JPH0339573A - 構造物地中壁の築造方法 - Google Patents
構造物地中壁の築造方法Info
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- JPH0339573A JPH0339573A JP1173421A JP17342189A JPH0339573A JP H0339573 A JPH0339573 A JP H0339573A JP 1173421 A JP1173421 A JP 1173421A JP 17342189 A JP17342189 A JP 17342189A JP H0339573 A JPH0339573 A JP H0339573A
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- wall
- walls
- continuous walls
- continuous
- concrete
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Links
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- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
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- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 abstract description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は構造物地中壁(構造物の地中部分に位置する壁
部分をいうものとする〉の築造方法に関するもので、主
としてLNGタンク、LPGタンク、原油タンクなどの
地下タンクの施工などに利用される。
部分をいうものとする〉の築造方法に関するもので、主
としてLNGタンク、LPGタンク、原油タンクなどの
地下タンクの施工などに利用される。
例えば地下タンクの築造においては、工事中の止水およ
び土留めとして必要な連続地中壁(以下、単に連壁とい
う)を、地下タンク完成機も本設として利用し、施工コ
ストの低減を図った工法が種々提案されている。それら
の工法は大きく分けて、(1)連壁本体利用工法(第7
図参照)(2)連壁一体壁工法(第8図参照) の2種類に分類することができる。
び土留めとして必要な連続地中壁(以下、単に連壁とい
う)を、地下タンク完成機も本設として利用し、施工コ
ストの低減を図った工法が種々提案されている。それら
の工法は大きく分けて、(1)連壁本体利用工法(第7
図参照)(2)連壁一体壁工法(第8図参照) の2種類に分類することができる。
しかし、上述の従来工法には、以下の問題点が挙げられ
る。
る。
(1)連壁本体利用工法について
■ 連壁3aをそのまま本体として利用するため、連壁
3aの壁厚が厚くなり、コストアップとなる。
3aの壁厚が厚くなり、コストアップとなる。
■ 第9図に示すように、円周方向の鉄筋?a。
7bが先行パネル、後行パネルの接合部で、同一断面に
配置できないため、鉄筋の効率が悪く、鉄筋量が増加す
る。
配置できないため、鉄筋の効率が悪く、鉄筋量が増加す
る。
■ 泥水中でのコンクリート打設となるため、先行パネ
ル壁面の清掃、打継目部分の締固めが十分でなく、弱点
になりやすい。
ル壁面の清掃、打継目部分の締固めが十分でなく、弱点
になりやすい。
(2)連壁一体壁工法について
■ 連壁3bが内部の掘削による施工時の荷重を受けた
後、完成後に作用する荷重を受けるため、連壁3bのコ
ンクリートとして高強度のものが必要となる。
後、完成後に作用する荷重を受けるため、連壁3bのコ
ンクリートとして高強度のものが必要となる。
■ 連壁部の円周方向の継手は連壁本体利用工法と同様
に効率が悪く、鉄筋量が多くなる。
に効率が悪く、鉄筋量が多くなる。
■ 連壁本体利用工法と同様に先行パネル、後行パネル
の接合部が弱点になりやすい。
の接合部が弱点になりやすい。
■ 連壁3bと後打ちコンクリート5bを一体化するた
め、大量の接合鉄筋7cが必要となり、コストアップと
なる(第10図参照)。
め、大量の接合鉄筋7cが必要となり、コストアップと
なる(第10図参照)。
本発明は従来工法における上述のような問題点を解決す
ることを目的としたものである。
ることを目的としたものである。
本発明の構造物地中壁の築造方法は、まず築造する構造
物壁体の連続方向に所定間隔をおいて連壁を施工し、こ
の連壁によって囲まれる内部および連壁間の隙間を掘削
した後、連壁間の隙間にコンクリート壁を打設し、前記
地中連続壁と一体化した構造物壁体を築造するものであ
る。このように施工することにより、連壁と後打ちのコ
ンクリート壁が交互に連続する壁体が形成される。
物壁体の連続方向に所定間隔をおいて連壁を施工し、こ
の連壁によって囲まれる内部および連壁間の隙間を掘削
した後、連壁間の隙間にコンクリート壁を打設し、前記
地中連続壁と一体化した構造物壁体を築造するものであ
る。このように施工することにより、連壁と後打ちのコ
ンクリート壁が交互に連続する壁体が形成される。
以下、図示した実施例について説明する。
第1図〜第4図は本発明の築造方法を地下タンクに適用
した場合の一実施例を示したもので、次にような手順に
より施工を行う。
した場合の一実施例を示したもので、次にような手順に
より施工を行う。
■ 4〜5mの間隔をおいて、タンク側壁を構成する連
壁3を施工する(第1図参照)。
壁3を施工する(第1図参照)。
■ 連壁3に対し、アースアンカー4を設置しながら、
連壁3によって囲まれるタンクの内側および連壁3間を
掘削する(第2図参照)。必要に応じて連壁3の間の地
山側には横矢板を設ける。
連壁3によって囲まれるタンクの内側および連壁3間を
掘削する(第2図参照)。必要に応じて連壁3の間の地
山側には横矢板を設ける。
■ タンクの底版2下端まで掘削し、側壁の配筋を行っ
た後、連壁3と連壁3の間の側壁コンクリート(鉄筋コ
ンクリート壁5を下方より順巻で打設する(第3図参照
)。アースアンカー4はコンクリートの打設後、撤去す
るか、または導入力の解放を行う。
た後、連壁3と連壁3の間の側壁コンクリート(鉄筋コ
ンクリート壁5を下方より順巻で打設する(第3図参照
)。アースアンカー4はコンクリートの打設後、撤去す
るか、または導入力の解放を行う。
■ 側壁1の頂部までコンクリートを打設し、側壁1部
分を完成する(第4図参照)。
分を完成する(第4図参照)。
同様の考えに基づく応用例として、アースアンカーの代
わりに接合金物または接合コンクリート6を用いること
もできる(第5図参照)。この場合、接合金物または接
合コンクリート6はコンクリート壁5中に巻込む。
わりに接合金物または接合コンクリート6を用いること
もできる(第5図参照)。この場合、接合金物または接
合コンクリート6はコンクリート壁5中に巻込む。
所定間隔をおいて連壁3を施工し、連壁3間に側壁コン
クリートを後打ちするため、第6図に示すように側壁円
周方向の配筋7を連壁部へと順巻部Bで同一断面に配置
でき、有効に作用し、鉄筋量が減少する。
クリートを後打ちするため、第6図に示すように側壁円
周方向の配筋7を連壁部へと順巻部Bで同一断面に配置
でき、有効に作用し、鉄筋量が減少する。
なお、本発明の方法は水平断面が円形の地下タンクのみ
ならず、直線的に配置する壁にも適用することができる
。
ならず、直線的に配置する壁にも適用することができる
。
■ 所定間隔をおいて連壁を施工し、連壁間に連壁とと
もに側壁を構成するコンクリート壁を後打ちするため、
接合面での鉄筋効率が良く、鉄筋量を減らすことができ
る。
もに側壁を構成するコンクリート壁を後打ちするため、
接合面での鉄筋効率が良く、鉄筋量を減らすことができ
る。
■ 従来の連壁一体壁工法の場合の連壁と後打ちコンク
リートとの間の接合鉄筋が不要であり、コストダウンを
図ることができる。
リートとの間の接合鉄筋が不要であり、コストダウンを
図ることができる。
■ 連壁と後打ちコンクリートの接合部の壁面処理が完
全にできるため、打継目が弱点とならない。
全にできるため、打継目が弱点とならない。
第1図〜第4図は本発明の築造方法による壁部分の施工
手順の一例を示す斜視図、第5図は他の実施例における
施工の様子を示す斜視図、第6図は本発明により施工し
た場合のタンク側壁円周方向の配筋の様子を示す水平断
面図、第7図は従来例としての連壁本体利用工法による
地下タンクの鉛直断面図、第8図は従来例としての連壁
一体壁工法による地下タンクの鉛直断面図、第9図は従
来工法によった場合の連壁円周方向の配筋の様子を示す
水平断面図、第10図は連壁一体壁工法によった場合の
後打ちコンクリートと連壁の接合部の配筋の様子を示す
鉛直断面図である。 1・・・側壁、2・・・底版、3・・・連壁、4・・・
アースアンカー 5・・・コンクリート壁、6・・・接
合金物または接合コンクリート、7・・・配筋、8・・
・カップラー第 図 第 図
手順の一例を示す斜視図、第5図は他の実施例における
施工の様子を示す斜視図、第6図は本発明により施工し
た場合のタンク側壁円周方向の配筋の様子を示す水平断
面図、第7図は従来例としての連壁本体利用工法による
地下タンクの鉛直断面図、第8図は従来例としての連壁
一体壁工法による地下タンクの鉛直断面図、第9図は従
来工法によった場合の連壁円周方向の配筋の様子を示す
水平断面図、第10図は連壁一体壁工法によった場合の
後打ちコンクリートと連壁の接合部の配筋の様子を示す
鉛直断面図である。 1・・・側壁、2・・・底版、3・・・連壁、4・・・
アースアンカー 5・・・コンクリート壁、6・・・接
合金物または接合コンクリート、7・・・配筋、8・・
・カップラー第 図 第 図
Claims (1)
- (1)築造する構造物壁体の連続方向に所定間隔をおい
て地中連続壁を施工し、前記地中連続壁によって囲まれ
る内部および地中連続壁間の隙間を掘削した後、前記地
中連続壁間の隙間に地中連続壁間を接続するコンクリー
ト壁を打設し、前記地中連続壁と一体化した壁を構成す
ることを特徴とする構造物地中壁の築造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173421A JP2621485B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 構造物地中壁の築造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173421A JP2621485B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 構造物地中壁の築造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339573A true JPH0339573A (ja) | 1991-02-20 |
JP2621485B2 JP2621485B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=15960140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173421A Expired - Lifetime JP2621485B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 構造物地中壁の築造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2621485B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102797252A (zh) * | 2012-09-13 | 2012-11-28 | 中铁十二局集团第七工程有限公司 | 地下连续墙的施工方法 |
KR20160068035A (ko) * | 2014-12-04 | 2016-06-15 | 한국지질자원연구원 | 암반의 전단강도가 향상된 지하 고압 유체 저장조 및 이를 이용한 caes 시스템 |
JP2017089319A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 鹿島建設株式会社 | 立坑構築方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63304819A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-13 | Ohbayashigumi Ltd | 連続地中壁の構築工法 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP1173421A patent/JP2621485B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63304819A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-13 | Ohbayashigumi Ltd | 連続地中壁の構築工法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102797252A (zh) * | 2012-09-13 | 2012-11-28 | 中铁十二局集团第七工程有限公司 | 地下连续墙的施工方法 |
KR20160068035A (ko) * | 2014-12-04 | 2016-06-15 | 한국지질자원연구원 | 암반의 전단강도가 향상된 지하 고압 유체 저장조 및 이를 이용한 caes 시스템 |
JP2017089319A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 鹿島建設株式会社 | 立坑構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2621485B2 (ja) | 1997-06-18 |
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