JPH0610444Y2 - マークカード式タイマ - Google Patents

マークカード式タイマ

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JPH0610444Y2
JPH0610444Y2 JP1988144836U JP14483688U JPH0610444Y2 JP H0610444 Y2 JPH0610444 Y2 JP H0610444Y2 JP 1988144836 U JP1988144836 U JP 1988144836U JP 14483688 U JP14483688 U JP 14483688U JP H0610444 Y2 JPH0610444 Y2 JP H0610444Y2
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JP
Japan
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mark card
reading unit
unit
drawer
main body
Prior art date
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JP1988144836U
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JPH0267454U (ja
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防守 池田
一俊 草野
三治 柳沢
健治 林
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマークカード式タイマに関する。
(従来の技術) タイマに作動時間等のデータを入力する手段としてマー
クカード(マークシート)を用いる装置としては、実開
昭57−46946号公報および実開昭57−4694
9号公報等に開示される装置がある。いずれの装置にお
いても、マークカードは送り手段であるローラおよびU
字状をなすカードガイドによって先方へ送られ、その送
りの中途においてマークカードに記録されたデータが光
センサを有する固定された読取部によって読み取られる
方式になっている。
ところが上記のマークカード式タイマにおいて、マーク
カードはローラおよびローラガイドによって送られる
が、その際に紙製のマークカードはローラの挟圧やロー
ラガイドによってU字状に曲げられるので傷みが著しい
という問題があり、同じカードを何度も使えず交換や交
換に際してのデータの転記等が面倒である。また、マー
クカード上のマークは通常鉛筆で記入されるが、マーク
部分がローラ等との接触で薄くなってしまったり、擦れ
て枠外まで黒くしてしまい誤動作の原因となったりする
という課題がある。
そこで、マークカードを本体内へ出し入れ自在な引出部
内にセットし、引出部が本体内にセットされた状態で、
光センサを有する読取部を移動させてマークカードに記
録されているデータを読み出す方式が提案された。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のマークカード式タイマには次のよ
うな課題がある。
マークカードを引出部内へセットし、読取部を移動させ
る構成を採用すればマークカードの損傷、誤動作等の課
題は解決できるが、引出部を本体内へ出し入れする際
に、読取部の位置によっては引出部と読取部が干渉する
おそれが有り、干渉を起こすと読取部を損傷してしまう
ので実現に至っていない。
従って、本考案のマークカードを引出部内へセットし、
読取部を移動させる方式のマークカード式タイマにおい
て、引出部を本体内へ出し入れする際に、引出部と読取
部との干渉を防止し得るマークカード式タイマを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため本考案は次の構成を備える。
すなわち。本体内に出し入れ自在であり、上面が開放さ
れ、内部には作動時間等のデータが記録されたマークカ
ードを読み取りのために固定可能な引出部と、前記本体
内に設けられ、前記引出部が本体内の所定位置にセット
された場合、前記マークカード上を移動して光センサに
より前記データを読み取る読取部と、該読取部を移動さ
せるための駆動機構と、前記本体内に設けられ、前記引
出部が本体内へ出し入れされる際に、引出部と前記読取
部との干渉を防止すべく、前記読取部を引出部の移動軌
跡外へ逃がす干渉防止機構とを具備することを特徴とす
る。
また、このマークカード式タイマにおいて、前記読取部
に設けられ、読取部が前記マークカード上を移動する際
にマークカード上面に当接してマークカードの撓みを矯
正するための矯正手段を設けてもよい。
(作用) 作用について説明する。
マークカードは引出部内に固定されており、読取部が駆
動機構によって移動するのでマークカードには変形させ
ようとする力は一切加えられていないので、マークカー
ドの損傷はほとんど起きないうえ、干渉防止機構により
引出部と読取部が本体内において干渉することを防止可
能にしている。さらに、矯正手段を設けることによりマ
ークカードの撓みを矯正して読取部の確実な読み取りを
保障する。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
まず構成について説明する。
第1図には本実施例のマークカード式タイマ10の外観
を示す。
12は引出部であり、本体14前面に設けられた開口部
から本体14内に出し入れ自在になっている。引出部1
2の上面は開放され、内部にはマークカード16を積載
して保管可能な保管部18と、マークカード16の読み
取りのためマークカード16を所定の位置に固定する固
定部20とが凹設されている。
22は表示部であり、現在時刻や、タイマ10へマーク
カード16を介して入力された作動時間等のデータが表
示される。また、本体14にはキー入力するための入力
キー(不図示)等が設けられている。
なお、マークカード16は公知の紙製のマークカードで
あり、使用者が鉛筆で記入して前記データ等を記録する
ようになっている。
上述のようにタイマ10へのデータの入力はマークカー
ド16を使用するため、本体14内にはマークカード1
6の表面に記入されたデータを読み取るための読取部が
設けられている。
読取部はマークカード16が引出部12の固定部20上
に載置され、引出部12が本体14内へ押入されてマー
クカード16が所定の位置に達したら読み取りが可能に
なっている。第2図に読取部の概要を示す。読取部24
は複数の反射式の光センサ(不図示)が下面に配設さ
れ、マークカード16上面に記入されたマーク26…を
読み取ることによってデータやコマンドが不図示の制御
機構へ送られるのである。読取部24は両端がガイド棒
28、30に外嵌しており、駆動機構(後述)によって
矢印Aの方向へガイド棒28、30に沿って移動しなが
らマーク26…を順次読み取るようになている。
ここで第3図と共に読取部24を矢印A方向へ移動させ
る駆動機構について説明する。駆動機構32は本体14
内最奥部に配置され、CPU等からなる制御機構(不図
示)によりコントロールされるDCモータ34と、その
DCモータ34に連結された笠歯車36、38および平
歯車40…からなる減速伝達部材によってプーリ42…
に架け回されると共に、両端が読取部24の後端部に設
けられた凸設部44へ固定されたワイヤ48が移動する
ことにより読取部24は引っ張られ、ガイド棒28、3
0に沿って矢印Aの方向へ移動が可能になっている。
次に第4図と共に、読取部24と引出部12との干渉を
防止する干渉防止機構について説明する。
引出部12は本体14内に出し入れが自在になってお
り、本体14内の所定位置にセットされた際に読取部2
4が引出部12の固定部20上に載置されたマークカー
ド16を読み取り可能となる。従って、引出部12の出
し入れの際に、その構造上から本体14内に設けられた
読取部24と引出部12との干渉を防止しなければなら
ないことがある。その場合第4図に示すように、読取部
24は後部のガイド棒30の両端を本体14の底板46
の側縁後部に垂設された垂直板48、50へ軸着し、読
取部24をガイド棒28を中心に回動可能にする。そし
て引出部12の両側には読取部24の前部のガイド棒2
8と当接可能なカム片52、54を設ける。第4図に示
す状態は引出部12を本体14から引き出した状態であ
り、ガイド棒28はカム片52、54の最高縁56…に
当接しており引出部12が矢印Bの方向へ押入されるに
従いガイド棒28は最高縁56…〜斜縁58…〜最低縁
60…と当接部分が移動して最低縁60…に達したら読
取部24は固定部20にあるマークカード16を読み取
り可能となるのである。逆に、引出部12を押し込んで
セットした状態から矢印Bと逆方向へ引き出すと、ガイ
ド棒28は当接部分が最低縁60…〜斜縁58…最高縁
56…と移動するため、読取部24は上昇して引出部1
2との干渉が防止される。なお、引出部12が押入され
た際に、引出部12を所定位置にセットすべく本体14
内にはストッパ(不図示)が設けられており、そのスト
ッパに設けられたリミットスイッチ(不図示)により前
記駆動機構32や読取部24に接続されたCPU等の前
記制御機構(不図示)が作動するようになっている。
マークカード16は紙でできているため長い間使用して
いるうちに撓みが生じることがある。その撓みがある
と、読取部24がマーク26…を読み取る際に、読取部
24下面に設けた光センサの位置とマーク26…の位置
がずれてしまいタイマ10の誤動作の原因となってしま
う。そのため読取部24にはマークカード16の撓みを
矯正するための矯正手段が設けられている。第5図には
読取部24の底面(下面)を示す。矯正手段としてはロ
ーラ62、64、66が3個設けられており、ローラ6
2はマークカード16のマーク26…の間隔どおりに並
設された光センサ68…に接近する位置に設けられてい
る(矢印Cが読み取りの際の移動方向である)。ローラ
64、66は光センサ68…の列の両端に配されてお
り、ローラ62、64、66がマークカード16の上面
を固定部20の底面へ押圧するように転動することによ
りマークカード16の撓みが矯正される。矯正手段とし
てローラを用いることによりマークカード16の表面の
摩耗制御することができる。なお、ローラ62はマーク
カード16のマーク26…上を通らない位置に配されて
おり、マーク26…を汚したり、薄くしてしまうことが
ないようになっている。
次に、上述のように構成された、マークカード式タイマ
10の動作について説明する。
引出部12を本体14内から引き出すと、干渉防止機構
によって読取部24は引出部12と干渉することなく引
出部12が引き出される。使用者は保管部18からマー
クカード16を選択し、使用するマークカード16を固
定部20に載置し、引出部12を本体14内に押入す
る。引出部12が押入される際にも干渉防止機構により
読取部24は引出部12との干渉が防止される。引出部
12が所定位置へ押入されセットされると、ストッパと
併設されたリミットスイッチ(不図示)がONとなり読
み取り可能となる。このリミットスイッチからの信号に
より制御機構が駆動機構32を待機状態とし、不図示の
読取開始スイッチが押されると始動して読取部24はガ
イド棒28、30に案内されて所定の速度で移動し、反
射式の光センサ68…がマークカード16上のマーク2
6…を順次検出し、その結果をデータとして制御機構へ
送る。さらに読取部24は従前位置に戻る際にもマーク
26…を読み取りベリファイを行う。その読取部24の
移動の際にローラ62、64、66がマークカード16
の撓みを矯正して正確な読み取りを可能にしている。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきた
が、本考案は上述の実施例に限定されのではなく、例え
ば矯正手段はローラでなくてボールや突起でもよい等、
考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るの
はもちろんである。
(考案の効果) 本考案に係るマークカード式タイマを用いると、本体内
に設けられ、引出部が本体内へ出し入れされる際に、干
渉防止機構が引出部と読取部との干渉を防止すべく、読
取部を引出部の移動軌跡外へ逃がすので、確実に両者の
干渉を防止でき、読取部と引出部が干渉するおそれがあ
るような構造であっても読取部の損傷を防止することが
できる。請求項2の構成を採用すれば、マークカードに
撓みが生じていても読取部が読み取る際に矯正可能とな
り、正確な読み取りが可能となって誤動作を防止可能と
なる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマークカード式タイマの実施例の
外観を示した斜視図、第2図は読取部の概要を示した斜
視図、第3図は駆動機構を示した斜視図、第4図は干渉
防止機構を示した斜視図、第5図は読取部の底面図。 10……マークカード式タイマ、 12……引出部、14……本体、 16……マークカード、24……読取部、 32……駆動機構、52、54……カム片、 62、64、66……ローラ、 68……光センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林 健治 長野県上田市中央6―15―26 シナノケン シ株式会社電子機器事業部内 (56)参考文献 特開 昭58−62777(JP,A) 実開 昭52−120521(JP,U) 実開 昭57−46949(JP,U) 実公 昭54−10838(JP,Y2)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に出し入れ自在であり、上面が開放
    され、内部には作動時間等のデータが記録されたマーク
    カードを読み取りのために固定可能な引出部と、 前記本体内に設けられ、前記引出部が本体内の所定位置
    にセットされた場合、前記マークカード上を移動して光
    センサにより前記データを読み取る読取部と、 該読取部を移動させるための駆動機構と、 前記本体内に設けられ、前記引出部が本体内へ出し入れ
    される際に、引出部と前記読取部との干渉を防止すべ
    く、前記読取部を引出部の移動軌跡外へ逃がす干渉防止
    機構とを具備することを特徴とするマークカード式タイ
    マ。
  2. 【請求項2】前記読取部に設けられ、読取部が前記マー
    クカード上を移動する際にマークカード上面に当接して
    マークカードの撓みを矯正するための矯正手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載のマークカード式タイ
    マ。
JP1988144836U 1988-11-05 1988-11-05 マークカード式タイマ Expired - Lifetime JPH0610444Y2 (ja)

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JPH0267454U JPH0267454U (ja) 1990-05-22
JPH0610444Y2 true JPH0610444Y2 (ja) 1994-03-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43341E1 (en) 1995-06-07 2012-05-01 Danisco A/S Method of improving the properties of a flour dough, a flour dough improving composition and improved food products

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