JPH0340386Y2 - - Google Patents

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JPH0340386Y2
JPH0340386Y2 JP17635684U JP17635684U JPH0340386Y2 JP H0340386 Y2 JPH0340386 Y2 JP H0340386Y2 JP 17635684 U JP17635684 U JP 17635684U JP 17635684 U JP17635684 U JP 17635684U JP H0340386 Y2 JPH0340386 Y2 JP H0340386Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、接着剤塗布ロボツトによつてワーク
の表面に接着剤を塗布する装置に関するものであ
る。
(従来技術) 従来より、ワークに接着剤を塗布するについ
て、接着剤塗布ガンを有するロボツトを使用する
ことは、実開昭58−80190号に見られるように知
られている。
しかるに、ワークの接着剤塗布面は、プレス加
工、溶接加工等の加工上の誤差等によつて、その
形状寸法および位置が各ワークにおいて異なつて
いる。また、このワークを搬送するハンガー、載
置台等の搬送装置によるワークの保持位置につい
ても各搬送装置において異なつているものであ
る。よつて、上記接着剤塗布ロボツトによつてワ
ークの塗布面に接着剤を塗布しても、接着剤の塗
布位置もしくは塗布面と塗布ガンとの距離が基準
値からずれて、正確な接着剤の塗布が行えず所定
の接着性能が得られない問題が生じる恐れがあ
る。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、ワーク搬送装置の精
度もしくはワークの加工上の誤差等にかかわらず
精度のよい接着剤の塗布が行えるようにしたロボ
ツトによる接着剤の塗布装置を提供することを目
的とするものである。
(考案の構成) 本考案の塗布装置は、塗布の目標点に沿つて塗
布ガンを移動させる接着剤塗布ロボツトと、塗布
位置にワークを搬送するワーク搬送装置と、ワー
クをワーク搬送装置より分離して位置決め支持す
るワーク位置決め装置と、移動機構により測定位
置と退避位置とに移動可能でワークの塗布の目標
点を測定する塗布面測定装置と、この測定結果に
基づいて前記塗布ガンの移動経路を修正するロボ
ツト制御装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
(考案の効果) 本考案によれば、測定結果に基づいて塗布ガン
の移動位置を修正するようにしたことにより、ワ
ーク搬送装置の精度、ワークの加工誤差等にかか
わらず接着剤の塗布が精度よく行うことができる
ものである。
(実施例) 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の第1の実施例における接着剤塗
布装置の全体斜視図である。
接着剤塗布ロボツト1の前方には、自動車のド
ア等のワーク2を塗布位置に搬送するハンガー3
による搬送装置4が設けられ、該搬送装置4によ
つて搬送されたワーク2は、この搬送装置4より
分離されてワーク位置決め装置5に位置決め支持
される。また、上記ワーク位置決め装置5の側方
には、ワーク2の接着剤塗布面2aの塗布の目標
点を測定する塗布面測定装置6が設けられ、上記
接着剤塗布ロボツト1の作動がロボツト制御装置
7によつて制御されるものである。
上記接着剤塗布ロボツト1は、アーム9の先端
に接着剤塗布ガン10を有し、このアーム9はベ
ース11に対して旋回移動、起伏移動、前後移動
自在に設けられ、接着剤塗布ガン10が上下、左
右および前後移動可能に支持され、接着剤供給パ
イプ19が接続されている。この接着剤塗布ガン
10は、ロボツト制御装置7による制御信号に基
づいてワーク2の塗布の目標点に沿つて移動制御
される。
上記搬送装置4はハンガー3の下端支持部3a
上にワーク2が載置され、上端がコンベア12に
吊下げ支持されて移動し、ワーク2を接着剤塗布
ロボツト1の前方の塗布位置に搬送するものであ
る。
また、ワーク位置決め装置5は、塗布位置に搬
送されたワーク2をハンガー3から離して位置決
め支持するものであつて、下方に配設された持上
機構13と、ワーク2の前端側に配設された前端
位置決め機構14と、ワーク2の背面側に配設さ
れた倒れ位置決め機構15とを備えている。持上
機構13は、治具プレート16にワーク2の下端
部を支持する複数の持上治具17が設けられ、昇
降シリンダ18によつて昇降自在に支持されてい
る。前端位置決め機構14は、ワーク2の前端に
当接する前端治具20が支持基体21に対して進
退移動可能に設けられ、ワーク2を固定するクラ
ンプ爪22が並設されている。また、倒れ位置決
め機構15は、ワーク2の背面に当接する背部治
具23が支持基体24に対して進退移動可能に設
けられ、ワーク2を固定するクランプ爪25が並
設されている。
塗布面測定装置6は、検出プレート27が移動
装置(図示せず)によつて接着剤塗布ロボツト1
の前方の測定位置すなわち前記塗布位置から側方
の退避位置にかけて移動可能に設けられている。
すなわち、検出プレート27は支持フレーム28
のガイドバー29に沿つて横方向に移動可能に設
けられ、図示しないシリンダ等のアクチユエータ
によつて移動操作される。上記検出プレート27
には、ワーク2の接着剤塗布面2aの塗布の目標
点のX−Y方向の位置を検出する第1の測定子3
0と、Z方向の位置を検出する第2の測定子31
とが複数配設されている。
上記第1の測定子30は第2図に示すように、
シリンダ30aによつて検出プレート27に出没
移動可能に支持された円錐状の測定子先端30b
が、ワーク2に穿設された検出穴2bに係合して
ワーク2のX−Y方向の位置を検出するように構
成されている。また、第2の測定子31は第3図
に示すように、シリンダ31aによつて検出プレ
ート27に出没移動可能に支持された平坦な測定
子先端31bが、ワーク2の平面部2cに当接し
てワーク2のZ方向の位置を検出するように構成
されている。
上記塗布面測定装置6の各測定子30,31に
よる検出信号は、前記接着剤塗布ロボツト1のロ
ボツト制御装置7に出力される。ロボツト制御装
置7は、この測定結果に基づいて、接着剤塗布ロ
ボツト1の塗布目標位置に対する接着剤塗布ガン
10の移動経路に対応した各部の移動操作量を、
測定した塗布の目標点の修正に対応して補正し、
各部の最終移動操作量を演算して、接着剤塗布ガ
ン10の移動経路を修正するものである。
上記実施例の作用を説明すれば、搬送装置4に
よつてハンガー3に支持されたワーク2が塗布位
置に搬送されてくると、ワーク位置決め装置5が
作動して、持上機構13の持上治具17によつて
ワーク2の下端部を支持して持ち上げるととも
に、ワーク2の前端に前端位置決め機構14の前
端治具20が当接し、さらにワーク2の背面に倒
れ位置決め機構15の背部治具23が当接してこ
のワーク2を起し、各クランプ爪22,25でワ
ーク2を固定することにより、このワーク2はハ
ンガー3から離れた状態において各治具で位置決
め保持される。
続いて、塗布面測定装置6の検出プレート27
が移動装置によつて測定位置に移動され、各測定
子30,31がそのシリンダ30a,31aの作
動によつて突出移動し、先端部30b,31bが
それぞれワーク2に接触して、塗布の目標点のX
−Y方向およびZ方向の位置を測定する。この測
定結果は、接着剤塗布ロボツト1のロボツト制御
装置7に出力され、接着剤塗布ガン10の移動経
路が修正演算される。
上記塗布面測定装置6による測定の後、その検
出プレート27は退避位置に移動され、ワーク位
置決め装置5によつて位置決め保持されたワーク
2に対して、接着剤塗布ロボツト1を作動し、測
定された塗布の目標点に対応して修正された移動
経路に沿つて接着剤塗布ガン10を移動して所定
の接着剤塗布を行うものである。
次に、第4図は変形例を示し、前例のハンガー
3による搬送装置4に代えて、搬送台33による
搬送装置34を使用した例を示している。
ワーク2は搬送台33の支持治具35および背
部の支持プレート36によつて支持され、この搬
送台33はガイドローラ37上に載置されて搬送
される。その他の接着剤塗布ロボツト1、ワーク
位置決め装置5、塗布面測定装置6、ロボツト制
御装置7は前例と同様に設けられ、図示している
同一構造には同一記号を付している。
なお、ワーク位置決め装置5の持上機構13の
持上治具17は上記搬送台33を貫通して上昇作
動し、ワーク2の下端部に当接してこのワーク2
を持上げるものであり、後端にドアクランプ37
が配設されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における接着剤の塗
布装置の全体構成を示す斜視図、第2図は塗布面
測定装置の第1の測定子を示す断面図、第3図は
同じく塗布面測定装置の第2の測定子を示す断面
図、第4図はワーク搬送装置の変形例を示す要部
斜視図である。 1……接着剤塗布ロボツト、2……ワーク、3
……ハンガー、4,34……搬送装置、5……ワ
ーク位置決め装置、6……塗布面測定装置、7…
…ロボツト制御装置、9……アーム、10……接
着剤塗布ガン、13……持上機構、14,15…
…位置決め機構、17,20,23……治具、2
7……検出プレート、30,31……測定子、3
3……搬送台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロボツトにより接着剤をワークの表面に塗布す
    る装置であつて、接着剤塗布ガンを装着し、塗布
    の目標点に沿つて塗布ガンを移動させる接着剤塗
    布ロボツトと、接着剤塗布ロボツトの塗布位置に
    ワークを搬送するワーク搬送装置と、塗布位置に
    搬送されたワークをワーク搬送装置より分離して
    位置決め支持するワーク位置決め装置と、移動機
    構により測定位置と退避位置とに移動可能に設け
    られ、前記ワーク位置決め装置によつて支持され
    たワークの接着剤塗布面の塗布の目標点を測定す
    る塗布面測定装置と、塗布面測定装置の測定結果
    に基づいて、接着剤塗布ロボツトの塗布ガンの移
    動経路を修正するロボツト制御装置とを備えたこ
    とを特徴とするロボツトによる接着剤の塗布装
    置。
JP17635684U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0340386Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17635684U JPH0340386Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JP17635684U JPH0340386Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS6191361U JPS6191361U (ja) 1986-06-13
JPH0340386Y2 true JPH0340386Y2 (ja) 1991-08-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105772276A (zh) * 2016-05-13 2016-07-20 镇江颀龙科技有限公司 一种刮水膜防雾装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105772276A (zh) * 2016-05-13 2016-07-20 镇江颀龙科技有限公司 一种刮水膜防雾装置

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JPS6191361U (ja) 1986-06-13

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