JPH0339974A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタのごとき複
写装置に関し、特に転写紙の機外への排出口の開閉機構
に特徴のある複写装置に関する。

〔従来の技術〕

最近、複写機のスモールオフィス、ホームオフィスへの
設置に件い、従来見過ごされていた外観および外から見
えたり手で触れたりすることができる内部の機械部品に
対する配慮がなされるようになってきた。

すなわち、外観で言えば、コンパクトに収納することを
目的として、操作側（前面側）から見て左右に本体より
突出する給紙トレイと排紙トレイのいずれか一方、ある
いは両方を上方に折り畳む機構が提案されている。

特に外部から見えたり、あるいは場合によっては手で触
れることのできる機械部分である定着部。

排出ローラを、装置の非動作時に排紙トレイを折り畳む
ことによってカバーする機構が提案されている（例えば
実開昭６０−９６６６０号）。

これによって、子供など機械の扱いに慣れない人が誤っ
て上記機械部品に手を触れる危険をなくそうというもの
である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来技術は単に排紙トレイを人間が
上方に折り畳んで排出口をカバーするだけのものであり
、排出される転写紙を受けるために、用紙受は位置に排
紙トレイを戻して複写動作中に誤って指を入れる危険性
があった。

本発明の目的は、非動作時の収納性に優れ、また動作時
、誤って手を触れた際の危険性を防止することのできる
複写装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、複写処理後、機外へ転写紙を排出する排出
口を備えた複写装置において、転写紙の機外への排出に
連動して排出口を開閉するカバー部材を排出口近傍に設
けたことによって遠戚される。

〔作用〕

カバー部材は複写動作時においても、転写紙が排出口に
到達するまでは排出口を閉じ、排出口に到達し、排出さ
れるタイミングで開き、排出され終わると再び排出口を
閉じるように作用する。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第７図は本発明による複写装置の斜視図であって、ｌは
原稿台、２は圧板、３は操作部、４は転写紙の排出口、
５は後に詳述するカバー部材、６は給紙カセットの把手
部である。またＡは複写装置の前面（操作面）である。

第８図は本発明による複写装置の構成国であって、７は
給紙カセット、８は切り換えローラ、９は切り換え搬送
路、ＩＯは転写部、ＩＩは定着部である。

給紙カセット７から給送された転写紙は、切り換えロー
ラ８へ送られ、後端が切り換え！般送路９を通過すると
、スイッチバックし転写部１０でトナー像を転写され、
かつ定着部１１でこのトナー像が定着され、その後転写
紙は排出口４より機外へ排出される。

手差し給紙の場合は、把手部６より転写紙を機内に挿入
すると上記の切り換えローラ８以降の経路を経て同様に
複写処理される。

第１図、第２図は本発明による複写装置の第１の実施例
の要部の構成国であって、第１図はカバー部材５が閉し
ている状態、第２図はカバー部材５が開いている状態を
示す。

これらの図において、５はカバー部材で、カバー部材５
の下部には前記排出口４を閉塞する膨出部５ｃが設けら
れ、その上端にはコイルバネ係合部５ｂが設けられ、ま
た、上部内面側には揺動支点５ａが設けられている。１
２はカバー部材５が取り付けられている略り字形のアー
ムであり、このアーム１２の角部には回動支点１２ａが
設けられ、回動支点１２ａを中心として回動するもので
ある。また、アーム１２の一端には前記カバー部材５の
１″ｉ３ｉ３動支が連結され、他端１２ｂには図示しな
い動作用ソレノイドの作動軸が係合されている。１３は
引張りコイルバネで、引張りコイルバネ１３はアーム１
２と前記係合部５ｂに係止され、このバネ力によりカバ
ー部材５を揺動支点５ａを中心として反時計回り方向に
付勢し、カバー部材５の膨出部５Ｃを排出口４に内方か
ら押し付ける作用をする。１４は排出口コロ、Ｉ５は転
写紙である。

第１図の状態では、カバー部材５が排出口４を塞いでい
るため、外部からは内部の排出コロ１４を目視すること
ができない。また、このカバー部材５を内方に押し込も
うとしても、揺動支点５ａを中心として僅かに時計方向
に移動した位置で端部５ｂが前面Ａの内壁面に突き当た
ってそれ以上の回動は阻止される。従って指を排出口４
から内部に入れることはできない。

次に複写動作時のカバー部材５の動きについて説明する
。画像を転写された転写紙１５が定着部１１近傍に到達
すると、図示しない到達検出スイッチにより図示しない
ソレノイドが作動して、アーム１２の他端１２ｂを矢印
方向（第１図に示す）に引く。するとこのアーム１２は
、回動支点１２ａを中心に反時計回り方向に回転し、カ
バー部材５を上方に持ち上げ、排出口４を開放する（第
２図参照）。この後、転写紙１５は機外へＩＪト出され
る。転写紙１５の機外への排出が終わると、これを検知
してソレノイドが再び作動し、アーム１２の他端１２ｂ
を前述と反対方向に引張り、従ってカバー部材５は第１
図に示す状態、すなわち排出口４を閉しる状態に戻る。

第３図、第４図は第２の実施例を示す要部の構成国であ
って、円弧状のカバー部材５が排出コロ１４の上方で回
動し、排出口４を開閉する構造となっている。なお、第
２．第３の実施例において、特に説明していない構成は
前述の第１の実施例の構・成と同様である。

第５図、第６図は第３の実施例の要部を示す構成図であ
って、この実施例は、円弧状のカバー部材５が排出コロ
１４の下方で回動して排出口４を開閉する構造となって
いる。

第９図は排出口の位置が異なる複写装置の斜視図であっ
て、このように排出口４が上面にある場合、カバー部材
５により被覆することにより、危険予防のみならず異物
の機内への落下を防止することもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、転写紙の排出と
カバー部材による排出口の開閉動作を連動して行うよう
にしたから、複写動作中の不測の事故を未然に防止する
ことの可能な複写装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明による複写装置の第１の実
施例の要部の構成図、第３図および第４図は本発明によ
る複写装置の第２の実施例の要部の構成図、第５図およ
び第６図は本発明による複写装置の第３の実施例の要部
の構成図、第７図は本発明による複写装置の一実施例の
斜視図、第８図は第７図における複写装置の内部構成図
、第９図は排出口位置が異なる例を示す複写装置の斜視
図である。 ４・・・排出口、５・・・カバー部材。 第 図 第３３ ′１Ｉ４５図 第 ６区 第７図 ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写処理後、機外へ転写紙を排出する排出口を備えた複
   写装置において、転写紙の機外への排出に連動して排出
   口を開閉するカバー部材を排出口近傍に設けたことを特
   徴とする複写装置。