JPH0338950Y2 - - Google Patents

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JPH0338950Y2
JPH0338950Y2 JP1984017330U JP1733084U JPH0338950Y2 JP H0338950 Y2 JPH0338950 Y2 JP H0338950Y2 JP 1984017330 U JP1984017330 U JP 1984017330U JP 1733084 U JP1733084 U JP 1733084U JP H0338950 Y2 JPH0338950 Y2 JP H0338950Y2
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JP1984017330U
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電気器具に用いられる端子台に関す
る。
〔考案の技術的背景〕
端子台は、照明器具への電源、電源送り、アー
ス、アース送り等の配線を行う場合などに用いら
れている。そして、従来の端子台は、端子板およ
び鎖錠端子等を収納する端子台本体を、いずれも
硬質合成樹脂製の端子台ボデーと端子台カバーと
から形成してあり、これらボデーとカバーとはね
じ止めによつて連結される構造であつた。
〔背景技術の問題点〕
このように従来の端子台では、端子台本体の組
立てに当つてねじを必要とするため、部品点数お
よび組立て工数が増えてコスト高な欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
したがつて本考案の目的は、上記従来の欠点を
除去できるとともに、端子台本体の組立てが容易
で、かつ安価で高品質な端子台を提供することに
ある。
〔考案の概要〕
本考案の端子台は、端子板および鎖錠端子を収
納する端子台本体を、係止孔を有した合成樹脂製
の端子台ボデーと、弾性を有する合成樹脂製で、
かつ係止爪を有するとともにこの係止爪を上記係
止孔に係止させて上記端子台ボデーに連結される
端子台カバーとから形成し、上記端子台ボデーま
たは端子台カバーに上記係止爪の裏側に対向する
支持部を一体成形するとともに、上記係止孔に係
止された上記係止爪と上記支持部との間に押込ま
れて配置される押込突部を、上記端子台カバーに
その外面から突出して一体成形したことを特徴と
し、この構成によつて所期の目的を達成できるよ
うにした端子台である。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図中1はビルデイングや列車の天井A等に
装着されたシヤーシで、この内部には安定器2お
よび端子台3が夫々組込まれているとともに、長
手方向両端部にはランプソケツト4が夫々取付け
られている。このシヤーシ1の下面は上記ソケツ
ト4を突出させる反射笠5が被われ、両ランプソ
ケツト4間にはけい光灯6が取付けられている。
そして、端子台3には天井Aから引込んだ電源
線7が接続されている。また端子台3は、負荷線
8を介して安定器2に接続されているとともに、
負荷線9を介して一方のランプソケツト4に接続
されている。しかも安定器2は負荷線10を介し
て他方のランプソケツト4に接続されている。
上記端子台3は第2図から第7図に詳しく示さ
れている。つまり、符号11は端子台本体で、端
子台ボデー12と端子台カバー13とから形成さ
れている。
端子台ボデー12は硬質合成樹脂例えばユリア
樹脂製であつて、その上記シヤーシ1とは反対側
の面12aには、電源線挿入孔14,15、アー
ス線挿入孔16,17が夫々設けられている。電
源線挿入孔14には上記電源線7が挿入され、か
つ電源線挿入孔15には、複数のけい光灯器具を
直接に連ねて、又は間隔的に天井Aに配設した場
合において、隣りのけい光灯器具に電源を送るた
めの送り用電源(図示しない)が挿入されるよう
になつている。アース線挿入孔16,17は省略
しても差支えないが、一方の挿入孔16はアース
線が挿入され、かつ他方の挿入孔17には隣りの
けい光灯器具に対する送り用のアース線が挿入さ
れるようになつている。この端子台ボデー12は
係止孔18,19を有している。一方の係止孔1
8は端子台ボデー12の側面開放部に臨んで上記
面12aに形成されているとともに、他方の係止
孔19は端子台ボデー12の上記側面開放部と対
向する側面に形成されている。
端子台カバー13はポリプロピレン等の弾性に
富む合成樹脂製であつて、端子台ボデー12のシ
ヤーシ1側開放部および側面開放部を塞いでL形
状に形成されている。この端子台カバー13はこ
れに一体成形された係止爪20,21を有してい
る。一方の係止爪20は、端子台ボデー12の側
面開放部を塞ぐ上記カバー13の第1閉塞部13
aに突設されていて、上記係止孔18に係止され
るようになつている。他方の係止爪21は、端子
台ボデー12のシヤーシ1側開放部を塞ぐ上記カ
バー13の第2閉塞部13bに突設されて、上記
係止孔19に係止されるようになつている。ま
た、上記面12aと直交する第1閉塞部13aに
は負荷線挿入孔41が設けられ、これには上記負
荷線8,9が挿入されるようになつている。
そして端子台カバー13は、その係止爪20,
21を夫々上記係止孔18,19に係止すること
により、端子台ボデー12に連結されている。
さらに端子台カバー13の第2閉塞部13bに
は、第6図および第7図に示すように押込突部2
2が一体に係止爪21と逆方向に向けて突設され
ている。この押込突部22は第4図および第6図
中B点で示す複数の微小連続部を介して第2閉塞
部13bと一体成形されており、これら微小連続
部Bは、その断面が微小であるから、押込突部2
2の第6図中矢印方向への押込みにより容易に切
断されるようになつている。そして、この押込突
部22は端子台ボデー12への端子台カバー13
の連結後に押込まれ、その押込みにより係止孔1
9に係止された係止爪21の裏側に配置されるも
のである。第5図から第7図中23は、押込突部
22の押込み時の移動を案内しかつこの突部22
を支持するために、係止爪21の裏側に対向して
端子台カバー13に一体成形された支持部であ
る。また、第5図中24は押込まれた押込突部2
2を係止爪21と突起部23との間に保持させる
ために、端子台ボデー12に一体成形されたスト
ツパ突部である。
また端子台本体11内には、端子板25および
鎖錠端子26,27,28、並びにアース線用の
端子板29と鎖錠端子30,31が夫々収納され
ている。鎖錠端子26は端子板25との間で電源
線挿入孔14から挿入される電源線7を挾着する
とともに、鎖錠端子27は端子板25との間で電
源線挿入孔15から挿入される送り用電源線を挾
着し、かつ鎖錠端子28は端子板25との間で負
荷線挿入孔22から挿入される負荷線8,9を挾
着するようになつている。また、鎖錠端子30,
31は端子板29との間でアース線挿入孔16,
17から挿入されるアース線を挾着するようにな
つている。そして、アース線用端子板29はシヤ
ーシ1に設けた孔に食込む突出部29aを有して
いる。
しかも端子台本体11内には硬質合成樹脂製の
解除ボタン32,33が内蔵されて、これらは上
記面12aの外から押圧移動されて鎖錠端子2
6,27の自己鎖錠状態を解除するようになつて
いる。また、図中34は鎖錠端子28用の解除
孔、35は鎖錠端子30,31用の解除孔であ
る。さらに、図中、36,37は端子台固定孔
で、一方の固定孔36は端子台3をシヤーシ1に
対して固定するねじ(図示しない)が、シヤーシ
1の上面側に挿通される場合に用いられ、かつ他
方の固定孔37は上記固定ねじが固定孔37にね
じ溝を切りながらシヤーシ1の下面側に挿通され
る場合に用いられる。
上記構造の端子台3を組立てるには、まず端子
台ボデー12内に、解除ボタン32,33、鎖錠
端子26,27を予め保持した端子台25、鎖錠
端子28、および鎖錠端子30,31を予め保持
した端子板29を夫々収納する。次に、端子台ボ
デー12の開放部に対して端子台カバー13を被
せて、このカバー13を押圧して係止爪20,2
1を、端子台ボデー12の係止孔18,19に係
止させる。これにより端子台カバー13が端子台
ボデー12に連結されて、端子台本体11が組立
てられる。最後に、端子台カバー13の押込突部
22を押込む。そうすると、微小連続部Bが切断
されて押込突部22が係止爪21と支持部23と
の間に押込まれ、これは係止爪21の裏側に配置
される。以上で組立てが完了する。また、こうし
て組立てられた端子台3は、端子台カバー13の
第2閉塞部13bをシヤーシ1の内面に当接し
て、このシヤーシ1に図示しない端子台固定ねじ
により固定される。
このような端子台3によれば、シヤーシ1への
取付け前および取付後においても、押込突部22
および支持部23によつて係止爪21の係止孔1
9からの外れ方向の動きを確実に妨げることがで
きる。このため、端子台3単体の状態、および端
子台3をシヤーシ1に固定した状態で、端子台3
に外力が作用しても端子台カバー13と端子台ボ
デー12との連結がゆるんだり、外れたりするこ
とを防止できる。また、シヤーシ1に端子台3を
固定し、これに電源線(送り用も含む)およびア
ース線を挿入接続した後、その接続のし直しをす
るために解除ボタン32,33を押込んだ場合、
または解除孔35に解除用具を押込んだ場合にお
ける操作力は数10Kgにも達することがある。そう
すると、端子板25又は29は上記第2閉塞部1
3bに押付けられて、この閉塞部13bをシヤー
シ1と共に変形させ、その結果係止爪21にこれ
を係止孔19から外そうとする強い力が作用す
る。しかし、この強い力にも拘らず係止爪21は
押込突部22によつて動き止めされるので、係止
孔19から外れることは防止される。
したがつて、以上のようにして端子台本体11
のゆるみが防止されるので、端子板25,29、
および鎖錠端子26〜28,30,31が、端子
台本体11内でがたついたりせず所定の位置に保
持される。その結果電源線等の鎖錠力が損われる
ことがない。
なお、上記一実施例では一方側の係止爪21の
みを押込突部22で動き止めしたが、端子台カバ
ーが平板状でその両縁に係止爪を設けた場合に
は、夫々の係止爪を押込突部で夫々動き止めして
もよい。また、本考案において負荷線と端子台と
の接続は自己鎖錠端子構造によらず、半田付けで
行つてもよい。さらに、上記一実施例における支
持部23を省略して端子台ボデー12の端子台固
定孔36,37が設けられた部分を支持部として
利用し、これで押込突部22を支持するようにし
てもよい。その他、本考案の実施に当つては、考
案の要旨に反しない限り、端子台本体、端子台ボ
デー、端子台カバー、係止孔、係止爪、押込突
部、支持部、端子台、鎖錠端子等の具体的な構
造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に制約
されることなく、種々の態様に構成して実施でき
ることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするから、端子台本体
を形成する端子台ボデーと端子台カバーとの連結
を、これらに設けた係止孔と係止爪との係止によ
つて行える。したがつて、ねじ部品を使用するこ
となく、端子台本体を容易に組立てることができ
るとともに、押込突部を端子台カバーに一体成形
するとともに、この突部を支持する支持部を端子
台カバーまたは端子台ボデーに一体成形したか
ら、部品点数が少なく、したがつてコストの低減
を図ることができる。そして、端子台カバーを設
けた押込突部を係止爪と支持部との間に押込んで
配置することによつて、押込突部が係止爪を弾性
変形させて係止孔に押付けることなく、これら支
持部と押込突部とで係止爪が係止孔から外れる方
向の動きを確実に妨げて、係止爪と係止孔との係
止状態を保持したから、外力の作用により係止爪
が係止孔より外れて、端子台本体の連結ががゆる
むおそれがない。したがつて高い品質の端子台を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は天井
に装着したけい光灯器具の概略断面図、第2図は
斜視図、第3図は第2図中−線に沿う断面
図、第4図は裏面図、第5図は第4図中−線
に沿う断面図、第6図は第4図中−線に沿う
端子台カバーの断面図、第7図は分解斜視図であ
る。 11……端子台本体、12……端子台ボデー、
13……端子台カバー、18,19……係止孔、
20,21……係止爪、22……押込突部、23
……支持部、25,29……端子板、26,2
7,28,30,31……鎖錠端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子板および鎖錠端子を収納する端子台本体
    を、係止孔を有した合成樹脂製の端子台ボデー
    と、弾性を有する合成樹脂製で、かつ係止爪を有
    するとともにこの係止爪を上記係止孔に係止させ
    て上記端子台ボデーに連結される端子台カバーと
    から形成し、上記端子台ボデーまたは端子台カバ
    ーに上記係止爪の裏側に対向する支持部を一体成
    形するとともに、上記係止孔に係止された上記係
    止爪と上記支持部との間に押込まれて配置される
    押込突部を、上記端子台カバーにその外面から突
    出して一体成形したことを特徴とする端子台。
JP1733084U 1984-02-09 1984-02-09 端子台 Granted JPS60130573U (ja)

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JP1733084U JPS60130573U (ja) 1984-02-09 1984-02-09 端子台

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JPH0338948Y2 (ja) * 1986-04-04 1991-08-16

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442476U (ja) * 1977-08-30 1979-03-22
JPS5841646U (ja) * 1981-09-16 1983-03-18 三菱自動車工業株式会社 自動車用シ−トベルト構造

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JPS60130573U (ja) 1985-09-02

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