JPH0752759Y2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
- Publication number
- JPH0752759Y2 JPH0752759Y2 JP1990100165U JP10016590U JPH0752759Y2 JP H0752759 Y2 JPH0752759 Y2 JP H0752759Y2 JP 1990100165 U JP1990100165 U JP 1990100165U JP 10016590 U JP10016590 U JP 10016590U JP H0752759 Y2 JPH0752759 Y2 JP H0752759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- opening edge
- vehicle
- vehicle seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はシートバックの背面部にポケット部を設けた車
両用シートに関する。
両用シートに関する。
《従来の技術》 従来のこの種シートとして、第５図に示すようにシート
バック１の背面部２にポケット部３を設けた車両用シー
ト４が知られている。
バック１の背面部２にポケット部３を設けた車両用シー
ト４が知られている。
《考案が解決しようとする課題》 かかる従来の車両用シート４にあっては、ポケット部３
の容積を大きくするため、その開口縁部3aの高さが高く
なっている。したがって、一方の車両用シート４に着座
している人が他方の車両用シート４のポケット部３内の
物を取り出すときに、体をのけぞらせなければならず、
取出し難いという問題点があった。
の容積を大きくするため、その開口縁部3aの高さが高く
なっている。したがって、一方の車両用シート４に着座
している人が他方の車両用シート４のポケット部３内の
物を取り出すときに、体をのけぞらせなければならず、
取出し難いという問題点があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、容積が従来
と略同程度のままポケット部内のものを取り出し易くし
た車両用シートを提供することを目的としている。
と略同程度のままポケット部内のものを取り出し易くし
た車両用シートを提供することを目的としている。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するため本考案は、シートバックの背面
部にポケット部を設けた車両用シートにおいて、該ポケ
ット部の開口縁部に芯材を取り付け、且つ前記開口縁部
の車体内側部位に切り欠き部を形成すべく、前記開口縁
部および芯材の前記シートバック背面部における高さ
を、車両外側部位より車体内側部位が低くなるように設
定して、前記開口縁部および芯材の両端部を、前記シー
トバックの表皮材の横マチ部に縫合したことを特徴とす
るものである。
部にポケット部を設けた車両用シートにおいて、該ポケ
ット部の開口縁部に芯材を取り付け、且つ前記開口縁部
の車体内側部位に切り欠き部を形成すべく、前記開口縁
部および芯材の前記シートバック背面部における高さ
を、車両外側部位より車体内側部位が低くなるように設
定して、前記開口縁部および芯材の両端部を、前記シー
トバックの表皮材の横マチ部に縫合したことを特徴とす
るものである。
《作用》 ポケット部の開口縁部の高さが、車体外側部位より車両
内側が低くなるように設定されて、前記開口縁部の車体
内側部位に切り欠き部が形成されていることから、ポケ
ット部内の物が取り出し易い。
内側が低くなるように設定されて、前記開口縁部の車体
内側部位に切り欠き部が形成されていることから、ポケ
ット部内の物が取り出し易い。
《実施例》 以下、本考案の実施例を第１図乃至第４図に基づき説明
する。第１図は本考案実施例による車両用シートの背面
図であり、同図中10は車両用シートで、シートクッショ
ン11とシートバック12とを備え、このシートバック12の
背面部12aにはポケット部13が設けられている。このポ
ケット部13の開口縁部13aの高さは、車体外側部位L1よ
り車体内側部位L2が低くなるように設定され、開口縁部
13aの車体内側部位L2が切り欠き部14aとなっている。ポ
ケット部13は布等よりなる袋体14をシートバック12の表
皮材15の背面部15aに縫い付けたなり、その開口縁部13a
には合成樹脂等よりなる芯材16が添装固定されている。
そして、この芯材16の両端部および袋体14の両側縁部
は、シートバック12の表皮材15の横マチ15bに縫合され
ている。
する。第１図は本考案実施例による車両用シートの背面
図であり、同図中10は車両用シートで、シートクッショ
ン11とシートバック12とを備え、このシートバック12の
背面部12aにはポケット部13が設けられている。このポ
ケット部13の開口縁部13aの高さは、車体外側部位L1よ
り車体内側部位L2が低くなるように設定され、開口縁部
13aの車体内側部位L2が切り欠き部14aとなっている。ポ
ケット部13は布等よりなる袋体14をシートバック12の表
皮材15の背面部15aに縫い付けたなり、その開口縁部13a
には合成樹脂等よりなる芯材16が添装固定されている。
そして、この芯材16の両端部および袋体14の両側縁部
は、シートバック12の表皮材15の横マチ15bに縫合され
ている。
以上の構成において、ポケット部13の開口縁部13aの車
体内側部位の高さL2を、車体外側部位の高さL1より低く
設定したから、乗員が体をのけぞらせることなく手を延
ばすだけで、ポケット部13内の物を容易に取り出せる。
体内側部位の高さL2を、車体外側部位の高さL1より低く
設定したから、乗員が体をのけぞらせることなく手を延
ばすだけで、ポケット部13内の物を容易に取り出せる。
第２図は、本考案の他の実施例を示すもので、ボード17
に、袋体14を取り付けると共に、この袋体14と共に第３
図に示す合成樹脂等よりなる芯材16を第４図に示す如く
ボード17にタッカー止めで固定し、このボード17の四隅
部をシートバック12の背面部12aにクリップ等で固定す
ることによりポケット部13を設けてもよい。
に、袋体14を取り付けると共に、この袋体14と共に第３
図に示す合成樹脂等よりなる芯材16を第４図に示す如く
ボード17にタッカー止めで固定し、このボード17の四隅
部をシートバック12の背面部12aにクリップ等で固定す
ることによりポケット部13を設けてもよい。
このボード17の装着により袋体14のたるみ止めと物の押
え機能を発揮し得る。
え機能を発揮し得る。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、シートバックの背面部
にポケット部を設けた車両用シートにおいて、該ポケッ
ト部の開口縁部の車体内側部位に切り欠き部が形成され
るように、前記開口縁部の高さを、車両外側部位より車
体内側部位が低くなるように設定したから、一方の車両
用シートに着座している乗員が他方の車両用シートのポ
ケット部内の物を取り出すときに体をのけぞらせること
なく、その物を容易に取り出すことができる。
にポケット部を設けた車両用シートにおいて、該ポケッ
ト部の開口縁部の車体内側部位に切り欠き部が形成され
るように、前記開口縁部の高さを、車両外側部位より車
体内側部位が低くなるように設定したから、一方の車両
用シートに着座している乗員が他方の車両用シートのポ
ケット部内の物を取り出すときに体をのけぞらせること
なく、その物を容易に取り出すことができる。
第１図は本考案の第１実施例を示す車両用シートの斜視
図、第２図は本考案の第２実施例を示す車両用シートの
斜視図、第３図は第２図におけるシートの芯材の斜視
図、第４図は第２図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、第５図は
従来の車両用シートの背面図である。 10……車両用シート、12……シートバック、12a……背
面部、13……ポケット部、13a……開口縁部、14……袋
体、14a……切り欠き部、L1……車体外側部位の高さ、L
2……車体内側部位の高さ。
図、第２図は本考案の第２実施例を示す車両用シートの
斜視図、第３図は第２図におけるシートの芯材の斜視
図、第４図は第２図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、第５図は
従来の車両用シートの背面図である。 10……車両用シート、12……シートバック、12a……背
面部、13……ポケット部、13a……開口縁部、14……袋
体、14a……切り欠き部、L1……車体外側部位の高さ、L
2……車体内側部位の高さ。
Claims (1)
- 【請求項１】シートバックの背面部にポケット部を設け
た車両用シートにおいて、該ポケット部の開口縁部に芯
材を取り付け、且つ前記開口縁部の車体内側部位に切り
欠き部を形成すべく、前記開口縁部および芯材の前記シ
ートバック背面部における高さを、車両外側部位より車
体内側部位が低くなるように設定して、前記開口縁部お
よび芯材の両端部を、前記シートバックの表皮材の横マ
チ部に縫合したことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990100165U JPH0752759Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990100165U JPH0752759Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0457460U JPH0457460U (ja) | 1992-05-18 |
| JPH0752759Y2 true JPH0752759Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31842603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990100165U Expired - Lifetime JPH0752759Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752759Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6190659U (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-12 |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP1990100165U patent/JPH0752759Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0457460U (ja) | 1992-05-18 |
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