JPH0339430A - 高強度チタン合金 - Google Patents

高強度チタン合金

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JPH0339430A
JPH0339430A JP17382489A JP17382489A JPH0339430A JP H0339430 A JPH0339430 A JP H0339430A JP 17382489 A JP17382489 A JP 17382489A JP 17382489 A JP17382489 A JP 17382489A JP H0339430 A JPH0339430 A JP H0339430A
Authority
JP
Japan
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titanium alloy
high strength
alloy
aging
strength
Prior art date
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Pending
Application number
JP17382489A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Suzuki
昭弘 鈴木
Michio Okabe
道生 岡部
Tomohito Iikubo
知人 飯久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、熱処理により高い強度を発現させ、各種構造
部材を製造するための高強度チタン合金に関する。 (従来の技術] 軽量で高強度の部材を製造する材料として種々のチタン
合金が使用されており、たとえば13V−11Cr −
31−Ti合金や15V−30r−3Aj −33n−
Ti合金が知られている。 これらの合金は汎用のe、u−4v−T;合金が引張強
度にして120〜130に’jf/mm2の強度を有す
るのに対し、−股上の140に’jf/Mn2台の強度
を示す。 しかし、この強度をいっそう高くすることが望ましいの
はもちろんである。 この種のチタン合金の強度は、主
として時効硬化により与えられるから、時効処理の効果
を高くすることにより、この要望にこたえることができ
る。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高強度のチタン合金において、時効処
理の硬化が高く、より高い強度の要請にこたえることの
できるチタン合金を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記の目的を達成する本発明のチタン合金は、V:5.
O〜13.0%、Cr :1.0〜7.0%およびA、
l!:1.0〜5.0%を含有し、残部が実質的にTi
からなる合金組成を有し、熱処理効果が高い高強度チタ
ン合金である。 本発明のチタン合金は、上記の基本組成に加えて、Sn
:5.0%以下を含有してもよい。
【作 用】
本発明のチタン合金の組成を上記のように限定した理由
は、つぎのとおりである。 V:5.0〜13.0% 熱処理性を改善するβ相を形成し、安定化するために、
CrとともにVが必要である。 また、時効処理の際に、脆化の原因となるTIC「2の
生成を抑制するために、■が役立つ。 これらの効果は、5%以上の添加により得られる。 前
記した既知の合金においてはV:13%を採用している
が、本発明では、li金合金時効による高強度化に当っ
てVがα相の析出を遅らせるという事実に注目して、上
記の添加効果が十分に得られ、かつ時効を速やかに進め
ることを意図して、13%を上限に、通常はそれより低
目の含有量をえらぶようにした。 Cr :1.O〜7.0% Crはβ相の固溶強化をはかつて添加し、この目的のた
めには1%以上の添加を必要とする。 一方、過大なCrの存在は脆化の原因となるα相の析出
を遅くし、熱処理が長時間を要し不経済になるほか、T
1Cr2の生成量が増す。 1!:1.0〜5.0% A1は時効処理により析出してくるα相強化のため、1
.0%以上必要である。 この効果は5.0%を超える
と飽和する。 Sn:5.0%以下 3nの存在は、α相、β相の両方の固溶強化にとって有
効であるから、適量添加することが好ましい。 大量に
添加しても効果が飽和してくるし、5nは比重が大きく
て軽合金というメリットを減殺するうえに、溶製時に偏
析しやすいことなどを考慮すると、5.0%までに止め
るのが得策である。 本発明のチタン合金を加工した後の溶体化処理は、前記
した既知の合金と同様に、750〜850℃の温度に1
時間程度加熱し、水冷することにより実施すればよい。  時効処理の温度は、下記の実施例にみるように、45
0℃近辺が最適であって、この温度域は既知の合金のピ
ーク時効温度とほぼ同じである。 時間は10時間以下
、7〜8時間で十分である。 [実施例] 表に示す組成(重量%、残部Ti)のチタン合金をプラ
ズマスカル炉で溶製して、直径100mの円柱状インゴ
ットに鋳造した。 比較のため掲げたものはいずれも既
知のチタン合金であって、NαAは6AJ2−4V −
Ti合金、Na3は13V−11Cr −3Au−Ti
合金、そしてNQCは15V−3Or−3Afl−3S
n−Ti合金である。 それぞれのインゴットを鍛伸して直径17mの線材とし
、それから採取した試験片に対して、それぞれ表に示し
た条件で、溶体化処理および時効処理を施した。 溶体化処理後の段階および時効処理後の段階で、硬さ(
口RC)を測定した。 また、時効処理後の試験片につ
いて、引張強度および伸びを測定した。 それらの結果
を表にあわせて掲げるとともに、代表例としてえらんだ
Nα4とNα9のデータを、第1図のグラフに示した。 第1図にみるように、時効温度が450℃の場合に最良
のデータが得られたので、次は温度を450℃に一定に
して、時効曲線を求めた。 第2図に示すグラフが得ら
れた。 表のデータから、本発明のチタン合金は150〜160
に’Jf/my2のレベルの高強度を示すことがわかる
。 また、第2図から、本発明のチタン合金の熱処理効
果が高く、短い時効時間で高強度に到達することがわか
る。
【発明の効果】
本発明のチタン合金は、従来使われて来た13V−11
Cr−3Afl−Ti合金や15V−3Cr−3,Aj
−3Sn−Ti合金のそれを上回る引張強度を有する。  熱処理性もすぐ、れ、短時間の時効で高強度に至る。 合金組成中のVの量は低目であるから、コストも従来品
より低い。 従って本発明のチタン合金は、自動車部品とくにコンロ
ッドの材料として好適であるほか、宇宙航空機そのほか
の機械部品であって、軽量かつ高強度を要求される用途
に対して有用な材料ということができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例のデータを示すものであ
って、第1図は時効温度と引張特性との関係をプロット
したグラフであり、第2図は最適時効温度におCプる時
効時間と硬さとの関係をプロットした時効曲線である。 耐晴 (HRC)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)V:5.0〜13.0%、Cr:1.0〜7.0
    %およびAl:1.0〜5.0%を含有し、残部が実質
    的にTiからなる高強度チタン合金。
  2. (2)V:5.0〜13.0%、Cr:1.0〜7.0
    %およびAl:1.0〜8.0%に加えて、Sn:5.
    0%以下を含有し、残部が実質的にTiからなる高強度
    チタン合金。
JP17382489A 1989-07-05 1989-07-05 高強度チタン合金 Pending JPH0339430A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006200008A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Daido Steel Co Ltd β型チタン合金およびβ型チタン合金製の部品
JP2009007679A (ja) * 2008-09-18 2009-01-15 Sumitomo Metal Ind Ltd チタン合金およびチタン合金材の製造方法
JP2010111928A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Sumitomo Metal Ind Ltd チタン合金、チタン合金部材、及びチタン合金部材製造方法
KR101049437B1 (ko) * 2011-01-17 2011-07-15 (주) 금동강건 당김구가 설치되는 도로용 안전구조물

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