JPH0338834Y2 - - Google Patents

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JPH0338834Y2
JPH0338834Y2 JP1986070514U JP7051486U JPH0338834Y2 JP H0338834 Y2 JPH0338834 Y2 JP H0338834Y2 JP 1986070514 U JP1986070514 U JP 1986070514U JP 7051486 U JP7051486 U JP 7051486U JP H0338834 Y2 JPH0338834 Y2 JP H0338834Y2
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wafer
aligner
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rotation
roller
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ウエハキヤリアに収納された多数の
ウエハのフアセツトの向きを揃えるために用いら
れるフアセツトアライナに関する。
〈従来の技術〉 第3図はウエハキヤリア20に従来例のフアセ
ツトアライナ30を装着した状態を示す断面図で
あり、第4図はこのフアセツトアライナ30の斜
視図である。
ウエハキヤリア20は、上方に開放面20aを
有する前後(第3図において、紙面の表裏方向)
に長い直方体形とされ、その対向壁20b,20
cの内側には対向して受け溝21,……となる一
対の切り込み部21a,21bが多数形成されて
いる。そして、これらの受け溝21,……ごと
に、ウエハ10,……が一枚づつ収納される。
このような構造のウエハキヤリア20に収納さ
れたウエハ10,……は、個別に抜き出される
が、その抜き取りの前に各ウエハ10,……はフ
アセツト11,……が上向きに揃つた状態で、か
つそのフアセツト11,……がウエハキヤリア2
0の開放面20aに対して平行な向きに揃えてお
く必要がある。
したがつて、ウエハキヤリア20内のウエハ1
0,……の姿勢を修正して、そのフアセツト1
1,……を所定の向きに揃えるために、従来から
フアセツトアライナ30が使用されている。
フアセツトアライナ30は、第3図および第4
図に示すように、上方および下方が開放された直
方体形のフレーム31を備えている。このフレー
ム31の内部には、その長辺部31a方向に沿つ
て長いアライナローラ33と、このアライナロー
ラ33を圧接して回転駆動させる駆動ローラ34
とが上下に架設されている。
そして、このようなフアセツトアライナ30を
第4図に示すように、ウエハキヤリア20に嵌合
装着した後、これらを上下に反転させる。
その状態で、駆動ローラ34を外部から回転操
作することによりアライナローラ33を介して、
各ウエハ10,……が回転させられる。そして、
各ウエハ10,……のフアセツト11,……がア
ライナローラ33上に至ると、そのフアセツト1
1,……とアライナローラ33との間に滑りを生
じることにより、各ウエハ10,……はその位置
で回転を停止する。このようにして、ウエハキヤ
リア20内の各ウエハ10,……は、そのフアセ
ツト11,……が所定の向きに揃えられる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このようなフアセツトアライナにお
いては、各ウエハ10、……やアライナローラ3
3に製作誤差や精度差が存在しているため、各ウ
エハ10,……のフアセツト11,……が、アラ
イナローラ33上で停止せずに行きすぎてしまう
ことがよくある。その場合は、すべてのウエハ1
0,……が停止するまで、アライナローラ33を
何度も回転させなければならず、その作業には手
間と時間がかかるという問題があつた。
そこで、このような問題点を解決するために、
本考案の出願人は先の出願である実願昭60−
78645号(実開昭61−195060号)により、ウエハ
10,……のフアセツト11,……に当接してウ
エハ10の回転を停止させる回転阻止部材35
を、アライナローラ33の軸方向に沿う方向に固
定的に取り付けたフアセツトアライナ30を提案
している。
このような構成とすれば、回転させられた各ウ
エハ10,……のフアセツト11,……の例えば
中央部がアライナローラ33上に至ると、これら
のフアセツト11,……の一端部が回転阻止部材
35に当接して停止させられる。したがつて、す
べてのウエハ10,……をほぼ所定の向きで、か
つ短時間で停止させることができる。
しかし、回転阻止部材35を固定して設けたフ
アセツトアライナ30においても、各ウエハ1
0,……のフアセツト11,……の向きを所定の
向きに揃えることは難しいという問題があつた。
これは、フアセツト11,……のカツト寸法が製
作メーカごとに微妙に異なつていたり、固定され
た回転阻止部材35の取り付け位置に誤差があつ
たり、また、長期間にわたる使用によつてアライ
ナローラ33の外周面に摩耗を生じることなどか
らウエハ10,……に対するアライナローラ33
と回転阻止部材35との相対的な位置関係が変化
することによるものである。
すなわち、例えば、先の出願に係るフアセツト
アライナ30の回転阻止部材35がウエハ10,
……から遠い位置にあると、回転阻止部材35が
フアセツト11,……の回転軌跡から外れて回転
阻止の機能を果たさなくなり、また、回転阻止部
材35がウエハ10,……側に近づきすぎても、
ウエハ10,……の円周部を受け止めることにな
つて、回転阻止機能を果たさなくなる。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされた
ものであつて、ウエハキヤリア内の各ウエハの回
転を短時間で停止させ、かつフアセツトのカツト
寸法が異なつていてもそのフアセツトの向きを確
実に所定の向きに揃えることのできるフアセツト
アライナの提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記の目的を達成するために、ウエ
ハのフアセツトに当接してウエハの回転を停止さ
せる回転阻止部材をアライナローラの軸方向に沿
つて配設し、かつこの回転阻止部材をウエハ側へ
遠近移動および固定自在とした構成に特徴を有す
るものである。
〈作用〉 上記の構成によれば、アライナローラの回転に
したがつて回転させられた各ウエハのフアセツト
の例えば中央部がアライナローラ上に位置したと
き、このフアセツトの一端部は回転阻止部材に当
接する。このことにより、各ウエハはそのフアセ
ツトが所定の向きの姿勢で停止する。この場合、
回転阻止部材の取り付け位置を調整することによ
り、各ウエハのフアセツトに回転阻止部材を確実
に当接させることができる。
〈実施例〉 以下、本考案を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本考案に係るフアセツトアライナの斜
視図であり、第2図はこのフアセツトアライナを
ウエハキヤリアに装着し、かつ反転した状態を示
す断面図である。なお、本考案のフアセツトアラ
イナは、従来例のものと基本的には異ならない。
したがつて、第1図および第2図において、第3
図および第4図と対応する部分には同一の符号を
付している。
これらの図において、符号10はウエハであつ
て、このウエハ10は偏平円板状に形成され、そ
の一部に所定長さの弦状縁部、すなわち、フアセ
ツト11を有している。このウエハ10は、単位
枚数ごとにその厚み方向に整列させられ、ウエハ
キヤリア20に収納される。このウエハキヤリア
20は従来例と同一の構成を有するものであり、
ここではその説明を省略する。
フアセツトアライナ30はウエハキヤリア20
の上方に形成された開放面20aに装着して使用
するものであつて、上方および下方が開放された
長い直方体形のフレーム31を備えている。この
フレーム31の両長辺部31a,31aの上方に
は、ウエハキヤリア20の開放面に嵌合する一対
の突条部32,32が対向して形成されている。
また、このフレーム31の内部にはウエハ10に
摺接して回転させるアライナローラ33と、この
アライナローラ33を圧接して回転駆動させる駆
動ローラ34とが上下で、かつフレーム31の両
短辺部31b,31b間にわたつて回転可能に架
設されている。
アライナローラ33は回転軸33aのほぼ全長
にわたつてローラ部33bが設けられたものであ
つて、このローラ部33bの径方向上端はフレー
ム31の上面31cとほぼ同じ高さに位置設定さ
れている。また、駆動ローラ34は回転駆動軸3
4aの長手方向の中央部にゴムロール35が設け
られ、かつフレーム31を貫通してその外部に突
出された回転駆動軸34aの両端部には操作つま
み36,36が取り付けられている。
また、アライナローラ33の一側方のフレーム
31内には、このアライナローラ33の軸方向に
沿う方向で、かつフレーム31の短辺部31b,
31b間にわたつて回転阻止部材40が架設され
ている。この回転阻止部材40は例えば長方形断
面を有する板材などからなり、この回転阻止部材
40の両端面はフレーム31の両短辺31b,3
1bにそれぞれ当接させられている。回転阻止部
材40のそれぞれの端面が当接するフレーム31
の両短辺部31b,31bには、その上面31c
に向かう長孔31d,31dがそれぞれ形成され
ている。
そして、回転阻止部材40は長孔31d,……
に嵌挿されたビスなどの固定具41,……により
固定される。したがつて、この回転阻止部材40
はフレーム31の上面31c、すなわち、ウエハ
キヤリア20内の各ウエハ10,……側に遠近移
動および固定自在となつている。なお、この回転
阻止部材40はアライナローラ33の両側方に架
設してもよく、その断面形状についても長方形に
限定されず、円形などであつてもよい。
つぎに、このようなフアセツトアライナ30の
使用手順について説明する。
多数のウエハ10,……が収納されたウエハキ
ヤリア20の開放面に、フアセツトアライナ30
に形成されている一対の突条部32,32を嵌合
して装着し、第2図に示すように、上下に反転す
る。反転により、ウエハキヤリア20内の各ウエ
ハ10,……は、フアセツトアライナ30の内部
に設けられたアライナローラ32上に受け止め支
持される。この状態で、操作つまみ36,36の
いずれか一方側から駆動ローラ34を所定の一方
向(図においては、時計回り)に回転操作する
と、アライナローラ33が逆方向に回転させられ
る。このアライナローラ33を介して各ウエハ1
0,……が駆動ローラ34と同方向に回転させら
れる。なお、回転阻止部材40をアライナローラ
33の両側方に架設している場合は、操作つまみ
の回転方向は時計または反時計回りのいずれの方
向でもよい。
そして、各ウエハ10,……のフアセツト1
1,……がアライナローラ33に転接しはじめた
後、このフアセツト11の例えば中央部がアライ
ナローラ33上を通過するときに、これらのフア
セツト11,……の一端部が回転阻止部材40に
当接する。これにより、フアセツト11,……と
アライナローラ33との間に確実に滑りを生じる
ことになつて、各ウエハ10,……がそれ以上回
転することが阻止される。したがつて、各ウエハ
10,……は短時間で停止させられ、かつそのフ
アセツト11,……が下向きの位相に揃えられ
る。
このとき回転阻止部材40の位置を、各ウエハ
10,……側に対して、遠近移動させて調整する
ことで、回転阻止部材40をアライナローラ33
の側方に正確に位置させ、停止した各ウエハ1
0,……のフアセツト11,……の向きを水平方
向とさせることが可能となる。
このようにして、ウエハキヤリア20内のウエ
ハ10,……の姿勢が揃えられた後、再び反転し
てウエハキヤリア20からフアセツトアライナ3
0を取り外す。したがつて、ウエハキヤリア20
に収納されたウエハ10,……のフアセツト1
1,……が上向きに揃つた状態で、かつそのフア
セツト11,……が水平方向、すなわち、ウエハ
キヤリア20の開放面20aに対して平行な向き
となつている。そのため、これらのウエハ10,
……を個別に抜き出して、支障なく、後の工程に
かけることができる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によれば、フアセツトアラ
イナ内のアライナローラの側方に、ウエハのフア
セツトに当接してウエハの回転を停止させる回転
阻止部材をアライナローラの軸方向に沿つて配設
し、かつ回転阻止部材をウエハ側へ遠近移動およ
び固定自在としているので、ウエハキヤリアに収
納されたウエハの回転を短時間で停止させるとと
もに、フアセツトのカツト寸法の違いやアライナ
ローラの摩耗にもかかわらず、ウエハのフアセツ
トの向きを正確な水平方向、すなわち、ウエハキ
ヤリアの開放面に平行な向きに確実に揃えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係
り、第1図はフアセツトアライナの斜視図、第2
図はこのフアセツトアライナをウエハキヤリアに
装着し、かつ反転した状態を示す断面図である。
第3図および第4図は従来例に係り、第3図はウ
エハキヤリアにフアセツトアライナを装着した状
態の断面図、第4図はこのフアセツトアライナの
斜視図である。 10……ウエハ、11……ウエハのフアセツ
ト、20……ウエハキヤリア、20a……ウエハ
キヤリアの開放面、30……フアセツトアライ
ナ、33……アライナローラ、40……回転阻止
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数のウエハが収納されたウエハキヤリアの開
    放面に装着され、かつアライナローラにより前記
    ウエハを回転させて各ウエハのフアセツトを前記
    開放面に対して平行な向きに位相揃えするフアセ
    ツトアライナにおいて、 前記ウエハのフアセツトに当接して該ウエハの
    回転を停止させる回転阻止部材を前記アライナロ
    ーラの軸方向に沿つて配設し、かつ該回転阻止部
    材を前記ウエハ側へ遠近移動および固定自在とし
    たことを特徴とするフアセツトアライナ。
JP1986070514U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0338834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070514U JPH0338834Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070514U JPH0338834Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS62182549U JPS62182549U (ja) 1987-11-19
JPH0338834Y2 true JPH0338834Y2 (ja) 1991-08-15

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ID=30912221

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JP1986070514U Expired JPH0338834Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078645A (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 Chlorine Eng Corp Ltd 陽イオン交換膜の再生方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6078645A (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 Chlorine Eng Corp Ltd 陽イオン交換膜の再生方法

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JPS62182549U (ja) 1987-11-19

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