JPH0340404Y2 - - Google Patents

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JPH0340404Y2
JPH0340404Y2 JP2489489U JP2489489U JPH0340404Y2 JP H0340404 Y2 JPH0340404 Y2 JP H0340404Y2 JP 2489489 U JP2489489 U JP 2489489U JP 2489489 U JP2489489 U JP 2489489U JP H0340404 Y2 JPH0340404 Y2 JP H0340404Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、棒、管等の素材を、ダイスに通し所
要径に仕上げる引抜加工のためのドローベンチに
関する。
(従来の技術) 従来、無端状チエンを或間隔で平行に2本張設
し、2本のチエンで1台の台車を引張る方式のド
ローベンチとして、第6図〜第8図に示すものが
知られている。
このドローベンチは、基台51上の中央部にダ
イス52が、その一方に素材受台53が、他方に
前後一対の台車支持レール54が所定間隔で平行
に配設されており、台車支持レール54の前方に
製品受棚55(コンテナ)が設けられている。台
車支持レール54は、左右両側の支持フレーム5
6,57と、中間支持フレーム58により支持さ
れ、台車59及び無端状チエン60,61の上側
が支持案内されるようになつている。なお、中間
支持フレーム58は、第8図に示すように、側面
からみて略7字形を呈し、前側が開放されて製品
排出空間が確保せられ、前記レール54を片持支
持しており、下部に傾斜状の製品受台62が設け
られている。63は台車59に取付けられたチエ
ン連結アーム、64は車輪、65はサイドロー
ラ、66は製品受台スプロケツトである。
従来装置において、台車59のトング(図示省
略)かみ込み中心とダイス穴軸が同一線上にあ
り、しかも2本のチエン60,61を含む面上に
あるため、引抜きの際、素材68を真直ぐに引く
ことができ、異常なトルクが製品69にかからな
い。そして、引抜きが終わると、前記トングが自
動的に離れ、製品69は2本の平行なチエン6
0,61の間から下方の製品受台62に落ち、転
がつて製品受棚55に収納される。続いて、スプ
ロケツト67が逆転して、台車59はダイス52
に向つて移動せしめられ、引抜開始位置に戻され
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の上記ドローベンチは、前後一
対の台車支持レール54及び2本のチエン60,
61が水平に設けられているため、中間支持フレ
ーム58の前側に製品排出空間を形成する開口7
0を設けなければならず、したがつて、レール支
持が片持となり、頑丈なフレームとする必要があ
り、構造が複雑になるという問題がある。
本考案は、上述のように実状に鑑みてなされた
もので、構造が簡単でしかもダイス穴軸とトング
かみ込み中心を同一線上に位置させることができ
るドローベンチを提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の
技術的手段を講じた。
すなわち、本考案は、素材11を、基台1上に
設けたダイス2に通し、2本の無端状チエン1
2,13により駆動されてガイドレール3上を往
復動する台車4によつて引き抜き、所要径に仕上
げた製品6を基台1の側方に排出するドローベン
チにおいて、 前記無端状チエン12,13は、一方がその他
方よりも低くなるように所定の間隔で段違いに配
設し、台車4の牽引中心Cが両チエン12,13
の牽引中心を結ぶ直線Lにより形成される面上に
位置するようになし、基台1の前又は後側に、製
品受アーム32を両チエン12,13の上側間に
出入可能に配設したことを特徴としている。
(作用) 本考案によればダイス穴軸Sと台車4のトング
かみ込み中心及び台車牽引中心Cが同一線上に位
置すると共に、この線上に、無端状チエン12,
13の牽引中心を結ぶ直線Lが交叉しているの
で、引抜かれる製品6には異常なトルクが作用せ
ず真直ぐに引抜かれる。引抜かれた製品6は、両
チエン12,13の上側間に進入する製品受アー
ム32により支持され、転動により又はプツシヤ
ー等の排出手段により、製品受棚又はコンテナ4
7内に収容される。製品6の排出が終わると、製
品受アーム32及びプツシヤー等が両チエン6
0,61上側間から退出し、台車4はダイス2に
向つて進み引抜き開始位置に戻される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第1図〜第5図において、1は基台で、下部
のH型材1Aと上側の角材1Bとからなり、該基
台1の一端に引抜用のダイス2が取替自在に載設
され、基台1上前後にガイドレール3が平行に敷
設されている。
4は台車で下面に摺動ガイド5が固定され、該
ガイド5がガイドレール3上をこれに案内されて
摺動するようになつており、図示していないが、
台車4にはダイス2側に、ダイス2を通つた製品
6端をチヤツキングするトングを備えている。そ
して台車4の反対側には、アーム連杆7が水平ピ
ン8を介して連結され、アーム連杆7の先端にチ
エン連結アーム9が固着されており、アーム連杆
7の中心軸線Cがダイス穴軸5及びトンガかみ込
み中心と同一線上に位置せられている。
10は素材11の受台で、ダイス2の入口側に
設けられている。
12,13は無端状チエンで、基台1の角材1
B前後に平行に配列され、スプロケツト軸14,
15、16,17を介して基台1に前後段違いに
軸支されたスプロケツト18,19、20,21
にそれぞれ巻掛けられている。そして、両チエン
12,13上側の牽引中心を結ぶ直線Lが、アー
ム連杆7の中心軸線すなわち台車牽引中心Cに交
叉するように。水平面に対して約20度の傾斜角を
もつた段差がつけられている。22,23,2
4,25はチエンガイドで、基台1の角材1B前
後面に支持ブラケツト26,27、28,29を
介して上下並びに前後平行でかつ前後段違いに配
設されている。
前記チエン連結アーム9の両端には、第3図に
示すように、連結金物30,31が垂直でかつ前
後平行に固着され、該連結金物30,31の左右
端がそれぞれチエンに12,13に連結されてい
る。
32は製品受アームで、両チエン12,13の
上面間でしかも台車4のトングよりも下方に出入
するように、一端が基台1の後方に設けたアーム
回動体33の固着され、進入時には先端32Aが
前側チエン12の上方より若干前方にまで突出す
ると共に、退出時には先端には32Aが後側チエ
ン13間に位置するようにせられている。
前記アーム回動体は、基台1の角材1B後面に
固着されたブラケツト34上に支持部材35を介
して回転可能に設けられ、回転駆動手段たとえば
ロータリーアクチユエータ等により約90度回転す
るようになつている。
36は製品排出用プツシヤーで、基台1後面に
固着されたブラケツト37上に水平に設けられて
いるシリンダ装置38により駆動されるようにな
つている。
39はチエン駆動用の正逆転モータ、40はモ
ータ出力軸、41,42は出力軸40に設けられ
た駆動プーリー、43,44はスプロケツト軸1
5,17の後端に設けた伝動プーリで、両プーリ
ー41,42、43,44間にはそれぞれ伝動ベ
ルト45,46が巻掛けられている。
47は基台1の前側に配置された製品受棚(又
はコンテナ)である。
なお、前記台車4は、第5図に示すように、車
輪48により移動するようにしてもよい。
上記実施例において、素材11を所要径の製品
6に仕上げる場合、まず、台車4をダイス2に近
づけ、素材11の端部をダイス2に通し、ダイス
2を通つた製品端部をトングによりチヤツキング
した後、モータ39を正転始動してチエン12,
13を同期駆動し、台車4を引抜き方向に移動さ
せ、引抜き加工を行う。このとき、製品受アーム
32及びプツシヤー36は、第2図に実線で示す
後退位置にあり、台車4の移動に支障のない状態
にある、引抜き加工が進行し、製品受アーム32
が台車4と干渉しなくなると、ダイス2側から順
次前側チエン12上に進入し、製品6を受ける態
勢となり、引抜きが終わると、台車4が停止する
と同時にトングによるチヤツキングが自動的に解
除され、製品6は製品受アーム32上に載せられ
る。続いて、プツシヤー36が、シリンダ装置3
8の作動により前進して、製品6が前方に押出さ
れ、製造受アーム32から落下して製品受棚47
に収容される。製品6の排出が終わると、プツシ
ヤー36及び製品アーム32が後退し、。モータ
39が逆転始動して台車4をダイス2に向かつて
移動させ、引抜開始位置に戻し、再び前述のよう
にして、引抜加工が順次行われる。
このように、台車4のトングかみ込み中心、ダ
イス穴軸S及びアーム連杆7、中心軸線Cが同一
線上で、しかも2本のチエン12,13の牽引中
心を含む面上にあるので、引抜きのとき製品6の
真直ぐに引くことができ、異常なトルクが製品6
にかからず、良品質の製品を精度よく所要径に仕
上げることができる。
なお、上記実施例では、1本引きの場合につい
て述べたが、2〜3本引き等の複数引きの場合に
は、第5図に示すように、アーム連杆7の中心軸
線すなわち台車牽引中心Cと両チエン12,13
牽引中心を結ぶ直線Lを交叉させ、ダイス穴軸S
及びトングかみ込み中心を、前記軸線C上及び/
またはその前後に位置させればよい。
また、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではないこと勿論である。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、素材11を、基台1
上に設けたダイス2に通し、2本の無端状チエン
12,13により駆動されてガイドレール3上を
往復動する台車4によつて引き抜き、所要径に仕
上げた製品6を基台1の側方に排出するドローベ
ンチにおいて、 前記無端状チエン12,13は、一方がその他
方よりも低くなるように所定の間隔で段違いに配
設し、台車4の牽引中心Cが両チエン12,13
の牽引中心を結ぶ直線Lにより形成される面上に
位置するようになし、基台1の前又は後側に、製
品受アーム32を両チエン12,13の上側間に
出入可能に配設したことを特徴とするものである
から、チエン12,13の支持構造が簡単で安定
性がよく、製品6を前又は後方に排出した後製品
受棚又はコンテナ47に収容することができ、し
かも、1又は複数本引きであつても製品6に異常
なトルクがかからす真直ぐに引き抜くことがで
き、良品質な製品を精度よく所要径に仕上げるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は正面図、第2図は第1図のA−A線
断面拡大図、第3図は要部の拡大平面図、第4図
はチエン駆動手段の平面図、第5図は台車の他の
実施例を示す側面図、第6図〜第8図は従来例を
示し、第6図は正面図、第7図は平面図、第8図
は第6図B−B線断面図である。 1……基台、2……ダイス、3……ガイドレー
ル、4……台車、6……製品、11……素材、1
2,13……無端状チエン、32……製品受アー
ム、C……台車の牽引中心、L……チエンの牽引
中心を結ぶ直線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 素材11を、基台1上に設けたダイス2に通
    し、2本の無端状チエン12,13により駆動さ
    れてガイドレール3上を往復動する台車4によつ
    て引き抜き、所要径に仕上げた製品6を基台1の
    側方に排出するドローベンチにおいて、 前記無端状チエン12,13は、一方がその他
    方よりも低くなるように所定の間隔で段違いに配
    設し、台車4の牽引中心Cが両チエン12,13
    の牽引中心を結ぶ直線Lにより形成される面上に
    位置するようになし、基台1の前又は後側に、製
    品受アーム32を両チエン12,13の上側間に
    出入可能に配設したことを特徴とするドローベン
    チ。
JP2489489U 1989-03-04 1989-03-04 Expired JPH0340404Y2 (ja)

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JP2489489U JPH0340404Y2 (ja) 1989-03-04 1989-03-04

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JPH02118608U JPH02118608U (ja) 1990-09-25
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