JP2000097480A - 室内自動換気システム - Google Patents
室内自動換気システムInfo
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- JP2000097480A JP2000097480A JP10271548A JP27154898A JP2000097480A JP 2000097480 A JP2000097480 A JP 2000097480A JP 10271548 A JP10271548 A JP 10271548A JP 27154898 A JP27154898 A JP 27154898A JP 2000097480 A JP2000097480 A JP 2000097480A
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- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Ventilation (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
を行うことができ、しかも演算装置を安価にすることの
できる室内換気システムを提供すること。 【解決手段】 換気扇により外気を取り込む開口部又は
室内の領域に、相対湿度センサ6と温度センサ7とを設
置して、両センサの出力を第1記憶手段8に記憶させ、
温度対応飽和水蒸気量のテーブルを第2記憶手段9に記
憶させる。時間t0 に測定されて前記記憶手段に記憶さ
れた相対湿度データRH0 と温度データT0 から絶対湿
度AH0 を求め、これを、その後の時間tに測定された
温度データTにおける相対湿度RH0 ´に換算し、換算
相対湿度と時間tに測定された相対湿度RHとを比較し
て、時間t0 から時間tまでの同温度に換算したときの
相対湿度の変化(RH0 ′−RH)が予め設定した範囲
を越えたとき換気扇の運転を、例えば連続運転モードか
ら間欠運転モード或いは、停止その他のモードに切り換
える。
Description
内の湿気を効率的に除去する室内自動換気システムに関
する。
り、カビが生えたり、床下の木材が腐りやすくなり、住
んでいる人が不快であるばかりでなく、建物の強度が低
下するようになる。コンクリ−ト住宅では、さらに湿気
が多いところで結露が発生してカビを発生させたり、そ
の結露がコンクリ−ト中に浸入して凍ることによりひび
割れを生じさせるという問題がある。
にエアコンを設置してドライ運転させればよいが、この
方法は電力消費が大きいため経済的ではない。
して、換気扇を運転させて室内の湿気を含んだ空気を屋
外に排出し屋外の乾燥した空気を取り込んで室内水分を
減少させる方法がある。
湿度を測定し、両者を比較して屋外の絶対湿度が室内の
絶対湿度よりも一定値、例えば1g/kg′だけ低くな
ったとき換気扇の運転を開始させる方法と、換気扇を間
欠的に運転させて間欠運転の前後で換気扇近傍の室内の
絶対湿度が一定値、例えば1g/kg′を越えて減少し
たとき、換気扇を連続運転させる方法が知られている。
るのであるから電力消費が少なく、しかも室内の絶対湿
度が屋外のそれよりも高くなって除湿の効果があるとき
だけ換気扇が運転されるので、確実に室内の除湿が行わ
れる。
高温状態では高い精度で除湿が行われる半面、冬場など
の低温状態では精度が低下して除湿効率が悪くなるとい
う問題があった。
る。以下にその理由を説明する。
露点に至るまでは電気抵抗が含水量にほぼ比例して増加
する原理を利用している。したがって、直接電気的に測
定される湿度は空気の相対湿度であり、絶対湿度は、こ
こで測定された相対湿度とその時の温度の飽和相対湿度
から演算によって求められる。なお、室内と屋外の相対
湿度の差によって換気扇を制御する方法も提案されてい
るが、相対湿度は空気中の水分量(絶対湿度)が一定で
も、特に高い温度領域において、温度によって大きく変
化し、室内外の温度差が大きい場合には、絶対湿度の差
と相対湿度の差が逆転することもあるため、このような
ときには逆に室内に水分を持ち込むことがあるという問
題がある。
にして行う場合には、換気を開始するとき、すなわち換
気扇の連続運転を開始するときの絶対湿度と換気を停止
するときの絶対温度との間に差を設ける必要がある。
温度と連続運転している換気扇を停止の時の絶対温度の
差を2g/kg′とした場合、飽和絶対湿度は40℃で
は48.85g/kg′、10℃では7.63g/k
g′、5℃では5.40g/kg′であるから、40℃
のときには48.85÷2=24+0.85で24の区
分で運転・停止の制御を行うことができるが、10℃で
は7.63÷2=3+1.63で3区分でしか運転・停
止の制御を行うことができず、5℃では同様に2区分で
しか運転・停止の制御を行うことができなくなってしま
う。
停止の時の絶対湿度の差を0.5g/kg′とすると、
夏場では頻繁に運転・停止が繰り返されて煩わしく、冬
場の5℃のときには制御できる絶対湿度の区分は10区
分しかないから、この場合でも除湿の効率は低くなって
しまうという問題があった。
と温度を測定し、この相対湿度と温度から計算又はテー
ブルによって絶対湿度を求めているが、異なる時間にお
ける絶対湿度を比較するために、前に測定した温度と相
対湿度から前に測定したときの絶対湿度を求め、さらに
後に測定した温度と相対湿度から後に測定したときの絶
対湿度を求めて、これらの絶対湿度を比較するのでは、
計算量が多くなり、演算装置部分のコストが高くなると
いう問題があった。
の、屋外と室内の絶対湿度を測定し両者を比較して屋外
の絶対湿度が室内の絶対湿度よりも一定値だけ低くなっ
たとき換気扇の運転を開始させる方法や、換気扇を間欠
的に運転させて間欠運転の前後で換気扇近傍の室内の絶
対湿度が一定値を越えて減少したとき、換気扇を連続運
転させる方法では、低温の領域で除湿が十分行われない
という問題があった。
ためには、計算量が多くなり演算装置部分のコストが高
くなるという問題もあった。
なされたもので、絶対湿度を制御パラメータとして換気
扇の制御を行って室内の換気を行う室内換気システムに
おいて、相対湿度で演算を行うことにより、広い温度領
域において効率のよい室内の除湿を行うことができ、し
かも演算装置を安価にすることのできる室内換気システ
ムを提供することを目的としている。
ステムの第1の実施形態は、室内と外気とを連通する開
口部に換気扇を設置し、前記換気扇により外気が取り込
まれる開口部又は室内の領域に相対湿度センサと温度セ
ンサとを設置し前記換気扇を間欠運転モードで運転さ
せ、前記換気扇の運転による前記相対湿度センサの測定
した相対湿度と前記温度センサの測定した温度から求め
られる気中水分量の変化から前記換気扇の運転モードを
制御するようにした室内自動換気システムにおいて、所
定の時間ごとに前記相対湿度センサで測定された相対湿
度と前記温度センサで測定された温度を記憶する第1の
記憶手段と、温度に対応させて飽和水蒸気量を示したテ
ーブルを記憶する第2の記憶手段とを備え、時間t0 に
測定されて前記記憶手段に記憶された相対湿度データR
H0 と温度データT0 から絶対湿度AH0 を求め、この
絶対湿度AH0 を、その後の時間tに測定された温度デ
ータTにおける相対湿度RH0 ´に換算し、この相対湿
度RH0 ´と時間tに測定された相対湿度RHとを比較
して、時間t0 から時間tまでの同温度に換算したとき
の相対湿度の変化(RH0 ′−RH)が予め設定した範
囲を越えたとき前記換気扇の運転モードを切り換えるこ
とを特徴としている。
連通する開口部に換気扇を設置し、前記換気扇により外
気が取り込まれる開口部又は室内の領域に相対湿度セン
サと温度センサとを設置し前記換気扇を間欠運転モード
で運転させ、前記換気扇の運転による前記相対湿度セン
サの測定した相対湿度と前記温度センサの測定した温度
から求められる絶対湿度の変化から前記換気扇の運転モ
ードを制御するようにした室内自動換気システムにおい
て、所定の時間ごとに前記相対湿度センサで測定された
相対湿度と前記温度センサで測定された温度を記憶する
第1の記憶手段と、温度に対応させて飽和水蒸気量を示
したテーブルを記憶する第2の記憶手段とを備え、時間
tに前記相対湿度センサで測定された相対湿度RHと前
記温度センサで測定された温度Tから絶対湿度AHを求
め、この絶対湿度AHを、これより前の時間t0 に測定
されて前記記憶手段に記憶された温度T0 における相対
湿度RH´に換算し、この相対湿度RH´と前記記憶手
段に記憶された時間t0 における相対湿度RH0 と比較
して、時間t0 から時間tまでの同温度に換算したとき
の相対湿度の変化(RH0 ′−RH)が予め設定した範
囲を越えたとき前記換気扇の運転モードを切り換えるこ
とを特徴としている。
を連通する開口部に換気扇を設置し、前記換気扇により
外気が取り込まれる開口部又は室内の領域に相対湿度セ
ンサと温度センサとを設置し前記換気扇を間欠運転モー
ドで運転させ、前記換気扇の運転による前記相対湿度セ
ンサの測定した相対湿度と前記温度センサの測定した温
度から求められる絶対湿度の変化から前記換気扇の運転
モードを制御するようにした室内自動換気システムにお
いて、所定の時間ごとに前記相対湿度センサで測定され
た相対湿度と前記温度センサで測定された温度を記憶す
る第1の記憶手段と、温度に対応させて飽和水蒸気量を
示したテーブルを記憶する第2の記憶手段とを備え、時
間tに前記相対湿度センサで測定された相対湿度RHと
前記温度センサで測定された温度Tから絶対湿度AHを
求め、これより前の時間t0 に測定されて前記記憶手段
に記憶された相対湿度RH0 と前記記憶手段に記憶され
た温度T0 から絶対湿度AH0 を求め、絶対湿度AHを
絶対湿AH0 と比較して、時間t0 から時間tまでの絶
対湿度の変化(AH0 −AH)が予め設定した範囲を越
えたとき前記換気扇の運転モードを切り換えることを特
徴としている。
が連続運転モードの運転を行っているときに、相対湿度
の変化(RH0 ′−RH)又は絶対湿度の変化(AH0
−AH)が予め設定した範囲を越えたとき前記換気扇を
間欠運転モードあるいは、停止その他のモードに切り換
えられる。
相対湿度を電気的に検知する相対湿度検知部と、温度を
検知する温度検知部と、対象とする温度範囲で所定の温
度刻みで各温度における相対湿度と絶対湿度の関係(テ
ーブル)、又は各温度における飽和水分量を記憶する第
1の記憶部と、中央演算制御部とを備え、相対湿度検知
部で測定された相対湿度と温度検知部で測定された温度
から絶対湿度を求める構成となっている。
度センサは基本的に上記構成を備えており、相対湿度と
絶対湿度を出力できる。また、温度検知部を有している
ので、この温度検知部で測定された温度の出力端末を設
けることができる。
センサは、絶対湿度センサ、相対湿度センサ、温度セン
サとして使用することができる。
化と絶対湿度の変化とは相関するので、前回測定の温度
と今回測定の温度が同一又は小さい変化(例えば±0.
5℃)の場合には、相対湿度のみを比較しても結果に大
きい違いは生じない。
転だけではなく、測定前後の相対湿度の変化量の大小や
各種の状況(例えば室の大きさ、用途、地域の特性等)
により、任意の運転モードを設定することもできる。
の冷熱負荷を少なくするため、換気扇近傍の室内に温度
センサを設置し換気扇の連続運転の際に室内温度が所定
の値を越えて変動したとき換気扇の連続運転モードを停
止モードに切換えたり、浴室の換気口に換気扇を設置し
たときには、浴室内に光センサを設置して人が入浴のた
めに照明を点灯したときに換気扇の連続運転モードを停
止モードに切替えさせるようにすることもできる。この
場合、人が入浴が済んで照明が再び消灯されたときに、
一定時間連続運転を行う暫時連続運転モードとすること
もできる。
コンクリート建造物、倉庫等の全体の除湿、浴室、床
下、天井等の湿気除去に有効であり、特に、別荘やマン
ション等で普段あまり利用されない建造物の室内の除湿
に効果的である。
で比較することにより絶対湿度の区分による制約がなく
なり精度の高い制御が可能となり、全ての温度領域にお
いて効率的に水分除去効率の高い運転を行うことができ
る。
明する。
に説明する。
換気口近傍に取付けた例を示したものである。
られた換気口であり、この換気口1には換気扇3が取付
けられている。この換気扇3は制御ユニット4の制御信
号により制御される電源制御回路5により制御される。
6、温度センサ7、湿度データと温度データを記憶する
第1の記憶装置(RAM)8及び所定の温度刻みで各温
度における飽和水分量を記憶する第2の記憶装置(RO
M)9及び中央演算装置(CPU)10から構成されて
いる。
されているが、これらの「自動」の運転モードの他に
「手動」のスイッチ操作で強制的に連続運転、停止を行
うこともできるようになっている。
る。 (B)「モニター運転モード」 7分間運転、28分間停止の繰り返し。 (C)「間欠運転モード」 2分間運転、28分間停止の繰り返し。 間欠1:1回で「モニター運転モード」へ。 間欠2:2回繰り返して「モニター運転モード」へ。 間欠3:4回繰り返して「モニター運転モード」へ。 間欠4:5回繰り返して「モニター運転モード」へ。 (D)「乾燥・高湿時モード」 2分間運転、28分間停止の繰り返し。 (E)「低温・高温時モード」 2分間運転、28分間停止の繰り返し。 (F)「照明灯モード」 消灯時…2分間運転、28分間停止の繰り返し。 点灯時…25秒間運転、5分間停止の繰り返し。
定時間(例えば7分間隔)ごとに相対湿度センサ6、温
度センサ7の相対湿度データRH0 、温度データT0 を
取り込んで第1の記憶装置8に記憶させる。
再び相対湿度センサ6、温度センサ7の相対湿度データ
RH1 、温度データT1 を取り込んで、これらのデータ
を第1の記憶装置8に記憶させるとともに、先に第1の
記憶装置8に記憶させた相対湿度データRH0 、温度デ
ータT0 と、第2の記憶装置9が記憶する温度データT
0 、T1 に対応する飽和水蒸気量SH0 、SH1 の値を
読み出し、相対湿度データRH0 を、飽和水蒸気量SH
0 、SH1 のデータを用いて、同じ気中水分量の後に測
定した温度T1 における相対湿度RH1 ´(以下、「換
算相対湿度」という。)に換算する。
と、換算相対湿度RH1 ´とを比較し、その差及び温度
差(t0 −t1 )に応じて次のように換気扇3の運転モ
ードを切換える。
ード」 換算相対湿度と相対湿度の差が2%RH以上…「モニタ
ー運転モード」 (2) 「モニター運転モード」 (a) 温度変化(T0 −T1 )にかかわらず換算相対湿
度と相対湿度の差が0.5%RH以内…継続 (b) 温度変化(T0 −T1 )が±1.5℃以上の場合
…継続(冷暖房機器の使用) (3) 「間欠運転モード」(温度変化(T0 −T1 )が±
1.5℃未満) (a) 換算相対湿度と相対湿度の差が0.5〜1.0%
RH未満…間欠1 (b) 換算相対湿度と相対湿度の差が1.0〜1.5%
RH未満…間欠2 (c) 換算相対湿度と相対湿度の差が1.5〜2.0%
RH未満…間欠3 (d) 換算相対湿度と相対湿度の差が2.0%RH以上
…間欠4
ータRH1 を、先に測定して第1の記憶手段8に記憶さ
せた温度T0 における相対湿度データRH0 ´に変換し
て、先に測定して第1の記憶手段8に記憶させた相対湿
度データRH0 と比較するようにしたものである。
すると中央演算装置10は一定時間(例えば7分間隔)
ごとに相対湿度センサ6、温度センサ7の相対湿度デー
タRH0 、温度データT0 を取り込んで第1の記憶装置
8に記憶させる。
再び相対湿度センサ6、温度センサ7の相対湿度データ
RH1 、温度データT1 を取り込んで、これらのデータ
を第1の記憶装置8に記憶させるとともに、先に第1の
記憶装置8に記憶させた相対湿度データRH0 、温度デ
ータT0 と、第2の記憶装置9が記憶する温度データT
0 、T1 に対応する飽和水蒸気量SH0 、SH1 の値を
読み出し、相対湿度データRH1 を、飽和水蒸気量SH
0 、SH1 のデータを用いて、同じ気中水分量の後に測
定した温度T0 における相対湿度RH0 ´に換算する。
と、の換算相対湿度データRH0 ´とを比較し、その差
及び温度差(t0 −t1 )に応じて実施例1と同様にし
て換気扇3の運転モードを切換える。
ータRH0 を、その温度における換算絶対湿度AH0 と
して記憶させ、後に測定した相対湿度データRH1 をそ
の温度における絶対湿度AH1 に換算して、絶対湿度A
H0 と絶対湿度AH1 とを比較してその結果により換気
扇を制御するようにしたものである。
演算装置10は一定時間(例えば7分間隔)ごとに相対
湿度センサ6、温度センサ7の相対湿度データRH0 、
温度データT0 を取り込む一方、第2の記憶装置9が記
憶する温度データT0 に対応する飽和水蒸気量SH0 の
値を用いて相対湿度データRH0 を絶対湿度AH0 に換
算し、この絶対湿度AH0 のデータを第1の記憶装置8
に記憶させる。
再び相対湿度センサ6、温度センサ7の相対湿度データ
RH1 、温度データT1 を取り込んで、同様に絶対湿度
AH1 を求める一方、第1の記憶装置8に記憶された絶
対湿度データAH0 を読み出して比較し、絶対湿度の差
(AH0 −AH1 )を求めて、その差及び温度差(t0
−t1 )に応じて実施例1と同様にして換気扇3の運転
モードを切換える。
は、絶対湿度の差(AH0 −AH1)に適応するよう変
更されるが、絶対湿度の差(AH0 −AH1 )を温度T
0 における相対湿度の差(RH0 −RH1 )に換算して
運転モードを制御することも可能である。
ック図
制御ユニット、5……電源制御回路、6……相対湿度セ
ンサ、7……温度センサ、8……第1の記憶装置、9…
…第2の記憶装置、10……中央演算装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 室内と外気とを連通する開口部に換気扇
を設置し、前記換気扇により外気が取り込まれる開口部
又は室内の領域に相対湿度センサと温度センサとを設置
し前記換気扇を間欠運転モードで運転させ、前記換気扇
の運転による前記相対湿度センサの測定した相対湿度と
前記温度センサの測定した温度から求められる気中水分
量の変化から前記換気扇の運転モードを制御するように
した室内自動換気システムにおいて、 所定の時間ごとに前記相対湿度センサで測定された相対
湿度と前記温度センサで測定された温度を記憶する第1
の記憶手段と、温度に対応させて飽和水蒸気量を示した
テーブルを記憶する第2の記憶手段とを備え、 時間t0 に測定されて前記記憶手段に記憶された相対湿
度データRH0 と温度データT0 から絶対湿度AH0 を
求め、この絶対湿度AH0 を、その後の時間tに測定さ
れた温度データTにおける相対湿度RH0 ´に換算し、
この相対湿度RH0 ´と時間tに測定された相対湿度R
Hとを比較して、時間t0 から時間tまでの同温度に換
算したときの相対湿度の変化(RH0 ′−RH)が予め
設定した範囲を越えたとき前記換気扇の運転モードを切
り換えることを特徴とする室内自動換気システム。 - 【請求項2】 室内と外気とを連通する開口部に換気扇
を設置し、前記換気扇により外気が取り込まれる開口部
又は室内の領域に相対湿度センサと温度センサとを設置
し前記換気扇を間欠運転モードで運転させ、前記換気扇
の運転による前記相対湿度センサの測定した相対湿度と
前記温度センサの測定した温度から求められる絶対湿度
の変化から前記換気扇の運転モードを制御するようにし
た室内自動換気システムにおいて、 所定の時間ごとに前記相対湿度センサで測定された相対
湿度と前記温度センサで測定された温度を記憶する第1
の記憶手段と、温度に対応させて飽和水蒸気量を示した
テーブルを記憶する第2の記憶手段とを備え、 時間tに前記相対湿度センサで測定された相対湿度RH
と前記温度センサで測定された温度Tから絶対湿度AH
を求め、この絶対湿度AHを、これより前の時間t0 に
測定されて前記記憶手段に記憶された温度T0 における
相対湿度RH´に換算し、この相対湿度RH´と前記記
憶手段に記憶された時間t0 における相対湿度RH0 と
比較して、時間t0 から時間tまでの同温度に換算した
ときの相対湿度の変化(RH0 ′−RH)が予め設定し
た範囲を越えたとき前記換気扇の運転モードを切り換え
ることを特徴とする室内自動換気システム。 - 【請求項3】 室内と外気とを連通する開口部に換気扇
を設置し、前記換気扇により外気が取り込まれる開口部
又は室内の領域に相対湿度センサと温度センサとを設置
し前記換気扇を間欠運転モードで運転させ、前記換気扇
の運転による前記相対湿度センサの測定した相対湿度と
前記温度センサの測定した温度から求められる絶対湿度
の変化から前記換気扇の運転モードを制御するようにし
た室内自動換気システムにおいて、 所定の時間ごとに前記相対湿度センサで測定された相対
湿度と前記温度センサで測定された温度を記憶する第1
の記憶手段と、温度に対応させて飽和水蒸気量を示した
テーブルを記憶する第2の記憶手段とを備え、 時間tに前記相対湿度センサで測定された相対湿度RH
と前記温度センサで測定された温度Tから絶対湿度AH
を求め、これより前の時間t0 に測定されて前記記憶手
段に記憶された相対湿度RH0 と前記記憶手段に記憶さ
れた温度T0 から絶対湿度AH0 を求め、絶対湿度AH
を絶対湿AH0 と比較して、時間t0 から時間tまでの
絶対湿度の変化(AH0 −AH)が予め設定した範囲を
越えたとき前記換気扇の運転モードを切り換えることを
特徴とする室内自動換気システム。 - 【請求項4】 前記換気扇が連続運転モードで運転を行
っているときに、相対湿度の減少(RH0 ′−RH)が
予め設定した範囲を越えたとき前記換気扇の運転モード
を切り換えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
か1項記載の室内自動換気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27154898A JP3964059B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 室内自動換気システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27154898A JP3964059B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 室内自動換気システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000097480A true JP2000097480A (ja) | 2000-04-04 |
JP2000097480A5 JP2000097480A5 (ja) | 2006-07-20 |
JP3964059B2 JP3964059B2 (ja) | 2007-08-22 |
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ID=17501609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27154898A Expired - Fee Related JP3964059B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 室内自動換気システム |
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