JPH0339556Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339556Y2 JPH0339556Y2 JP8061686U JP8061686U JPH0339556Y2 JP H0339556 Y2 JPH0339556 Y2 JP H0339556Y2 JP 8061686 U JP8061686 U JP 8061686U JP 8061686 U JP8061686 U JP 8061686U JP H0339556 Y2 JPH0339556 Y2 JP H0339556Y2
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- Japan
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- chips
- layer
- glass cloth
- natural
- stone
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は床や壁面などの施工に併用される平
板建材に関するものである。
板建材に関するものである。
従来の建材として、自然石を粉砕しこれを合成
樹脂に混入して床面や壁面などに使用すべく構成
した平板状の建材はないわけではない。
樹脂に混入して床面や壁面などに使用すべく構成
した平板状の建材はないわけではない。
このような粉石と樹脂との混合されたものは表
面にも樹脂成分が混成されるために表面には疵が
つき易いし、強度的に弱く、耐熱性も低く、粉石
が雑然と樹脂内に混在して当該石の持つ自然美を
顕出することもできずに製品価値を減殺してい
る。
面にも樹脂成分が混成されるために表面には疵が
つき易いし、強度的に弱く、耐熱性も低く、粉石
が雑然と樹脂内に混在して当該石の持つ自然美を
顕出することもできずに製品価値を減殺してい
る。
花崗岩や大理石などの天然石はそれ自体のもつ
性質から彫刻用、装飾用石材として使用されてい
ることは周知の通りである。そこで本案はこのよ
うな天然石の有する自然美を表面に強調しつつ既
存の粉石建材が有する前記欠点を解消して全く新
規な平板建材を提供せんとするものである。
性質から彫刻用、装飾用石材として使用されてい
ることは周知の通りである。そこで本案はこのよ
うな天然石の有する自然美を表面に強調しつつ既
存の粉石建材が有する前記欠点を解消して全く新
規な平板建材を提供せんとするものである。
即ち本案平板建材は花崗岩、大理石などの天然
石の細かいチツプ１を80％以上と、適宜の合成樹
脂エマルジヨン接着剤２とを混合成型して表面層
のチツプをきわめて密に内層に従い疎に混成せし
めガラスクロス３を介して裏面に中骨材４を散布
ー体となし表面チツプ層を研磨して平滑ならしめ
たものである。上記のガラスクロス３はガラス繊
維を布状に構成したものであり、中骨材４は重量
的に成るべく軽く、モルタルに施工し易いものが
よい。例えば粘土質のものを焼成した製品として
市販されるメサライト（商標登録第597790号）を
挙げることができる。
石の細かいチツプ１を80％以上と、適宜の合成樹
脂エマルジヨン接着剤２とを混合成型して表面層
のチツプをきわめて密に内層に従い疎に混成せし
めガラスクロス３を介して裏面に中骨材４を散布
ー体となし表面チツプ層を研磨して平滑ならしめ
たものである。上記のガラスクロス３はガラス繊
維を布状に構成したものであり、中骨材４は重量
的に成るべく軽く、モルタルに施工し易いものが
よい。例えば粘土質のものを焼成した製品として
市販されるメサライト（商標登録第597790号）を
挙げることができる。
上記の構成において、本案は表面層に花崗岩や
大理石などの天然石の細かいチツプ１が高密度に
展装され全面にわたつて表面研磨が施されている
から、これらの石材特有の天然美、即ち輝度、色
彩、質感、重量感などが顕著に現出されるととも
に樹脂接着によつて相互に密着し合つて平滑面を
損ずることはなく、内層に従いこれらのチツプ密
度は疎となつて樹脂成分によつて占める割合が増
加し硬度は減ずる反面弾力性が増大し緩衝性を高
めて外界の衝撃を呼吸するようになり、更にガラ
スクロス３が展装されることによつて破壊的な外
力の抵抗を受けるようなことがあつても粉砕化さ
れないようにされている。而して裏面には中骨材
４が散布されていて施工時にはモルタル面に圧着
させるにも容易く、中骨材はモルタル層に埋込ま
れると同時にガラスクロス３部分は網目状に当該
モルタル面に圧接して安定した接着施工が為され
るものである。
大理石などの天然石の細かいチツプ１が高密度に
展装され全面にわたつて表面研磨が施されている
から、これらの石材特有の天然美、即ち輝度、色
彩、質感、重量感などが顕著に現出されるととも
に樹脂接着によつて相互に密着し合つて平滑面を
損ずることはなく、内層に従いこれらのチツプ密
度は疎となつて樹脂成分によつて占める割合が増
加し硬度は減ずる反面弾力性が増大し緩衝性を高
めて外界の衝撃を呼吸するようになり、更にガラ
スクロス３が展装されることによつて破壊的な外
力の抵抗を受けるようなことがあつても粉砕化さ
れないようにされている。而して裏面には中骨材
４が散布されていて施工時にはモルタル面に圧着
させるにも容易く、中骨材はモルタル層に埋込ま
れると同時にガラスクロス３部分は網目状に当該
モルタル面に圧接して安定した接着施工が為され
るものである。
本案の製法についてその実施例を述べるに、先
づ主材料として寒水石の細かいチツプ１とポリエ
ステル系合成樹脂エマルジヨン接着剤２とを少く
とも上記チツプ80％以上にて混合し、所定の型枠
５内に均等に流し込み、適当な棒状器具を以て上
下方向に平均的に突き運動を反復するとチツプは
底部に押しつけられて密に展開するとともに混合
時に混入された気泡を除去することができる。底
面部には大体85％〜95％のチツプが敷き込まれ、
中間層にはチツプの混在が疎となり樹脂比率が高
くなる。この状態で疎なるチツプ混合層の上面に
ガラスクロス３を展装し、その表面に中骨材４と
してメサライト（商標名前掲）の粉石を散布し平
面的に軽く押圧し接着固化した時点で密なる底面
部のチツプ面に対して一般の天然石の研磨と同じ
ように荒研磨から仕上研磨の数工程後バフ掛けし
て製品とする。製品は研磨面が施工上表面となる
ことは云うまでもない。完成製品の板厚は８mm位
が適当である。
づ主材料として寒水石の細かいチツプ１とポリエ
ステル系合成樹脂エマルジヨン接着剤２とを少く
とも上記チツプ80％以上にて混合し、所定の型枠
５内に均等に流し込み、適当な棒状器具を以て上
下方向に平均的に突き運動を反復するとチツプは
底部に押しつけられて密に展開するとともに混合
時に混入された気泡を除去することができる。底
面部には大体85％〜95％のチツプが敷き込まれ、
中間層にはチツプの混在が疎となり樹脂比率が高
くなる。この状態で疎なるチツプ混合層の上面に
ガラスクロス３を展装し、その表面に中骨材４と
してメサライト（商標名前掲）の粉石を散布し平
面的に軽く押圧し接着固化した時点で密なる底面
部のチツプ面に対して一般の天然石の研磨と同じ
ように荒研磨から仕上研磨の数工程後バフ掛けし
て製品とする。製品は研磨面が施工上表面となる
ことは云うまでもない。完成製品の板厚は８mm位
が適当である。
本案は上記のように花崗岩や大理石などのよう
な自然石の細かいチツプが適宜の合成樹脂エマル
ジョン接着剤と混合されて表面層には細かいチツ
プが密に接合して磨き上げられた平滑面を形成し
強度的にも優れ、天然石のもつ独自の輝度、色
調、質感及び重量感などをそのまま顕出して自然
美の強調された豪華さを加え、内層に従いチツプ
は疎に、合成樹脂による弾力性、緩衝性が発揮さ
れるので表面に受ける衝撃にも損傷することな
く、耐水性も確実で又、ガラスクロスの介装とそ
の面上への中骨材散布によつて対象モルタル面と
の接着を容易ならしめるとともに、ガラスクロス
によつて本案製品の破損、粉砕を未然に防止でき
るから施工上は勿論取扱上にも安全確保の機能性
を有するもので、本案製造の簡易さと相俟ち経済
的にも安価に提供することができて、床面又は壁
面の施工に適した高級、優美な平板建材としての
実用的価値はきわめて高い。
な自然石の細かいチツプが適宜の合成樹脂エマル
ジョン接着剤と混合されて表面層には細かいチツ
プが密に接合して磨き上げられた平滑面を形成し
強度的にも優れ、天然石のもつ独自の輝度、色
調、質感及び重量感などをそのまま顕出して自然
美の強調された豪華さを加え、内層に従いチツプ
は疎に、合成樹脂による弾力性、緩衝性が発揮さ
れるので表面に受ける衝撃にも損傷することな
く、耐水性も確実で又、ガラスクロスの介装とそ
の面上への中骨材散布によつて対象モルタル面と
の接着を容易ならしめるとともに、ガラスクロス
によつて本案製品の破損、粉砕を未然に防止でき
るから施工上は勿論取扱上にも安全確保の機能性
を有するもので、本案製造の簡易さと相俟ち経済
的にも安価に提供することができて、床面又は壁
面の施工に適した高級、優美な平板建材としての
実用的価値はきわめて高い。
図面は本案実施例を示す断面図である。
１……自然石のチツプ、２……合成樹脂エマル
ジヨン接着剤、３……ガラスクロス、４……中骨
材。
ジヨン接着剤、３……ガラスクロス、４……中骨
材。
Claims (1)
- 花崗岩、大理石などの自然石の細かいチツプを
80％以上と、適宜の合成樹脂エマルジョン接着剤
とを混合成型して表面層のチツプをきわめて密に
内層に従い疎に混成せしめ、ガラスクロスを介し
て裏面に中骨剤を散布ー体となし、表面チツプ層
を研磨して平滑ならしめてなる平板建材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8061686U JPH0339556Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8061686U JPH0339556Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62193019U JPS62193019U (ja) | 1987-12-08 |
| JPH0339556Y2 true JPH0339556Y2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=30931582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8061686U Expired JPH0339556Y2 (ja) | 1986-05-28 | 1986-05-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0339556Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-28 JP JP8061686U patent/JPH0339556Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62193019U (ja) | 1987-12-08 |
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