JPH033884Y2 - - Google Patents

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JPH033884Y2
JPH033884Y2 JP1983158829U JP15882983U JPH033884Y2 JP H033884 Y2 JPH033884 Y2 JP H033884Y2 JP 1983158829 U JP1983158829 U JP 1983158829U JP 15882983 U JP15882983 U JP 15882983U JP H033884 Y2 JPH033884 Y2 JP H033884Y2
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JP
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level
time
gate
shot multivibrator
humidifier
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JP1983158829U
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JPS6068334U (ja
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  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷蔵庫等に用いられる加湿装置に関す
るものである。さらに詳しくは、冷蔵庫内に貯蔵
される野菜の青枯れや腐販を防ぐために、野菜貯
蔵室の湿度を湿度センサで検出し、この検出値に
基づいて貯蔵室内を所定の湿度に制御する加湿装
置に関するものである。
一般に、湿度センサを用いて湿度を検出する場
合、湿度センサの素子としての湿度応答特性によ
る応答時間(τ1(例えば60秒))や貯蔵室内におけ
る水蒸気の拡散時間(τ2(例えば120秒))によつ
て、実際の相対湿度値イと湿度センサで計測した
相対湿度値ロとは、第1図に示すように、時間ず
れτ(=τ1+τ2)が生じる。
一方、従来の湿度センサを用いた加湿装置は、
湿度センサによる検出値を設定値と比較し、この
比較出力で直接加湿器の駆動を制御していた。こ
のため、第1図に示すような時間ずれτにより、
実際の相対湿度イが設定値S0(例えば90%RH)
に達したt1時に加湿器の駆動が停止せず、t1時か
らτ(=τ1+τ2)(例えば180秒)経過したt2時に
なつてから加湿器の駆動が停止して加湿をやめる
ので、必要以上に加湿してしまうという欠点があ
つた。
本考案は上述の欠点を解決するためになされた
もので、比較器の出力側に結合されたゲート回路
(例えばアンドゲート)と、このゲート回路を介
した比較器からの比較出力でトリガーされ、か
つ、湿度センサの応答時間τ1以下に設定された第
1設定時間T1(例えば30秒)の間、加湿器に駆動
信号(例えばHレベル信号)を出力する駆動時間
設定回路と、この駆動時間設定回路の出力する駆
動信号の終了時(例えば立ち下がり時)における
レベル変化でトリガーされ、かつ、湿度センサの
応答時間τ1以上に設定された第2設定時間T2(例
えば300秒)の間、ゲート回路を不導通状態にす
るための信号(例えばLレベル信号)を、ゲート
回路に出力する駆動禁止時間設定回路とを設ける
ことにより、必要以上の加湿が生じないようにし
たものである。
以下、本考案の一実施例を第2図および第3図
を用いて説明する。
第2図において、1は湿度センサを主体とする
湿度検出器で、この湿度検出器1は湿度測定個所
における相対湿度の大きさに対応した検出電圧を
出力するように構成されている。前記湿度検出器
1の出力側は比較器2の−入力側に接続され、こ
の比較器2の+入力側には設定値(S0(例えば90
%RH))に対応した基準電圧を出力する基準電
圧源3が接続され、前記比較器2は測定相対湿度
が設定値S0以下になると、Hレベル信号を出力す
るように構成されている。
前記比較器2の出力側はアンドゲート4を介し
て駆動時間設定回路としての第1ワンシヨツトマ
ルチバイブレータ5に接続され、この第1ワンシ
ヨツトマルチバイブレータ5の出力側は加湿器6
に接続されている。前記第1ワンシヨツトマルチ
バイブレータ5はトリガー信号により第1設定時
間T1の間出力状態をHレベルに変え、後にLレ
ベルの安定状態に戻るように構成され、前記第1
設定時間T1は湿度センサの応答時間τ1以下(例
えば30秒)となるように設定されている。前記第
1ワンシヨツトマルチバイブレータ5の他方の出
力側は駆動禁止時間設定回路としての第2ワンシ
ヨツトマルチバイブレータ7を介して前記アンド
ゲート4の他方の入力側に接続されている。前記
第2ワンシヨツトマルチバイブレータ7は前記第
1ワンシヨツトマルチバイブレータ5の出力信号
の立下りでトリガーされ、第2設定時間T2の間
出力状態をLレベルに変え、後にHレベルの安定
状態に戻るように構成され、前記第2設定時間
T2は湿度センサの応答時間τ1以上(例えば300
秒)となるように設定されている。
つぎに、本考案による装置の動作を第3図を用
いて説明する。
まず始めに、野菜貯蔵室のような加湿個所の相
対湿度が設定値S0より低い場合について説明す
る。t3時に電源スイツチを入れ、このときの相対
湿度が第3図aに示すように設定値S0よりも小さ
い値S1であつたとすると、湿度検出器1の出力電
圧は基準電圧より小さいため、比較器2の出力側
は第3図bの実線のようにHレベルとなる。この
Hレベル信号がアンドゲート4を介して第1ワン
シヨツトマルチバイブレータ5をトリガーするの
で、この第1ワンシヨツトマルチバイブレータ5
の出力側が第3図cの実線のようにLレベルから
Hレベルに変り、加湿器6を駆動して、実際の相
対湿度は同図aの実線ハに示すように上昇する。
これに伴い、湿度検出器1の湿度センサによる計
測相対湿度も同図aの点線ニに示すように、時間
おくれで上昇する。t3時から第1設定時間T1経過
したt4時に至ると、第1ワンシヨツトマルチバイ
ブレータ5の出力側が第3図cの実線のようにH
レベルからLレベルの安定状態に戻る。このた
め、加湿器6が駆動を停止し、相対湿度は下降に
転じる。同時に、第1ワンシヨツトマルチバイブ
レータ5の出力がHレベルからLレベルに変化す
る立下りで、第2ワンシヨツトマルチバイブレー
タ7がトリガーされるので、第2ワンシヨツトマ
ルチバイブレータ7の出力側が第3図dの実線に
示すようにHレベルからLレベルに変り、アンド
ゲート4を不導通状態とする。t4時から第2設定
時間T2経過したt5時に至ると、第2ワンシヨツト
マルチバイブレータ7の出力側が第3図dの実線
に示すようにLレベルからHレベルの安定状態に
戻り、アンドゲート4を導通状態とする。このた
め、比較器2のHレベル出力信号がアンドゲート
4を介して第1ワンシヨツトマルチバイブレータ
5をトリガーし、その出力側が第3図cの実線に
示すようにHレベルに変つて、加湿器6を駆動す
る。これによつて、相対湿度ハが上昇する。同様
にしてt5時から第1設定時間T1経過したt6時に加
湿器6の駆動が停止し、相対湿度ハは下降に転じ
る。上述のように、加湿器6は第1設定時間T1
オンし、第2設定時間T2オフするオン、オフを
繰り返すので、相対湿度ハは第3図aに示すよう
に小刻みの上昇と下降を繰り返しながら少しずつ
上昇し、設定値S0に近づいていく。このため、第
3図aの一点鎖線イに示すような従来例のよう
に、実際の相対湿度を一気に設定値S0まで上昇し
て、必要以上に加湿することがない。第3図aの
二点鎖線ロは、従来例における湿度センサによる
計測相対湿度を表わす。なお、上述の第1設定時
間T1と第2設定時間T2とは、加湿器6の加湿能
力および加湿個所の湿度低下割合を考慮して、実
際の相対湿度が、第3図aの実線ハに示すよう
に、小刻みで上下動しながら少しずつ上昇し設定
値S0に近づくように設定される。
つぎに、上述のような動作の後、加湿個所の相
対湿度が設定値に達した場合について説明する。
t30時において、湿度検出器1の湿度センサに
よる計測相対湿度が、第3図aの点線ホに示すよ
うに、設定値S0以下になつたとすると、比較器2
の出力信号が同図bの点線で示すようにLレベル
からHレベルに変化する。すると、この信号がア
ンドゲート4を介して第1ワンシヨツトマルチバ
イブレータ5をトリガーし、その出力信号が、第
3図cの点線で示すようにHレベルに変るので、
加湿器6が駆動し、加湿個所の相対湿度は同図a
の実線ヘのように上昇する。これに伴い、計測相
対湿度も第3図aの点線ホのように時間おくれで
上昇し、t35時に設定値S0を越えたとすると、比
較器2の出力信号は同図bの点線のようにHレベ
ルからLレベルに変化する。しかし、第1ワンシ
ヨツトマルチバイブレータ5の出力側は、第3図
cの点線で示すように、Hレベルを継続してい
る。t30時から第1設定時間T1経過したt40時に至
ると、第1ワンシヨツトマルチバイブレータ5の
出力側が第3図cに示すようにHレベルからLレ
ベルの安定状態に戻る。このため、加湿器6が駆
動を停止し、相対湿度は第3図aの実線ヘのよう
に下降に転じる。同時に、第1ワンシヨツトマル
チバイブレータ5の出力がHレベルからLレベル
に変化する立下りで、第2ワンシヨツトマルチバ
イブレータ7がトリガーされるので、第2ワンシ
ヨツトマルチバイブレータ7の出力側が第3図d
の点線で示すようにHレベルからLレベルに変
り、アンドゲート4を不導通状態とする。。t40
から第2設定時間T2経過したt45時に至ると、第
2ワンシヨツトマルチバイブレータ7の出力側が
第3図dの点線に示すようにLレベルからHレベ
ルの安定状態に戻るが、比較器2の出力信号が同
図bの実線のようにLレベルを継続しているの
で、第1ワンシヨツトマルチバイブレータ5の出
力信号はLレベルの安定状態を継続し、加湿器6
は駆動しない。t50時に至り、計測相対湿度が第
3図aの点線ホに示すように、設定値S0以下にな
ると、比較器2の出力信号が同図bの点線で示す
ようにHレベルに変り、第1ワンシヨツトマルチ
バイブレータ5をトリガーする。このため、第1
ワンシヨツトマルチバイブレータ5の出力側がH
レベルに変り、加湿器6を駆動し、相対湿度が第
3図aの実線ヘのように上昇する。以下前述と同
様に動作する。上述のように、加湿個所の相対湿
度が設定値S0に達した場合にも、加湿器6は第1
設定時間T1オンし、第2設定時間T2以上の時間
t50−t40オフするオン、オフ動作を繰り返すので、
相対湿度は、第3図aの実線ヘに示すように、設
定値S0近くで、小刻みの上下動を繰り返す。この
ため第3図aの一点鎖線イに示す従来例のような
過度の加湿をすることがない。
本考案による加湿装置は上記のように加湿器の
駆動時間を湿度センサの応答時間以下とし、駆動
禁止時間を湿度センサの応答時間以上となるよう
に加湿器を制御し、相対湿度を小刻みに変化して
制御するように構成したので、従来のように必要
以上に加湿することがない。このため、冷蔵庫等
に利用した場合、適正な湿度制御ができ、従来の
ように過度に加湿して野菜の腐敗を招くことがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は湿度センサの一般的な湿度応答特性を
示す特性図、第2図は本考案による加湿装置の一
実施例を示すブロツク図、第3図は第2図の加湿
装置を用いた場合において、加湿個所の相対湿度
および第2図の各部の出力を示す特性図である。 1……湿度検出器(湿度センサを含む)、2…
…比較器、3……基準電圧源、4……アンドゲー
ト(駆動禁止時間設定回路の1部を構成する)、
5……第1ワンシヨツトマルチバイブレータ(駆
動時間設定回路)、6……加湿器、7……第2ワ
ンシヨツトマルチバイブレータ(駆動禁止時間設
定回路の1部を構成する)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 比較器で湿度センサの検出値を設定値と比較
    し、その比較出力で加湿器の駆動を制御する加
    湿装置において、前記比較器の出力側に結合さ
    れたゲート回路と、このゲート回路を介した前
    記比較器からの比較出力でトリガーされ、か
    つ、前記湿度センサの応答時間以下に設定され
    た第1設定時間の間、前記加湿器に駆動信号を
    出力する駆動時間設定回路と、この駆動時間設
    定回路の出力する駆動信号の終了時におけるレ
    ベル変化でトリガーされ、かつ、前記湿度セン
    サの応答時間以上に設定された第2設定時間の
    時、前記ゲート回路を不導通状態にするための
    信号を、前記ゲート回路に出力する駆動禁止時
    間設定回路とを具備してなることを特徴とする
    加湿装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載におい
    て、ゲート回路はアンドゲートとしてなり、駆
    動時間設定回路は、前記アンドゲートを介した
    比較器からの比較出力でトリガーされ、かつ、
    第1設定時間の間Hレベルの信号を出力する第
    1ワンシヨツトマルチバイブレータとしてな
    り、駆動禁止時間設定回路は、前記第1ワンシ
    ヨツトマルチバイブレータの出力信号の立ち下
    がりでトリガーされ、かつ、第2設定時間の
    間、前記アンドゲートの入力側にLレベルの信
    号を出力する第2ワンシヨツトマルチバイブレ
    ータとしてなる加湿装置。
JP1983158829U 1983-10-14 1983-10-14 加湿装置 Granted JPS6068334U (ja)

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JP1983158829U JPS6068334U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 加湿装置

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JP1983158829U JPS6068334U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 加湿装置

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Publication Number Publication Date
JPS6068334U JPS6068334U (ja) 1985-05-15
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