JP4103950B2 - ワークの姿勢検出方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、ハンガーに吊持されあるいは台車に載置されたワークの姿勢を検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
距離センサを用いてワークの姿勢を検出するものとしては、特開平10−176916号が挙げられる。当該公知文献においては、距離センサとして超音波距離センサを用いており、ワーク表面の3点の距離を測定し、ワークの傾きを検出する旨が開示されている。また、当該公知文献には距離センサをロボットアームに装着してワークの姿勢を検出することも開示されている。
【0003】
しかしながら、このような従来の検出方法においては、ワークの表面に向けて垂直に超音波を照射することにより距離を測定するものであり、ワークの表面に凹凸がある場合、あるいはワークの姿勢が傾いている場合は、正確にワークの距離を検出することができない。そのため、当該従来の検出方法では表面が平面となっているワークのみにしか用いることができず、表面に凹凸や傾きを有するワークには使用することができないという不都合がある。
【0004】
また、従来の超音波距離センサのような測距式のセンサを用いた場合は、ワークの姿勢を検出するためにはセンサからの距離信号を演算処理する必要があるため、処理が複雑になるという不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ワークの姿勢を検出する方法の改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都合を解消するために、表面に凹凸や傾きを有するワークであっても正確にその姿勢を検出することができる姿勢検出方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明のワークの姿勢検出方法は、バキュームパッドによるワークの吸着保持前に、対象物に対して所定の設定距離まで近接したことを検出する距離設定型非接触式センサにより凹凸及び傾きを有するワーク表面の3カ所の位置を検出してワークの姿勢を検出する方法であって、前記センサはバキュームパッドに隣接して設けられた状態で同一平面上に配設された第1センサ、第2センサ及び第3センサの3個のセンサからなるものであり、以下の各工程を備えることを特徴とする。
【0007】
まず、前記第1、第2及び第3センサを順にワークから遠ざけると共に、前記1センサを前記設定距離よりもワークから離反した位置にセットする初期位置セット工程である。次に、前記第1センサを前記設定距離までワークに近接させて該第1センサにより検出されたワークの検出点を第1検出点とする第1測距工程である。次に、前記第1検出点を中心に前記第2センサをワークに向けて傾動させ該第2センサを前記設定距離までワークに近接させて該第2センサにより検出されたワークの検出点を第2検出点とする第2測距工程である。そして、前記第1検出点と第2検出点とを結ぶ線を軸として前記第3センサを傾動させ該第3センサを前記設定距離までワークに近接させて該第3センサにより検出されたワークの検出点を第3検出点とする第3測距工程である。
【0008】
本発明のワークの姿勢検出方法においては、前記第1乃至第3センサは、対象物に対して所定の設定距離まで近接したことを検出する非接触式センサを用いている。この非接触式センサは、対象物が前記設定距離まで近接したか否かのみを検出するものなので、従来の超音波を用いた測距式センサと異なり対象物の凹凸や傾きの影響を受けにくい。従って、表面に凹凸や傾きを有するワークであってもその姿勢を検出することができる。また、前記第1乃至第3センサはワークが前記設定距離まで近接したか否か、即ちON/OFFによりワークまでの距離を検出するものであるため、従来の測距式のセンサのようにセンサからの距離データを演算する必要がないため、制御が容易となる。
【0009】
また、ワークの検出においては、まず初期位置セット工程により前記第1、第2及び第3センサを順にワークから遠ざかる位置にセットするため、各センサをワークに近づけると、まず前記第1センサとワークとの間が設定距離となる。このとき、検出されたワーク表面の点を第1検出点とする。次に、この第1検出点を中心として前記第2センサをワークに近接させ、ワークとの距離を設定距離とし、検出されたワーク表面の点を第2検出点とする。その際、前記第1検出点を中心に前記第2センサをワークに近づけているため、前記第1検出点と前記第1センサとの距離には変化がない。そして、前記第1検出点と第2検出点とを結んだ線を軸として前記第3センサをワークに近接させ、ワークとの距離を設定距離とし、検出されたワーク表面の点を第3検出点とする。これにより、前記第1乃至第3センサと前記第1乃至第3検出点との距離がすべて設定距離となり、前記第1乃至第3センサとワークとが平行となる。従って、このときの前記第1乃至第3センサの座標からワークの姿勢を検出することが可能となる。
【0010】
また、本発明のワークの姿勢検出方法においては、前記初期位置セット工程に先立ち、前記第1、第2又は第3センサのうち1又は複数のセンサをワークに近接させて前記センサを検出状態とし、ワークの表面に対して略平行に移動させて前記センサが非検出状態となる位置を検出することによりワークの端部を検出し、ワークの端部から予め定められた距離にある点を検出点とする位置検出工程を行うことが好ましい。
【0011】
前記第1乃至第3センサは、対象物に対して所定の設定距離まで近接したことを検出する非接触式センサであるため、一度ワークに近接させて検出状態とし、その状態でワークと略平行に前記センサを移動させると、センサの検出領域がワークの端部に達し、その端部から外れたときは前記センサが非検出状態となる。これにより、前記ワークの端部を知ることができる。一方、ワークの形状によっては凹凸の大きい部分と平面となっている部分がある等の種々の事情があるが、前記位置検出工程を行うことにより、ワークの形状に合わせて前記センサの検出がしやすい点を検出点とすることができるので、ワークの姿勢の検出をより正確に行うことができる。
【0012】
また、本発明のワークの姿勢検出方法においては、前記第1、第2及び第3センサに距離設定一次元光センサを用いて前記第1乃至第3測距工程を行うことが好ましい。距離設定一次元光センサは、ワークの凹凸による検出誤差が少なく、前記設定距離の設定も容易である。また、従来の測距式のセンサに比べて安価であるため、本発明の実施を行う装置のコストを低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のワークの姿勢検出方法の実施形態の一例について、図1乃至図5を参照して説明する。図1はロボットアーム及びハンド治具とハンガー及びサイドパネルとの関係を示す説明図、図2はハンド治具とサイドパネルとの関係を示す説明図、図3は本実施形態の位置検出工程を示す説明図、図4は本実施形態の初期位置セット工程と第1測距工程と第2測距工程とを示す説明図、図5は本実施形態の第3測距工程と平面方向の位置出し工程とを示す説明図である。
【0014】
本実施形態のワークの姿勢検出方法は、図1に示すように、ロボットアーム1とその先端部に装着されたハンド治具2とによって、ハンガー3に複数枚重ねられて吊り下げられた自動車の車体のサイドパネル(ワーク)4を1枚ずつ取り出す際にサイドパネル4の姿勢を検出する方法として用いられる。
【0015】
サイドパネル4は、複数重ねられた状態で図示しない部品の供給ラインからハンガー3により吊り下げられて所定の取出位置まで搬送される。サイドパネル4は、図2に示すようにフロントピラーロア部4fの所定の位置にハンガー3の2本の腕部3aが当接した状態で吊り下げられているため、その位置は各サイドパネル4によって大差がない状態となっている。一方、その姿勢は、サイドパネル4同士の重なり具合によってその傾斜の度合いがそれぞれ異なるものとなっている。
【0016】
ロボットアーム1は、図示しないコントローラによってその動きが制御される。ハンド治具2は、図2に示すように、吊り下げられたサイドパネル4のフロントピラーロア部4fの近傍に配設され横方向に延設される第1保持部5と、サイドパネル4のリア側の近傍に配設され第1保持部5と平行に延設される第2保持部6と、第1保持部5と第2保持部6とを連結する連結部材7とを備えている。連結部材7は、図2において、第1保持部5の左側端部と第2保持部6の右側端部とを斜め方向に連結するものである。また、連結部材7は、第1保持部5と第2保持部6とを連結した状態での略重心位置がロボットアーム1の先端部に連結されている。
【0017】
第1保持部5は、図2及び図4(c)に示すように、サイドパネル4のフロントピラーロア部4fの所定の検出点においてサイドパネル4の姿勢を検出する第1姿勢センサ8及び第2姿勢センサ9を備えている。この第1姿勢センサ8と第2姿勢センサ9とは第1保持部5の長手方向に整列して設けられている。また、第1保持部5には、サイドパネル4のサイドシル部4sの直線部分を検出するサイドシルセンサ10と、フロントピラーロア部4fの直線部分を検出するフロントセンサ11とを備えている。このサイドシルセンサ10及びフロントセンサ11は、サイドパネル4の平面方向の位置のずれを検出するものである。また、第1保持部5には、サイドパネル4を吸着保持するバキュームパッド12が設けられている。このバキュームパッド12は、フロントピラーロア部4fを吸着するためのものが2カ所、サイドシル部4sを吸着するためのものが1カ所の合計3カ所に設けられている。
【0018】
第2保持部6は、図2に示すように、サイドパネル4のリアホイールハウス4w近傍においてサイドパネル4の姿勢を検出する第3姿勢センサ13を備えている。また、第2保持部には、サイドパネル4のリアホイールハウス4wの端部を検出するリアセンサ14が設けられている。このリアセンサ14は、サイドパネル4の平面方向の位置のずれを検出するものである。また、第2保持部6にはサイドパネル4を吸着保持するバキュームパッド12が第2保持部6の長手方向に沿って2カ所に設けられている。
【0019】
本実施形態においては、第1姿勢センサ8、第2姿勢センサ9及び第3姿勢センサ13は、ともに距離設定の光電スイッチを用いている。この距離設定の光電スイッチは、対象物が所定の設定距離d(図3(a)参照)に近づいたときにONとなり、センサと対象物とが設定距離dとなったことを検出するものである。また、この距離設定光電スイッチは、対象物との距離が設定距離d以内であればONの状態となっている。また、本実施形態においては、サイドシルセンサ10、フロントセンサ11及びリアセンサ14についても同様に距離設定の光電スイッチを用いている。
【0020】
次に、本実施形態におけるサイドパネル4の姿勢検出方法について図3乃至図5を参照して説明する。本実施形態の姿勢検出方法は、位置検出工程と、初期位置セット工程と、第1測距工程と、第2測距工程と、第3測距工程とからなる。
【0021】
まず、図示しない部品の供給ラインからサイドパネル4がハンガー3により吊り下げられた状態で所定の取出位置まで搬送される。具体的には、図3(a)に示すように、ハンガー3の2本の腕部3aによりフロントピラーロア部4fが吊持され、複数枚重ねられた状態となっている。
【0022】
位置検出工程においては、図3(a)に示すように、第1姿勢センサ8が他の第2姿勢センサ9及び第3姿勢センサ13よりもサイドパネル4に近づいた状態となり、且つ第1姿勢センサ8がサイドパネル4とは設定距離d以上離反するように、ロボットアーム1によってハンド治具2を移動させる。
【0023】
次に、図3(b)に示すように、ハンド治具2をサイドパネル4に向かって前方に進行させ、第1姿勢センサ8とサイドパネル4の表面との距離が設定距離dとなり第1姿勢センサ8がONとなった位置からさらに数十ミリ進入させて停止させる。この状態から、図3(c)に示すようにハンド治具2を上方に数十ミリ移動させる。このとき、第1姿勢センサ8がサイドパネル4の端部から外れるためOFFとなるが、そのOFFとなった位置を図示しないコントローラで記憶する。ここで、第1姿勢センサ8がONとなった位置からハンド治具2をさらに数十ミリ進入させるのは、ハンド治具2を上方に移動させた際に、サイドパネル4の凹凸によって第1姿勢センサ8がOFFとなるのを防止するためである。そして、第1姿勢センサ8がOFFとなった位置からさらに所定の距離だけ下方位置を第1検出点8aとする。
【0024】
次に、初期位置セット工程において、図4(a)に示すように、ハンド治具2を下方且つ後方に斜めに移動させて第1姿勢センサ8が他の第2姿勢センサ9及び第3姿勢センサ13よりもサイドパネル4に近づいた状態とすると共に、第1姿勢センサ8がサイドパネル4とは設定距離d以上離反した状態とする。このとき、第1姿勢センサ8の検出方向がハンド治具2の進行方向となるようにセットする。
【0025】
次に、第1測距工程において、図4(b)及び(c)に示すように、第1姿勢センサ8とサイドパネル4との距離が設定距離dとなるまで第1姿勢センサ8をサイドパネル4に近づける。このとき、第1姿勢センサ8により検出されたサイドパネル4の箇所は第1検出点8aとなっている。
【0026】
次に、第2測距工程において、図4(d)示すように、ハンド治具2を第1検出点8aを支点として時計方向に傾動させ、第2姿勢センサ9とサイドパネル4の表面との距離が設定距離dとなった時点でハンド治具2の傾動を停止させる。このとき、第2姿勢センサ9により検出されたサイドパネル4の箇所を第2検出点9aとする。
【0027】
次に、第3測距工程において、図5(a)及び(b)に示すように、ハンド治具2を第1検出点8aと第2検出点9aとを結んだ直線を軸として下方向に傾動させる。そして、第3姿勢センサ13とサイドパネル4との距離が設定距離dとなった時点でハンド治具2の傾動を停止させる。このとき、第3姿勢センサ13により検出されたサイドパネル4の箇所を第3検出点13aとする。
【0028】
このように、位置検出工程から第3測距工程までの各工程により、ハンド治具2はサイドパネル4と平行となる位置にセットされる。ここで、第1姿勢センサ8、第2姿勢センサ9及び第3姿勢センサ13においては、ハンド治具2が所定の基準点にある場合の座標が記憶されており、さらにハンド治具2が移動した場合の移動量も図示しないコントローラにより把握されているので、サイドパネル4と平行になった時点の各センサの座標は図示しないコントローラにより把握されている。また、サイドパネル4は、ハンド治具2から設定距離dだけ離れた位置でハンド治具2と平行になっているため、サイドパネル4の第1乃至第3測定点8a,9a及び13aの座標も明確なものとなる。
【0029】
本実施形態では、このようにロボットアーム1によりハンド治具2を上記工程で移動させることにより、ハンド治具2をサイドパネル4に平行な状態にすることができる。従って、従来の測距式のセンサを用いた場合のように各測距式センサにより検出されたワークまでの距離を演算してワークの姿勢を検出する必要がない。
【0030】
以上の工程により、サイドパネル4の姿勢が検出された後は、ハンド治具2に設けられたバキュームパッド12によりサイドパネル4を吸着保持するために、サイドパネル4の正確な位置出しを行う。具体的には、まず図5(c)に示すように、ハンド治具2をサイドパネル4の表面と平行に左右方向に移動させ、サイドシルセンサ10とリアセンサ14とによりサイドパネル4の左右方向の正確な位置を検出する。次に、図5(d)に示すように、ハンド治具2をサイドパネル4の表面と平行に上方に移動させ、フロントセンサ11により上下方向の正確な位置を検出する。このように、サイドパネル4の正確な位置を検出した後、サイドパネル4の位置に合わせてハンド治具2を移動させ、バキュームパッド12によりサイドパネル4を吸着保持し、次工程である図示しない組み立てラインにサイドパネル4を供給する。
【0031】
このように、本実施形態の姿勢検出方法によれば、対象物に対して所定の設定距離まで近接したことを検出する非接触式センサである距離設定の光電スイッチを用いているので、凹凸や傾きを有するワークであってもその姿勢を検出することができる。また、従来の測距のセンサを用いた場合のように、センサとワークとの距離の演算を行う必要がないため、ロボットアーム1等の制御を容易なものとすることができる。
【0032】
尚、上記実施形態においては、サイドパネル4がハンガー3により吊り下げられた状態を例にして説明したが、これに限らず、サイドパネル4が図示しない台車に複数枚重ねられて載置されているものであっても、ロボットアーム1及びハンド治具2により1枚ずつ取り出すことができる。
【0033】
また、上記実施形態においては、第3測距工程の後にサイドパネル4の正確な位置出し工程を行っているが、第3測距工程後に一度ハンド治具2を後退させ、再度サイドパネル4に向けて進行させることにより、ハンド治具2がサイドパネル4と正確に平行となっているか確認する工程を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボットアーム及びハンド治具とハンガー及びサイドパネルとの関係を示す説明図。
【図2】ハンド治具とサイドパネルとの関係を示す説明図。
【図3】本実施形態の位置検出工程を示す説明図。
【図4】本実施形態の初期位置セット工程と第1測距工程と第2測距工程とを示す説明図。
【図5】本実施形態の第3測距工程と平面方向の位置出し工程とを示す説明図。
【符号の説明】
…サイドパネル(ワーク)、8…第1姿勢センサ(第1センサ)、8a…第1検出点、9…第2姿勢センサ(第2センサ)、9a…第2検出点、13…第3姿勢センサ(第3センサ)、13a…第3検出点、d…設定距離。

Claims (3)

  1. バキュームパッドによるワークの吸着保持前に、対象物に対して所定の設定距離まで近接したことを検出する距離設定型非接触式センサにより凹凸及び傾きを有するワーク表面の3カ所の位置を検出してワークの姿勢を検出する方法であって、前記センサはバキュームパッドに隣接して設けられた状態で同一平面上に配設された第1センサ、第2センサ及び第3センサの3個のセンサからなり、
    前記第1、第2及び第3センサを順にワークから遠ざけると共に、前記第1センサを前記設定距離よりもワークから離反した位置にセットする初期位置セット工程と、
    前記第1センサを前記設定距離までワークに近接させて該第1センサにより検出されたワークの検出点を第1検出点とする第1測距工程と、
    前記第1検出点を中心に前記第2センサをワークに向けて傾動させ該第2センサを前記設定距離までワークに近接させて該第2センサにより検出されたワークの検出点を第2検出点とする第2測距工程と、
    前記第1検出点と第2検出点とを結ぶ線を軸として前記第3センサを傾動させ該第3センサを前記設定距離までワークに近接させて該第3センサにより検出されたワークの検出点を第3検出点とする第3測距工程とによりバキュームパッドによるワークの吸着保持前にワークの姿勢を検出することを特徴とするワークの姿勢検出方法。
  2. 前記初期位置セット工程に先立ち、前記第1、第2又は第3センサのうち1又は複数のセンサを位置検出センサとしてワークに近接させて前記位置検出センサを検出状態とし、ワークの表面に対して略平行に移動させて前記位置検出センサが非検出状態となる位置を検出することによりワークの端部を検出し、ワークの端部から予め定められた距離にある点を検出点とする位置検出工程を行うことを特徴とする請求項1に記載のワークの姿勢検出方法。
  3. 前記第1、第2及び第3センサに距離設定一次元光センサを用いて前記第1乃至第3測距工程を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のワークの姿勢検出方法。
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