JPH0340225Y2 - - Google Patents

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JPH0340225Y2
JPH0340225Y2 JP6474386U JP6474386U JPH0340225Y2 JP H0340225 Y2 JPH0340225 Y2 JP H0340225Y2 JP 6474386 U JP6474386 U JP 6474386U JP 6474386 U JP6474386 U JP 6474386U JP H0340225 Y2 JPH0340225 Y2 JP H0340225Y2
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skin member
notch
opening
skin
seat
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JP6474386U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用シート(特に自動車座席)の
表皮部材に関し、より詳しくはシートバツクのパ
ツド部材に被覆する袋状表皮部材の改良に係るも
のである。
(従来の技術) 従来、この種の自動車座席の表皮部材としては
第7図に示すものが知られている。図中、1は自
動車座席で、シートバツク2とシートクツシヨン
3とからなる。このシートバツク2は外枠フレー
ムと、クツシヨン材たるパツド部材と、これらを
被覆する袋状の表皮部材4とから形成される。こ
の表皮部材4はパツド部材の外形に沿う袋状から
形成されるとともに、基端部4aには開口部4b
が設けられている。この表皮部材4をパツド部材
に被覆するには、表皮部材4の開口部4bからパ
ツド部材に差し込み、表皮部材4の基端側の背も
たれ側(前面側)を、外枠フレームに横架した支
持部材に、ホツグリングにより吊り込んでいた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成に係る自動車座席の表皮部材4は、袋
状から形成されているため、表皮部材4の背もた
れ側を吊り込むに際しては、表皮部材4の開口部
4bに近いところの基端部4aしか吊り込めず、
表皮部材4の上部側は吊り込むことができなく
て、表皮部材4の背もたれ側の上部に縦じわAが
発生して見栄えが悪くなる虞れがあつた。
この考案は、かかる問題点を解決すべくなされ
たものであり、袋状の表皮部材をシートバツクの
パツド部材に被覆した際に、この表皮部材の背も
たれ側の上部に縦じわが発生せずに、外観上見栄
えが良好な車両用シートの表皮部材を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案にかかる車両用シートの表皮部材は、
開口部を有する袋状に形成し、後面部の上部側に
切欠部を設けて上下に分割し、前記切欠部にこの
切欠部を開閉する開閉部材を装着したものであ
る。
(作用) この考案に係る車両用シートの表皮部材によれ
ば、袋状の表皮部材の後面部の上部側に切欠部を
設け、この切欠部に開閉部材を装着しているた
め、前記切欠部から表皮部材の背もたれ面部を吊
り込むことができ、背もたれ面部の上部側を確実
に吊り込むことができて、背もたれ面部にしわの
生じることがなく、外観上見栄えが良好となる。
(実施例) この考案にかかる一実施例を第1図ないし第4
図に基づいて説明する。同図中、5は自動車座席
で、シートクツシヨン6とシートバツク7とから
なる。このシートバツク7は外枠フレーム8と、
この外枠フレーム8間に横架した支持部材9と、
クツシヨン材たるパツド部材10と、これらを被
覆する表皮部材11とからなる。この表皮部材1
1は袋状からなるとともに、その基端には開口部
11aが形成される。さらに、表皮部材11の後
面部11bにはその上部11cに、横方向の切欠
部11dが形成される。この表皮部材11は切欠
部11dを境として、表皮部材11の後面部11
bが上下に分割される。そして、この表皮部材1
1の切欠部11dには開閉部材たるフアスナ部材
12が取付けられる。この表皮部材11をシート
バツク7のパツド部材10に被覆するには、表皮
部材11の開口部11aからパツド部材10に差
し込み、表皮部材11の開口部11aから表皮部
材11の背もたれ面側(表皮部材の前面側)の下
部を外枠フレーム8間の支持部材9側へ吊り込
み、さらに、表皮部材11の背もたれ面側の上部
を、表皮部材11の後面部11bの切欠部11d
から外枠フレーム8間の支持部材9側へ吊り込
む。そして、表皮部材11の切欠部11dをフア
スナ部材12により閉じる。
上記構成にかかる表皮部材11は、表皮部材1
1の開口部11aから背もたれ面側の下部を吊り
込むとともに、表皮部材11の切欠部11dから
背もたれ面側の上部をも外枠フレーム8側へ吊り
込むことができるため、表皮部材11の背もたれ
面側の上下部を確実に外枠フレーム8側へ吊り込
むことができるので、表皮部材11の背もたれ面
に縦じわの発生することを防止することができ
て、外観上見栄えが良好となる。
なお、上記実施例においては、表皮部材11の
後面部11bに、横方向に切欠部11dを形成し
たものについて説明したが、横方向に沿う切欠部
11dだけでなく、切欠部11dの左右に横方向
の切欠を設けることもできる。
第5,6図に示す自動車座席の表皮部材は、表
皮部材11の切欠部11dに、この切欠部11d
上に後部座席の乗員が持つためのグリツプ部材1
3、又は乗員用の灰皿14を取付けたものであ
る。
(考案の効果) この考案によれば、口部を有する袋状に形成
し、後面部の上部側に切欠部を設けて上下に分割
し、前記切欠部にこの切欠部を開閉する開閉部材
を装着するという簡単な構造により、背もたれ面
部にしわの生じない外観上見栄えが良好な車両用
シートの表皮部材が得られるという効果を生じ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を用いた座席
の斜視図、第2図は第1図に示す座席の背面から
の斜視図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図は第2図に示す座席の表皮部材を開口
した状態の斜視図、第5,6図は他の実施例を示
す座席の背面からの斜視図、第7図は従来の表皮
部材を用いた座席の斜視図である。 図中、11は表皮部材、11bは表皮部材の後
面部、11dは表皮部材の切欠部、12は開閉部
材たるフアスナ部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開口部を有する袋状に形成し、後面部の上部
    側に切欠部を設けて上下に分割し、前記切欠部
    にこの切欠部を開閉する開閉部材を装着したこ
    とを特徴とする車両用シートの表皮部材。 (2) 前記切欠部を前記後面部の横方向に沿つて形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の車両用シートの表皮部材。
JP6474386U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0340225Y2 (ja)

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JP6474386U JPH0340225Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JP6474386U JPH0340225Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS62177399U JPS62177399U (ja) 1987-11-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2574523Y2 (ja) * 1991-05-15 1998-06-18 日本発条株式会社 自動車用シートバックのカバーリング構造

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JPS62177399U (ja) 1987-11-11

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