JPH0339683B2 - - Google Patents

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JPH0339683B2
JPH0339683B2 JP1841083A JP1841083A JPH0339683B2 JP H0339683 B2 JPH0339683 B2 JP H0339683B2 JP 1841083 A JP1841083 A JP 1841083A JP 1841083 A JP1841083 A JP 1841083A JP H0339683 B2 JPH0339683 B2 JP H0339683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
hair
temperature
catalyst
chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP1841083A
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English (en)
Other versions
JPS59144411A (ja
Inventor
Haruo Ishikawa
Haruo Ida
Tsuneo Shibata
Yoshitaka Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1841083A priority Critical patent/JPS59144411A/ja
Publication of JPS59144411A publication Critical patent/JPS59144411A/ja
Publication of JPH0339683B2 publication Critical patent/JPH0339683B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭用において使用する電源コー
ドが不要で手軽に使える触媒燃焼型ヘアカーラー
装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種のヘアカーラー装置においては、
第1図に示すようにバイメタル1が触媒2を含む
燃焼室3に位置していて、しかも触媒2に近接し
た位置にあつた。しかし、この構成では、髪巻き
部4に髪を巻いた時、特に水気を含んだ髪を巻い
た時には、髪巻き部4の温度低下が伝熱筒体5燃
焼室3の空間バイメタル1と伝わつて、温度の制
御を行うものであり、したがつて温度制御の応答
が非常に悪く、しかも、バイメタル1の温度は、
髪巻き部4より高い温度であり応答に問題があつ
た。それゆえあらかじめ髪巻き部4の温度が高く
設定してあり、髪を巻いた時の温度降下を見込ん
でいた。しかし、日常に常時髪を巻いて整髪する
温度は、140℃が最高温度とされており、それ以
上の高温だと髪をいためる原因となる。その為従
来例では常に髪をいためる危険にさらされること
になる。
また、発熱源である触媒2に近接したところに
バイメタル1が位置している為、その距離関係が
微妙で、製造時の温度設定が因難であり、しかも
使用中に落下等で距離が変動した場合設定温度が
変化する危険性があつた。
さらに燃焼室3の空間の温度を感知する為、高
温の燃焼ガスに直接接触しているバイメタル1
は、内軸に低膨張金属のインバー、外軸に高膨張
の黄銅など金属固体膨張差で温度感知する素子し
か使用できない欠点があつた。
発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、ヘア
カーラの髪巻き部の温度を外的要因に対して、速
く応答させて常に設定した温度に保ち、しかも、
製造時の設定温度調整を容易にし、長年使用して
も温度変化の少ないヘアカーラを提供するもので
ある。
発明の構成 本発明のヘアカーラは燃料を貯える燃料貯蔵室
と、燃料を気化する気化装置と、気化した燃料の
流量を調整するバルブ装置と、燃料に空気を混合
する混合装置と、空気を混合した燃料を燃焼させ
る触媒装置と、前記触媒装置がおかれている燃焼
室と、髪を整髪する髪巻き部と、前記燃焼室と前
記髪巻き部の間にある伝熱筒体と、前記伝熱筒体
の外側に形成された温度感知室に配設した感熱応
動素子とを備え、髪を巻いた時などの外的要因に
よる温度変化を感熱応動素子で速やかに感知して
これと連係するバルブ装置を介して気化燃料の流
量を調整し前記髪巻き部の温度を自動的に制御す
るものである。
実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例に
ついて説明する。第2図〜第4図において、6は
タンク外かくである。7はタンク蓋で、溶着など
によりタンク外かく6にすきまのないよう接合し
てある。8は燃料貯蔵室で、タンク外かく6とタ
ンク蓋7により形成してある。9は燃料注入装置
で、タンク蓋7に圧入等で取り付けてあり、液体
燃料を燃料貯蔵室8に注入する。10は灯芯、1
1は気化装置である。液体燃料は灯芯10を通過
して気化装置11により気化され、気化燃料とな
る。12は多孔性物質で、金属燃結体あるいはセ
ラミツク等の材料でできている。13は密閉筒
で、多孔性物質12が圧入してあり、多孔性物質
12との間から燃料が放出しないよう密閉してあ
る。さらにこの密閉筒13は灯芯10を取り付け
て燃料がもれないようにタンク外かく6に圧入で
固定してある。14はバルブ装置であり気化燃料
が通過する。15はOリングでタンク外かく6と
バルブ装置14の間にあり、気化燃料がもれない
ように密閉している。16は制御弁でバルブ装置
14の多孔性物質12側に取り付けてある。17
はレバー固定金具で、タンク外かく6に固定して
ある。18は燃料放出レバー、19は制御レバー
である。20はレバー支持軸で燃料放出レバー1
8と制御レバー19の支点軸としてレバー固定金
具17に取り付けてある。21はレバーバネで、
レバー固定金具17と燃料放出レバー18間よ
り、同燃料放出レバー18をタンク外かく6方向
に向けて附勢している。22はバルブバネで、バ
ルブ装置14とタンク外かく6間にあり、同バル
ブ装置14をタンク外かく6から離す方向に附勢
している。ヘアカーラーを使用しない時には燃料
放出レバー18がレバーバネ21の力によりバル
ブで装置14をタンク外かく6方向に圧縮し、制
御弁16が多孔性物質12あるいは密閉筒13に
圧縮接触して気化ガスを密閉している。23は燃
料放出スイツチでこれを動作すると燃料放出レバ
ー18に接触してレバーバネ21をレバー固定金
具17方向に圧縮する方向に働く。燃料放出レバ
ー18から切り離されたバルブ装置14はバルブ
バネ22によりタンク外かく6から離れる方向に
動き、制御レバー19と接触して気化燃料が通過
する。
24はノズルで、40μ〜100μの穴があけてあ
り、気化燃料がもれないようバルブ装置14に圧
入してある。25は混合装置でノズル24より放
出された気化燃料の流速により気化燃料の20〜35
倍の空気を吸引して気化燃料と空気の混合ガスを
つくる。26は外かくで、タンク外かく6にネジ
等で固定してある。27はバーナで、気化燃料と
空気の混合ガスが通過する穴があけてあり、一端
は外かく26に混合ガスがもれないように圧入し
てある。28は触媒保持部で、バーナ27に固定
してある。29は触媒で、バーナ27と触媒保持
部28により保持してあり混合ガスが接触する。
30は着火フイラメントで触媒29に十分に接し
ている。31はその導線で32はフイラメント保
持部で、セラミツク等の電気絶縁性耐熱性のすぐ
れた材質でできていて、導線31、2本をそれぞ
れ絶縁して取り付けてある。その導線31には着
火フイラメント30がスポツト溶接により取り付
けてある。33は電池、34は電池蓋で、電池3
3を交換できる構造となついる。35はマイナス
電極、36はプラス電極で、電池33と電気的に
接触している。
37は動作接点、38は固定接点、39は着火
スイツチである。動作接点37は導線31の一本
と電気的に短絡しており、導線31のもう一本は
マイナス電極35に電気的に短絡してある。固定
接点38はプラス電極36と電気的に短絡してあ
り、よつて、着火スイツチ39を動作すると動作
接点37が動作して固定接点38と電気的に接続
し、着火フイラメント30に電流が流れて赤熱す
る。40は伝熱筒体であり、アルミニユーム等の
熱伝導率の良い材質で形成しており、一端が外か
く26にネジなどで固定してある。41はキヤツ
プであり、伝熱筒体40のもう一端に取り付けけ
てある。42は燃焼室で、触媒29での燃焼時に
は、高温の燃焼ガスが充満している。43は髪巻
き部であり、伝熱筒体40の外面にあり、髪を整
髪するクシがついている。44は温度感知室で、
伝熱筒体40の外側に凹設してあり、外気または
髪巻き部43との間に穴またはスリツト45があ
る。そしてこの穴またはスリツト45を介して使
用時の環境の温度変化と、髪を巻いた時などの温
度変化が、伝熱筒体40から触媒29の触媒燃焼
による発熱がそれぞれ伝わり、合成した温度が温
度感知室44の温度となる。したがつて、または
スリツト45の大きさや間隔によつて温度感知室
44の温度を任意に設定できる。46は感熱応動
素子であり、液体が封入してあり、温度の変化に
対して液体が膨張収縮することで伸縮動作する。
この感熱応動素子46は温度感熱室44にあり、
その伸縮動作と連動する制御レバー19を動作さ
せる。47は調整ネジで制御レバー19に取り付
けてあるとともに、感熱応動素子46と接触連動
していて、製造時に髪巻き部43の温度を設定温
度に調整する。バルブ装置14は制御レバー19
を介して感熱応動素子46の動きに応じて動作
し、、多孔性物質12の表面の開孔面を変えてノ
ズル24から放出する気化燃料の流量を調整し、
触媒29の触媒燃焼発熱量を変え、髪巻き部43
の温度を自動的に設定温度に制御する。
上記構成において動作を説明すると、使用環境
による室温の変化や髪を巻いた時の温度変化を穴
またはスリツト45から熱伝達し、また触媒29
の触媒燃焼による発熱を伝熱筒体40を介して伝
達される温度感知室44に感熱応動素子46があ
る。したがつて穴またはスリツト45の大きさや
あけてある間隔を変えることで任意に感熱応動素
子46の感熱の温度を変えることができる為、外
的要因による温度変化を速やかに感知でき、髪巻
き部43の温度を短時間に制御できる効果があ
る。なお感熱応動素子46を形状記憶合金形成す
ることも考えられるが、この場合は、穴またはス
リツト45の大きさ間かくを設定することで、高
温になることがなく、2次記憶をおこして温度制
御が不能となる危険性がなくなり、また耐久性も
向上する効果がある。
発明の効果 上記実施例からあきらかなように、本発明のヘ
アーカーラーは、とくに伝熱筒体に感熱応動素子
が温度感知する温度感知室を備え、温度感知室と
外気あるいは髪巻き部の間とを連通することで、
使用環境による室温の変化や、髪を巻いた時など
の温度変化に対して自動的に速やかにあらかじめ
設定した温度に制御できるものであり、また連通
条件を変えることで任意に感熱応動素子の感熱す
る温度を設定できるものである。また感熱応動素
子が触媒熱源のある燃焼室にない為、落下や振動
や衝撃に対して設定温度が変化することもなく、
長年使用しても安全なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヘアーカーラーを示す断面図、
第2図は本発明の一実施例を示すヘアーカーラー
の断面図、第3図は同要部断面図、第4図は第2
図のA−A断面図である。 8……燃料貯感室、11……気化装置、14…
…バルブ装置、25……混合装置、29……触媒
装置(触媒)、40……伝熱筒体、42……燃焼
室、43……髪巻き部、44……温度感知室、4
6……感熱応動素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃料を貯える燃料貯蔵室と、燃料を気化する
    気化装置と、気化した燃料の流量を調節するバル
    ブ装置と、燃料に空気を混合する混合装置と、空
    気と混合した燃料を燃焼させる触媒装置と、前記
    触媒装置がおかれている燃焼室と、整髪する髪巻
    き部と、前記燃焼室と前記髪巻き部の間にある伝
    熱筒体と、前記伝熱筒体の外側に形成された温度
    感知室に配置され、かつこの温度感知室の温度と
    応動してバルブ装置を作動する感熱応動素子とを
    備えたヘアーカーラー装置。 2 感熱応動素子が液体膨張収縮により伸縮動作
    する特許請求の範囲第1項記載のヘアーカーラー
    装置。 3 感熱応動素子を形状記憶合金により構成した
    特許請求の範囲第1項記載のヘアーカーラー装
    置。
JP1841083A 1983-02-07 1983-02-07 ヘア−カ−ラ−装置 Granted JPS59144411A (ja)

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JP1841083A JPS59144411A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ヘア−カ−ラ−装置

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JP1841083A JPS59144411A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 ヘア−カ−ラ−装置

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JPS59144411A JPS59144411A (ja) 1984-08-18
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DE3741293A1 (de) * 1987-12-05 1989-06-15 Braun Ag Geraet fuer den persoenlichen bedarf

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