JPH066131Y2 - 記録装置における排紙トレイ - Google Patents

記録装置における排紙トレイ

Info

Publication number
JPH066131Y2
JPH066131Y2 JP2296288U JP2296288U JPH066131Y2 JP H066131 Y2 JPH066131 Y2 JP H066131Y2 JP 2296288 U JP2296288 U JP 2296288U JP 2296288 U JP2296288 U JP 2296288U JP H066131 Y2 JPH066131 Y2 JP H066131Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge tray
paper
recording
recording paper
paper discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2296288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01126364U (ja
Inventor
正光 野島
孝志 戸井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP2296288U priority Critical patent/JPH066131Y2/ja
Publication of JPH01126364U publication Critical patent/JPH01126364U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH066131Y2 publication Critical patent/JPH066131Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複写機やプリンタなどの画像記録を行なう記録
装置、とくに記録紙記録面の表裏を反転して記録紙を収
納可能な排紙トレイの構成に関する。
〔従来技術およびその課題〕
記録装置から排紙された記録紙を排紙トレイで反転させ
る従来例として、例えば実公昭43−31747号公報
記載の排紙トレイがある。この公報記載の排紙トレイ
は、排紙トレイの中央部付近に突起を形成して、記録紙
をこの突起で受け止め記録紙先端を支点として反転させ
る構成となっている。しかしながらこの公報記載の排紙
トレイでは、使用する記録紙の大きさや紙質によっては
記録紙先端が突起に引掛らず記録紙が反転しない場合も
ある。さらにこの公報記載の構成では、記録装置の排紙
運動と記録紙の復元力によって記録紙を反転しているの
で、排紙トレイに収納する記録紙の収納状態が乱れやす
い。
〔考案の目的〕
本考案の目的は上記課題を解決して、記録紙の排紙トレ
イでの確実な反転と記録紙収納状態の乱れのない排紙ト
レイを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案の排紙トレイは下記記載
の構成とする。
一端に断面形状がほぼU字状の凹部と、この凹部上に形
成した突出部を有する庇と、他端にピンとを備えた排紙
トレイを、このピンに係合する長穴を有する枠体の内側
に配置する。
〔実施例〕
以下図面を用いて本考案の実施例を説明する。
第1図(a)、(b)はいずれも本考案における排紙トレイを
示し、第1図(a)は側面配置を示す断面図、第1図(b)は
平面配置を示す平面図である。以下第1図(a)および第
1図(b)を交互に参照して説明する。
基台12上に配置した記録装置14によって画像記録を
行なった記録紙34は、記録装置14に設けた排紙ロー
ラー16と排紙コロ18の回転により排紙される。記録
装置14には枠体28を取り付ける。この枠体28には
記録装置14に取り付けた箇所の反対側にL字状の長穴
30と、排紙トレイ支持部材32とを設ける。この枠体
28の内側に排紙トレイ20を配置する。この排紙トレ
イ20の一端には断面形状がほぼU字状の凹部22と、
この凹部22上に形成した庇24とを設ける。さらにこ
の庇24には凹部22端から突き出すように形成した突
出部25を設ける。さらに排紙トレイ20の他端にはピ
ン26を設け、このピン26は枠体28に形成した長穴
30内を自由に移動可能に構成する。また排紙トレイ2
0の記録紙34が摺動する上面には、突起36を設け排
紙トレイ20と記録紙34との接触面積を少なくする。
上記記載の構成に基づく記録紙の反転動作を第1図(a)
と第2図とを用いて説明する。
まず記録紙34を反転させないで、記録紙34を排紙ト
レイ20に収納する場合を第1図(a)を用いて説明す
る。排紙トレイ20に形成した突出部25を枠体28に
引っ掛ける。このように排紙トレイ20を配置すると、
記録装置14の排紙コロ18と排紙ローラー16の回転
により排紙された記録紙34は、庇24の上面を案内さ
れて排紙トレイ20に収納される。
次に記録紙34を反転させて記録紙34を排紙トレイ2
0に収納する場合を第2図を用いて説明する。排紙トレ
イ20を記録装置14と反対方向に移動させて、枠体2
8と突出部25との係合を外す。排紙トレイ20と枠体
28との係合が外れたならば、排紙トレイ20を記録装
置14の方向に移動させて、排紙トレイ20の凹部22
底面の一部が基板12表面に接触するように配置する。
このとき排紙トレイ20のピン26は、枠体28の長穴
30内を往復運動して初期位置に戻る。排紙トレイ20
下面は排紙トレイ支持部材32の傾斜面に接触する。こ
のように排紙トレイ20を配置すると、記録装置14か
ら排紙された記録紙34は排紙ローラー16と排紙コロ
18の排紙運動と、記録紙34の自重によって記録紙3
4a先端が第2図に示すように庇24の下面側に入る。
さらに記録装置14から送り出された記録紙34b先端
は、凹部22の内面に倣いながら進み、庇24と凹部2
2との接点位置で記録紙34c先端は止まる。さらに引
き続き記録装置14から送り出された記録紙34は、先
端部が位置規制されているため記録紙34d中間部が円
孤状に撓み、記録紙34dの円孤状に撓んだ下面は排紙
トレイ20の直線部に沿って進む。記録紙34終端が記
録装置14から排紙されると、記録紙34終端が円孤状
に撓んだ箇所を中心として記録紙34の復元力によって
時計方向に回転し、排紙トレイ20に記録紙34が収納
される。すなわち第1図(a)を用いて説明した場合と記
録紙34の表裏が反転して排紙トレイ20に収納され
る。
以上ピン26を排紙トレイ20に、長穴30を枠体28
に形成した例で説明したが、ピン26を枠体28に、長
穴30を排紙トレイ20に形成しても良い。
また凹部22底面の一部を基台12に接触させる例で説
明したが、凹部22底面を基台12に接触させずピン2
6と長穴30および排紙トレイ支持部材32にて、排紙
トレイ20を支持しても良い。
第3図は本考案の第2実施例における排紙トレイの側面
配置を示す断面図である。
第3図(a)、(b)に示すように、記録装置14側の排紙ト
レイ20の一部を回転軸38を中心として折れ曲がるよ
うに屈曲部21を設ける。
記録紙34を反転しないで排紙トレイ20に収納する場
合を第3図(a)を用いて説明する。記録装置14に取り
付けた枠体(図示せず)にピン、ネジあるいは弾性部材
などの固定手段により、排紙トレイ20の屈曲部21を
固定する。このように屈曲部21を配置すると、記録装
置14の排紙ローラー16と排紙コロ18の回転により
排紙された記録紙34は、屈曲部21および排紙トレイ
20の内面に沿って案内され排紙トレイ20に収納され
る。
次に記録紙34を反転させて排紙トレイ20に記録紙3
4を収納する場合を第3図(b)を用いて説明する。記録
装置14に取り付けた枠体と屈曲部21との固定手段を
外し、屈曲部21底面の一部を基台12に接触させる。
このように屈曲部21を配置すると、記録装置14から
排紙された記録紙34は、排紙ローラー16と排紙コロ
18の排紙運動と記録紙34の自重とによって、記録紙
34先端が屈曲部21の内面に沿って送り出される。さ
らに記録装置14から送り出された記録紙34先端は、
屈曲部21のコーナーで止まる。
引き続き記録装置14から送り出された記録紙34は、
記録紙34先端が位置規制されているため、記録紙34
中間部が円孤状に撓む。この円孤状に撓んだ記録紙34
の下面は排紙トレイ20に沿って進み、さらに記録紙3
4終端が円孤状に撓んだ箇所を中心として記録紙34の
復元力によって回転して排紙トレイ20に収納される。
以上屈曲部21底面の一部が基台に接触するように構成
して記録紙34を反転する例で説明したが、屈曲部21
を基台12に接触させず枠体あるいは排紙トレイ20に
て支持しても良い。
第4図は本考案における第3実施例における排紙トレイ
の側面配置を示す断面図である。第4図(a)、(b)に示す
ように、記録装置14側の排紙トレイ20に反転部材4
0を設ける。反転部材40には断面形状がほぼV字状の
V溝48と、このV溝48上面に反転コロ42とを設
け、軸46を回転中心として反転部材40が所定角度回
転するように構成する。反転部材40の回転角度の制御
は例えばL字状に曲げた弾性部材44と、反転部材40
に設けた直線部50とを当接することで可能である。
以上の構成に基づく記録紙の反転動作を第4図(a)およ
び第4図(b)を用いて説明する。
まず記録紙34を反転させないで排紙トレイ20に記録
紙34を収納する場合を、第4図(a)を用いて説明す
る。V溝48の頂部52表面が排紙トレイ20内面とほ
ぼ同じ高さに反転部材40を配置する。このように反転
部材40を配置すると、記録装置14の排紙ローラー1
6と排紙コロ18の回転により排紙された記録紙34
は、頂部52上面に案内されて排紙トレイ20に収納さ
れる。
次に記録紙34を反転させて排紙トレイ20に記録紙3
4を収納する場合を、第4図(b)を用いて説明する。反
転部材40のV溝48底面を排紙トレイ20の内面とほ
ぼ同じ高さに反転部材40を配置する。このように反転
部材40を配置すると、記録装置14から排紙された記
録紙34は、V溝48の記録装置14側の辺に倣いなが
ら送り出され、V溝48の底で記録紙34先端は止ま
る。
さらに記録装置14から送り出された記録紙34は、先
端がV溝48の底で位置規制されるため、V溝48の記
録装置14と反対側の辺に密着し、かつ記録紙34中間
部が円孤状に撓む。この円孤状に撓んだ箇所は記録紙3
4の自重により排紙トレイ20上面に傾く。このとき記
録紙34終端部付近は反転コロ42下面によって案内さ
れる。
さらに引き続き記録装置14から送り出された記録紙3
4終端は、円孤状に撓んだ箇所を中心として記録紙34
の復元力により時計方向に回転して排紙トレイ20に収
納される。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、排紙トレイに設けた突出
部を枠体に係合する場合と係合しない場合とを選択する
ことにより、排紙トレイにおいて記録紙の確実な反転が
可能な排紙トレイが得られ、さらに同一の排紙トレイに
記録面の非反転および反転した双方の記録紙が収納可能
な排紙トレイが得られる。その上記録紙先端が凹部によ
って案内されるため収納状態の乱れのない排紙トレイが
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はいずれも本考案の第1実施例における
排紙トレイを示し、第1図(a)は側面配置を示す断面
図、第1図(b)は平面配置を示す平面図、第2図は本考
案の第1実施例における動作を説明するための排紙トレ
イの側面配置を示す断面図、第3図(a)、(b)はいずれも
本考案の第2実施例における側面配置を示す断面図、第
4図(a)、(b)はいずれも本考案の第3実施例における排
紙トレイの側面配置を示す断面図である。 20……排紙トレイ、22……凹部、 24……庇、25……突出部、 26……ピン、28……枠体、 30……長穴、34……記録紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に配置した記録装置に設けた排紙ト
    レイに記録紙を収納する排紙トレイにおいて、前記排紙
    トレイは一端に断面形状がほぼU字状の凹部と、該凹部
    上に形成した突出部を有する庇と、他端にピンとを備
    え、前記排紙トレイを前記ピンに係合する長穴を有する
    枠体の内側に配置して、前記庇の突出部と前記枠体とを
    係合させたときと、前記凹部の底面の一部を前記基台に
    接触させたときとで前記記録紙記録面の表裏が反転する
    ことを特徴とする記録装置における排紙トレイ。
JP2296288U 1988-02-23 1988-02-23 記録装置における排紙トレイ Expired - Lifetime JPH066131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2296288U JPH066131Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 記録装置における排紙トレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2296288U JPH066131Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 記録装置における排紙トレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01126364U JPH01126364U (ja) 1989-08-29
JPH066131Y2 true JPH066131Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=31241549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2296288U Expired - Lifetime JPH066131Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 記録装置における排紙トレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066131Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01126364U (ja) 1989-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH066131Y2 (ja) 記録装置における排紙トレイ
JPH08324804A (ja) 用紙カセット
US6453140B1 (en) Vibration inhibiting mechanism for scanner
US6487046B1 (en) Head support mechanism in magnetic card reader
JP3017904B2 (ja) ロール紙の支持装置
JPH10502478A (ja) 正確な走査ヘッドアセンブリおよびそのテープカートリッジ
US5450260A (en) Space saving support mechanism for an eccentric drive pin in a rotating disk storage apparatus
KR100388116B1 (ko) 헤드캐리지 장치
JPH0760248B2 (ja) 映像回転装置を有するオーバーヘッド映写機
JPH0524522Y2 (ja)
JPS6210844Y2 (ja)
JP2806885B2 (ja) 磁気テープ装置のテープ座屈防止機構
JP3391541B2 (ja) シート搬送装置
JPH103757A (ja) 磁気ディスク装置
JPH073493Y2 (ja) 磁気ヘッドキャリッジ装置
JPH0238476Y2 (ja)
JP4312520B2 (ja) ヒンジ機構
JPH0610444Y2 (ja) マークカード式タイマ
JPH0322664B2 (ja)
JPH0614558Y2 (ja) イメージ読取り装置
JPS6230128Y2 (ja)
JP2797167B2 (ja) 給紙カセット
US6309120B1 (en) Printer having stacker
JPH0316147Y2 (ja)
KR0136579Y1 (ko) 자기기록재생기의 헤드 크리너 장치