JPH0339208Y2 - - Google Patents

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JPH0339208Y2
JPH0339208Y2 JP1984169761U JP16976184U JPH0339208Y2 JP H0339208 Y2 JPH0339208 Y2 JP H0339208Y2 JP 1984169761 U JP1984169761 U JP 1984169761U JP 16976184 U JP16976184 U JP 16976184U JP H0339208 Y2 JPH0339208 Y2 JP H0339208Y2
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furnace
furnace body
body panels
frame
panels
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JP1984169761U
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  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は加熱炉(主として熱硬化性樹脂等を
成形するキユア炉)における炉体パネルの連結構
造に関するものである。
(従来の技術) 従来、加熱炉の炉殻構造としては、例えば、実
開昭56−80263号公報に記載されたものがある。
これにおいては、内外面の両金属板の間に断熱材
を介装し、これら内外面の両金属板を、固定スタ
ンドとキヤツチヤーによつて結合させることで炉
体を構成するものであるから、加熱炉の構築やそ
の修理に多くの工数が必要であつた。
また、従来、加熱炉の構築やその修理を容易に
するために、第3図に示すように、単体で取扱う
ことができる炉体パネル1′,2′を連結して加熱
炉を構成するものがある。これにおいては、左右
の両炉体パネル1′,2′のうち、一方の炉体パネ
ル1′の端部に連結用の嵌合溝を形成するための
1対の連結片1a′突設し、この嵌合溝に対し石綿
などのシール材19′を介装して、他方の炉体パ
ネル2′の端部を嵌挿することで、両炉体パネル
1′,2′を連結していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のものにおいては、一方の炉体パ
ネル1′の嵌合溝に対し、シール材19′を介装し
ながら他方の炉体パネル2′の端部2a′を嵌挿す
る構造上、その連結部分のシール性の確保が困難
であり、連結部分から炉内の熱風が漏出する問題
点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の問題点を解決するために、この
考案では、炉体フレームの外面に突設された連結
ボルトに遊挿されかつナツトによつて締付けられ
る挟持プレートと前記炉体フレーム外面との間
に、左右の両炉体パネルの対向面の炉内側に突設
された連結フランジを挟持して両炉体パネルを連
結する構造であつて、前記両炉体パネルの連結フ
ランジ先端部には、該先端部を被覆するテープ状
のシール材が断面略コの字状に巻装されるととも
に、該シール材は、前記挟持プレートの締付けに
よつて弾性圧縮され、しかも、前記炉体フレーム
の両端部と両炉体パネルとの間には耐熱性のシー
ル材が充填され、前記両炉体パネルの対向面間に
は、炉内側が前記連結フランジ及び挟持プレート
によつて閉じられ炉外側が前記対向面間の間隔幅
をもつて開放された空間部が構成され、前記空間
部には、その炉外側開口部から断熱材が装填さ
れ、さらに、前記両炉体パネルの炉外側は、前記
空間部の炉外側開口部を封止するようして連結カ
バーで連結された構成にしたものである。
(作用・効果) 上記したように構成される加熱炉における炉体
パネルの連結構造において、左右の両炉体パネル
の連結フランジ先端部にテープ状のシール材を巻
装して前記両連結フランジを炉体フレーム外面と
挟持フレームとの間に挿入する。その後、連結ボ
ルトのナツトを締付け方向へ回して挟持プレート
を締付ける一方、炉体フレームの両端部と両炉体
パネルとの間に耐熱性のシール材を充填する。
ナツトによつて挟持プレートを締付けた後、前
記両炉体パネルの対向面間の空間部に対し、その
炉外側開口部から断熱材が装着される。その後、
前記空間部の炉外側開口部を封止するようにして
両炉体パネルの炉外側が連結カバーで連結される
ことで、炉体フレームに対する両炉体パネルの組
付けが完了する。
上記したようにして、炉体フレームに炉体パネ
ルを組付けて連結することができるため、加熱炉
の構築や部分的な修理が容易になし得る。しか
も、両炉体パネルの連結フランジ先端部のテープ
状シール材と、炉体フレーム両端部に充填される
シール材とで、両炉体パネルの連結部分を二重に
シールすることで、加熱炉内の熱風漏出を確実に
防止することができ、さらに、上記テープ状シー
ル材の弾性圧縮によつて、一層シール性を高める
ことができる。
また、前記炉体パネルの対向面間に構成される
空間部は、前記対向面間の間隔幅をもつて炉外側
に開放するため、前記空間部の炉外側開口部から
工具を挿入して前記ナツトをねじ回しする締結作
業を容易にかつ確実に行うことができる。
さらに、空間部に対する断熱材の装填作用にお
いても、その空間部の炉外側開口部から容易に行
うことができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
する。
加熱炉(主として熱硬化性樹脂等を成形するキ
ユア炉)の壁を構成する炉体パネルの連結部を平
断面で表わした第1図において、左右の両炉体パ
ネル1,2は、金属製の内外の両板材によつて中
空パネル状に形成されたパネル体3と、該パネル
体3の中空部に内設された石綿等の断熱材4とを
主体として構成されたいる。これら両炉体パネル
1,2の対向面、炉内側には連結フランジ1a,
2aがそれぞれ突設されている。
加熱炉の骨格をなす炉体フレーム5は平断面で
略T字状に形成されており、その外面には所定数
の連結ボルト6が適宜の間隔で突設されている。
これら連結ボルト6にはナツト7によつて締付け
られる挾持プレート8が遊挿されている。そし
て、この挟持プレート8と炉体フレーム5外面と
によつて、両炉体パネル1,2の連結フランジ1
a,2aが挟持され、これら両炉体パネル1,2
が連結される。
上記した両炉体パネル1,2の連結フランジ1
a,2a先端部には、該先端部を被覆するテープ
状のシール材9が断面略コの字状に巻装されてい
る。このシール材9は、断熱性及び弾性を有する
所定肉厚の合成樹脂テープよりなり、ナツト7に
よつて挟持プレート8を締付けたときには弾性圧
縮し、これによつて、炉体フレーム5、両炉体パ
ネル1,2の連結フランジ1a,2a及び挟持プ
レート8の相互間の隙間が確実にシールされる。
上記挟持プレート8の締付けによつて該プレー
ト8と炉体フレーム5との間に両炉体パネル1,
2の連結フランジ1a,2aを挟持してこれら両
炉体パネル1,2を連結した状態において、炉体
フレーム5の左右両端部には該炉体フレーム5と
両炉体パネル1,2との間の隙間を密封する耐熱
合成樹脂材よりなるシール材10が充填されてい
る。上記両炉体パネル1,2の対向面間には、炉
内側が前記連結フランジ1a,2a及び挟持プレ
ート8によつて閉じられ炉外側が前記対向面間の
間隔幅をもつて開放された空間部が構成され、前
記空間部には、その炉外側開口部から断熱材11
が装填されている。
さらに、前記両炉体パネル1,2の炉外側に
は、前記空間部の炉外側開口部を封止するように
して連結カバー12が、その両端部において、ビ
ス13等によつて取外し可能に取着されている。
この実施例は、上述したように構成されるもの
であり、従つて、単体で取扱うことができる炉体
パネル1,2における連結フランジ1a,2a先
端部にシール材9,9を巻装し、これを炉体フレ
ーム5外面と挟持プレート8との間に挿入した
後、ナツト7によつて挾持プレート8を締付ける
ことで、左右の両炉体パネル1,2がその連結フ
ランジ1a,2aにおいて連結される。
その後、炉体フレーム5の左右両端部に沿つて
シール材10,10を充填することで、このシー
ル材10,10と上記両炉体パネル1,2の連結
フランジ先端部シール材9,9とによつて両炉体
パネル1,2の連結部が二重にシールされる。
また、両炉体パネル1,2の連結フランジ1
a,2a先端部のシール材9,9は、合成樹脂テ
ープよりなるため、従来の石綿と異なり、その装
着作業や交換作業が容易である。さらに、シール
材9,9の弾性圧縮によつてシール不良が防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は炉体パネルの連結部分を示す平断面図、第2
図は要部を拡大して示す平断面図、第3図は従来
のものを示す平断面図である。 1,2……炉体パネル、1a,2a……連結フ
ランジ、5……炉体フレーム、6……連結ボル
ト、7……ナツト、8……挟持プレート、9……
シール材、10……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 炉体フレームの外面に突設された連結ボルトに
    遊挿されかつナツトによつて締付けられる挟持プ
    レートと前記炉体フレーム外面との間に、左右の
    両炉体パネルの対向面の炉内側に突設された連結
    フランジを挟持して両炉体パネルを連結する構造
    であつて、前記両炉体パネルの連結フランジ先端
    部には、該先端部を被覆するテープ状のシール材
    が断面略コの字状に巻装されるとともに、該シー
    ル材は、前記挟持プレートの締付けによつて弾性
    圧縮され、しかも、前記炉体フレームの両端部と
    両炉体パネルとの間には耐熱性のシール材が充填
    され、 前記両炉体パネルの対向面間には、炉内側が前
    記連結フランジ及び挟持プレートによつて閉じら
    れ炉外側が前記対向面間の間隔幅をもつて開放さ
    れた空間部が構成され、前記空間部には、その炉
    外側開口部から断熱材が装填され、 さらに、前記両炉体パネルの炉外側は、前記空
    間部の炉外側開口部を封止するようにして連結カ
    バーで連結されていることを特徴とする加熱炉に
    おける炉体パネルの連結構造。
JP1984169761U 1984-11-07 1984-11-07 Expired JPH0339208Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940396B2 (ja) * 1980-03-22 1984-09-29 住友化学工業株式会社 置換フェニル尿素誘導体および該化合物を有効成分とする除草剤

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JPS5940396U (ja) * 1982-09-09 1984-03-15 京都機械株式会社 熱処理装置の保温パネル

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JPS6183911U (ja) 1986-06-03

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