JPH0339863B2 - - Google Patents

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JPH0339863B2
JPH0339863B2 JP14839683A JP14839683A JPH0339863B2 JP H0339863 B2 JPH0339863 B2 JP H0339863B2 JP 14839683 A JP14839683 A JP 14839683A JP 14839683 A JP14839683 A JP 14839683A JP H0339863 B2 JPH0339863 B2 JP H0339863B2
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JP
Japan
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steering
intermediate joint
shaft
vehicle speed
elastic body
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JP14839683A
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JPS6042159A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高速時にハンドル操作に対するパ
ワーアシストを停止して、その高速時の安定性を
高めるようにした動力舵取装置に関する。
(従来の舵取装置) この種の従来の舵取装置を示したのが第1図で
ある。
この第1図の装置は、ハンドルHのステアリン
グシヤフト1に中間ジヨイント2を接続し、この
中間ジヨイント2にピニオン軸3を接続してい
る。さらに、このピニオン軸3は、コントロール
バルブCの本体4に挿入している。
そして上記コントロールバルブCは、その本体
4にスプール5を内装するとともに、このスプー
ル5の両端を反力室6,7に臨ませている。
さらに上記反力室6,7は、ソレノイドバルブ
Vのポート8に接続しているが、このソレノイド
バルブVは、車速センサQあるいはハンドル角セ
ンサFからの信号を検出するコントローラDの出
力信号に応じて切換わるようにしている。
つまり、車速が設定速度以下のときには、図示
の位置を保持する。この図示の位置においては、
ポート8と9との連通が遮断するとともに、ポー
ト8をタンクTに接続する。ポート8がタンクT
に連通するので、上記反力室6,7がタンク圧に
なる。
したがつて、ハンドルHを回すと、その回動に
ともなつて駆動レバー10が揺動し、スプール5
を切換える。スプール5が切換われば、ポンプポ
ート11から流入したポンプPからの圧力流体
が、アクチエータに流入してそれを作動させるの
で、パワーアシストのステアリング状態になる。
また、車速が設定速度以上になると、ソレノイ
ドが励磁して当該ソレノイドバルブVを開位置に
切換える。ソレノイドバルブVが開位置を保持す
ると、上記両ポート8,9が連通するので、ポン
プPからの圧力流体がコントロールバルブCの反
力室6,7に流入する。
このように反力室6,7に圧力流体が流入する
と、スプール5が両側からロツクされた状態にな
る。したがつて、ハンドルHを回しても、スプー
ル5が切換わらず、パワーアシストを停止したマ
ニアルステアリングの状態になる。
なお、図中符号12はタンクポートで、アクチ
エータからの戻り流体をタンクTに戻すためのも
のである。
このようにした動力舵取装置では、マニアルス
テアリング装置に比べて、ギヤレシオを小さくし
てその操作性をシヤープにしている。
ところが、パワーアシストを停止したマニアル
ステアリング状態では、ギヤレシオが小さいため
に、急にハンドルHの操作感が重くなる。ただし
この操作感は、ステアリングシヤフト1に接続し
た中間ジヨイント2の構造によつても変化する。
つまり、第2図に示した一体形の中間ジヨイン
ト2aを用いた場合と、第3図に示したラバーブ
ツシユ13を内装した中間ジヨイント2bを用い
た場合とでは、その操作感が相違してくる。
たとえば、第2図の中間ジヨイント2aを用い
た場合には、その剛性が高く応答性が良くなるの
で、パワーステアリング状態では、その操作性を
シヤープにする。ところがマニアルステアリング
状態では、その操作感が急激に重くなる欠点があ
つた。
一方、第3図の中間ジヨイント2bを用いた場
合には、そのラバーブツシユ13があるので、そ
の剛性が低下してマニアルステアリング時のハン
ドル操作感を軽くできる。しかし、パワーステア
リング時のシヤープさがなくなる欠点があつた。
(本発明の目的) この発明は、パワーステアリング状態での操作
性のシヤープさを維持しながら、マニアルステア
リング時の操作感が急激に重くなるのを防止した
動力舵取装置の提供を目的にする。
(本発明の実施例) 第4図〜第6図に示した第1実施例は、中間ジ
ヨイントAとその制御機構のみを表わしている
が、動力舵取装置それ自体の構造は、前記従来と
同様である。
しかして、この中間ジヨイントAは、その一端
に設けたユニバーサルジヨイント14を介してピ
ニオン軸3に連結している。さらに、この中間ジ
ヨイントAは、そのユニバーサルジヨイント14
に直結するアウターシヤフト16の外周にアウタ
ーチユーブ17をはめ込んでいる。そして、これ
らアウターシヤフト16とアウターチユーブ17
との断面形状は、第5図及び第6図に示すとおり
である。
つまり、アウターシヤフト16は、その両側に
円弧部18を形成し、この円弧部18に挟まれた
部分に水平部19を形成している。また、アウタ
ーチユーブ17も、その両側に円弧部20を形成
し、この円弧部20に挟まれた部分に水平部21
を形成している。ただし、アウターチユーブ17
側の円弧部20の直径を、アウターシヤフト16
側の円弧部18の直径よりもやや大きくするとと
もに、水平部21の対向間隔を、アウターシヤフ
ト16側の水平部19の対向間隔よりもやや大き
くしている。
したがつて、アウターチユーブ17内におい
て、アウターシヤフト16の先端が突入した部分
に段部22が形成される。
一方、上記ステアリングシヤフトSは、断面形
状を円形にしたシヤフト本体23と、断面形状を
扁平にした扁平部24と、この扁平部24の先端
にあつて、断面形状を円形にした支持部25とを
備えている。
そして、上記アウターシヤフト16の最深層部
に設けたベアリング26に、上記ステアリングシ
ヤフトSの支持部25を回転自在に支持させると
ともに、アウターチユーブ17に設けたベアリン
グ27に、シヤフト本体23を回転自在に支持し
ている。また、上記アウターチユーブ17の外方
からボルト28を貫通させ、そのボルト28の先
端を、シヤフト本体23に形成した止め孔29に
挿入している。したがつて、このボルト28によ
つて、ステアリングシヤフトSが、中間ジヨイン
トAから抜けるのを防止している。ただし、ステ
アリングシヤフトSと中間ジヨイントAとが、相
対回転可能にしてる。
また、アウターシヤフト16に挿入した扁平部
24は、第6図に示すように、その周囲に多少の
空間30を形成するような寸法にしている。した
がつて、このステアリングシヤフトSは、第6図
に示すストツパー角θの範囲内で、円方向に動く
ことができる。
このようにして中間ジヨイントAにステアリン
グシヤフトSを挿入することによつて、シヤフト
本体23と前記段部22との間に室を形成する
が、この室内には弾性体Kを組込んでいる。
この弾性体Kは、第5図に示すように、アウタ
ーチユーブ17内にぴつたりとはまる外形を保持
するとともに、その中心部には、ステアリングシ
ヤフトSの扁平部24がぴつたりとはまる貫通孔
31を形成している。
そして、この弾性体Kには、上記貫通孔31の
両側すなわち水平部21に対応する側に、一対の
圧力室32,33を形成している。
このようにした圧力室32,33のそれぞれ
は、パイプ34を介して切換バルブ35に連通し
ている。そして、この切換バルブ35の上流側に
は、アキユムレータ36を接続するとともに、こ
のアキユムレータ36には、チエツク弁37を介
してエアポンプ38を接続し、このエアポンプ3
8の圧力をアキユムレータ36に蓄圧するように
している。
また、上記切換バルブ35には、ソレノイド3
9を設け、このソレノイド39をコントローラD
に接続するとともに、このコントローラDを車速
センサQに接続しているが、これら各要素によつ
て、この発明の制御機構を構成している。
しかして、車速センサQで検出した車速が、設
定速度以下であれば、その信号がソレノイド39
に伝達され、当該信号に応じて切換バルブ35が
切換わる。このように設定速度以下の状態で切換
バルブ35が切換わると、アキユムレータ36か
らの圧力が、パイプ34を経由して圧力室32,
33に流入するので、この弾性体Kが実質的に剛
体になる。
また、車速が設定速度以上のときは、切換バル
ブ35が開いて、上記圧力室32,33内を大気
に開放するので、この弾性体Kが柔軟になる。
したがつて、当該車速が設定速度以下のとき
は、コントローラDがその車速を検出し、その出
力信号に応じて前記ソレノイドバルブVを前記図
示の状態、すなわちパワーステアリングの状態に
維持する。
このようにパワーステアリングの状態、つまり
車速が設定速度以下のときには、上記したように
アキユムレータ36内の圧力が圧力室32,33
内に流入して弾性体Kの剛性を上げる。弾性体K
の剛性が上がるので、ステアリングシヤフトSと
中間ジヨイントAとが実質的に一体に近い状態に
なる。ステアリングシヤフトSと中間ジヨイント
Aとが一体になれば、中間ジヨイントAの剛性が
実質的に高くなるので、その応答性が良くなると
ともに、その操作性をシヤープにする。
そして、車速が設定速度以上になると、ソレノ
イドバルブVが切換わつて、コントロールバルブ
Cの反力室6,7に圧力を導入し、マニアルステ
アリングの状態にする。しかも、このマニアルス
テアリングの状態では、切換バルブ35が開いて
圧力室32,33を大気に開放するので、弾性体
Kの剛性が低下する。
したがつて、このときにハンドルHを回すと、
ステアリングシヤフトSは、弾性体Kを撓ませつ
つ前記ストツパー角θの範囲内で回動する。この
ようにハンドル操作の初期の段階において、ステ
アリングシヤフトSが弾性体Kを撓ませつつ回動
するので、ギヤレシオが小さくても、その操作感
が軽くなる。
第7図に示した第2実施例は、弾性体Kの圧力
室32,33を、切換バルブ35を介してエア溜
り40に接続したもので、その他の構成は、上記
第1実施例と同様である。
しかして、この第2実施例では、車速が設定速
度以下のときには、切換バルブ35が閉じて、圧
力室32,33を密封する。圧力室32,33が
このように密封されれば、その中に空気が篭るの
で、弾性体Kの剛性が実質的に高くなる。
また、車速が設定速度以上になると、切換バル
ブ35が開き、圧力室32,33を大気に開放す
る。圧力室32,33が大気に開放されると、弾
性体Kの剛性が低下する。
したがつて、第1実施例と同様に、パワーステ
アリング状態では、中間ジヨイントAの剛性が高
く応答性が良くなるので、その操作性をシヤープ
にする。一方、マニアルステアリング状態では、
ステアリングシヤフトSが、弾性体Kを撓ませつ
つストツパー角θの範囲内で回動できるので、そ
の操作感を軽くできる。
(本発明の構成) この発明の構成は、ステアリングシヤフトとピ
ニオン軸との間に中間ジヨイントを設け、車速が
設定速度以下のときには、パワーステアリングの
状態を保持し、設定速度以上になるとパワーアシ
ストを停止してマニアルステアリングの状態を保
持する動力舵取装置において、上記中間ジヨイン
トにステアリングシヤフトを挿入するとともに、
これら中間ジヨイントとステアリングシヤフトと
が、ストツパー角θの範囲内で回動自在とし、さ
らにこれら中間ジヨイントとステアリングシヤフ
トとの間に、弾性体を介在させるとともに、車速
に応じて当該弾性体の剛性を変化させるための制
御機構を設けた点に特徴を有する。
したがつて、車速が設定速度以下のパワーステ
アリングの状態のときには、圧力室内に圧力が篭
り、当該弾性体の剛性が実質的に高くなる。
また、車速が設定速度以上になつて、マニアル
ステアリングの状態になると、弾性体の圧力室が
大気に開放されるので、この弾性体の剛性が低下
する。
(本発明の効果) この発明は上記のように構成したので、設定速
度以下の走行時であるパワーステアリングの状態
では、ステアリングシヤフトと中間ジヨイントと
が一体になり、その操作性をシヤープにする。
しかも、設定速度以上の走行時であるマニアル
ステアリングの状態では、弾性体の剛性が低下す
るので、その初期の操作力が軽くなり、そのフイ
ーリングが向上する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、一般的な動力舵取装置の回路図
で、それらの構成要素の主要部を断面図とし、第
2図は従来の中間ジヨイントのうち一体形の中間
ジヨイントの一部断面図、第3図は同じくラバー
ブツシユを組込んだ中間ジヨイントの一部断面
図、第4図〜第6図はこの発明の第1実施例を示
すもので、第4図は中間ジヨイントを断面にした
要部の回路図、第5図は第4図の−線断面
図、第6図は第4図の−線断面図、第7図は
中間ジヨイントを断面にした要部の回路図であ
る。 3……ピニオン軸、A……中間ジヨイント、S
……ステアリングシヤフト、θ……ストツパー
角、K……弾性体、32,33……圧力室、35
……切換バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステアリングシヤフトとピニオン軸との間
    に、中間ジヨイントを設け、車速が設定速度以下
    のときには、パワーステアリングの状態を保持
    し、設定速度以上になるとパワーアシストを停止
    してマニアルステアリングの状態に保持する動力
    舵取装置において、上記中間ジヨイントにステア
    リングシヤフトを挿入するとともに、これら中間
    ジヨイントとステアリングシヤフトとが、ストツ
    パー角の範囲内で回動自在とし、さらに、これら
    中間ジヨイントとステアリングシヤフトとの間
    に、圧弾性体を介在させるとともに、車速に応じ
    て当該弾性体の剛性を変化させるための制御機構
    を設けてなる動力舵取装置。
JP14839683A 1983-08-13 1983-08-13 動力舵取装置 Granted JPS6042159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14839683A JPS6042159A (ja) 1983-08-13 1983-08-13 動力舵取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14839683A JPS6042159A (ja) 1983-08-13 1983-08-13 動力舵取装置

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Publication Number Publication Date
JPS6042159A JPS6042159A (ja) 1985-03-06
JPH0339863B2 true JPH0339863B2 (ja) 1991-06-17

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ID=15451839

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14839683A Granted JPS6042159A (ja) 1983-08-13 1983-08-13 動力舵取装置

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JPS6042159A (ja) 1985-03-06

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