔を設けておく必要があつた。
ところが、ガイドレールにかような排出孔を設
けることは、バー材が加工機により加工されると
きに受ける高速回転により、送り込みバーやバー
材の振れを助長する大きな原因となり、時にはバ
ー材が遠心力によつてガイドレールから飛び出し
てしまう危険性があつた。
そこで、本考案の目的は、ガイドレールに残材
の排出孔を設けることなく残材の検知および排出
が行なえる残材検知機構を提供することである。
本考案のこの目的は、バー材自動供給機の全長
を短縮化するために、送り込みバーをガイドレー
ルに平行な位置に逃がしておくことのできるバー
材自動供給機に採用することにより達成できるも
のである。
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
先ず、本考案の残材検知機構の詳細な説明に入
る前に、第1図〜第3図に基き、バー材自動供給
機(以下、単に「供給機」という)の送り込みバ
ー逃がし方式について説明し、本考案の理解を明
瞭にする。
送り込みバー20は、供給機10のバー材スト
ツク棚14からバー材12をガイドレール18内
に落下供給する際に邪魔にならないように、バー
材12が落下する領域から逃がしておかねばなら
ない。第1図Aに示す方式はガイドレール18の
延長上に送り込みバー20を逃がしておくもので
あつて、旧来の方式である。これに対し第1図B
に示す方式は、ガイドレール18に対し平行な位
置に送り込みバー20を逃がしておくものであ
り、最新の方式である。番号16は、バー材自動
加工機(以下、単に「加工機」という)である。
第1図Aに示す方式では、加工機10の全長L1
が、送り込みバー20の長さ分lだけ、第1図B
に示す方式の加工機10の全長L2よりも長くな
つてしまう。第1図Aに示す方式では、ガイドレ
ール18の底部に残材排出孔18′を設ける必要
があり、これが、バー材加工時の高速回転による
振れを助長し、危険性を増大する原因にもなつて
いた。本考案の残材検知機構は、第1図Bの方式
の供給機に採用されるものである。
第2図には、供給機10に本考案の残材検知機
構50を取付けたところを示す。加工機16(第
1図)において所定の機械加工を終えたバー材
は、その一部が残材12′として残され、この残
材12′は送り込みバー20の先端に設けられた
フインガーチヤツク20′に把持されて供給機1
0の後端(第2図で左端)まで持ち帰られなくて
はならない。残材12′が確実に持ち帰られない
状態で次の新しいバー材12を供給するときは、
供給機10および加工機16の損壊事故を招く原
因となるため、残材12′が確実に持ち帰られた
か否かは必らず確認しなければならない。送り込
みバー20が供給機10の後端まで戻されると
き、後で詳しく述べるような方法でガイドレール
18と整合する位置に送り込みバー保持部材22
が選択的に位置決めされているので、送り込みバ
ー20は保持部材22内に挿通されて保持され
る。この保持部材22は、腕部材24によつて支
持されていて、該腕部材24は更に回転軸26に
固定されている。回転軸26は、例えば、第3図
に示すような機構によつて、位置(実線で示す
位置であり、この位置は送り込みバー20がガイ
ドレール18内にある位置である)と位置(破
線で示す位置であり、この位置は送り込みバー2
0がガイドレール18外にある位置である)との
間の一定角度範囲内を選択的に揺動回転される。
すなわち、回転軸26に固定された腕部材24′
の端部に枢着された油圧(又は空気圧)シリンダ
30を伸長させた場合には位置に、収縮させた
場合には位置に選択的に位置決めされる。第2
図には、ガイドレール蓋部材28が別の腕部材2
4を介して回転軸に固定されていて、前記保持部
材22と共に揺動運動するようになつているが、
この部分は本考案とは直接関連するものではな
い。尚、番号19は、送り込みバー20を加工機
16に向つて移動させるためのチエーンであり、
公知のものである。
本考案の残材検知機構50の第1の実施例を第
2図および第4図に示す。この検知機構50は接
触式の感知機構によるものである。第4図に示す
ように、フインガーチヤツク20′により把持さ
れた残材12′が位置から位置まで揺動する
とき、その揺動運動の軌跡A内にもうけた接触プ
レート52に残材12′が接触し、接触プレート
52は軸53のまわりを矢印Bで示す方向に回転
させる。これにより、接触プレート52の突出片
54がリミツトスイツチ55の触片56を作動さ
せることにより残材12′が正常に持ち帰られた
ことを確認できる。残材12′がフインガーチヤ
ツク20′によつて把持されて持ち帰られていな
いときは、接触プレート52が回転されることが
なく、異常状態を検知できる。尚、接触プレート
52は、公知の方法により、スプリング(図示せ
ず)の押圧力で常時矢印Bで示す方向とは逆方向
に押圧されている。番号57は接触プレート52
のストツパである。
本考案の残材検知機構50の第2の実施例を第
5図に示す。この検知機構は非接触式の感知機構
によるものである。第1の実施例のものと同様
に、残材12′の揺動運動の軌跡A内に、1対の
発光源58と受光源59とが設けてある。これに
より、残材12′が軌跡Aを通つて位置から位
置に移動するとき、光線を遮断することがあれ
ば残材12′が正常に持ち帰られたことを感知で
きる。これに対し、光線が遮断されなければ異常
であることを感知できる。
送り込みバー20が位置に位置決めされたと
き、残材12′をフインガーチヤツク20′から脱
落させるのであるが、これは次のようにして行な
う。送り込みバー20の後端に隣接したところ
に、シリンダ60が設けてあり、該シリンダ60
には係止部材61が固定されている。従つて、送
り込みバーが位置にあるときに、シリンダ60
を伸長させれば係止部材61が送り込みバー内の
プツシユバー(公知のものであり、図示せず)を
押し、これにより残材12′がフインガーチヤツ
ク20′から押し出され、脱落されるのである。
脱落された残材12′は、ガイドレール18の外
に落下されるので、ガイドレール18には、排出
用の孔を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、送り込みバーを逃がしておく2種類
の方式を比較説明するための概略平面図である。
第2図は、本考案の第1の実施例による残材検知
機構を供給機に取付けた状態を示す平面図であ
る。第3図は、送り込みバーを逃がす機構を示す
概略図である。第4図は、本考案の第1の実施例
による残材検知機構を示す概略図である。第5図
は、本考案の第2の実施例による残材検知機構を
示す概略図である。 20……送り込みバー、26……回転軸、52
……接触プレート、55……リミツトスイツチ、
58……発光源、59……受光源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バー材加工機により所定の機械加工を終えたバ
    ー材の残部(残材)が、バー材自動供給機の送り
    込みバーによつて確実に持ち帰られたか否かを確
    認する残材検知機構において、 前記送り込みバーをバー材自動供給機のガイド
    レール内の位置と、ガイドレール外の位置と
    の間で選択的に位置決めする機構と、 前記送り込みバーが前記両位置およびの間
    で選択的に変位するとき、送り込みバーにより把
    持された残材の通過する移動軌跡内に設けられた
    接触式又は非接触式の感知機構と、 からなることを特徴とするバー材自動供給機の残
    材検知機構。
JP4570084U 1984-03-29 1984-03-29 バ−材自動供給機の残材検知機構 Granted JPS60157101U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4570084U JPS60157101U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 バ−材自動供給機の残材検知機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4570084U JPS60157101U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 バ−材自動供給機の残材検知機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157101U JPS60157101U (ja) 1985-10-19
JPH0340485Y2 true JPH0340485Y2 (ja) 1991-08-26

Family

ID=30559433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4570084U Granted JPS60157101U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 バ−材自動供給機の残材検知機構

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JP (1) JPS60157101U (ja)

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JPS60157101U (ja) 1985-10-19

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